呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

昔付き合っていた女性から、宅配便が届いた。
箱を開けると中には封筒と黒いビニールで包まれた荷物。
封筒の中の手紙にはただ一言
「あなたの子よ」
#呟怖

「耳鳴りがしたときは、手のひらを見てはいけないよ」

夢に出てきた見知らぬおばあさんの言葉を思い出した僕は、耳鳴りでキーンとする中、手のひらを見てみた。
すると

#呟怖

友人たちと映画鑑賞
初めての作品だが、なかなかおもしろい
特に時々登場する不思議な少女が神秘的な雰囲気を醸し出していた

だが最後まで少女の正体が結局不明なことに気がつく
友人に聞いてみるとそんな少女は出てきていないと言われた

そんなバカなと見返したが……確かに出てこなかった

#呟怖

部屋のどこからかくぐもった声が聞こえてくる。
音源を探して耳をそばだてる。
ベランダ?流しの排水管?

どうやら声は冷蔵庫の中から聞こえてくるようだ。

#呟怖

1棟5階建て25部屋の団地で住人の不幸が続いた。
病気、事故、自殺……。
ある夜、今度は火事がでた。
部屋は全焼で一家は全員……。
この棟ではこれで5件目だ。
耳元で姿のない誰かがささやいた。
「ビンゴ」
たしかに不幸のあった部屋同士は一直線に並んでいた。
#呟怖

https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280820218550345728 

「今夜世界は終わるの」と君がいうからそんなことはないとなだめると、証拠を見せると連れ出された。真夜中ごろに着いた場所には向こうから今日の世界を分解し同じような明日を作り出す境界線が迫ってきていた。「サヨナラ」と言って境界に踏み込んだ君は分解され、明日の側には現れなかった。
#呟怖

ある日、目から何かが取れた。鱗?
鱗の取れた目であたりを見回すと世界は薄暗くドロドロした汚物まみれに見えた。
鱗越しに見てみると、今まで通りの世界が見える。
家族や友人、道すがらすれ違う人々も皆目に鱗が付いている。
鱗をつけ直してみるが、一度取れた鱗はもとには戻らない。
#呟怖

長い旅の間、様々な人々に出会った。
皆一様に幸せそうに日々の生活を謳歌していた。

世界は滅び、その引き金を引いたのは私。

滅んだあとの世界で暮らす人々は、自らの死にも気が付かず、永遠の幸福の中にいた。

私もいつか彼らの世界に行けるのだろうか。

#呟怖

この兵器研究施設は生物兵器の効果を検証するために一般の住宅地に偽装して、千人近い一般市民がそうとは知らずに暮らしている

あるとき新型のウィルス兵器が実験投入された
効果的に感染し、人々を無力化していく

そして手を洗わず帰宅した研究員によってウイルスが漏れ出し、世界は滅びた #呟怖

名称:事故物件クラブ
概要:賃貸住宅の事故物件化
詳細:メンバーが賃貸住宅を借りてそれを事故物件にする。

#呟怖

これでさ、外出自粛要請に従わず外で遊び歩いた人たちがバタバタ倒れていって、一週間ぐらいほとんど外出せずに過ごした人だけが生き残ったら、どうする?
#呟怖

そして一ヶ月後、最後の一人が死んで人類は滅び、あとに残ったのは誰も書き込まないSNSと、注文をひたすら待ち続けるオンラインショップサイトと、定時刻にのなると床を掃除し始めるロボット掃除機と無人で走行する自動運転車両だけになった。#呟怖

紙切れに記された不思議な言葉。そのわきには「唱えると消える」とメモがあった。

LINEでそれを送ってみたら、既読はついてるのに誰も返信しない。

Twitterでそれをつぶやいたら、タイムラインが止まった。

ならば。

超満員の朝の駅のホームでその言葉をつぶやいたら、みんな消えた。

#呟怖

新種ウィルスが流行ると某研究施設で破格のバイト募集が始まる。
一週間単位の泊まり込み、三食娯楽設備ありで基本寝ていればよい新薬臨床試験だが、実は被験者を感染させ抗体薬品を作るためらしい。
抗体ができない者はいつの間にかいなくなるそうだ。 #呟怖

