呟怖.ORG | 呟怖

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我が家の屋根裏から発見された繭に包まれた日本人形は、大災害の時に孵化し、屋敷を守るため、先祖代々、家宝として祀り上げている。

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毎晩、自宅アパートのインターホンを押す老婆の正体は、玄関の前に咲いていた一本の背の高い鶏頭の花だった。

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もはや父に対して愛がないという自分を受け入れるのに必死な母は、ベランダで父のトランクスを手にしたまま苔むした石と化してしまい、以来、父は朝起きてくる度に、その石化した母をブラシで丁寧に磨くのが日課となっている。

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放課後、右から3番目のトイレをノックしたところ、とつぜん、おかっぱ頭の少女が現れ、笑いながら無数のゴキブリとなって、崩れるように便器の中へと流れていった。

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予報にない雨の改札口で途方に暮れていると、妻でも娘でもない真っ赤なレインコート姿の知らない女が傘を持って迎えに来てくれた。

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その不気味な鳥が「いつまで、いつまで」と鳴きながら舞う住宅街で、パトカーは今日も忙しなくサイレンを鳴らし続けている。

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その青い光に包まれた飛行物体が現れると野良猫たちは歌い出し、パジャマ姿の子どもたちは虚ろな目で屋上に集まってくる。

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ラジオの交通情報では、狐の嫁入りの影響で車道が一時通行止めになったことを伝えている。

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夏に無数の尻尾の生えた野良猫の後を追いかければ、狭い室外機の路地裏にパイプに囲われた小さな鳥居と社があった。

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放課後、忘れ物を取りに戻ると教室が逆さま。

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大勢の人々が行き交うスクランブル交差点で突然、歩行者たちが一斉に静止したかと思うと、空から「お母さん、また止まっちゃったよ!」という、女の子の声と共に巨大な手がバンバンと地響きを上げた。

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ガイドの話し曰く、その「樹海の人魚」と呼ばれる物の怪の歌声に魅せられて、毎年何人もの人が樹海で溺れているそうである。

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お寺の屋根の上で遊ぶ、尻尾の生えた着物姿の少女たちは、やがて空に月が昇り始めた頃、今度はこの街の屋根全体を使って鬼ごっこを始めた。

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深夜のエレベーターのボタンを押せば、扉の先には闇へと続く上り階段。

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むかし、ゆうぐれのこうえんで、とつぜん、おそらから、おおきなあおいヒトデがふってきて、あかちゃんみたいになきながらみどりいろのちをいっぱいはいていたので、みんなですなばにうめておそうしきをしてあげました。

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空が赤くなる頃、その街では子供たちが一斉に姿をくらませているのに、大人たちは誰もそのことに気が付いていない。

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交通事故で他界した友人と、アイスキャンディーを咥えながら真夏の住宅街を駆け回る夢を見た朝は、必ず目覚めた時にアイスキャンディーの棒が枕元に落ちている。

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ある夏の昼下がり、空からとつぜん、巨大な螺子が降ってきた。

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一人で遊んでると現れるその子は、砂場に埋まる人形だという子供たちだけの秘密。

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祖母が亡くなった日、遺産相続で揉めていると、突如、天井が抜け落ち、そこから大量のヤマカガシが遺族の頭上に降り注いできた。

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屋上遊園で親とはぐれた少年に笑顔で手招きする非常口のピエロ。

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下水道から水子の泣き声が聞こえてくるという噂を検証するため、ある小学生らが下水道へ侵入してみると、懐中電灯の先でヘドロ塗れの水子地蔵がにんまりと微笑んでいた。

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戦時中、疎開先の田舎の浜辺に打ち揚げられた巨大な女の頭部は、地元の漁師たちの手で海に還された途端、たちまち大量の魚となって海中に散っていった。

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放課後、いつもこちらに背を向けている、その謎女子生徒の顔を見てやろうと、居残りグループが正面に回り込んでみたところ、その女子生徒は正面も後ろ姿だった。

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#返怖

夜泣き鳥

空に響けば

怪来たる

銀河を隔てた

悲しき歌声

団地の廊下を懐かしい夕餉の香りが漂い始める頃、決まって「早く帰っておいで」と母に似た声で鳴くカラスが現れる。

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#一行怪談https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1298716369836417026 

巨大地震の前日、泣き腫らしたような真っ赤な空から嗚咽と共に降り出す雨。

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団地の一室で腐乱した母親に必死で絵本を読み聞かせる幼い娘。

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#一行怪談https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1295236210344882179 

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