呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖  あなたが見たものを決して誰にもいってはいけません。大人になった現在でもその言葉が耳から離れない。ふと後ろを向くと見知らぬ人が立っていた。見覚えがある。私が言う前にその人は自分の口に手を当てた。
言ってはいけないよ。私が見えなくなるまでね。
以来その人を見ることは無くなった https://t.co/Co4v0iBsrI

#呟怖 学校の帰り道。いつもとは違う道を通ってみた。軋む橋に胸を踊らせゆっくりと歩いていく。
「おーい、たっちゃん!」急に友達の声が聞こえた。辺りを見回すも誰もいない。「こっち、こっちだよ!」声は橋の下から聞こえる。膝をついて慎重に顔を近づけると、さっと目の前が真っ暗になった。 https://t.co/bvkDHyBXbx

#呟怖 私の母はある日突然姿を消してしまった。悲しみにくれる私に父はそっと肩を抱き寄せ慰めてくれた。それから数ヶ月後、ある日部屋の窓から外を見ると庭に美しい花が沢山咲いていた。私はその光景の美しさに心を打った。「ねぇ、お父さん。綺麗だね。」見上げると父の顔は真っ青になっていた。 https://t.co/YLKpZbly18

#呟怖 特急なのに妙に空いている。駆け込み乗車をしたのでそれには後から気づいた。日頃の疲れにより席に座ってぐっくり眠ってしまった。ぐろぐろ、ぐえぐえという音で目を覚ます。しかし何も見えない。どんと何かがぶつかった。そしてまた眠気が襲ってきた。頬から冷たい感触が走るのを覚えながら https://t.co/hwx5wCqGGW

#呟怖

暗闇からぬぅーっと現れた蒼坊主は静かに笑っていた。
「お前がブサイクになったおかげで、俺はビリから2番目のブサイクになれた。これは大きなことだ。」
そして、包帯まみれの患者の脇に座ると夜が明けるまで蒼坊主はニタニタ笑っていた。 https://t.co/w0uNBLmTA0

#呟怖
「漸く君に会えたよ。君に会うまでにどれほど時間のかかったことか…」
「さあ…お腹を空かせているんだろ…早く食べてくれよ…」
「君の腹の中で暮らしたいからさ…」
少女は南瓜を捨てて走り去った。
「逃げても無駄だよ…食べてもらうまで諦めないから…」
南瓜は猛スピードで追いかけた。 https://t.co/l8xvioNhbB

#呟怖
私が森の奥地で遭難していると何処からかひらひらと白い布切れが何枚も飛んできた。それらはとても小さく人形が着れるほどの大きさでくるくると上空で円を描いていた。
「助かった。」私は声を上げようとしたがすぐに息を飲んだ。
それらは布切れでは無かった。私が捨てたはすの人形だった。 https://t.co/ZNeEq4jFjE

#呟怖
どこからか液体が滴るような音が聞こえてきた。「雨漏りか?」ライトを照らしながら音のする方へ音は段々と大きくなった。
暗がりの中に液体の細い形がぼんやり見えた。そこにライトを向けたが誰も居なかった。私は寝室へ戻った。
誰も居なくなった部屋の上には裸の男が天井に張り付いていた。 https://t.co/N5TAtH5s5O

#呟怖
深夜、私は突然旧友から自宅に来こないかと誘われた。
いざ着いてみると部屋の鍵は開いていた。不審に思い、慎重に中へ入った。
部屋の奥へ行くと、頭上から水滴が顔を撫でた。私は頭を触った。
見上げると、そこには血塗れの旧友が逆さに吊られていた。
そして背後からは重い音が聞こえた。 https://t.co/9ABoTTYwHa

#呟怖
#一分小説
友人は僕を毎日蹴っていた
見上げると友人は笑っていた
僕は必死に耐えていた
気づけば半年が経過していた
とうとう耐え切れず僕は意を決して友人を告発した
それから友人の態度は一変した
僕を毎日抱きしめるようになった
友人は笑っていた
僕は下に向けた拳をより強く握りしめた

#呟怖
自分しか居ないはずなのに
コップの位置が少しだけ変わっている https://t.co/uCmm6LYyPN

#呟怖
「それ、食べちゃったの?」
「すまん。夜食だと思ってつい…」
「いいのよ。それよりお味の方はどう?」「ああ…美味いよ」
「そう…よかったわ。」

夫は食べ進めていると口の中に違和感を感じた。吐き捨てるとそれは汚れた結婚指輪だった。
奥で笑う妻の左手の薬指は根元から欠けていた。 https://t.co/0hZ3CkLNm4

#呟怖
こいつに追われている 助けてくれ アイツは俺以外にもう6人も殺している 俺も殺される だから

メモに書かれた言葉はそこで終わっていた。男はそのメモを一瞥し岬へ目を移した。海に向かって鋭く突き出た岬の先には串刺しにされた6人の遺体があった。
男の手には血まみれの鉈が握られたいた。 https://t.co/XjJ0ZqJ4zE

#呟怖
何だか息が苦しい。部屋の鏡を見ると首には手の跡が残っていた。 https://t.co/uCmm6LYyPN

#呟怖
「…!」
目が覚めた。辺りは真っ暗だった。
「…?」段々と視界がはっきりとした。
背景がモノクロに近づいた頃、私は両手を見た。モノクロな両手が冷徹な顔で私を睨んでいる。
「おれ、本当に死んだのか…?」
ふと目線を下に落とした。そこには…
電気椅子に縛られた私の亡骸があった。 https://t.co/GCbru9cbvF