TVでは今日は真冬なのに春先並みの暖かさだと言っている。
だとしたら窓もドアも開けられないほどに降り積もったこの雪は何なのだ。

#呟怖

最近朝が寒い。
今朝は特に寒かった。
まるで冷蔵庫の中だ。
そう思って見上げると、巨大な誰かが空の扉を開けてのぞき込み、なにかを取り出そうと手を伸ばすのが見えた。
#呟怖

俺は正義のヒーローだ。
日々悪人たちと戦い、世界の平和を守っている。
そして今日、ついに最後の悪を倒した。

俺はこの世で最後の一人になった。
#呟怖

パターン2

「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それともこの血まみれの銀の斧ですか?」

#呟怖

「あなたが落としたのは、この血まみれの斧ですか?それともこの血まみれのナイフですか?」

#呟怖

「久しぶりにうちに遊びに来いよ」

同期で公使共に気の置けない付合いの同僚の誘いで夕飯をふるまわれた。

「今日は妻のシチューなんだ。手作りだぞ」

そういって出されたシチューはおいしかったが、今まで食べたことのない珍しい味だ。

「ところで奥さんは?」

やつはニヤリと笑った

#呟怖

おい、今これを読んでるおまえ!助けてくれ!俺は #呟怖 の中に閉じ込められているんだ!なんでだって?そんなこと知るわけないだろう!もうどのくらいここにいるのかわからないが誰かが見に来たことだけはわかるんだ。このままじゃ俺はおかしくなっちまう!俺だけではどうにもできない!早くここから出

新しいAR機能付き地図アプリがリリースされた。
このアプリにはある隠し機能があるらしい。

それは地図上に全国の飛び降り自殺の現場が表示されるというもの。
そしてそこに行ってAR機能で現場を見ると、飛び降りの様子を見られるそうだ……。

#呟怖

友人たちの旅先からのビデオメール
山の斜面の車道脇で景色の感想を言い合っているところを撮影しているようだ
しばらく見ていたら突然切れた
終わりの宣言もなしに、なぜいきなり?

何度も繰り返し見ていて道路脇のカーブミラーに映り込む急接近する大型トラックに気がついた

#呟怖

作家のA氏の周りでは時々妙なことが起こるそうだ
原稿に何かを書くとそれと思しき音が家のどこかから聞こえるらしい
そんなA氏が自宅で変死体で見つかった
遺体は巨大な口にかじり取られたように右肩あたりを中心に欠損していた

デスクの上の原稿には怪物が主人公を食い殺す様子が書かれていた
#呟怖

最近のフィギュアはできが良く、買い揃えたくなる。
だがそんなに飾る場所もなく、大半は箱に入れて押入れの中にしまい込んでしまう。
整理も兼ねて久々に古いフィギュアを取り出したら経年のせいか、いくつか変形していた。
よく見ると箱の内側にもがき引っ掻いたような跡が無数についていた。
#呟怖

このお守りはとても大事。
たくさんの不幸から私を守ってくれた。
偶然い合わせたあの事件の現場でも、乗っていたバスが横転したときも。

だからきっと追ってくるあの怪物からも守ってくれる。
でも怪物の服の柄とお守りの袋の柄が同じのは気のせい?
そして繰り返し「返せ」といっているのは?
#呟怖

魂はあった。
死後の世界も確かにあった。
だがそこは魂一つ一つを納める無数の箱が並ぶただの倉庫だった。

#呟怖

エレベーターの扉が開く。
乗り込もうとして奥の壁の鏡に駆け下りる子供の姿が写った。
だが、エレベーターにはだれも乗ってはいなかった。
#呟怖

ああ、やっぱりそうだったんだ。

あの牛乳、パックからコップに注いだ時、何か塊のようなものが出てきた気がして、でも気のせいだと思って飲んだら。

ああ、やっぱりあれはそうだったんだ。

#呟怖

https://twitter.com/hiziri239/status/1159308217542778880 

この写真を見るとなぜか写真の中の階段を上る足音が聞こえる気がして、すぐ箱に戻してしまう。

ある日……魔が差したのだろう。
ずっと見続けたらどうなるんだろうと試してみた。
足音は写真の中の階段を上りきるとそこで途絶え、
背後に誰かいる気がした。

#呟怖

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