呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
その家ではよく、真夜中になると子供の様な足音が聞こえてくるのだという。家主が音の正体を確かめるため、丑三つ時、別室で身構えていると、件の音が鳴ったため急いで階段に向かった。するとそこには……薄気味悪い老婆がニタリと笑みを浮かべ、階段の板を両手でトントンと叩いていたという。

#呟怖
突然の雨、バス停のベンチに避難すると、隣にいた老人が話しかけて来た。「む娘さん、雨は好きかい?」雨を見るのは好きだ。頷くと老人はにこやかに微笑んだ。瞬間、雨が止んだ。「止みましたね……あれ?」老人の姿はそこになかった。あの老人は雨神様?いや……甘噛みしてたから甘噛様かな……

#怪談 #ホラー #小説 #呟怖
彼岸@acchinohouさんからお題の提供を頂けたのでお話を書いてみました。
初試みとなりますけど、読んで頂けると嬉しいです。
https://t.co/ALwzrSF6Io https://t.co/X1UQXeSExr

#呟怖
その昔、一人の子供を二人の母親が取り合った。両者共我が子だと譲らず奉行様は二人に子供を引っ張り合い奪った方の物だと沙汰を言い渡した。だが、子供が可哀想だと手を離した母親に奉行様はお前の子ではないと言った。然しその献身さに免じてと付け加え、子供の片腕を刀で撥ね飛ばしたという https://t.co/8NorUWAEvW

#呟怖
飲水用の蛇口を捻ると、なぜか下の水道から水が出てきた。下の水道の蛇口を捻ると、これまたなぜか上の飲水用の方から水が出た。何だこれとと笑いつつ、試しに両方捻ってみた。瞬間、足元にある排水溝の方から、滝のような激しい水音が響いてきた。 https://t.co/UtsEonWOUW

#呟怖
茎からバナナをもぎ取った瞬間、家から悲鳴が聴こえた。映画かな?と思いつつもう一本もぎ取ると、やはり悲鳴が聴こえた。音量大きくない?等と思いながらバナナをもう一本もぎ掛けると、突然首元に激痛が走った。余りの痛さに両親に助けを求めたが、一向に誰も返事を返してこない…… https://t.co/0G4Q6chw3Q

#呟怖
彼女とデート中、最近噂になっている銅像を目にした。想い人との縁を切るという、死神の銅像。不吉だと思い歩いていると、突然ナイフを持った男が襲いかかってきた。以前から彼女に付き纏っていた男だ。が、突如ナイフが男の指ごと切断され事なきを得た。もしかして、縁って……怨みのえん? https://t.co/qWvIaJHj2M

#呟怖
大きな樹木達が、山間から吹く風に爽やかな音をたて葉を鳴らしている、
川のせせらぎに小鳥が囀り、動物達が野山を駆け巡る。ここは美しい自然が織り成す楽園だ。
私を殺しここに埋めた彼を、今なら許せそうな気がする。空虚な髑髏の瞳で、私はこの景色を、いつまでも眺めていたい……。 https://t.co/wFe6XHfkmz

#呟怖
身も知らぬ男に襲われ下着を盗られた。助けを求めると知らないおじさんにスカートを奪われた。通りすがる人に助けを求めるとブラを盗られた。泣き崩れていると警官が声を掛けてきた「あんた男のくせに何で女物の服着てるの?それも下半身丸出しで……ちょっと話伺ってもいいかな?」

#呟怖
彼の家に遊びに行くと部屋の水槽が目に止まった。魚がいない。なぜと尋ねると、彼は狂気に満ちた目でこういった。活き活きと泳ぐ魚を見ると殺意が湧くと。次の日彼は私を海に誘った。海岸に立った瞬間、突然彼に突き飛ばされた。慌てて泳ごうとして止めた。笑みを浮かべる彼を見てしまったから

