呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

あぁ…もうこんな時間か…
みんな素晴らしい作品を作り上げているというのに…話が思い浮かばない…
足りない…足りない…時間も材料も…
あと5分?!無理だ!
あーーっ!書き上げるまで止まってくれ!
頼む!

『御意』

その瞬間時計の秒針もニュースも止まった
そして…
俺の思考も止まった
#呟怖

『19時から20時の間は食事の時間ですので入浴は控えてください』
確かに不動産屋はこう言っていた
安物件でシャワー音が響くからかと思ったが…俺は大きな勘違いをしていた
浴槽が…まさか口だとは!
俺がこうして食われるなんて…
扉が閉まっていく…嫌だ!た…すけ…

『…ゴクン』

#呟怖

最近よく元彼から画像だけのラインが届く。
別れた原因は彼を溺愛する母親。友人に戻ってからは穏やかになった。
さっき届いたのが自宅付近の駅。
公園・商店街と、うちに向かっているようだ。
今届いた画像を見て息を飲む…
彼の遺影がある仏壇…そして見慣れたドアを背にしたあの母親だった。
#呟怖

さっきのおねぇちゃんのめだまもニセモノだった…
きれいにみえたのに…
『うすいの』はがしたら、ぜんぜんきれいじゃなかった…
いっつもあの『うすいの』がくっついてるし…
あとふたつ…
そしたらおうちにかえれるよね!
べつのばしょでさがそっと

『あのね?ビーだまなくしちゃったの…』
#呟怖

だいじなビーだまなくしちゃった…
いっしょにさがして?
2こもなくしちゃったからおかあさんにおこられちゃう
おおきくてきれいなんだ!
たくさんあつめたのに…どうしよう…
あ!おねぇちゃんのきれいだね!
なくしたビーだまとおなじいろ!
 
あのね?わたしにちょうだい?
そのめだま…

#呟怖

ギュッ…ギュッ…ギュッ…

かあさん…またきこえてきたよ…
『家には入ってこないから大丈夫よ』

ギュッ…ギュッ…ギュッ…

かあさん…おとがちかくなったよ…
『母さんがいるから大丈夫よ』

ぎゅっ…ギリギリギリ…

母さん!こわいよ!母さん!

「お前はずっと父さんと一緒だからな」

#呟怖

あれを初めて見たのは子どもの頃。
玄関前に佇む可愛らしい雪だるまが2つ。
朝一番に見つけた私はとても嬉しかったのを覚えている。
その年に父と祖母が別々に亡くなった。
5年前は1つ
2年前は2つ
正月が来る度にあれが居た。
今では私一人に…。

2017年12月31日
明日の朝あれが居たら私は…。
#呟怖

寝る時は必ず猫と一緒
『おいで』と言えば入ってくる
モフモフがとてもあったかい

今夜も夜中に猫が来た
モフモフポカポカ…
ん?枕の近くに猫はいる…
足元に来たのは誰だ?
部屋の中は真っ暗で
姿形もわからない

考えたいが眠い…

まぁいいや…おやすみ…

『…おやすみなさい…』
#呟怖

旧暦の小正月が近付く頃、いつからかは分からないが自宅近付くの雪原にかまくらが出現する。
小正月が過ぎればその場には何も残っていない。
幼い頃そのかまくらに灯りが灯るのを見た。
祖母に聞くと、もう見ないよう釘を刺された。
あの中には一体何が居るのか…今年もまた小正月の晩が近付く。
#呟怖

最近みた夢が気になると友人の部屋に呼び出された。
『変な夢なんだよ…』
深刻な声で話し始める友人。
彼は夢の中で誰かの脳を食べていたらしい。
さも当たり前かのように。
『気になるんだ…どんな味だったか』
彼の表情がみるみるうちに笑顔に変わる。

誰の脳なのか聞かずに僕は逃げだした。
#呟怖

調子が悪いと言う彼女を舞いに行ったのが3日前
あれから彼女の体調は良くなり俺の方が悪くなってきた
『うつるから来ないで』と言われたから風邪か何かかなぁ
肩は苦しいし寒気はするし…終いには幻覚も見えてきた

『だから移るって言ったでしょ』

鏡の中で知らない女が笑ってた
#呟怖

ある秋の散歩中。
男とも女ともわからない声でこう聞こえてきた。
『実らぬ稲穂の頭は垂れぬ
垂れぬ稲穂にゃ血が足りぬ
あぁ…あのをのこのでもよいから血が欲しい…』
周りを見渡しても田ばかりで私以外人の姿はない。

「黙れ…私は女だ」

その後何も聞こえて来なかった。
#呟怖

夜の9時過ぎ。
ぼーっとテレビを見ていたら、家の電話が鳴り受話器を取った。
『まだ起きてたのかい?そろそろ帰るから布団の準備お願いねぇ』
入院していた祖母からだった。
私は泣きながら布団を準備した。

その日が祖母の命日になった。

手際良過ぎるよ…ばあちゃん。

#呟怖

「俺はお前を一生支える」
そう言ったのは貴方なのに…
この子は教えてくれたわ
『コイツ…僕がママの傍に行けなくしたのは』
私の前を降りてく貴方
あの時と逆ね…
今、子ども達は貴方の背中を押している…
母親だもの…手伝ってあげるわ
そう
そっと触れるだけだから
…そっと

#呟怖

結婚前より15kgも体重が増えてしまったが、嫁の美味しい手料理とビールで完全に幸せ太りだ。
最近嫁は僕のお腹をよく触る。
『食べちゃいたいくらい好き』だってさ…照れるよな。
前に『よく切れる包丁が欲しい』と聞いてプレゼントしたら今夜使うらしい。どんな料理が出るんだろ?

