呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
彼女とデートの待ち合わせをしていた時だ。民家から火の手が上がり、瞬く間に炎に包まれた。こんな時、放火犯は現場にいるとよく聞くが周囲に人は余り居ない。やがて消防車のサイレンが近付くと共に彼女がやって来た。「火事!?大丈夫?あれ……どうしてそんなに悲しい顔してるの?」

#呟怖
海外に行った時、未だ紛争の絶えない村に立ち寄った。話を聞くと村は非常に貧しく、子供にボールすら買ってあげられないという。広場に行くと子供達の人影が見えた。皆サッカーをしているようだ。が次の瞬間、私はその場から必死に逃げた。首のない子供達が、人の頭を蹴り飛ばしていたからだ

#呟怖
毎日同じ時間になると、怪しげな一人の男がロッカーの前に佇んでいる。コインロッカーの管理者である私は、いけない事と分かりつつも、件のロッカーをマスターキーで開けてみる事にした。扉を開けると中が異常に暗い。しかも微かに声が聞こえる。怯えつつ耳を澄ませると「ノックぐらいしろよ」 https://t.co/PxxfhJn04m

#呟怖
「お兄ちゃんどこに行くの?」

「家を探さなきゃ……」

「おじちゃんやおばちゃんの所は?」

「あそこはもうダメだ、僕らの正体に気付いちゃったから」

「そっか……優しい人達だったのになあ」

「星が見えなくなる前に次の居場所を見つけよう……大丈夫、人は優しい生き者だから……」 https://t.co/1rmXE7IAFQ

#呟怖
私は雨に感謝している。いや、私ほど雨に感謝している人間はいないだろう。全てを包み込む雨は、足音も、物音も、時には悲鳴さえもかき消してくれる。雨よありがとう……君は正に私にとっての救いの雨だ。これからも私の狩りに付き合ってくれ https://t.co/A0sTRSXtkO

#呟怖
地元にトガ島という無人島がある。地図で見ると尖っているからそう呼ばれていた。興味があって行ってみると、そこには朽ちた神社があり、中に入ると部屋中に木札が貼られ、赤い文字で名前が綴られていた。その後詳しく調べてみると、昔島民達はこの島の罪人を許可なく島流しにしていたらしい……

#呟怖
恨みや妬みを食べてくれる魚。これを飼い始めてから私の世界は変わった。誰を恨む事も妬む事も無い平穏な日々。ある日夢を見た。巨大な水槽の中、私が飼っていたあの魚が、巨大な姿で優雅に泳いでいる。頭に声が響く、『餌は?餌をくれ……』餌?もうやれる物は……瞬間、水槽にヒビが入った。 https://t.co/ohGrvtR8VV

#呟怖
その女は突然現れロッカーに忘れ物をしたと伝えてきた。カギは無くしたという。とりあえず弁償金と預かり金の説明をしロッカーに向かう。マスターキーを取り出した時、ふと女に尋ねた。「一ヶ月も経ってますけど何を忘れたんですか?」すると女はこう答えた。「お腹を痛めて産んだ子ですから」 https://t.co/gqRBnNbecv

#呟怖
鬱蒼とした森に入る。俺しか知らない秘密の場所。大木の前に立ち樹皮を撫で、俺はその場にしゃがみ込む。みきがだいぶ腐敗している。手で掴むとズルりと落ちた。根っこが腐っていた様だ。はも枯れ落ち樹液の様なドス黒いものが、裂けた皮にこびりつき虫が集っている。良い肥料になりそうだ。 https://t.co/GIZUQOuVQ3

#呟怖
車窓から景色を眺めていると穏やかな田園風景に差し掛かった。その瞬間、私は思わず目を見張った。田んぼに植えられていた野菜と思っていた物がそうではなかった。子供だ。ニタニタと笑みを浮かべる子供達の頭が無数に生えている。すると農夫らしき男が現れた。その手には鎌が握られている…… https://t.co/gKwj4HHhSA

#呟怖
今日も全て無事片付いた。汚れた衣服を脱ぎ捨て着替えをしている最中ふと思い出す。おっと、あれを飲まなければ……実を砕き水で流し込む。玄関からチャイムが鳴った。出ると警察が目の前に立っていた。「この辺りでバラバラ殺人が連続で起こっていまして……」「それは怖い、用心します」 https://t.co/EtoQqykvZf

#呟怖
娘がお菓子の家を作った。力作だ。褒めてやると満面の笑みでこう言った。「ママお菓子大好きだから喜んでるだろうなあ」ママ?そういえばあいつどこに行ったんだ?朝から顔を見ていない。不意に、お菓子の家から何か小さな悲鳴が聴こえた気がした。耳を澄ます……気のせいか。 https://t.co/B5TcyoKxeF

#呟怖
町で異様な女を見掛けた。後をつけスマホを操作し動画モードに切り替える。画面越しに女を見ていると、突然身体に異変が起きた。視界がどんどん高くなっていく。やがて女の背丈と並ぶぐらいに……。すると「ぽぽぽぽ……あれ?ぽぽぽ、えっ?」俺の口から勝手に声が漏れ始めた。 https://t.co/ZHC4dcJPMy

#呟怖
事件が起きた。現場に駆けつけると、そこには有名な舞台俳優が血を吐いて亡くなっていた。机には遺書らしきものがある。
【もうダメだ、私は御ろされるかもしれない】
役から降ろされた事を悲観して?ふと壁に目をやると一枚の絵画が飾られていた。誤字脱字をもたらす悪魔?趣味の悪い絵だ…… https://t.co/LbVhIaNh9G