#呟怖
通学路に頭のおかしな男がいた。田んぼの案山子に服を着せ女性の名前を呼び抱きついている。気持ち悪い。次の日も男は案山子に抱きついていた。しかも案山子が増えている。その次の日もまた案山子が増えていた、しかもうちの学校のセーラ服。男は案山子に抱き着き、何故か私の名前を呼んでいた

#呟怖
会社帰りに嫌なものを見た。真っ赤なワンビースの女。血走った目で歯を噛み鳴らしている。恐ろしくなり公園まで走った。落ち着こうと煙草を口に加えライターを付けるが、カチカチカチカチカチ、何度やっても火が点かない。苛立ち諦めた瞬間、「カチカチカチカチカチ」背後で音がした。

#呟怖
予約を受けタクシーでマンションへと向かった。ご丁寧に細かい場所指定だ。確かポストの前と言っていたが、手前の入り口でもいいだろう。到着し車を停めた瞬間、目の前に大きな影が落ちた。鈍い音と振動に慌てて車を降りると、ポストの前に、歪にひしゃげた人であろう肉塊が転がっていた。

#呟怖
黄昏時、夕闇が街を覆い始める中、茜色に染まる団地の公園に、砂場で遊ぶ少女が一人。やがて母親らしき女性が現れ、少女においでおいでと手招きする。が、女性にはあるべきはずの影が無かった。こうしてまた町から子供が消えていく。私は無力な自分を呪いつつ、震える眼で少女の背中を見つめた

#呟怖
数年ぶりにあった友人と居酒屋で呑んでいると、学校に埋めたタイムカプセルを掘り起こしに行こうという話になった。友人は後で行くとの事で俺一人現地へと向かった。しかし一向に姿を見せない友人に痺れを切らし俺は一人で穴を掘った。が、出てきた物は……人骨……遠くからサイレンが鳴り響く https://t.co/TcoebexNsi

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早朝の駅ホーム、飛び散る血飛沫、ひしゃげる様な音と共に、線路に鮮血に塗れた肉塊が転がった。
群がる野次馬、皆スマホを片手にわらわらと群がり出す。
駅員が制止を促すも誰も耳を貸そうとしない。

趣味が悪い……あれ?待って……皆何で私を撮ってるの?
やめて……撮らないで……。

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友人を連れて森の中を歩くと、怪しげな儀式跡を発見した。二人で興奮しながら見て周り、最後に記念にと友人を地面に描かれた紋様の上に立たせ写真を撮った。すると、ピースしていた友人の姿が忽然と掻き消えた。私は痕跡を全て片付け、笑みを浮かべながらその場を後にした。 https://t.co/4eSFIWuRKV

#呟怖
江戸市中、大名行列の最中、突如笑い声が響いた。侍達が狂った様に笑う男の首を容赦なく撥ねた。平伏する人々が恐々とする中、再び笑い声が響く。直ぐに取り押さえられまたもや首が宙を舞う。だが、笑い声は次から次へと沸き続けたという。後に、これは妖怪ケラケラ女の仕業だと、人々は噂した https://t.co/v6UxfmMcUU

#呟怖
日も暮れた公園のベンチに腰掛け思い出す。子供の頃、ここで突然居なくなった幼なじみの事を。不意に足元を見る。俺の影と小さい影が一つずつ。ベンチには俺一人だけ。「なあ……ここで何があったんだ?」小さい影は何も答えない。席を立ち「また来るよ……」そう言い残し公園を後にした https://t.co/mbUoTbRrEB

#呟怖
昔、浜辺で知り合った身も知らぬ男と意気投合し、よく二人して遅くまで稽古をしていた事がある。大人になり、全国大会で優勝した日、実家で祝いの席を開いてくれた際、亡き祖父も空手をしていたと祖母にアルバムを見せてもらった。あいつによく似ている……久々にあの海岸に行きたくなった。 https://t.co/oOX0OlLLQv

