呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

『あの人ホントに嫌いだったのよ
撮られるのが…』
母親は懐かしそうにオヤジ語りをする
『今更…何やってんのかねぇ…』
「…何泣いてんだよ…」
『…アンタもでしょ…』
顔も声も匂いも覚えていない俺だけど
こうやって会えたのは嬉しかった

たとえそれが
呪いの動画だったとしても…
#呟怖 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1015986651238051840 

僕はもういじめられない
僕はもう殴られない
僕はもう蹴られない
僕はもう痛くない

僕はもう…いない
だから
僕は君に着いていく
ずっと憑いていく

いいよね?
#呟怖 https://twitter.com/souichis2/status/1015389618798145537 

「貴方のお陰で最近調子が良いの
目眩も減ったし…
料理上手なんて知らなかった!
今夜のも美味しいし
これは豚の?」

大切な君のため
新鮮な材料を捜すのに苦労はないよ
それに料理の腕には自信があるしね

『また連続通り魔が現れました
これまでの被害者は全て肝臓を取り出されていて…』
#呟怖 https://twitter.com/Yamanomu_Kou/status/1004702312114163713 

頭痛持ちの母が急逝し
あっという間に火葬が終わった

「ねぇ
不謹慎だとは思うけど…
お義母さんは常々『頭が重い』って言ってたわよね
その原因ってアレだったんじゃない?」

(わかってる!でも…有り得ない!)

お喋りな妻が顎で指したのは
母の頭蓋骨の下にあった大量の釘だった…

#呟怖

『また持って来たんか
いい加減、私の好みを知って欲しいんだがなぁ…
ったく…そんな味の無い硬いもんはもう要らん!
こっちは毎度消化不良じゃ…

なぁ…

…兄さんの方が柔らかそうじゃのう』

最近山への不法投棄業者が激減したという。
取締が厳しくなったせいなのかは誰も知る由はない。
#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/1011089023874433025 

彼女は夜の闇を嫌っていた
夕方に帰宅し
すぐに家中の窓のカーテンを閉める
それらは全て光を遮るものだった

ある日、こんな事を言っていた

もし窓の向こうに広がる暗闇が
巨人の瞳孔だったらどうする?
だとしたら、一体何のために見てるのかしらね…

#呟怖

ぐる・ぐる・ぐる…

巡り巡って貴方の元へ

特に恨みは無いけれど

縁と思って諦めて

こちらの世界へいらっしゃい

ぐる・ぐる・ぐる…

襖の向こうは黄泉の國

ぐる・ぐる・ぐる…

ぐる・ぐる・ぐる…

呪いの連鎖に終わり無し…

#呟怖 https://twitter.com/amabie100/status/1009019953964408832 

『あ~ぶくたった 煮えたった…』

夜中なのに外から子ども達の声がする

『戸棚にしまっておきましょう』

この後に続く歌は…きっと…

#呟怖 https://twitter.com/astrono77153462/status/1008697155500929025 

『Y太は二位でA子が三位か…
お前は…何位か判らないな…』
Uは眠そうに話し始めた。
「何その数字。さっきの肝試しの到着順位?俺は一番先に来たじゃん」
原付を押しながら答える俺。
『一位、二位って数え方をするのが他にもあるんだ
知りたい?』

Uは一瞬、俺の背後を見た

『霊だよ』

#呟怖 https://twitter.com/suika_sheep/status/1003411199734657024 

給食の嫌いなものはいつも友達に食べて貰ってたけど、今日はC子に見られた。
『先生!B君が机に何か隠しました!』
「友達にだよ」
先生が僕の机に手を入れた瞬間悲鳴をあげ、手は血だらけだった。

だから言ったのに…友達にって。
給食だけじゃ足りなかったみたいで大きな口は真っ赤だった。
#呟怖

「ばぁちゃん!隣の家の木が変!」
『あ~…この辺りでは昔から葬式の晩にその家の木に亡くなった人の顔が出るんよ。あの顔よく見てみ?亡くなったトメさんだろ?
血の繋がった人にしか声は聞こえんがなぁ』

祖母の葬儀の晩、確かに祖母の顔が現れたが俺には祖母の声が聞こえなかった。
母は…
#呟怖 https://twitter.com/sa_tsumi/status/998692130057957376 

猫と二人暮らし
敷きっぱなしの布団だが、猫が寝た丸い痕は微笑ましい
日中の過ごし方が見えるようで

さて…
丸い痕の隣にある人型はどうしたものか…

テーマ『痕』
#呟怖

「あれ?」
『どうしました?Toroさん』
「トイレに鏡あったよねぇ」
『あるじゃないですか…後ろに』
「…手洗いの上に無かったっけ?」
『Toroさんがうちに入る前から後ろが定位置ですよ~』
「あれ?あれれれ?」
…いつも手を洗いながら白髪チェックしてよな…

さっきも…

#呟怖

独り暮らしAの話
最近『腕の人』に嫌われたと落ち込んでいたのでドライブに誘った
温泉街を散策する俺達
ふと振り向くと満面の笑みで花を持っているA
『花屋さんから貰った!』
(さっきの祠?賽銭入れてたな)
数分後にはその花を俺の見えない誰かに渡すだろう
いつもの事だ

Aの世界は何色だろう
#呟怖

独り暮らしAの話
『腕の人』に出逢う前にこんな事があった
怖い物見たさで友人数人と出ると有名な橋に向かった
結論から言うと出なかった訳だが、途中Aが数分間行方不明になった
A曰く
『膝擦り剥いてる子がいたから絆創膏貼ってあげてた』
(…声すら聞こえなかったが…)
#呟怖

あの日
何故あの場所に行ったんだろう
そして…誰かと話したような…
どんな人と何を話した?
思い出そうとしても記憶が曖昧だ
ただここ数日、クラスメートの何人かが立て続けに事故にあったり行方不明になっている
噂話も流れているようだけど関係ないや

前もこんなに楽しかったっけ?
#呟怖 #潰怖

なぁなぁ
そこに立って何してんの?
景色眺めに来た訳じゃねーよなw
まぁ…俺もそこからヒュッとね…
でも最近飽きてきたんだよな~
君みたいな子誘うの
俺の肩越しに見てみ?
見れたもんじやないだろ?
だからもう帰りな
2度と来るなよ?

