呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
『何名様でしょうか?』
「3人です、大人2人と子供1人」
大きな鞄を持って来たのは、1人
どこかで待っているのだろうか
荷物を受け取り、チケットを渡す

「慎重に扱って下さいね、家族の
一部なんで」

その人は、微笑んでいた。
この鞄の模様なんだろうか
毒々しい色が散らばっている https://t.co/dTdeFgsVRR

#呟怖
あの扉の向こうには、一体
何があるのかな?
小人の家?それとも
お菓子の家だったりするかな?

ちょっと気になるな

コンコン

「待っていたよ、お入り」

「ねぇ、あの子を見た?」
「いいや、もう無理だよ」

何があったんだろうね… https://t.co/DvqQTGRDe1

#呟怖
先に旅立つ事を許してくれ
病室から自分に寄り添い
大泣きする彼女
冴えない僕なんかに、色々と
尽くしてくれたね

「あなたがいてくれたから、私…
これで全てが手に入るわ」

泣いていた声とは裏腹な彼女
鞄には、僕名義の書類が何枚かと
薬と注射器が見えた
嘘泣きだったなんて… https://t.co/j55ZwJlE8p

#呟怖
どのくらい、寝ていたのか
いつもは、騒がしい程なのに
目を覚ますと、静寂に包まれてた
誰か居ないかと出歩くと
1人の老人が震えながら言った
『覚めてしまった…姫が再び』
思い出した
積み重ねた大罪により、封じられ
眠りについていた事を
「さぁ、また宴をしなくてはね」 https://t.co/RIzrDsbPa1

#呟怖
深夜の見回りは、もう慣れた
新人の頃と比べたら
不審な物音等の原因は、大体
その場の欠陥だったりする
時間になり、同僚と交代し
トイレに行くと

『俺をここから出せ!』

「何を言う、目の前にいるだろ?
誰も欠けたとは思わないさ。中身が何だろうとね」

涙する顔を背に、笑みで踵を返す https://t.co/w9TgVwZHvL

#呟怖
明らかに、試されてる気がする

覗いたら後悔
覗かなくても後悔

だが、ここは賭けてみようか

見てみなくては、結論が出ない

恐る恐ると、近づいていき
その穴を覗くと…

もう、何も感じない…見えない
絶望 https://t.co/BLvubyLn5X

#呟怖
今日も素敵、完璧ね
身支度を整える姿に惚ける

『その完璧は、本当かしら?』

映る自分が問いただしてきた

「バカね、何を言ってるの
さぁ、出かけなきゃ」

玄関に向かうと、家の者に
『あの、どなたですか?』

偽りの光に、嘲笑う影 https://t.co/78XqnoujVe

「素敵」と身支度をする

『本当に自分か?』

鏡の問いに震える
#呟怖 https://t.co/kki23EoKZI

#呟怖
友人のひとりに感情がない
笑ったり、怒りもしない
何を言おうが、されようが決して
顔に出さない奴がいる
誰もが気味悪がっていた
だが、そんな奴が急に死んだ
その姿に誰もが言葉を失う
遺体は、血の涙を流していた https://t.co/lgVVOW7q7Y

#呟怖
出先から帰宅すると
外が騒がしく、窓から見れば
人集りが出来ていた
事件か事故でもあったのか
再び部屋に視線を戻すと

「ちゃんと見ろよ、なぁ」

物凄い重圧に体が押し潰される

苦情があり部屋に管理人が入ると
赤く広がった部屋にポツリ、と
しずくが落ちていた https://t.co/bZClv2N216

#呟怖
今まで何もかも、ついてなかった
経済面、恋愛に関しては皆無
安請けの仕事漬けばかりで
息苦しい毎日だ
だが、ある日から一転した
仕事が昇進したり、異性との交際
何もかもが嘘のように発展していく
心は潤う反面、肉体は朽ちていく
あぁ、なんか、くるうな https://t.co/DJIkuslgmN

#呟怖
鳥居を遊び場にしていると
周りの大人たちから
「好まれてしまうから、行くな」
脅かしを含んだ躾の言葉だと
そう思ってた
言われても行ってしまう子
鳥居の奥に進んで行くと
女性が優しく微笑み、手招く

