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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#返怖
#呟怖

幼い字で『めもりある』とある箱を実家で発見した。

姉は記憶力が良い。

保育園の頃の喧嘩を未だに言う位には。

箱には新旧沢山の人形が詰め込まれ、どれも手足が1つ2つ無かった。

ふと保育園の頃の人形を見つけた。

人形を失くした頃

事故で両足骨折したのを

思い

出した。

#呟怖

私は、無口だ。
いつも笑って誤魔化してきた。
バケツの水をかけられても。

祖母に『口を閉ざす様に』と約束させられていた。
祖母は拝み屋で、その血を色濃く受け継いだ私は、幼い頃にやらかしている。

「私の事、嫌いなら嫌いって言いなよ!」

言ったらアナタ、死んじゃうんでしょう?

#返怖
#呟怖

俺の親友は、よく人違いをされる。
適当に調子を合わせている内にそいつの顔が別人に変化していくのがカメレオンみたいで面白い。

だが、そいつと友達になってから俺は他人の顔の区別がつかなくなった。

人から声を掛けられると調子を合わせて誰なのか探る。

俺の顔は…どんなだった?

#呟怖

その中古の軽にはバックミラーに女が映り込む。

運転手とぴったり重なって映り込むので、運転席に居るのだろう。

事故が起きたり何か有るわけではないが、バックミラーの端にチラリと映る自分に重なった女の姿は、気分の良いものでは無いらしい。

何度も返品され、今では社用車にしている。

#貧乳という単語からスタートのショートストーリーを綴れ
#呟怖

貧乳……

これは我が身を子供達に削いで喰わせたのです。

生きる為、仕方の無い事だったのです。

そう言って女が着物をはだけると、骨の胸部が現れる。

骨の隙間から覗く蠢く闇が、一斉に此方を見た。

「少し分けて下さいまし」

#呟怖
#返怖

女中の割ったのは、主人の家宝の手鏡。
幾重もの破片の中、彼女の写し身は幾重にも生まれた。
女中は鏡と共に葬られた。

暫くして主人の娘の気がふれた。
家中の鏡を狂った様に割るのだ。
曰く「鏡にあの女中が映る」のだと。

錯乱し自害した娘の足には小さな鏡の破片が刺さっていた。

#呟怖

従兄は生来、足が動かず原因は不明だった。

小1の夏、従兄達と水遊びをしていると、従兄の背に5㌢程の黒子を見つけた。

摘まむとボロリと取れた。

落ちたそれは見付からず、誰に説明しても黒子なぞ無かったと言う。

それ以降、従兄の足が動く様になったのは何か関係が有るかも知れない。

#返怖
#呟怖

「死体って美味しいのかな?」

唐突にポツリと呟いた新米刑事に、検死官が笑う。

「いつも食べてるだろう?」

「死体なんか食べてませんよ!」

「踊り食いは感心しないな」

「変な事言わないでください!」

ふと、件の検死官の実家が弁当屋で、この職場でも評判なのを思い出した。

#呟怖

霧の日には、戸を開け放してはいけない。

一年の9割が霧の中の此の町ではそう言われている。

最近マンションが建ち、ベッドタウンだかなんだか、直ぐに部屋は埋まった。

引越業者と共に開け放された扉から白い霧の塊が中へと入って行くのが見えた。

近所の内科は何故か大繁盛らしい。

#呟怖

その子供は特殊だった。

リンゴに向かって喋らせてみると、リンゴの皮は何ともないが、つつくと中身がぐじゅぐしゅに溶けて流れ出した。

成る程、これは喋らせてはダメだ。

大通りで声を出したら地獄絵図だ。

人間の姿をした人間とは言えないモノ。

俺がお前の居場所を作ってやろうな。

#呟怖

「あ゙あ゙あ゙あ゙〜〜〜〜〜」

原稿用紙を寝床へ投げ付けた。

対象を動かすには只管にペンを走らせれば良い。
善人も悪人も思いのままだ。

が、心はそうはいかない。

美しく切ない悲劇を作りたいのに、美学と言うモノが欠如している化物ばかりだ。

今日も又、小説通りに事件は起きる。

#呟怖

傀儡師?

いんや。

あんたぁ、其の子達が自分の意思で動いてるのとは違うってぇ、如何しておわかりになりなさるんで?

其の子達は、あんたが何処ぞで買った怨みのお勘定をお願いに来ただけさ。

それにしても、まぁ、良くも買うに買ったもんだねぇ。

取立屋の真似事も楽じゃあ無いねぇ。

#呟怖

「何を見たって?」

妖怪研究家の自分を訪ねてきた男に聞き返す。

「だから、羊に似てて、角が額からも出てて三本で…足は一本足りない三本で…」

目は有るか無いか判せず口は人の様だったと。

んなモノ聞いた事もないが。

「そりゃ半さね。羊に一本足りぬ、羊に角が多い、間違い無いね」 https://twitter.com/tsubukowa/status/1260860041747300352 

