呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

昨夜締切となった第3.5回 #空踊怪談賞 募集要件を満たした作品はすべていいね&RTしているはずですが、万が一されていないよという方がおられましたらお手数ですがリプライお願い致します。
現在選考中です。発表は最速で4月末になると思いますので、しばらくお待ちくださいませ。
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第3.5回 #空踊怪談賞 締切まであと2時間弱です!

……ヤバい、100作間近(笑)(汗)(涙)
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(昭和56年8月、某所、44話目)
霧が晴れた瞬間、そこには首の無い雛がみっしり詰まった巣が、

(平成13年8月、某所、66話目)
ここまでのお話には、なぜか共通する要素がありますね。
首。

(令和3年8月、某所、99話目)
あんたら……
なんで見えるんだよ。俺が。
見るな。

胴体だけの癖に。
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昔の写真には、横一列に母、姉、私、弟が写っている。
母は狐の面をつけている。

誕生日には、母は我が子に百円玉を与えた。
私たちは床に額突き、踏まれた指先で一枚ずつ拝受した。

母も姉も弟も、今はいない。

割れた狐の面と、子供三人の血が付着した数十枚の百円玉だけが、私を見ている。
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「痛!」
卑猥な巨大ブロンズ像を一緒に運んでいたバニーガールの由奈が店の自動ドアの前で姿勢を崩し、俺は慌てて踏ん張った。
「手根管症候群で……」
「一旦下ろそう」
床に置く間際、突然の重さに指が挟まれる。
「おい!」
「スパイ死すべし」
え?

網タイツの足が、ブロンズ像を踏んだ。
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デッドリー舞妓ワルツ
      高科智樹

まわる
死んだ舞妓が
まわす
死んだ舞妓を
それは円舞
それは屍姦
されど空漠の鉄球が
押し潰す来世の理

C'est La Vie

自涜のあとの寂しさは
死んだ舞妓にくれてやろ

(※本作を含む詩集『催行サイコ曼荼羅』を自費出版直後、著者は自死した。)
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幼い頃。台所で母が赤い何かを鍋で煮込んでいるのを覗き見た。
「未来への復讐」
これは母の呟き。

春。庭先に咲くあの花の。名前は。
なぜか知りたくない。

鏡はひび割れた。それが宿命のように。
切った手首から流れるのは。あの花と同じ色。
ああ母さん。
なぜ。鏡の欠片を血で煮ていたの。
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#空踊怪談賞
怒涛の投稿ラッシュキターーー!!

※たまに引用RTを全て辿れない不具合が発生するので、皆様の作品は念の為全てスクショさせていただいております。削除及び再投稿される場合はその旨お伝えいただけると大変助かります。よろしくお願い致します。
#呟怖

第3.5回 #空踊怪談賞 前回に準じた募集要項を列記します。

・特定の個人や団体への誹謗中傷はNG
・お一人何作でも応募可
・投稿済の作品を削除し修正して再投稿可
・過去に #呟怖 タグで投稿した作品以外なら、発表済の作品も可(お題に沿えば)
・作者ご本人による作品の再利用は募集期間含め自由 https://t.co/xhjvVFHvMu

第3.5回 #空踊怪談賞 短期集中ですが、とく茶さん
( @tokucha_ladio )とのコラボにて昨日より開催中です!
よろしくお願い致します!
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#このお題で呟怖をください

お題「それ、食べちゃったの?」

第3.5回 #空踊怪談賞 のお題です。
今回の選定は最優秀作1作のみ。
締切:4月18日(日)24時

なんと、今回は受賞作品をとく茶さん
( @tokucha_ladio )が朗読してくださいます!!!
#呟怖 タグ必須。
本tweetを引用RTでお願いします。

“木漏れ日が今
君を照らしていた”

頭の中でなぜかGRAPEVINE「無心の歌」が流れる。底辺YouTuberの俺は〈セルフ亀甲縛り〉の動画を生配信している最中、誤って亀甲ならぬ亀頭を締め上げてしまった。もがく程に己の性器に喰い込む麻縄。痛い。外せない……

“ただの未来が
これほど愛しいのか”
#呟怖 https://t.co/f6Y1RynMJp

#リプできた単語を3つ使って呟怖をつくる
#呟怖
常識の範囲で異常な無茶ぶりを希望します。か、かかってこいや!

(大正10年9月6日)
あゝ恋し貴下様、あの部屋の鍵の在処、努々忘ることなきやう!

(昭和46年4月2日)
恥ずべきブルジョアのあんたも、革命の為に、そして息子の俺の為に役立つ時が来た。
あの金庫の鍵はどこだ?

(令和3年5月8日)
あの小箱、この古い鍵で開いたよ。
中身?