#呟怖

フレル

ユレル

ダカラ

ダキ

シメル

マヨウ…

ソレデモ

ダキ

シメル

ズット

ズット

キツク



ズット

イッショダヨ

#呟怖

Aの話。

昨夜も頭洗ってたら増えてた…
祟られたら嫌だから謝ったんだよ
「昨日はごめんなさい…祟らないでください…許してください」って
そしたら優しくワシャワシャされた…
で、つい

「あの…お幾つですか?」

って聞いたら、はたかれた…
やっぱ祟られるのかなぁ…
#呟怖

Aの話

アパートの2階角部屋に住むA。
A「ここの階段って登り難いのか、夜中にゆっくり階段を上る音がしてたんだよね。12日間も。
で、一段目が他より高い気がして手作りの踏み台付けたらその夜から静かになったよ♪
やっぱ安全第一だよね!
今度手摺り付けようかな~」

#呟怖

一人暮らしAの話

最近さ…気付いたんだ…
頭洗う時に手が一人分多い事に…
気付いた時はめちゃくちゃ怖かったよ

で、今夜も出てきたから震えながら言っちゃったんだよ…

「お…お上手…ですね…」

そしたらめっちゃ勢い良くワシャワシャされた…
俺祟られたらどうしよ…

#呟怖

A『俺ら小学生の頃緑のおばちゃんいたじゃん?横断歩道近くに立って車停めてくれた人
3年くらい前にその人がひき逃げに遭って亡くなってさ…まだ犯人は捕まってないとか
未だ横断歩道近くに立ってるらしいよ
余程子どもが心配なんだろうな』

違う…
車停めて探してるんだ…犯人を…
#呟怖

あーぁ…写真整理嫌だ
現場多いから、当然枚数も半端ないし
Aさんはいいんだけど、Bさんが撮影したんだもんな…嫌だなぁ…はぁ

余計なもん写すなよ…
重要な部分が影で見えねぇ…
まともに使える写真少ねーし
あー!腹立つ!

自覚症状無しの心霊カメラマンってどうよ!

#呟怖

気が付けばウチの猫とよく目が合う。
私をじーっと見つめていたので、
「おまえはかわいいなぁ!
なぁんだよ~(´Д`)
そんなに好きか~?」
と、抱きしめて見つめた。
猫の瞳には私が映り…

その後ろに何かが居る…

どうしよう…

#呟怖

「また日中の依頼があったんだ…」
燕尾服を着たマジシャンが遠慮がちに言う
「私の体質では無理ですわ…」
パートナーである婦人は答えた
「そうだよな…いつも有難う」
そう言うと婦人の頭に口吻をした
「さて…行こうか」

『さぁ今夜も婦人の頭が瞬間移動します!』
~飛頭蛮~
#呟怖

「やっとあの二人は旅立ちましたか…」
少し憂いを含めた表情で彼は呟いた
「彼には似た年頃の子どもがいましたからね…あの子の言葉で全てを思い出したのでしょう」
彼は続けて言った
「あの子も自分の言葉を聞いてくれる相手が必要だったのですよ」

僕には二人とも見えなかった…
#呟怖

木々がざわめく
夜風が少し肌寒くなった
出遅れた僕は君を探す
『僕はここにいる!』
声にならない叫びを
たったひとつの灯りにこめて…

時を忘れた彼は
一人切なく灯りを点した
まだ見ぬ相手を求めても
過ぎてしまった時は戻らず…
ただひたすらに今を生きる秋蛍
#呟怖

昼下がりの公園
子ども達は楽しそうに遊んでいた
影踏みか…懐かしい
私も遊んだなぁ…あれから何十年経っただろう…
今では疲れ果てたサラリーマン…
誰も私なんか気にしない

ふと一人の男児が駆け寄ってきた
『おじさんはなぜ影がないの?』

あぁ…誰も気付かないのは当然か…
#呟怖

呟怖のネタ切れた!
『俺の話は書いたしなー…反応イマイチでマジ凹むわw』
『アタシの話は結構怖いと思うんだよねー…しんどかったしw』
『わしの話は若者には向かないか?50年以上昔の話だが…』
彼らの話はリアリティがあって面白い。

だって霊の話は霊に聞くのが一番でしょ?
#呟怖

最近、仕事中に貧乏ゆすりに似た音がする。右耳からイヤホンで『怖い話』を聴いてるから余計に怖い。
ある日周りを見渡してみたら、音源は美人で人気のある女性社員。嬉しそうに何かを踏んでた。
よくよく見たら、恍惚の表情で彼女の脚にしがみつく半透明の男…

死んでも主従関係かよ…
#呟怖

かーちゃんの足の親指はギリ繋がってたらしくて、手術して治ったから歩けるし!w
でもなー…うちの家系ってそんなん多いよ?
じいちゃんは2階から落ちた衝撃で舌噛んで血塗れ、親父は古釘踏み抜いたし。二人共元気よw
俺?急カーブで対向車の荷台から荷物飛んできたな…工業用ミシンが
#呟怖

怖い話?あるにはあるけど大した事ないよ?
階段を一晩中上り下りしてる音とか、いきなり仏間が線香臭くなったりとか?
知り合いが亡くなった時は玄関に来たわ
ホント大した事ないってw
一番怖かった事?

それはかーちゃんが草刈り機で自分の足の親指刈った事だなー
マジびびったわ
#呟怖

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