#呟怖
海で溺れている子供を見つけ、いても立っても居られず飛び込んだ。後もう少しという所まで来たが、私は急いで引き返した。海辺に居た人になぜ助けないのかと非難されたがあえて何も言わなかった。さっきまで溺れていたはずの子供が、こちらをじっと睨みつけている。足がなかったなんて言えない

#呟怖
山で遭難した時の事だ、積雪の跡も残る寒さだと言うのにボロボロのシャツ一枚の少年が目の前に現れ私の手を取り引っ張り出した。藁にもすがる思いでその手を取ると、少年は恐らく転落死したであろう死体の元まで私を連れてきた。死体を見て唖然とする私を他所に、少年はいつの間にか姿を消した

#呟怖
本のページが風にパラパラと捲れる音で目が覚めた。おおい、と声を掛けるも返事は返ってこない。静まり返る部屋。まるで誰も居ないような……不意に胸騒ぎを感じた瞬間、電話が鳴った。出ると、電話口から妻の声。「ごめんね一緒に居てあげられなくて…」電話を切りふと想い出す。亡き妻の声を https://t.co/NYLQTyc4Jf

#呟怖
あれ何ですか?山岳ガイドに聞くと不法投棄か何かじゃないかと言われた。そもそも何と読むのか……コLコLと書いているようにも見える。
数日後、テレビを見ていると、あの山の映像が流れた。リポーターが青ざめた顔で実況している。

「身元不明の人間の腰の部位が二体発見された現場では…」 https://t.co/qMa5fQ4cR1

#呟怖
山間の旅館に泊まった。やけに子供が多くびっくりしたが、子供好きな私にとって気に止める程でもなかった。夕食のホッケに舌鼓を打ちつつ、その日は早くに就寝した。翌朝、庭で子供達と遊んでいてふと気が付く。昨日より子供が二人少ない気がする……何だか嫌な予感がし私はその日に旅館を出た https://t.co/M7dlao5PYk

#呟怖
傘を畳み駅の階段を登っていると、目の前の男性が、持っていた傘先を露骨に後ろに向けたまま歩いているのが目に留まる。危ないな……こんな奴コケればいいのに……等と思いつつ目の前の男を追い抜いた時だった。男が体制を崩し盛大に転んだ。その拍子に傘先が後ろにいた男の子の目に……

#呟怖
私は淫乱な女だ。身も知らぬ人にメチャクチャにされたい、そんな願望を抱きつつ、表では優等生を気取っている。そんな私が今ハマっているのはおまじない。勿論願望を叶えるため。ある日その日のおまじないを済ませ一息付きお茶を飲んだ。

「苦っ!?何これめっちゃ苦……滅茶苦茶……?」

#呟怖
引っ越したばかりの部屋は壁が薄かった。隣人の声が丸聞こえ。そろそろ寝ようとベッドに潜り込むと、

「目玉焼き食べる?」

「食べる食べる!」

隣から声が響いた。
こんな時間に食うのかよと悪態を着いていると、

「ぎゃあああっ!」

突然叫び声が挙がり、私は飛び起きて部屋を逃げ出した

#呟怖
男に肩を抱かれ夜の街を歩く。私を一晩買いたいと言った男は、まるで十連ガチャでレアでも引いたかの様な喜びよう。私をどうしたいのかと男に尋ねると、男は私を人形にしたいと言った。性奴隷にでもしたいのかよ、ウケる……。
数ヶ月後、私は男の家にいた。青い瞳をしたフランス人形の中に……

#呟怖
痴漢に会う度、気が触れそうな怒りを覚えた。秘部をまさぐられ、胸を鷲掴みにされたあの日以来、私は怒りに身を任せナイフを持ち歩いた。だが、その日以来痴漢の被害に遭う事はなかった。なぜ、どうして?早く触れよ誰でもいいから…以来私はナイフを持ち歩く。当初の目的は、既に見失っていた

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