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「月が綺麗ですね」

有名な夏目漱石の言葉。

それとは裏腹に月には「かつらおとこ」と呼ばれる妖怪が棲んでおり、手招きされた者は寿命が縮む。

現在、SNS上にアップされている無数の月の画像。

世界では今も尚、月に導かれて飛び降りる者が後を絶たない。

ほら、今宵も月が綺麗ですね。

#呟怖

雨の日、友人宅へ遊びに行くと、部屋の中央に大きな布団の山があった。

「この中にお化けがいるんだ」

友人の言葉に、僕らはおもちゃの剣やB B弾鉄砲を持って布団の山の中に入りました。

すると、中はどこまでも深く、時折、ヌメっとした巨大なものが僕らの眼前を通り過ぎて行った。

#呟怖 http://pic.twitter.com/nNShkeRT7N

小学生の夏、赤子の泣き声がするという下水道に侵入してみると、明かりの向こうでヘドロ塗れの水子地蔵が佇んでいた。

後日、再び訪れると、そこに水子地蔵の姿は無く「もしかして、ひとりでに歩いてるのかな?」なんて、友人が言いかけた時、暗闇の向こうから赤子の泣き声が聞こえてきた。

#呟怖 http://pic.twitter.com/Yyuj5bD4uj

ある中学校の黒板に謎の数式が現れた。

それは通称「悪魔の数式」とも呼ばれ、誰が書いたのか、未だに世界中の数学者たちを悩ませ続けている。

噂ではある海外の著名な数学者がこの数式を解く為の法則を発見し、論文で発表しようとしたところ、たちまち跡形もなく蒸発してしまったんだとか。

#呟怖 https://twitter.com/v9yotm6j4garda7/status/1237632120484319235 

路地裏で佇むピエロ。

電線で綱渡りするピエロ。

夕暮れの公園で手招きするピエロ。

屋根の上で踊り狂うピエロ。

放課後の教室で微笑むピエロ...

僕は今日もたくさんのピエロたちを目撃しました。

キミの街には一体、どんなピエロが生息しているかな?

#呟怖 http://pic.twitter.com/AWSe4HFsX0

#みんなの学校の七不思議を晒す

#呟怖

1.旧校舎のモナリザ

2.赤手様

3.窓辺の生徒

4.異次元階段

5.開かずの本

6.四次元教室

7.三本足

先日、幽霊屋敷に行った話をしたんですけど、実は後日談があって、その後、幽霊屋敷について担任に再度、尋ねてみたら幽霊屋敷?て、逆に尋ねられたんです。

「よくわからんが、そんな危ない所、行くな」

担任の言葉に、私たちが顔を見合わせると、一匹の狸が前を通り過ぎて行きました。

#呟怖 http://pic.twitter.com/OOtSdw7Ptl

ある日、担任が言いました。

「町外れの丘に必ず出る幽霊屋敷があるから行ってごらん」

放課後、早速私たちが向かうと、本当に不気味な廃屋がありました。しかし、幽霊なんて出ません。

後日、担任に報告すると、もう一度行ってごらん、と言われました。

行くと、廃屋はありませんでした。

#呟怖 http://pic.twitter.com/gQ8i2xQLrt

祖母が幼少期に体験した話。

夕刻、疎開先の田舎で古寺の前を通りかかると、美しい少女の声が聞こえてきたそうです。

—こっちへ、いらっしゃい...

近づくと、一本の木の上に着物姿の少女がいました。

「どうしたの?」

近づいてみると、その少女の体は竹林の方まで伸びていたそうです。

#呟怖 http://pic.twitter.com/C7hIub0dcj

高校時代、別館の開かずのトイレに「三本足」という妖怪が封印してありました。

三本足は元々この学校の女子生徒で、トイレに閉じ込められた際、花子さんに魔物の姿に変えられてしまったそうです。

彼女はイソギンチャクのような頭部を揺らし、自分を虐めた生徒らを探し回っていたそうだよ。

#呟怖 http://pic.twitter.com/riQGLkjwLj

以前、私が住んでいたマンションのロビーに不気味なピエロの絵が飾られてありました。

でもこのピエロ、夕刻になると時々絵から抜け出して、留守番中の子どもがいる家のドアホンを狂ったよう鳴らして回るんです。

で、挙げ句の果てに玄関横の磨りガラスから笑顔で手を振るんです。

開けて!

#呟怖 http://pic.twitter.com/55cFabZcxN

#トワイライトタウンストーリー
or
#呟怖

気が向いた時にでも、ご使用下さいませませです http://pic.twitter.com/q9ZDBBEPMF

昔、うちの近所に通称「赤マン」と呼ばれる真っ赤なマンションの廃墟がありました。

そこは地元の人の間でも有名な心霊スポットで、所々割れた窓ガラスからは無数の鳩たちが出入りしていました。

—ベランダに鳩に似た女が現れる。

因みにこれは私が撮った赤マンの実際の写真です。

実話。

#呟怖 http://pic.twitter.com/3dzBdX8oen

以前住んでた団地の踊り場に大きな顔のようなシミがありました。

で、このシミ、よく団地の住人とお喋りしてたんですけど、ある日、一人の女性が飛び降りてしまってね。

後日、踊り場に新たな顔のシミが一つできてたんです。

今ではすっかり孤独や借金から解放された笑顔でいっぱいです。

#呟怖 http://pic.twitter.com/gPsCO8RuH9

久々に帰省した俺は実家の様子が可笑しいことに気付いた。

暗い浴室の前に祭壇が置かれている。

しかも、父と母はそこで狂ったように唄っている。

—私らが海に落ちた時
   海神様が助けて下さった—

直後、藤壺だらけの浴槽から飛沫の上がる音が響いてきた。

#呟怖 http://pic.twitter.com/WqF6fbIjNV

その団地の駐車場に「ソレ」は現れる。

ソレは腰の曲がったとんがり頭で、カメレオンのような目玉をぎょろぎょろさせながら塾へ行く子どもたちに挨拶する。

アレは何?

