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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

窓の明かりに人影が見える。急に背が高くなった。どうやら台の上か何かに乗っているらしい。電球でも換えているのか。いや、ロープだ。まさか首を吊るつもりか!急いで家のチャイムを押す。誰も出ない。通報しようとして玄関の立ち入り禁止のテープに気付く。
耳元でまだ死ねないのと声がした 。#呟怖 https://t.co/MImj6oFRon

運転中天候が急変して雪が降り始めた。次第に雪は強くなり視界はホワイトアウトした。止まるべきか。いや、そんなことをすれば追突されかねない。このままゆっくり行こう。なかなか視界が晴れない。もうダメかもしれないと思った時、視界が晴れて橋が見えた。死んだ親父が対岸で手を振っていた。 #呟怖 https://t.co/7VZWo0V5rI

ああ、これね?
案山子ですよ、案山子。
最近は動物より人のが怖いからね。
これを置いとけば気味悪がって誰も近寄らないって思ったんだけどねえ。
逆効果ですよ。若者が面白がって肝試しに来ちゃってね。
最近行方不明者が増えたでしょ?
あれほどやめとけって言ってるのにねえ。
#呟怖 https://t.co/FVnvkGEoxO

詰まった排水管の中から生首人形が出て来た。前の住人の物だろうか。趣味が悪い。自分の家のゴミ箱に捨てると呪われそうなので他所のゴミ箱に捨てることにした。翌朝、置いていたはずの人形が無い。床に落ちていて、首から足が生えて動いた。どうやらペットのヤドカリはこれが気に入ったらしい #呟怖 https://t.co/CnsD75X7os

お嬢さん、そっちの道には行っちゃダメだよ?
その先は崖以外何も無いんだから。
ねえ、聞いてる?
あぁ、だめだこりゃ。
もう境界線を越えちまったんだなあ。
#呟怖 https://t.co/t44klTgtXN

「ねえ、この横断歩道ってなんで足跡マークが二つあるの?」
「ああ。元々右のが本当の位置だったんだけど、以前子供が轢かれて死んだんだよ。ちゃんと待ってたのに。その後、その位置に立つと誰かに押されるんだ。だから位置をずらしたら押されなくなったらしい。まだそこに居るのかもね」
#呟怖 https://t.co/5zVRE9EFle

歩いていると歩道橋の上からカンカンと音がした。見上げると女の子が傘で「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」と言いながら柵を叩いている。女の子が上りきったところで俺と目が合った。ニヤリと笑うと彼女がきーめたっと言い俺を傘で指した。次の瞬間俺の方に車が猛スピードで突っ込んできた。 #呟怖 https://t.co/2t3YujODE3

愚かな人間共よ、よく聞け。よくも我々の体を使って実験をし続け、ワクチンの開発とやらを続けてきたな。犠牲は数知れない。だが、おかげでどんなウィルスにも抗体ができた新種が生まれた。我々はどんなウィルスにも負けない。お前らを淘汰する。この爆発的な繁殖力をもってな。 #呟怖 https://t.co/bu03yYfr42

久しぶりだな、佐藤。そんなに酔っ払ってさ。酒は飲んでも飲まれるなっつうだろ?今何時かだって?さあな、地下鉄だから昼も夜もわかりゃしない。だって俺はもう3年も乗りつづけてるからな。何?確か3年前死んだはずだって?細かいことはいいじゃねえか。これからはずっと一緒なんだからさ。 #呟怖 https://t.co/cRHtEMO5qH

山道を一人ツーリング中、大雨に見舞われ廃墟に避難した。どうやらここは元病院だったらしい。窓は割られ吹きさらしだが雨はしのげた。雨が止んだのか夕日が射してきた。ふとベッドを見ると小さな女の子の影。お母さんと微かな声に振り向くと誰もいない。影に顔を戻すと小さな瞳と目が合った。 #呟怖 https://t.co/tO5Si4x0XK

