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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

『メモリーガール』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

『零能力者』
https://t.co/pD7k2l22nL

中古で買ったスマホに少女の動画が残っていた。僕は彼女に一目惚れした。彼女は余命幾ばくも無いらしく病室で撮影した物ばかり。最後の動画には「これを見てる誰か、一緒に来てくれると…うれしいな」と伝言が入っていた。

少年の自殺が相次いだ。彼らは皆同じ機種のスマホを購入していたらしい #呟怖

同僚は3という数を極端に嫌っていた。
3人麻雀は打たない。
旅行も3人では行かない。
写真も真ん中は早死にすると言い、絶対に2人か4人で撮る。

昨日そいつが死んだ。
彼は正しかった。
先週の出張時に2人で撮った写真をいま見返したら、彼の肩の外側で半透明の見知らぬ女が嗤っていた。
#呟怖

『当たるも八卦』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題・改稿です。

『机上の九龍』
https://t.co/tC8S0QphzC

水晶玉の中には火中であえぐ人達。
占い師が言う。
―これが玉を視た人の運命です

俺は占い館のビルに放火した。
これで焼死は占い師の運命となった。
逮捕されたが死ぬよりはマシだ。

 ***

ある刑務所で起きた火災。
一人だけ逃げ遅れて死んだ囚人の足には無数の手の跡がついていたという。#呟怖

『熊さん』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題・改稿です。

『千讐楽』 https://t.co/dLnta7Kthi

山で遭難した恋人を探しに来た私は熊に遭遇してしまった。

熊が私の心の中に直接語りかける。

―お嬢さん…お逃げなさい…私の理性が…獣の本能に…食い…尽くされる前…にッ!

私は逃げ九死に一生を得た。

でも本当は食べられてもよかった。

知性が感じられる黒い瞳。
確かに和彦さんだった #呟怖

『千讐楽』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※砂羽(@Scorched_milk)さんお題ありがとうございました。

『キョリー』
https://t.co/U1p0QMHyLn

先生のネタになるか判りませンが

床屋の主人が語り出す。

極道者の出張理髪に行きましてね
切ってる内そいつが
娘を殺した奴だって
気づきまして
つい首を
こう…

だから
今日で店仕舞いなンです
先生は毎回予約で来てくれたからね
世話ンなりました

布を外され振り返ると主人の姿は無かった #呟怖 https://t.co/pfMJfPu0MQ

『キョリー』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改稿です。

『手土産』
https://t.co/BNp1SpoDIl

ああ、キャリー
済まなかった…

君を殺して
浴室の壁の中に塗り込めたのは
確かに僕だ
恨んでいるだろう?

だから、
タイルにキミの手形が
赤く染み出してくるのは
よくわかるさ

でも…

キミを、
塗り込めたのは、
前の家だっ!
ロサンゼルスの、

ここから2000マイル離れた、
前の家だっ!
#呟怖

『妄葬』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改稿です。

『もろとも』 https://t.co/q1OPG7ccTD

長雨が四日も続いていた。

土葬の風習が残るこの地には雨の日だけ死人が蘇るという都市伝説がある。

―帰って!貴方はもう死んでるのよ!
玄関扉の向こうから硬い声が響く。
妻の妄想は未だに治る気配がない。

明日は晴れらしい。

四日続けて門前払いを食らったが、次の雨の日にまた出直そう。#呟怖

『もろとも』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題・改稿です。

『仕事』
https://t.co/sh8dEGOse1

林間学校の夜の百物語。

100話目で幽霊が現れる噂を知り、僕らは99話まででやめた。
それなのに。

日本刀を携えた亡霊が現れ、生徒一人一人を血祭りにあげている。
悪夢だ。

最後の二人になった。
隣でイジメられっ子の佐藤が笑う。
―誰も部屋にいない間に僕が1つ目を話しておいたから、ね #呟怖

『納涼の匣(はこ)』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題、改稿です。

『神対応』 https://t.co/vT7tDBOmWf

僕「人を食った話をします」
同僚A「それ知ってる!しばらく沈黙して最後に『はい!人を食った話でした』ってやるネタだろ?」
同僚B「俺もそれ昨日TVで見たわ」

帰宅してビールを出しながら妻に愚痴る。
―今日も本気にしてもらえなかったよ
妻の笑顔は2年前から冷凍庫の中で時を止めている。
#呟怖

『ファントム』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題・改稿です。

『荒っぽいやり方』
https://t.co/1gYF5IB0nK

領空内に識別不明機の探知を受け緊急発進した。

近づくと旅客機だった。
尾翼には3年前の墜落事故で倒産した航空会社のロゴが。

そういえばここは現場の近くじゃなかったか。

窓から大勢の乗客がこっちを見ている。
眼球の無いぽっかり開いた穴のような目で。

操縦桿が、ピクリとも動かない #呟怖

『咀嚼』
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
※過去作の改題・改稿です。

『帰々回々』
https://t.co/YvJbCzlyoj

夫と死別してから不可解な事が起きるようになった。
冷蔵庫の中の物に小さく齧った跡ができているのだ。

羊羹。
筍の煮物。
林檎。

前歯が不揃いな、見覚えのある夫の歯型。
噛み跡は段々と硬い物に付き、どんどん大きくなってゆく。

 ***

翌朝発見された女性の遺体には頭部が無かった。#呟怖

『静かなまぼろし』
※過去作の改題・改稿です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

『方針縁起』
https://t.co/uZJYAjX9WC

彼にとって私はただの火遊び。
最初から覚悟していた。

傷つくだけと判っていたがどうしても彼の生活を知りたくなり、ある夜、家に忍び込んだ。

居間からは彼の弾んだ声。
ー陽菜はママに似て絵が上手だなぁ

私は彼との別れを決めた。
仲睦まじい筈の妻と娘の椅子には誰も座ってはいなかった。#呟怖

『交通事故』
※過去作の改稿です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

『笑顔』
https://t.co/IF3Ivm67aP

夫と幼い娘が老人の車の暴走で亡くなった。

―お前の願いを3つ叶えてやろう
夫が遺した海外土産の干し首が笑う。
しかし私は『猿の手』の結末を知っていた。

―運転していた奴と私を殺して
 その後でアナタも消滅して

干し首が自嘲する。
―やれやれ。お前のような奴に当たるなんざ、まるで…
#呟怖

『笑顔』
※過去作の改題・改稿です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

『手料裏』
https://t.co/xzUW4vLJtZ

接種会場で奴と出会った。
10年前借金を盾に母と私の体を弄んだ男。
幸い奴は気づいてない。
看護師の私が空気を注射すれば…
でも。
―母さんごめん、私…

―いいのよ
帰宅すると遺影がそう微笑んでいる様だった。

翌日奴が死んだ。交通事故だった。
何かに怯えるように車道に飛び出したという #呟怖

『事故物件』
※過去作の改稿です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

―駅なんてほぼ全部事故物件さ
そう皮肉ってたカレシが先週電車に飛び込んだ。

以来私は急に『視える人』になった。

向かいのホーム、路地裏の窓。

至る所で幽霊と目があうのに疲れアパートに引きこもったが、鏡を見て安息地はここにはない事を悟った。

そういやこの部屋、安かったんだよなぁ #呟怖

『MIDNIGHT PLUS ONE』
※過去作の改題、改稿です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖

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