空っぽだった。
#呟怖 https://t.co/weqNV7xWYP

穏やかな春の午後。小夜と〈腐肉の丘〉へ登った。

「で、許せるの?」
僕が問うと、小夜はバッグから弁当箱を取り出し蓋を開けた。
血の如く赤黒い親指大の何かの煮つけ。
噛むと、欠片が上顎を刺した。
骨だ。
「……許さないと決めたの。生きる為に」

〈亡者の鐘〉が鳴った。狩りの合図だ。
#呟怖 https://t.co/b0kqt40N5d

あなたの言うように生命の本質が「再生する為に壊される秩序」にあるのなら、つまり平衡と運動を循環する原子の集合としての〈個〉とその外界との境目が限りなく曖昧で、かつ今ここに在る私たちが、絶えず入れ替わる流れの泡沫の〈淀み〉にすぎないのなら、なぜあなたと私はひとつになれないの?
#呟怖

白い砂浜だった。
海は秋の陽を照り返し、無数の薄い膜のような光が波間に揺らめいている。
誰が拵えたのか、波打ち際には砂の城。
隣に立つのは日傘を差した女。
波が砂の城を攫うたび、女の身体もはらはらと崩れ、やがて日傘だけが残った。

波は時間。
女は私。
日傘はあなた。
 
砂の城は、
#呟怖

「さて、大統領に質問したい子はいるかなー?」
「はい!」
「ではそこの君、どうぞ」
「ホワイトハウスはどんな所ですか?」
「いい質問ですねー。大統領、お答えをお願いします」
「……白いよ。何もかもが白すぎる。その狂った白さの中に、あいつらが……うわああああ!!」
「だ、大統領!?」
#呟怖 https://t.co/eFHqesnbdw

はい。皆さんが静かになるのを待っている間に、もう講堂が完全に真っ暗になりました。
何も見えませんね。
『静かにしないと徐々に光を奪います』
と言ったのに。誰も私の話を聞いていないからですよ。
なぜ校長先生にそんなことができるのかって?
校長?
私が?


 は
  は
 は

は  
#呟怖 https://t.co/BxPIWmjFq0

「先生。彼は……帰ってくるでしょうか」
嵐の夜。我が家の応接間で児嶋由奈が陰鬱に呟いた。彼女と同じ私の元教え子、高科智樹が突然失踪して4日。明日は二人の挙式だ。
ふと、由奈が両の掌を重ねて鎖骨に当てた。
その仕草は智樹に似ていた。
私だけが知る智樹に。

風が窓を叩く音。
たぶん。
#呟怖

愕然とした。
忘れ物をして放課後の教室に戻ったら、学校中の皆が認める〈スーパースター〉高科智樹君が児嶋由奈さんの縦笛を舐めている。
私に気づいた高科君は言った。
「僕のパワーを皆に分けてあげようと思ってね」
「変態」
「違うし」

あの日以来、私だけのスーパースター。最高の玩具。
#呟怖 https://t.co/xEE6UQkMoo

東京都港区の路上で左足を挫いた直子はハイヒールを脱ぎ捨てる。今日は何もかも最悪。

アラバマ州セルマで元恋人に監禁されていたナンシーは鎖に繋がれた左足首を自ら切断する。逃げる途中で失神する。

マルケサス諸島沖に船を出し夜釣りをしていたナタイは靴を釣り上げる。中に何かが見える。
#呟怖 https://t.co/Rjgq9DtxUZ

夏。湖畔のキャンプ場。ぼろいボート小屋で、私とデイヴはいい雰囲気になる。
デイヴが私を抱き寄せキスをする。舌を絡ませながら私は思う。素敵。ホラー映画の序盤で殺される馬鹿なカップルみたい。
でも殺人鬼など現れない。

3年後。
封鎖されたボート小屋で、私はピートといい雰囲気を作る。
#呟怖 https://t.co/NZvMU0KdUq

妻に逃げられて以来、家では食事をしない。会社では必ず誰かを誘う。だが近頃は……

今日、ついに全員に断られ、恐れていた事態に陥った。

厭だ。駄目なんだ、ぼっち飯は。だって一人で食べていると、来るんだよ。あの日、高校の教室の隅に現れた口の無いあいつが。〈おしまいのともだち〉が。
#呟怖

A
百物語の会場へ向かう途中、急に寒気がしてあなたは引き返す。

B
語りの最中、話の結末をあなたは忘れる。

C
会場で隣にいた女性とあなたは恋に落ちる。

D
産まれた我が子には首が無かった。

E
〈誰も怪談など語らず、火の灯った蝋燭も一本もなく、ただ百の胴体だけが闇の中で揺れている〉
#呟怖 https://t.co/XWN5TGhXoP

座った途端、どうもスカートが両腿の間に垂れたあたりがモゾモゾすると思ったら。

は?
なんだおまえら?
見世物じゃねえぞ。
なに歓声上げてんだよ。
なに拍手してんだよ。
なに口笛吹いてんだよ。
というか、

ものすっごいピンポイントでものすっごい微かにスースーして超気持ち悪いんだよ!
#呟怖 https://t.co/fEyiDw1QeC

はい、深呼吸。
では心の中に、広いひろーい砂地をイメージして。
そこに椅子を一脚置いてみよう。
そう。
その椅子に座っているのは誰かな?
私?
冗談はなしで。他にいるでしょ誰か。
私しか浮かばない?
それじゃ治療にならないねえ。

……椅子が燃えている?
私も?
はは……

熱いぃぃ! 
#呟怖 https://t.co/tByWwZjjcf

脹脛という言葉の響きが無性に好きだ。
「ふっくら、剥ぎ」。まさに私にとってのこの部位の存在意義そのものを表現したかの如くではないか。
今、前方で階段を昇る少女の脹脛から目が離せない。皮膚を膨らませた徳利を逆さにしたような蠱惑的なフォルム。久々の上物だ。

さて。計画を練らねば。
#呟怖

はるの
おがわは
さらさら

小学校の音楽の授業での独唱は拷問だった。
皆が音痴な僕を笑った。
君も笑っていた。
でも僕は見た。
君が口元では笑いながら、眼からは涙を流していたのを。

嘲った?
憐れんだ?
どちらだったの?

今でも想う。
卒業アルバムのどこにも写っていない、君を。  
#呟怖

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