呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
「食にまつわる奇妙な話(1)」
 Kさんは昔、ひどい鬱状態であった。そのせいか、あらゆる食べ物のにおいを臭く感じて何も食べれなくなったという。
 そんなある日、親戚の訃報が届いた。焼香の際、仏壇から食べ物に感じていたものと同じにおいがした。以降、嘘のように鬱がおさまったという。

#呟怖
猟師のH氏はある日とんでもなく大きな猪を撃ち獲った。しかし、吊るすのが精一杯で、血抜きして眠ってしまった。
その夜、H氏は大きなモノに追いかけられる夢をみた。ソレに食われそうになったところで目が覚めた。
昨日吊るした猪の姿はなく、血濡れた猪の足跡が転々と森に向かっていたという。

#呟怖
 ボイスチャットが世に浸透し始めた頃の話。K氏はあるチャット板の常連だった。

 ある日、いつものメンツでボイスチャットをしてみようという話があがり、後日開催となった。

 当日、イヤホン越しから聞こえた声はどれも同じだったという。それを機に、Kさんはそのチャット板から退いた。

#呟怖
 警察関係のSさんが聞いた話。
 ある男が人混みに紛れて女性を盗撮した。取り調べる際、証拠を確認するということでスカートの中、否、フォルダを覗いた。どれも赤や黒の小さな手足などが写りこんでいた。
 その容疑者は「な?スケベなもん、撮っとらんで」とニヤついていたという。

#呟怖
 Uさんがパチンコを打っていた時のこと。
 隣から目や口にパチンコ玉の詰まった人が彼を覗きこんできた。彼はなにもかも置いて逃げた。
「そいつの服装とか顔つき?雰囲気?とか俺そっくりだったんだよ。なんとなくなんだけど...」それ以来、彼は賭事から足を洗ったという。

#呟怖
Sさんが高校生の頃の体験。
両親は出払っており、家に一人だった彼は秘蔵の"DVD"を居間で見始めた。そしていよいよ...という時だった。
「この姉ちゃんええなあ」
振り向くも誰もいなかった。
この中年(?)とは趣味が合うらしく、就職する頃まで肝心な時に声が聞こえたという。

#呟怖
 知識不足かつ妄言にすぎませんが、昨今、皆さんの周りでUFOや宇宙人の目撃談を昔ほど聞かないような気がしませんか?
 なんとなく、近年のドローン技術の発展と規制が進むにつれて聞かなくなったような、そうでもないような……。

#呟怖
H兄弟の幼い時の記憶。
地元の仏壇屋のショーケースの中を覗くとズラーと同じお経の書かれた小さな墓石が並んでいた。
二人がこれを思い出したのは祖父の葬式のときだった。
何故なら小さな墓石と思っていたのは位牌で、そのお経と思っていたのは一言一句が祖父の戒名そのものだったからという。

#呟怖
Mさんのバイト先に「空き缶が友達」という日頃から言動のおかしい男がいた。
彼は後に"お薬"に手を出していためお縄になった。誰もが納得したが
「帰り道で彼と空き缶が飛び回ってるのを何回もみてたんですよ。勿論、私ヤッてないから今でも不思議なんです」とMさんは語ってくれた。

#呟怖
私、趣味で色んな怪談話を録り貯めてるんですが、ある話を特定の人物が話したやつだけ、必ず聞いてる途中でデータが飛ぶんです。偶然だと思うんですがね。

#呟怖
怪談地方自治体、レイk...うわなにをするやめr

#呟怖
深夜、Iさんが山道を運転していると道をさえぎるように大量のカラーコーンがあった。車を降りどけようとすると、ゾゾゾっとカラーコーンらは動いて森の中に消えていった。あまりの恐ろしさにIさんは酔いが覚めたという。

#呟怖
運送業のSさんの体験。
その日は昨夜の雪が積もっていたため注意深く運転していた。しかし、目前に鹿が飛び出してきて轢き飛ばしてしまった。
不思議なことに、同僚と辺りを確認するも砕け散った雪しか見当たらなかった。一瞬しか見えなかったが、それはとても立派な白鹿だったという。

#呟怖
「ろくろ首をご存じですか」そう尋ねてきたY氏が語ってくれた。
近年、電車なりバスなりでスマホをいじってばかりの人は珍しくない。そんな人々の中に、Y氏はかの妖怪画のろくろ首のごとく長い首で自身のスマホを覗きこむ異形を時折みかけるという。ちなみに某都市線での話である。

#呟怖
ついさっきの話。

ケータイをいじくっていると、目的のバス停が近づいてきた。停車ボタンを押そうとすると、誰かに押されてしまった。
バスが停車し、そそくさと降りると、降りたのは私だけ。他に乗客はいなかった。

#呟怖
1
 その日、私は熱々のうどんを頬張りながら洒落怖スレを覗いていると、ミーンミンミンミン…と蝉の鳴き声が聞こえる。
はて?このとき2月の深夜。なにごとかと窓を開けると、もう日が昇っていた。
混乱する頭で卓上の時計を確認する。朝の6時。うどんはまだ湯気をたてていた。