こんな晴れた日に傘を差し長靴で歩いている子供が居る。さてはお気に入りなのだろうなと微笑ましく眺めているとその子はわき道から出て来た車に轢かれてしまった。慌てて飛び出すドライバー、駆け寄る俺。
だがそこには誰も居なかった。
片方の長靴以外は。
#呟怖 https://t.co/Nu4C2jqW6Z

病院という所はどうにも憂鬱になる。外は曇天の黒と白の世界のようできっとあの上は陽射しが溢れているのだろう。青だか紫だかに髪を染めた婆さんが何かわめいている。飛行機、飛行機と。低い雲を突き破って落ちてロビーに刺さる。生きてる俺に婆さんが言った。
命拾いしたね。まさかの預言者?
#呟怖 https://t.co/E57LuCEkKs

友人と心霊スポットの帰りに俺の部屋に集まり撮った写真を見た。どの写真にも白いモヤモヤの線が写っているばかりで友人オーブだと興奮していたが多分虫だ。がっかりして閉じようとサムネイルに戻すと何かが浮かんだ。女だ。写真一枚ずつ繋ぐと女の姿が。
背後に気配を感じ、俺達が振り向くと
#呟怖 https://t.co/heaCKV6yde

ちょっとお嬢さん。こんな寒い中、海辺でそんな薄着でどうしたんだい?結婚式当日、男に逃げられた?そりゃあ酷い話だな。だからって、変な気を起こしちゃあいけないよ?ほら、風邪ひくからこっちにおいで。
「ねえ、さっきから一人で何言ってんの?お父さん」
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空にはいくつもの電線が張り巡らされあたかもそれは結界のようである。耳を澄ませばそれを渡る風の音がドーマンセーマンと響き渡る。黒い災いの影は赤い夕陽の外。近々、電線は地下に埋められ、この町から電線は無くなる。電線にとまる無数の烏の群れがこちらを見ている。
#呟怖 https://t.co/YNPWhYikbU

掲示板
「いつも出勤時バスが一緒の女性。何故かよく目が合うので僕に気があると思うので告白しようと思うのですがどうでしょうか」
「いつもバスが一緒の男性。いつも見てくるので目が合ってしまいます。気持ち悪いです」
「彼女の隣に最近同じ男が座り僕を睨んできます。彼女を守らなくては」
#呟怖 https://t.co/hD3xSCTLZw

古い家を買った。立て付けが悪く、急にドアが閉まったり、隙間風が吹いてきて笑い声のように聞こえたり、急にブレーカーが落ちて真っ暗になったりする。今も隙間風で掛けたフライパンがカタカタ鳴っている。本当にボロ家で困る。
「なあ、いい加減俺の存在認めろよ」
耳元で男の声が聞えた。
#呟怖 https://t.co/hD3xSCTLZw

忘れ物の傘があったので拝借した。翌日友人にお前も隅に置けないなとからかわれた。何のことだと尋ねると「惚けんなよ、昨日凄い美人と相合傘で歩いてたじゃないか。彼女お前にベタ惚れっぽいな。ずっと肩に頭なんて乗せちゃってさ」
傘の中は俺一人。
俺はいったい何を持ち帰ったのだろう。
#呟怖 https://t.co/OQcxQB376Z

女の子が雨の中膝を抱えて歩道に座っている。風邪ひくよと傘を差しかけても無反応。ぴくりとも動かないその子を怪訝に思いながらもあることに気付いた。
傘を差しかけても体は雨に打たれてびしょ濡れなのだ。それに気付いてしまったとたんに女の子は上目遣いに笑って言った。
「見えるんだ」
#呟怖 https://t.co/OQcxQB376Z

この町には雨も降っていないのに、赤い傘を差して歩く女の噂がある。逢魔が時、その女が立ち尽くしていて、こちらを見て微笑んでいる。咄嗟にヤバイと思って視線を外すと、その女には影が無い。それに気づいて顔を上げると女は消えて傘だけが置き去りになっていた。そして雨が降り始めた。
#呟怖 https://t.co/OQcxQB376Z