#呟怖
「…あれ…変だな…もう起きたのに…なんで何も見えないんだ?」
私は力いっぱい目を見開いた。しかし、瞼は固く閉じられたままだった。
近くで怪しい音がした。私は怖がりながらも恐る恐る右手を床に這わせた。すると、何かブヨブヨとした感触を手に入れた。それは妙に生暖かいものだった。 https://t.co/GCbru9cbvF

#呟怖
「…何でこいつら、皆同じような顔なんだ?」すると彼等は自分の顔をべりべり剥がした。そして、懐から何かを取り出し、それを丁寧に顔に貼り付けた。あっという間に別人に成り代わっている。彼らは素知らぬ顔で地面を掘っている。その様子を上から覗いて見ると顔のない人間がごろごろあった。 https://t.co/2pVGb6Tm1x

#呟怖
ぞろぞろと警官がやってきた。
彼らは一様に怪訝な顔をしている。
当然だ。俺は美少女の皮を被って棺の中に横たわっているのだから。
下から見る世界は気持ちいい。
すると、警官は遺体を棺からゆっくりと取り出した。
「これは高く売れそうだぜ。」

男の行方を知る者は誰もいない。 https://t.co/2pVGb6Tm1x

#呟怖
立ち入り禁止の看板が立っていた。昨日はなかったはずなのに…
「おーい。こっち来てみろよ。」
先に森に入っていた友達に呼ばれ、僕はそこまで走った。
「見ろよ。」
友達が指差す先には地面から剥き出しになった人間の頭があった。
「本物の死体だ…」
すると、背後から重い足音が… https://t.co/kVg2mtHcWZ

#呟怖 長い手足を地に伸ばして墓標は荒野を歩いていた。長い地平線に舌打ちをして、灼熱の大地を進んでいく。しかし、墓標は力尽きて倒れた。閉じかける視界にぼんやりと物陰が見えた。目を開けると、墓標がぽつんと。そこには親友の名前が。墓標は涙を流した。「あと少しで……奴を殺せた…のに…」 https://t.co/LevDfedBGT

#呟怖
「ほら、見てみなよ。こんなに美しいんだ。まるでこの子を殺せって言ってるようなもんだろ。」
男は嬉々とした様子でそう語った。男の手には桜並木に囲まれ、笑顔ではしゃぐ少女の姿を撮影した写真が握られていた。
日付は3月10日。丁度ある女の子が行方不明になった日と同日だった。 https://t.co/rQyzvS9XBv

#呟怖
「美味しそうな足だね。小指でもいいから少し分けてくれない?」
私が戸惑っていると、男は酷く冷静な面持ちでポケットの中から何かを取り出した。
手には綺麗な札束が大量に握られていた。
私はクスクスと笑った。
「そんな古い金、いらねぇよ。」
男は困惑した。札束は泥の塊に変化していた。 https://t.co/TnjqGBORRN

#呟怖

庭に土筆が生えていた。作業を止め土筆をじっと見る。
「可愛いなあ…」
春風に煽られ土筆が横に揺れる。すると不思議な匂いが鼻を刺し、咳き込んだ。刹那、庭に小さな亀裂が入った。亀裂はやがて大きくなり内側から土が砕かれ、土筆はなぎ倒された。そこから青白い人間の手が出てきた。 https://t.co/n6sJlz7Qrg

#呟怖
この世界に「孤独」という言葉はない。それが当たり前だからだ。生まれてこの方ずっと一人だった。自分以外の人間を見たことがなかった。ある日この世界に一人の来訪者がやってきた。その人は不思議な顔をしていて、全身黒を基調とした服に身を包んでいた。そして手にはナイフが握られていた。 https://t.co/VMStBKbFeS

#呟怖
前方の観客席から白い閃光が閃いた。刹那、爆風によってそこにいた観客は四方八方に吹き飛ばされた。先程まで歓喜に染まっていた会場は瞬く間に混乱に塗り替えられた。
もみくちゃになる観客席の後ろで一人の男がその様子をじっと見ていた。
「たまんないね…」
犯人はまだ捕まっていない。 https://t.co/z0P3hXD25u

#呟怖
誰も椅子を引いてくれない。そのことで私はもう何十年も怒っている。
誰も椅子を引いてくれない。
そのせいで私はもう人間として機能しなくなった。
全部お前らのせいだ。死んでからも一生呪ってやる。覚えておけ。 https://t.co/VMStBKbFeS

#呟怖
変わることを拒み続けていたら、男の周りには誰もいなくなっていた。
「僕は一人で死ぬしかないのか。」
「それは嫌だ…嫌だ…誰か…助けてくれー!」
男の叫びは虚しく空に響いた。 https://t.co/VMStBKbFeS

#呟怖
お母さんを埋めたら花になったよ。
ああ、ここが一番暮らしやすいや。 https://t.co/5JXTVsPy4F

#呟怖
夕暮れの新宿で高齢女性が倒れた。
「どうせ、誰かが助けてくれる。」
「どうせ、誰かが通報してくれる。」
「今は忙しいからな…」
「面倒臭いから、後ででいいや…」
「てか、なんでこんなところにいるの?」
100人以上の通行人が居合わせたのにも関わらず、誰も助けることはなかった。 https://t.co/322XbQ5fHS

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