呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
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呟怖.ORGと参加について友だちと4人で心霊スポットに行った。
恐怖体験は無く拍子抜け。
運転席の友人が言う。
―そう言や怪談とかで知らない内に1人増える話あるよね
え？そう言えば、1、2、…5人いないか？
―ところで、俺は誰だっけ？
振り返った運転手の顔面には目鼻が無かった。
車が道路を逸れ崖下に飛び出す。#呟怖
『逆転菜判』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿です。
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#掌編小説 #超短編 #ショートショート
#マイクロノベル #twitter小説 #twnovel
―母が、母が全部悪いんです！
私は夫を殺すつもりなんてなかったんです！
私はただ…カレーを作ろうとしただけで…
傍聴席のジャガイモたちがどよめいた。
―静粛に！
裁判官席のカボチャがそれをいさめる。
幼い私が舞台に上がる前に母がかけた催眠術は、20年後の今もまだ解けていない。#呟怖
『インサイダー』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿です。
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ねえアナタ。私の相互フォローの人がね、『女を殺めたい』だとかキモいこと言い始めたからブロックしたんだけど、いつの間にかブロック解除されてるのよ。
アナタIT業界の人だから何か判らない？
―さあ？僕には判らないねぇ
判らないのにどうしてにやついてるのよ？
あと…その手の包丁は…何？#呟怖
『怪談では、ない』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿です。
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あるトンネルに出る幽霊の事がTwitterのオカルトクラスタで話題になっている。
ツイートの数は日毎に増えていく。
俺はトンネルの幽霊の悪夢を見るようになった。
夜毎にそれがリアリティを増して迫ってくるので眠れない。
俺は休暇を取りその場所を見に行った。
そこに、トンネルは、無かった #呟怖
『もう二度と』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿になります。
#ご安全に
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あの日娘もお化けの格好をしてたっけ。
今日は事故で亡くなった5歳の娘の一周忌。
現場に花を供える。
ハロウィンの喧騒に浮かれた街を離れ路地裏に入ると、布をかぶったお化けに出会った。
―とりっくおあとりー？
耳馴染みのある声。
私はお化けの手を取り一緒に歩き出した。
今度は離さない #呟怖
『ハロウィーン・ハロウィーン』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿になります。
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仮装した奴らが山手線に乗ってくる祭りにも慣れた。
狼の仮面を被った男。
ケロイドの傷跡を顔に貼る女。
残業帰りの俺の方が浮いてるみたいだ。
俺の肩にもたれて寝こけてる背広男も顔に血糊つけてるようじゃあっちの仲間か。
その夜ニュースにそいつが映った。
10周してたらしい。冷たい体で #呟怖
『覗(のぞ)く時』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿になります。
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ストリートビューで幼い頃住んでた街を歩く。
ここは友達の家、こっちは自分ち。
歩いていると違和感を覚えた。
車が行けない脇道にも入っていけるのだ。
興味を惹かれ脇へ進む。
ああ、ここは昔自殺者が出た家だ。
驚くことに家に上がれた。
和室へ進む。
と、押入れの中のなにかと目が合った #呟怖
『今あなたの家の前に』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改題・改稿になります。
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Uberに頼んだ食事が1時間待っても届かない。
いらついてたら店から電話がかかってきた。
―申し訳ございません。配達中の者が交通事故に遭って今救急車で運ばれて…はい、キャンセルも可能ですが…
では今ウチの家のドアを叩き「Uberです！お届けに上がりましたぁ！」と声を荒げているのは誰だ？ #呟怖
『トワイライト・ホテル』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※実在の事件とは関係ありません。
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指名手配犯が曰く付きの廃ホテルに逃げ込んだ。
県警が建物を虱潰しに探したが発見できない。
撤収しかけた時、ロビーの大鏡をドンドン叩く音に捜査員の一人が気付いた。
見ると鏡には犯人の姿。
―おい！出してくれ！おい…
映像は数秒で消え、犯人が二度と姿を現す事は無く、箝口令が敷かれた #呟怖
『背景の事情』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改稿再アップ。
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zoom会議中、S部長の後ろに髪の長い女が薄く映っていたが誰も何も言わなかった。部長との不倫がばれて自殺したIさんの顔とそっくりだったから。
部長は日毎やせ細り顔色が悪くなり…先週亡くなった。
今日のzoom会議では皆の私を見る目がおかしい。
ああ…後ろに居るのか
私も部長とシてたから #呟怖 https://t.co/c38J20g84U
『スペア・リブ』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改稿再アップになります。
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―夕飯はいらないよ
貴方からの電話。
昨日も一昨日もその前も。
あの女の所ね。
でも今夜は必ず来る。
好物のリブステーキを焼いて待ってるもの。
私は骨付きの生肉に塩胡椒する。
ふふ…来たわ。
呼び鈴の音がせわしない。
何か焦ってるの？
ああ、要らない部位を部屋に残してきたからか #呟怖
『対貨』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改稿再アップになります。
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鬱で帰省中の私の田舎に残る公衆電話。
撤去作業者が何人も失踪したので放置されている。
線はもう繋がっていないのに時々着信音が鳴る。
ある日着信に出てみたら声がした。
―キエタイカ
答えると同時にチャリンと音がして私は
**
放置された公衆電話には時々真新しいコインが入っているらしい #呟怖 https://t.co/wBy30GonbA
『犬と月』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の改稿再アップになります。
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八月。
台風の中、赤い髪の娘と出会った。
―捨て犬か。私と同じね。
失礼だな。捨て犬じゃねぇ。
だが娘のくれた揚げ鶏は断れなかった。
九月。
娘の遺体が路傍に横たわっていた。
複数の男に襲われたらしい。
十月。
男達の死体が出た。
野犬が噛んだ跡があったそうだ。
失礼だな。
俺は狼だ #呟怖
『とろり』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作の再アップになります。
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金に汚い同僚だった。
会社の金をつまんで首になり、マルチに嵌って浄水器を売り始めた。
―なぁ、買ってくれよ、なぁ。お前にも絶対必要になるからぁ
家に来たが叩き出した。
大体借金すら返してもらえてない。
やがて消息を聞かなくなった後、俺は浄水器を買った。
奴が見つかったのは屋上の
#呟怖
『まがいもの』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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妻がマルチにハマり別居した。
やがて商材の化粧水にカビが発生し騒ぎになったが会社は「防腐剤無添加なので却って安全です」と押し切った。
知人に聞くと妻からの勧誘は途絶えたらしい。
久しぶりに家に帰る。
そこに妻はいなかった。
あるのはパジャマの中でヒトの形に密集したカビの塊だった #呟怖
『禁止令』
※１ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
#食肉禁止 #食肉鉤虐殺事件
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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
