呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
階段を駆け上がってきた男を避けた時、足元に何かが落ちた。桃だ。拾って声をかけようとしたが男の姿はどこにもない。取りに来るかもと思って桃を階段に置いた時だった。突然、体中を食いちぎられるような感触に襲われた。朦朧とする頭の中で微かに女の声が響いた。
おまえがひとりめ、と。 https://t.co/gGXpE6AyaG

#呟怖

初めて買ったスマートスピーカーを起動したそのときだった。スピーカーに呼ばれた。調べたけどそんな機能はない。でも、ただひと言、一度だけ私の名を。亡き母の声で。
それ以来、スピーカーを買い集めている。また呼んでくれそうな気がして。 https://t.co/pXXiS9ou5P

#呟怖

静かな図書館の中、どこかで声がする。休館日なのにと二階へ上がりかけて足を止めた。踊り場にかけられた絵から微かに聞こえるのは優しい語り口の読み聞かせの声。描かれているのは本を読む母とその膝に抱きつくようにもたれて聞き入る子の姿。邪魔しないようにと静かに踵を返した。 https://t.co/BbiycTFt9I

#呟怖

あれは水溜りを踏んで遊んでいた子。
俯いた一瞬『ドン!』車に跳ね飛ばされた。
夏の午後、遠くで時折り光るのは逃げ水を追い続ける白いTシャツ。 https://t.co/ET0MxU7s8M

#呟怖
老朽化した実家を取り壊し、仏壇をうちに移した。母との同居が始まったその日の夜、玄関で『ドサッ』と音がした。あれは父が靴を脱ぐ前に鞄を置く音。いつもこの時間に帰ってきていた。「変わらないわね、あの人」固い表情の父の遺影を見て母が笑った。 https://t.co/zy2IegtTYe

#呟怖

幼い頃、雲間に見えた飛行機に歓声をあげた。あんな高い所を行くなんて、と。UFOに龍、巨大戦艦。いろんなものがあの向こうに隠れてると信じていた。誰か気づくかな、あの頃の私みたいにわくわくしてくれるかな。雲の隙間から地上に向けて手を振る私を温かな光がゆっくりと包んでいった。 https://t.co/eRqXCTmLNJ

#このお題で呟怖をください
#呟怖
(撮影:壱合) https://t.co/wsulpBZMZL

#呟怖
#返怖

私の子は私と共に土に埋められたけど、この飴で生き長らえた。泣いて、その泣き声を聞きつけた人達に救われた。

さあ、その飴を食べて、泣いて叫んで伝えるの。
私はここにいるって。
誰かが気づいてくれるから。
もうそんな危ない所にいちゃだめよ。

その飴の味、忘れないで。 https://t.co/BxJStN9Vt7

#呟怖

釣鐘のような白い花が群生している。淡く光るのは蛍が入っているからだろうと中を見ると人の顔。目が合った。その顔が苦痛に歪むたびに花が明滅する。
「捕まえたばかりですの。しばらくすれば消えますがそれまでは楽しめますのよ」
突然の声は誰のものか。林の中に女の笑う声が響く。 https://t.co/TYVZNcXWU0

#呟怖

研がねばならぬこの鎌を
眩く輝く切れ味に
痛みを感じさせないほどに

受け継がれてきた技と鎌
錆つかせてはならぬもの
付焼き刃では務まらぬ

山を谷を草原を
町を都市を人混みを
風の如く駆け抜ける

人は我らをかまいたちと呼ぶ https://t.co/Po31hnTvBp

#このお題で呟怖をください
#呟怖
(撮影:壱合) https://t.co/mPWzuAiTFO

@suika_sheep #呟怖 #返怖

あいつの後ろのお坊さま
じっとこちらを見つめてる
たまらず居住まい正したら
坊さま微笑み経を詠む

どうしてあいつに憑いてるの
婆さまにまで口ごたえ
婆さま睨んで諭したが
意味わからんとあっけらかん

坊さまにっこり微笑んで
まだまだ修行が足りないと
あえてあいつに憑いたらしい

#呟怖

私って霊感は無いし恨みとかぶつけられてもはね返しちゃうんだって。道端にいた占い師っぽい婆ちゃんが言ってた。で、はね返しちゃったのは近くにいる人にくっついちゃうんだって。
嘘っぽいよねー。
え、どうしたの?
背中がぞくぞくって風邪?
後ろに何か居るって言われても私わかんないよ。 https://t.co/HTsv9RwnZv

#呟怖

種を蒔いた土の上
髑髏が一つ捨てられた
目の穴から出た緑の芽
大きくなって飲み込んだ
髑髏をそのまま木の中に
土に還れぬ悔しさに
髑髏は泣いて苦しんで
辺り構わず八つ当たり

どれがその木か判らないし近づいただけでもだめ。よくできた呪いだよね。だから鳥居の向こうに行っちゃだめだよ。 https://t.co/tbQpMAqKDR

#呟怖
この植物は地中から吸い上げた穢れを葉の先端に集めます。穢れはやがて大気に溶け、残った血肉は他では見られない早さで大地に還ります。豊沃な大地に広がる緑の絨毯はこの地に遺体を捨てざるを得なかった人々の心を癒します。
ここにしか生えない希少な種です。
皆で大切にしましょう。 https://t.co/FuR1WwUoVd