…君が思い浮かべた人間達の方が面白そうだわw
#呟怖 #潰怖

夫はイタズラ好きです
その殆どは子どもがやるような内容でしたが…最近は…
3日前は縫い物をしようとソーイングセットの蓋を開けた瞬間悲鳴をあげてしまいました
針山の縫い針が逆さに刺さっていたのです
そして
今日…階段を降りようとした時…

階段下から見えた夫の表情は
…笑顔でした
#呟怖

2週間前に妻が雛人形を飾っていた時に
・右大臣の右腕
・三人官女の左腕
・男雛の頭部
が抜けたそうだ
接着材の劣化なんだろうなと思っていたが
昨日になって
・叔父が右腕を骨折
・義母が左手に火傷
と、洒落にならない話になった
残るは頭部…

今朝会社に行った私はクビを宣告された…
#呟怖

私は自分の事を書きかけて眠りについた…
ふと気付けば辺りは暗闇
ここは何処だろう…

「早く出せ!」と男は言う
「もう少し考えたら?」と女は言う
ただ泣くだけの少女に
「遊ぼう」とせがむ子ども
広いのか狭いのか
聞き耳をたてると知っている話ばかり

嗚呼…
ここは「下書き」の中なのだ
#呟怖

『私と一緒になってくれないか?』
(えっ…本当に?でも…)
「私の事は気にしないで
貴女に全てをお譲りしますよ
…全てをね…」
あの人は妖しく笑う

「それじゃ…交代ね?」

あの瞬間から私はずっと動けない
ただ座っているだけ…
あの方は私に
私はあの方に
後悔してもしきれない…弥生の月
#呟怖

独り暮らしAの話
Aには田舎におばあさんがいた
優しいおばあさんだったらしい
登山の朝、電話でこう言われたそうだ
『今日はお菓子を沢山持っていきなさい…それは絶対食べないでね?』
ばあちゃん子だったAは言われた通りリュックに詰めたが、帰宅した時には既に一つも無かったそうだ
#呟怖

雛人形の肌の色ってこんな色だっけ?
皆々顔色が怖い位に青白い
妻に確認したが
『買って30年以上経つからねぇ…』とだけ

祟られ覚悟であるものを箱ごとお供えして寝床につく

翌朝、妻の怒号で目が覚めた

『二日酔いの薬飲んだら空袋はゴミ箱に捨ててよ!』

俺は思わず笑いそうになった
#呟怖

いつでも一緒
どこへでも一緒
二人でいるのって楽しいね
でも周りの人たちの迷惑になってるかも

だから

家に着いたら

君をもう少し小さくしなくちゃね

いつでも一緒
どこまでも一緒
#呟怖

車を納車して数日後、彼女とドライブに出掛けた
中古車独特の匂いもしない上にエンジンの調子も良好
彼女もこの車を気に入ってくれたのか
運転中の俺の太股を摩る感触が…
ふと助手席を見ると彼女は流れる景色を見ていた

…両手の指を組みながら…

その瞬間
俺の太股に抓られた痛みが走った…
#呟怖

『スマホの虹彩認識って楽でいいよな~』
「俺、何度か試したけどダメだったわ」
『なんで?パス入力無くて楽じゃん』
「俺のモノクロで写るし…」
『それ関係ねーべ(笑)』
 
「…だってさ…
必ず…俺のじゃないのが映り込むんだ

…真っ赤な目がな…」
#呟怖

『絶対離さないでね!』
自転車の練習を始めて1週間
息子は日々上達している
倒しそうで倒れないのは父親譲りの運動神経の良さだろうか
私はこっそり手を離して練習風景を撮っていた
 
(倒れないのは当然かぁ…)
 
小さな自転車を支える男らしい手が一人分
指には私と同じ指輪が光っていた…
#呟怖

枕から声がする
「一緒に行ぐべぇ…さびしがらよぉ』
祖父の声に似ているような…でも
『んがよぉ、おらばりでねぐ孫も連れで行ぐ気だが!』
(今のがじいさん?)
目の前で影が影を羽交い締めにしていた
『コレはオラが連れで行ぐがら…あばさは内緒な』
翌日、祖父の遺影の隅に小さなあの影が…
#呟怖

峠越えしようとした矢先に雨から雪に変わり始めた
ワイパーに負けじとフロントガラスにへばりつく雪・雪・雪・雪…

ビタン!
フロントガラスに小さな小さな手形の雪が…
ビタ!ビタ!ビタ!ビタ!
ワイパーが追いつかない!
それはフロントガラスを覆い…
視界を塞ぎ…車を隠し…
私は…私は…
#呟怖

彼氏と別れる事にした!
いつ行っても長い髪の毛が落ちてるって言ったじゃん?
私はこの色だからさーバレバレw
最初は別れる気無かったんだけど諦めたわー
長い髪の毛引っ張ったら長い長い!
ずーっと辿ったらお風呂場の排水溝に続いてて…目が合った瞬間舌打ちされた…

アレ…彼氏待ちだわ…

#呟怖

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