私が尋ねると、子どもたちは口を揃えて「ソレ!」と答える。

ソレは今日も現れる。

無視すると自転車を倒すんだって。

#呟怖 http://pic.twitter.com/Y9oGVU8U7O

漁師だった祖父の手記にこんなことが記してある。

    『月夜の人魚岬』

その岬は新月の晩になると美しい人魚が現れる。

水底からゆらゆらと集ってくるその姿は死して尚、男を惑わす、恐ろしき海底の遊女。

夜霧のように口遊むその歌声は、海に棲む狐狸の悪戯か、それとも警告か。

#呟怖 http://pic.twitter.com/e41R9U7CVG

町外れに「狸屋敷」と呼ばれる屋敷があり、行けば必ずばかされる。

俺は止めるみんなを振り切り、一人で向かうが特に何も起こらない。

後日、狸屋敷なんて知らないとみんなは言う。

不思議に思い、再度訪れるとそこは雑木林。

「ねぇ、狸屋敷どうだった?」

今度はみんなが俺に尋ねる。

#呟怖 http://pic.twitter.com/iUb2ftQmCO

#このお題で呟怖を下さい
#呟怖

もし、よろしければお使い下さいませませです http://pic.twitter.com/TjiHRyHvhV

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もし、よろしければお使い下さいませませでございますです

「机上都市」 http://pic.twitter.com/Y2tkh23PZM

昔、友人が河原で河童の子どもを捕まえました。

でもある日、水槽の中で大きくなり過ぎてしまい、友人は仕方なく都内の河原に逃がしたそうです。

—翌年、その河原で子どもたちの水難事故が多発したらしく、とうとう行政が河童を特定危険動物に指定したそうです。

勿論、ここだけの話ですよ。

#呟怖 http://pic.twitter.com/lvLluCnJ95

祖母が戦時中に体験した話。

ある夏の夜、祖母が寝ていると、ふと気配で目が覚める。

見ると隣で寝ている姉の顔を誰かが覗き込んでいる。

物の怪!

悲鳴を上げると、それは蚊帳の外へと逃げて行く。

後日大人たちに口止めされた代わりに、村の若い男が一人消えた。

そういう時代だった。

#呟怖 http://pic.twitter.com/M7PSRnjoyX

私が中学の時、四次元公園の噂がありました。

その公園はとある少女がかくれんぼの途中で消えてしまい、以来、ずっと時が止まってしまっている公園なんです。

抜け出すにはバラバラになった少女の身体を全部見つけ出す。

私はあと、目玉と小指だけがどうしても見つからないんです。

#呟怖 http://pic.twitter.com/fg5OGyKUq8

昔、下校途中のトンネルで毛むくじゃらの老婆と遭遇したことがあります。

「欲しいものはあるかい?」

私は仔猫、友人は少し迷った挙句、好きな男子生徒の名を口にしました。

後日、本当に私の元に仔猫が届き、友人の元に男子生徒が届きました。

ただ、両方ともぺちゃんこでしたけどね。

#呟怖 http://pic.twitter.com/v0sNNmVNFV

有名な怪談に「13階段」なんて話がある。

でも、俺の学校は違う。

その名も「異次元階段」と呼ばれる怪談で、なんでも数えながら北館校舎の階段を歩くと、異次元世界に行ってしまう。

で、先輩がみんなの前で上ってみせたんだ。

そしたら先輩、1000段越えた所で二度戻って来なかったよ。

#呟怖 http://pic.twitter.com/VV0zx0Jsu3

小学生の頃、いつも夕暮れ時になると現れる女の子がいて、俺はよくその子と遊んでたんだ。

ある日、俺がいじめっ子に殴られると、その子が追い払ってくれた。

「鼻の横に傷できてるよ」

「平気よ」

女の子は笑った。

自宅に帰ると飼い猫が膝の上に乗っかってきた。

鼻の横に傷があった。

#呟怖 http://pic.twitter.com/UpiyJZrwtx

昔小さな町で、一人の少女が消えました。

翌年、少女の靴が降ってきた。

母はそれを持ち帰る。

翌年、今度はリボンが降ってきた。

母はそれを持ち帰る。

翌年、今度は下着が降ってきた。

母はそれを持ち帰る...

—数年後、空から白骨死体が降ってきた。

母は急いで、埋めました。

#呟怖 http://pic.twitter.com/4ke9ABGsiO

昔、近所に蔦の絡まる屋敷がありました。

ある夏、私たちがその屋敷の中に入ると、天井には無数の人形たちが吊り下げられていました。

うわ、何これ...?

皆で言い合っていると、突然人形たちを掻き分け、蜘蛛のような老婆が姿を現しました。

   おトモだちくダさイ。

すぐ逃げたよ。

#呟怖 http://pic.twitter.com/4mcLYwhBjP

祖母の住む家には月の歌声に誘われて、不思議な少女たちがやって来る。

「この声は座敷童子?」

「いいえ、あれは満月の夜にだけ現れる月影童子様」

二人は今宵も、可愛い悪戯をするためだけに現れる。

#呟怖 http://pic.twitter.com/zCibJk97pl

霊感の強い知人曰く、街を歩いていると、時折無性に入りたくなる路地を見つけることがあるらしい。

前に一度入ってみたところ、路地いっぱいに大口を開けた巨大な女の生首があって、あと少しで食べられるところだったらしい。

都心にはそういった物の怪たちの罠が無数に存在するらしいよ。

#呟怖 http://pic.twitter.com/RTdauZid08

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