#呟怖
朝起きると日本人形に髭が生えていた。誰だこんなイタズラしたのはと思ったが、どうやら本物のようだ。とりあえず剃刀で剃ってやると「痛っ」と小さな声が漏れた。嘘だろと放心していると、人形の肌に薄らと血が滲んできた。

#呟怖
席を探し回っていると最後尾に来てしまった。やけに古い内装だ。誰もいないしここでいいかと窓を見ると、外の景色に思わず目を見開いた。一面焼け野原…まるで戦時中の様な光景。怖くなり急いでデッキを出ると、そこはいつもの光景だった。慌てて振り向くと、そこにデッキの入口はもう無かった https://t.co/1wfqzsqXsU

#呟怖
奇妙な猫の行列を見掛けた。
皆楽しげに行進している。
あるものは立ち上がり、あるものはにゃにゃあと嬉しげに鳴いている。
狐ならぬ猫に化かされた気分だった。
翌日、慌てて家を訪ねて来た近所の人からこんな事を聞かされた。
町から子供達が姿を消したと……。 https://t.co/gtWzNuTjyJ

#呟怖
骨董屋で買った雅な小箱。どうも開け方が分からない。店に問い合わせると、そのうち開くよと言われた。深夜、箱を一人眺めていると突然蓋が開いた。何やら声がする……耳を済ませると、「もうすぐ行くよ……」囁くような声が幾つも聴こえてきた。慌てて蓋をし二度と開かないように固定した。 https://t.co/i4FMaWTL6o

#呟怖
Twitterのアカウントを乗っ取られたと友人から相談を受けた。目の前でメイクをしながら信じられないと愚痴を零している。災難だったなと声を掛けると、ついでに化粧のノリも悪いから最悪だと言って苛立っていた。しかし解せない……男だったはずの友人がなぜ化粧を?もしや乗っ取られたのは……

#呟怖
廃棄探索をしていると地下らしき場所を見つけた。駐車場かな?そう思いながら降ってみると、何故か奥に窓がある。地下なのに?怪しみながら窓を覗くと思わず目を見開いてしまった。駅だ。古く寂れた駅がある。しかもホームには人が居た。いや、何だあの全身真っ白でくねくね蠢いている奴らは https://t.co/V1MPsQ2q2G

#呟怖
神社で狐狗狸さんをやっていると、十円玉が独りでに動き連れて行くと言われた。怖くなり皆で逃げたその翌日、あの子が姿を消した。田んぼの畦道を走り探していると、提灯を持った嫁入り行列を見かけ立ち止まる。白無垢を着て泣いているあの子が居た。怯える僕は何も出来ずその場に立ち尽くした

#呟怖
十年前夏祭りの夜、彼女は忽然と消えた。あの時繋いだ手を離さなければ…後悔だけが残る。あれから僕は毎年夏祭りに訪れる。きっと犯人はまたここに…。ふと名を呼ばれ顔を上げると、狐の面を被った着物の女が目の前に居た「取り戻したい?」女が手を差し出し言った。僕は無言のままその手を取る

#呟怖
「美味しい…」

「だろ?君のために用意した特別な白ワインだ」

「ふふ嬉しい…貴方は赤ワイン?」

「これも美味しいよ。ただ……」

「ただ?」

「貯蔵庫に眠らせてると直ぐに腐ってしまうのが難点だな……」

「あら、それは残念ね」

「大丈夫、もうすぐ新しいのが手に入るから……」 https://t.co/lPFADMshxA

#呟怖
物言わぬ彼女……だがそれがいい、お互いに何も喋らない。ただこうして寄り添う様に一緒にいるだけ。それだけで僕の全ては満たされる。じゃあ……またね。僕はそう言い残すと、天井からぶら下がる彼女を置いて、地下室の扉をそっと閉めた。 https://t.co/g0lP7ihsOx

#呟怖
先輩と共に呼び出しを食らった。僕を庇い頭を下げる先輩。そんな彼女に課長は女のくせにと罵るばかり。すると「そんなだから女子社員に嫌われてんだよ」突然部屋から声が挙がった。誰も口を開いてはいない。部屋を後にし課長の文句を言う僕に先輩は言った「ダメよ口は災いの元って言うでしょ」 https://t.co/03n9diZwWn

#呟怖
長年刀鍛冶を営む悟さんの元に客が訪れ、刀を買いたいと申し出てきた。しかし悟さんは断ってしまった。あの客が刀を手にした時の目付きがやばい、それが理由だったそうだ。数日後、悟さんは逮捕されてしまった。人を斬り殺してしまったのだ。凶器はあの時客が欲しがっていた刀だったという……

#呟怖
想像して見てほしい。貴方が銃を手にしたとする。相手は手を挙げている。しかし殺さなければならない。貴方は狙いを定めて撃つ。さて、貴方はどこを撃ちましたか?
過去、八王子スーパー殺人事件の犯人は、三人の女の子の頭部に銃を突き付け、殺害したそうです。
犯人は未だ捕まっていません

#呟怖
橘さんが大正から続くビルで夜警の仕事をしていた時の事、突然女性の泣き声が響いたという。急いで駆け付けると、そこには一人の女がすすり泣いていた。が、彼はそれを見て脱兎の如く逃げ出した。後に橘さんはこう語っている。ひさし髪にモダンファッション何てもう疑いようがないでしょう、と https://t.co/pd0TU9dZXY

#呟怖
その日キャバクラ務めの麗華さんは苛立っていた。タクシーに乗り込みスマホの通話相手に暴言を吐く。すると、運転手がどちら迄と尋ねた。麗華さんはそんな運転手にも「自宅迄よ!」と強い口調で言い放った。やがてタクシーは麗華さんの自宅前に辿り着き彼女は終始苛立ったままタクシーを降りた

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。