#呟怖

裏山の 咲きたる花の 白き事

夢に見たなら お気をつけ

呼ばれ招かれ もてなされ

還れぬ山路を ぐうるぐる

人とは違う モノになる

裏山の 咲きたる花の 紅き事

目にしたなら お気をつけ

囲われ囚われ もてなされ

還れぬ山路を ぐうるぐる

人とは違うモノになる

#呟怖

美術館で出会った彼女は淡い紫を身に付けていた。

初恋だった。

だが彼女は絵画でしかない。

少年は何度も足を運ぶ内に、ふと気付いた。

彼女の絵がやけに薄い時、彼女に良く似た少女が視界の端を掠めるのだ。

美術教師に相談すると「そりゃ、ハシタの者だ」と顔をしかめた。

諦めろと。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1260860041747300352 

#呟怖

ヒラヒラと舞う蝶の影を見つけ、顔を上げた。

恐らく其処に存在するだろう空中に、蝶の本体は存在せず、影のみがヒラヒラと逃げもせずに舞っていた。

ビョウと一陣の風が吹き、思わず目を瞑る。

再び目を開けた頃には、既に、何処にも影の蝶の姿は無かった。

#呟怖

飛行機雲が出ているね。

そう話す祖母の視線を追うが、幼い私には雲一つ無い青空しか見えなかった。

見えないと駄々を捏ねた私に、そうか竜神様かと笑う。

ここいらの竜神様は死期が近付くと見える様になると。

社会人になり、最近いつも見える飛行機雲がどちらなのか確認出来ないでいる。 http://pic.twitter.com/B5m80vAF75

#呟怖
#返怖

先日他界した祖父の怒号で目が覚めた。

よくも▼ヱヰ▲ヵゑ…!!!

興奮していて聞き取れなかった。

天狗がどうとか言っていたが、祖父は私の妖怪好きには理解を示してくれていた筈…。

もしや何か悪いモノが…と天狗絡みの物を寺に納める事にした。

以来、祖父の夢は見ていない。

#呟怖

友達の家では猛禽類を沢山飼っている。
猛禽類の名前は御先祖様から頂いたらしい。

友達の弟が滑落事故で死んだ時、拾った雛に友達は弟の名前をつけた。

そう言うの、良くないんじゃないかなと思うのだけれど。

僕にも、友達の弟が崖から落ちる瞬間、体から雛が飛び出したように見えた。

#返怖
#呟怖

万苦死慰

幾万の苦しみを死を癒す。

そう意味を込めた画号だが、読めないと一蹴され平仮名で書く事にした。

死後もこの世に縛られ続ける彼等を癒したかった。

だが絵を見つけた人間どもは『ぱくり』だの『にせもの』だのと喧しい。

何故ヒトと言うモノは見えるものしか見ないのか。

#呟怖

夜の事務所で一人残業中、突然キーが打てなくなった。

キーボードの中に異物が入り込んだ様でキーが押せない。

壊しても困るので、逆さまにして振ってみたが何も出てこない。

掃除機で吸ってみるかと立ち上がりかけた時、モニタに勝手に文字が打ち込まれていった。

イタイ イタイ ヤメテ

#呟怖

大きな綿毛が風に舞っている。
動物の毛か植物の綿毛か。

山で精神に異常を来した従弟の持っていたスマホに残っていたものだ。

「うわっ、鼻に入った!」

従弟の声と同時に、地面に落としたのだろう画面が真っ暗になった。
直前、一瞬映り込んだのは、山には不釣り合いなハイヒールだった。

#呟怖

野晒しの骨が転がる草木の生えない一帯。其処が母の眠る地だ。否、母だけではない。親戚一同の眠る地。
何故か本家に近い者達は死期が近付くとこの地へと降り立つ。歩けない者も寝たきりの者も。だから事故で即死の叔父の遺体が消えた時も誰も騒がなかった。

花束を置き背を向ける。

またね。

#呟怖

夜中に私がトイレに行くと彼氏が必ずノックする。少ししてトイレから出ると彼氏はベッドに戻っている。
タイミングだと言うが腹が立つ。

ある日、寝ているとノック音が聞こえた。
誰も入ってないのに…と横を見ると、彼氏が寝ていた。

コンコン。

再び、トイレからノックが聞こえた。

#呟怖

風の強い夜の後、朝の光が音を立てて地面に降り積もる。

夏を呼ぶ小さなモノがそれを食べに地面から這い出てくる。

中に時折、骨が混ざっているのは埋めた場所の所為だろう。

奴等の格好の遊び場になっているのだ。

そうして夏前に地面に潜って逝く。

今年も友に会えた。

また一年後。

#呟怖

流行りの洋菓子の作り方をSNSで見つけ、作ることにした。

小麦粉、卵、水、ふくらし粉、キライな相手の髪の毛、名前を書いた紙、血を一滴、ワラスボの目玉、ナメクジの心臓、鳥の耳朶。

それらを良く混ぜて人型に成型して焼く。

狐色になったら、畑に埋める。

春には芽を出す。

楽しみだ。

#呟怖

今年は多いと噂だったが、目の当たりにして唸った。

其は動物の喉に巣食うカビで、大陸から風に乗り飛んでくるのだ。

カビの姿は座頭虫に似ていた。

人の口に入ろうとするカビを網で捕獲しゴミ袋へ入れ一つ一つ口を閉じる。

空中を舞う無数のカビを眺め溜息か出た。

掃除屋も楽じゃない。

#呟怖

「子供の日ですねぇ」

通りすがりに見知らぬヒトがそう話し掛けてきた。

向こうには大きな鯉のぼりがぶら下がっている。

「そうですね」

妻が足早に立ち去るのを追い掛けると、真っ青な顔をしていた。

「知らないの?」

屋根より他界 鯉のぼり の歌。
屋根から吊るされた子供達の噂。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1257497418880266242 

#呟怖

夢でいつも出て来るお稲荷さんにがある。

紅い鳥居、紅い前掛けのお狐さん。

いつもは音も無く臭いも無い夢が、その日は違った。

生臭い風、玉砂利を踏む音、荒い息遣い、早鐘を打つ心臓、何かの存在感。

わけのわからぬ恐怖で締め付けられる。

あの夢以来、お稲荷さんを避けている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1252721411480641537 

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