居眠りしている間に、知らない駅についてしまった。しかも終点で乗り換えはなし。いったいここはどこなんだろう。時刻表も駅名の看板も見当たらない。次の電車を待つしかない。そこへ運よく電車が入ってきた。近づく電車にはきさらぎ行きの文字。乗るべきか悩んでいる。
#呟怖 https://t.co/7zbMT1ffHy

駅のホームの下に女の子が居る。
助けなきゃ。
俺は走って線路に飛び込もうとすると、後ろから引き留められた。
「あれに構うな」
男にそう言われ留まった鼻先を特急電車が凄いスピードでかすめた。
電車が通過後、ホーム下の女の子は恨めしそうに俺を見つめた。耳元で盛大な舌打ちが聞えた。
#呟怖 https://t.co/7zbMT1ffHy

踏切内に男の子がいる。危ないと言うと妹が落とした人形を探しているのだと言う。遮断機が下り始めた。手を引くも一緒に探してと駄々をこねて聞かない。
早く!
無理やり手を引っ張ると突然軽くなり尻餅をついた。遮断機が上がる。踏切内に男の子は居ない。バラバラになった人形が落ちていた。
#呟怖 https://t.co/C23ZmQ6ctC

「いつも配信楽しみにしています。もしよろしければ、お話できませんか?(^▽^)できればLINEのIDを交換していただけませんか?(^▽^)」
無理です。
「え?何で?僕はあなたのファンなんですよ?どうしてそんなに冷たくするんですか?ブロックしても無駄ですよ?特定しますから(^▽^)」
#呟怖 https://t.co/BAPgTewuQs

とっくに壊れて使われてないはずの自動販売機に灯りが点いている。
新設したのかと内容を見ても古臭いすでに店頭にはない飲み物が並んでいた。興味本位で一本買ってみた。
飲む勇気はない。誰かが後ろから来て一本買った。
その場で開けて飲むと彼は暗闇に透けて溶けた。
飲まなくて良かった。
#呟怖 https://t.co/9vEDKoBb8G

私は道に迷っていた。不安でいっぱいで歩いていた夜道に、自動販売機の灯りを見つけほっとする。喉も乾いたし、何か買おう。ポケットに小銭。誰かが強く「買うな!」と叫んだ。「戻ってこれなくなるぞ」と言われ私はその男から強く手を引かれたとたんに目が覚めた。病院のベッドの上で。 #呟怖 https://t.co/9vEDKoBb8G

今日もベランダ越しに見えるバスから全員の視線が俺に注がれている。いい加減にしろよ。毎日毎日なんだって俺の部屋を覗くんだ。
上等だよ。やってやるよ。
待ってろよ、お前ら。
全員生きて帰さねえからな。
 #呟怖 https://t.co/aHTDpYKj9K

自宅周りをグーグルストリートビュー眺めていたら、道で女性が倒れていた。これはいつ頃なのだろう。もしもリアルタイムだったら大変。様子を見に行こうか、と思った時に女性が突然むくりと起きた。そして凄い形相でこちらに走ってくる。驚いてPCを閉じたとたんドアが猛烈に叩かれた。
#呟怖 https://t.co/4IbxhhlAm5

間違って入っていた隣人の郵便物を誤って開けてしまった。隣人に開けてしまったことを謝り渡した。
「見たんですか?」と言われ慌てて否定した。
「見てません」
「本当に見てないんですね?」
「はい」
「見てないのかあ」
とつまらなそうに言う。
見たなんて言えない。
あんな不気味な物。
#呟怖 https://t.co/QkC7e8LB3c

買ったばかりのコロコロの紙を剥がすと髪の毛が一本貼り付いていた。気持ち悪いがそれをまた剥がして使おうと思ったがまたもや髪の毛が貼り付いている。さすがにこれはクレーム物だろうと考えながら剥がして行くと髪の毛が繋がっていることに気付いた。最後の紙を剥がすと女の絶叫が響いた。
#呟怖 https://t.co/ix2KUXA5ot

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