#呟怖
むかーし、むかし、腹を空かせた子狸がおった。親狸は食いぶちを探しにいって丸二日帰ってこなかった。
そこで子狸は旅の坊さんに化けて、村人を騙してご馳走になった。そうして腹一杯になったところで尋ねた。

子狸「いや、おいしかった。これはなんですか」
村人「昨日獲れた狸汁ですじゃ」

#呟怖
 Oさんの某国のスラム街での体験。ある浮浪者と目が合い、声をかけられた。
「そこの外人さん、最近の吸血鬼って大変なんだぜ」
といいながら自身の腕に赤黒い注射を打ち込み、去っていった。流暢な日本語であった。

そして帰国以来、浮浪者を頻繁に見かけるようになって気味が悪いという。

#呟怖
T氏が喫煙所で一服していると、コートを羽織った男が来た。男は震える手で火を着けようとするも、まったく点かない。
火を貸して欲しいと男は白い息を吐きながら尋ねてきたので、Tさんは恐る恐る火を着けた。
嬉しそうに一吸いすると、男は煙になって消えてしまった。夏のある日のことであった。

#呟怖
むかしむかし、ある所にたい焼き入道なる化け物がおったそうな。夜道を歩くと「頭、腹、尾っぽ、何処からたい焼きを食うんじゃ」と、声だけがする。「尾っぽから」と答えると突風が吹きつける。そして、下駄の鼻緒だけ切れ、手にはたい焼きがあったという。しかし、頭、腹からと答えた者は……。

#呟怖
その夢は宴会であった。
見慣れた顔、懐かしい顔らが集っていた。
しかし、料理もコップもまだ来ておらず、黙って待つ者と、楽しそうに飲んでいる者がいた。先走りやがって…と、恨めしく思うなかで気づいた。酒を飲んでいのは、祖母父、親父…などの故人だけ…

手元をみると盃が注がれていた。

#呟怖
 Sさんが庭で家族写真を撮ったところ、周りに黒いモヤが写りこんでいた。
気がかりだったので、専門家の元に駆け込んだところ「これは死相です。私の手には負えません」とのこと。

 その日、写真の背景に写っていた隣家が全焼し、一家全員亡くなったという。
Sさん一家"は"今でも健在である。

#呟怖
 Hさんが電車に乗っていると、隣の女性が熱心に本を読んでいた。気になって、ついつい盗み見てしまった。

そこにはペンで何重にも黒く塗り潰したものが一面に広がっていた。

気味の悪くなったHさんが目をそらそうとした瞬間、その黒い中の"ナニカ"と目が合ったような気がしたという。

#呟怖 2xxx年。宇宙開発は発展せず、人口が絶え間なく増えた結果、ついに地上の墓地は満席となった。策として、電子記憶媒体に死者の記録を墓標として刻む文化が誕生した。だが、その容量も限界が来た。136文字に収めよと制限がかかった。んな無茶な。そこで特権階級である私は、凡人どもの分の(次へ)

それからだった
顔は毎夜、棚の上には顔があった
そのうち昼にも、家にも出るようになった

そして気づいた
顔は俺が仕事でドジを踏んだりと
嫌なことがあるつど、笑顔になっていった

朝がくる
「おはよう」
布団の上、満面の笑みの頭が今日もいる
#呟怖 #返怖 #呟怖bot可

#呟怖
 Sさんは髪を洗おうと、手探りでシャンプーを押し出して髪を掻き上げた。
 ヌルッとした名状しがたい不快感で手をあげた。すると、手には何重もの髪の毛が巻きついていたという。
 その話の続きを彼女は口に出さなかった。私は彼女が常にベリーショートにしている理由がそこにあると思う。

#呟怖
 冬の朝の二度寝ほど厄介なものはない。あの脳みそまでとろける甘い眠気がゆっくりと、何度も押し寄せる。あぁ、もう少しだけ…もう少しだけ…

 何度目かの微睡みの後に聞こえた。「……御出棺です。」
 起きようとした。しかし、暗い布団の中では扉の閉まる音だけが永遠に響き渡っていた。

#呟怖
 今日、母が「お前の小学生の同級生だった菊川さんにあったんだけど、最近、結婚したんだって」と話してきた。はて?と思い、小中高の卒業アルバムを今さっき漁ったが、菊川なんて名前の人物は一人もいなかった。
 母は、彼と私のエピソードを延々と語るが、覚えがない。

#呟怖
 パティシエのHさんが見習いだった頃、たまたま新商品の試作に没頭している店長を見かけた。なにか呟いているので盗み聞きした。
「死ね、死ね、死ね、死ね、死ね…」

 名前は伏せるが、店長の店はHappy、Luckyのような意味の単語を看板に掲げ、今でも繁盛しているという。

#呟怖
 Uさんが夜道を歩いていると、電柱のもとに犬としゃがんでいる女性の後ろ姿があった。どんな犬を連れているのか気になり近づいてみた。
 一瞬、理解できなかった。女性は犬の粗相らしきモノを無心で喰らっていた。
 Uさんは込み上げてくるものを必死で押さえつつ逃げ出したという。

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