『また、食われてしまったか』

気に入られたら、もう戻れない https://t.co/V7cIQgXe13

#呟怖
この土地に住む民族には
タトゥーを体に入れており
入れる部位によって、意味がある

胸は誇り、腕は守り手、目は予言
自分の体に刻まれた模様
だが、刻まれたくない部位もある
足に刻まれた模様の意味は

『永遠の呪縛』

これを刻まれたら、もう絶望だ
なぁ、この足を切ってくれ https://t.co/t5JDfjmRjs

#呟怖
車での旅行で重要なのは休憩
家族連れだと尚更だ
土産を見ては懇願してくる
千円を渡して、車に戻る

暫くすると車に戻ってきた
無駄遣いだと理解したのか
シートベルトをし、車を発進させる

後部座席で不気味に微笑む子は

本当に、乗せて良かったのか https://t.co/oLmzZ5GvCB

#呟怖
自室にある、クローゼットには
内側に鏡が付いている

利便性としても、ありがたい

ただ、そんなに使ってないのに
なぜか、傷がついていた
あまり気にしてなかったが

ある日、身支度の確認を終え
扉を閉じる際、こちらに手を伸ばし

にやつく、自分と目が合い
傷が内側からある事に気付いた

#呟怖
自室にある、クローゼットには
内側に鏡が付いている

利便性としても、ありがたい

ただ、そんなに使ってないのに
なぜか、傷がついていた
あまり気にしてなかったが

ある日、身支度の確認を終え
扉を閉じる際、こちらに手を伸ばしにやつく、自分と目が合い
傷が、内側にあったと気付く

#呟怖
綺麗じゃない事に、絶望した私は
ここにやってきた

見ると、同じ悩みで来た人達がいた
そんな中に、一際目立つ人が

「本当の綺麗とは、見た目じゃないわ、これから起こる事よ」

その言葉をきっかけに、皆の顔が
薄化粧をしたかのような、妖艶さが宿り

誇らしげな表情で、あの世に逝く https://t.co/esnaY75TJx

#呟怖
カラスが、うるさい
何がうるさいって、喋るんだよ
『そばにいる、そばにいる』
ずっと、その繰り返し
そのせいで、寝不足な日々だ

帰り道、神社に差しかかった時
何かに、ぐっと手を掴まれたが
すぐ、体が突き飛ばされた
見ると、あのカラスがいた
コイツが居なければ、今頃… https://t.co/GN4QLfXxlS

#呟怖
夜の公園には、思い出がある
彼女によく、呼び出されたっけ
暫くは、会ってないな

今でも、君はいるのかな?
黒く長い髪を餌にして
友達を増やしているのかな? https://t.co/548nwIzMRg

#呟怖
現世で罪を犯したものは、地獄に
その通りになった

日々、度重なる罪を繰り返し

悪の黒に、業火の赤に包まれた

この息苦しい場所にいる者たちは

『お前の大罪は、なんだ!』
白く、肉質のない手に掴まれると
自分がしてきた罪を味合わされる

まさに、地獄そのものだ https://t.co/JjzGKCYWfs

#呟怖
本が好きだ
それを知ってか、親戚から
古びた、鍵付きの本を貰った
見た目からして、好奇心が湧いた

鍵をかけてみると、開かない
何度も繰り返したが、ダメだった

それから何年かして、ようやく
鍵が開いた、本の内容は

《はじまりだと、思ったか?》

この震えは、好奇心?それとも… https://t.co/cES2JzcIcJ

#呟怖
知らない事を、知ってないと
自分を失うという、恐怖になる https://t.co/kki23EoKZI

#呟怖
目を開けると、眩しい
手を差し出してみてみれば
透き通るように、見えてしまう
他の色には、到底、難しいだろう

よく見れば、影がない
白は、全てを包み隠してしまう
存在を《無》にして… https://t.co/xVEfuWdSBm

#呟怖
黒い空間、色、それぞれに対し
《怖さ》を抱くだろう
暗闇にいて、何を思う?
それだけだろうか

声を出してみても、かえってこない
どこを見ても、暗いだけ
温度さえも、分からない

視野を奪われ、踏み出せない
誰彼に気付かれず、留まる事に
気が狂いそうにならないか? https://t.co/hrtf3YisDV

#呟怖
山は、迷いやすい
親切な看板には、バツ印
これなら、居場所が分かる

おかしい…同じ場所にいる気がする
このままだと、着くどころか
戻れないかもしれない

脳裏に、最悪な事が頭を遮った
あのバツ印は、居場所ではなく
《終わり》を意味していたのではないかと… https://t.co/ECSCPOA84v

#呟怖
花が咲き誇る場所で、少女が踊っている
その姿は、観ている側を魅了させる
だが、踊っている少女は
楽しむより、苦痛な表情をしている
ふと、少女がこちらを振り返り

『ねぇ、かわってくれる?』

その言葉を聞いた途端
体が勝手に踊り始めていた
少女の姿はなく
極楽な景色に縛られた呪い https://t.co/UDSQaH8fWn

#呟怖
どれくらい、寝ていたのだろ

目が覚めると、薄く閉ざされた空間に

息をしようとするが、感覚がない

視界がある程度、慣れてくると

こちらを何人かが、覗き込んでいる

『また、こいつも失敗か』

恐れるものも、失うものも

全てを無くした https://t.co/L8KCgjTNpA

#呟怖
憧れの世界へと、ようやく踏み入れた
人々を驚かせ、魅了させるのが

これから、身につける技だ

師匠や先輩たちに、追いつく為

今日もとて、練習に励む

『技を身に纏い、一体となれ』

教えの1つとして、それに集中する

あぁ、これこそが魅せる技か!

魅せる人、技に共に… https://t.co/z1dnJ8ceM5

#呟怖
旅行で、和風な雑貨屋に立ち寄ると
妻が、傘を気に入ったみたいで
柄や色まで、こだわりたいらしく
職人と話し込み、特注する事にした

二人が決めてる間、外に出ると
腹に何か、鈍く感じた

『色、こんな感じで』

「とても、親しみ深い色ですね」

妻の手に染まる、どす黒い赤が https://t.co/BgtNTAaGHm

#呟怖
海の見える家
誰しもが憧れる、理想の立地
越してきてからは、もっと近くで
海を眺めたくなった
椅子を持ち、砂浜で眺めると
波打ち際の泡、水音が愛おしい
ずっと、聞いていたい

『ご主人は、見つかりませんでした』
海に行くと告げた人は
愛するものの元へ、かえった https://t.co/NdOxfgsgFd

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