#呟怖

その音は昨日までは聞こえていた。
金属を引っ掻く音が。
耳の奥を刺すようなか細い音が。
どうやら我慢できなくなった奴がいたらしい。

(あのロッカーを開けたのか)
(これで当分の間は静かだな)

みな安堵のため息をついた。
だが、誰もが思っているはずだ。
次に喰われるのは誰だ、と。 https://t.co/ZyXfxXHYLr

#呟怖
品物を出したあとに残るのは空っぽの段ボール。
そのままだと嵩張るからとカッターで切り刻んでいると色々なことが思い出されてきた。
あの感触、手応え。
「ねぇ、全部切れた?」
背後から妻が聞いてくる。
届いたばかりの服に着替えている途中の姿。
剥き出しの肌。

いや、まだこれからだよ https://t.co/W3DDpmEwEh

#呟怖
線路上に這いつくばる女がいた。肌に付いた錆色の線が痛々しい。大切なものを探しているのだという。俯くたびに剥き出しの脳が揺れる。
何をと聞こうとした時、女はあっと声を上げ何かを掴むと頭に当てた。
それは頭蓋骨の欠片だったらしい。
錆色の繋ぎ目が斜めに走る笑顔は美しかった。 https://t.co/IsvJHZ0kTi

@suika_sheep #呟怖 #返怖

夫が会社で植物化した。遺体からは耳が跡形もなく消え口が巨大化していた。上からの指示、部下への叱責。ストレスが夫を異形に変えた。
葬儀を終え、庭の片隅に生えた植物を眺めていた時、突然目眩がした。口が疼く。夫への積年の不満を叫びながら私は全身から蔓を伸ばし続けた。

#呟怖
滑り台を滑り降りたところに大きな水溜りができていた。
昨日降った雨のせいだろう。
それでも子供たちは我先にとそこに集まる。
階段をよじ登り、歓声と共に滑り降り、勢いのまま水溜りに嵌り、沈む。
今、最後の一人が沈んだ。
大人たちは皆立ち上がると静かになった公園を後にした。 https://t.co/LM2kqdhjsr

#呟怖
山の中腹へと続く坂道の途中、細い川に沿う場所がある。ガードレール越しの眼下に見えるのは岩と清流。そのガードレールの傍らに風化したスニーカーと少し離れた所にサンダルがある。今朝は革靴が揃えて置かれていた。
靴の持ち主が何処へ行ったのかよりも明日は何足増えているのかが気になる。 https://t.co/fsJHcMMus8

#呟怖
ベランダで洗濯物を干していたら上から落ちてきた何かが手摺りに当たった。程なく悲鳴が聞こえ人の集まる気配がした。
ふと見ると先に干した夫のシャツにいくつもの血の染みが付いている。

なんだ、今日のは生身の人間だったのか
もう、洗ったばかりなのに
しょうがない
もう一度洗えばいいか https://t.co/2pAcjdSttc

@suika_sheep #呟怖 #返怖

白い
どちらを向いても白い
さっきまで晴れていたのに
草履の鼻緒が切れて足が痛い
早く家にと手を伸ばし手探りをくり返しながら歩く
いつのまにか寒さを感じなくなった
ただひたすら歩き続けている

一瞬、影が見えたような気がした
誰かいるの?
お願い助けて
私を家に連れて帰って

#呟怖

(歌?どこから?こんな夜中に?)
辿っていった先にあるのは流し台。
その排水口から聞こえる。
彼女の声だ。
(ここはこの間…)
彼女を刺したナイフを、切り刻んだ刃物全部をここで洗った。
排水口を覗き込もうとした時、勢いよく噴き上がった何かが顔を濡らした。
あの時と同じ、血の匂い。 https://t.co/lOvIWmyjfs

#呟怖

「これと同じ靴を見ませんでしたか。片方を無くしてしまって足が痛いんです。見ませんでしたか。ねえ」

信号待ちの間、ずっと耳元で繰り返し聞いてくる。
見上げた夜空に青信号が光った。

「渡れないのよ!私の靴はどこ!」

一本足の血塗れ女の叫びをあとにして、私は自転車をこぎ出した。 https://t.co/nmfXwBZr7g

#呟怖
鳥の大群がまるで巨大な生き物のように見える、あの動画を思い出した。
今、風もないのに集った花びらが道の上で人の形を作っている。それは時には少女のようにはしゃぎながら、時には妖艶な踊り子のように舞いながら少しずつ近づいてくる。
ああ、目が離せない。動けない。 https://t.co/B4S39pVnJ8

#呟怖
信号が青に変わった。前から来た男がすれ違いざまに紙を差し出した。それは何かが書かれた一枚のメモ。読もうとした時、全身に痛みが走り目の前が真っ暗になった。

あのメモはどこ?
なんて書いてあった?
腕がちぎれたことよりも
顔が潰れたことよりも
気になって
あれからずっと探している https://t.co/I2Q3ffOGds

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