呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

『猪鹿蝶』猪鹿蝶と言っても花札の話ではなく、物の怪の名である。みちのくの山林にいたそれは、全長10cmほどの剛毛の玉、それに鹿の角。蝶、と言うよりは蛾に近い羽根を持ち、目鼻は無い。正面にはポッカリ穴が開いている。出会った者は、徐々に脳が食べられ、一年以内に死を迎える。 #呟怖

#呟怖 ついつい読んでしまう。勉強になります。皆さんありがとう!

『レイカン』懐疑派だが霊感があり除霊ができる。と言う二人と、零感らしい男。霊感のある二人は、お互いの霊体験を否定し、自らの霊体験を主張する。零感の男は二人を仲裁しようとするが、効果がない。いつも無視される。 #呟怖 #実話怪談

『蛮鳥』あの村では今も続いているだろう風習。鳥葬と言いたいところであるが、そうではない。蛮鳥と言われるそれは、生きた人間、それも年端もいかぬ三歳児を使う。子が落とされるのは直径10m深さ5mの穴。雀程度の大きさではあるが、その数は空を覆う。残された僅かな骨を村人が齧る。 #呟怖

ついでに、#呟怖 で怖い話いっぱい書かれているよ。怖いかどうかは、人それぞれだけど、タダなのでw

『本当にあった呟怖』#呟怖 というタグがある。そこには無数の怖い話が呟かれている。私は知らないが、とても有名な作家さんもいるらしい。その恐怖の呟きは凄まじく一瞬で100RTを超える。僕は、その #呟怖 を読んで身震いして笑った。お~怖っ #呟怖

『Z.P』南米のハイチから帰ってきた彼の様子がおかしい。目は虚ろで言葉は「あぅあぅ」動きも緩慢で、無気力にフラフラ。食事も取らず白い粉を吸引している。私は食欲も無くベッドに入った。朝起きて、体がだるい。熱は、な、くて、26? ど、く……あ、ぅ…… #呟怖

『多すぎる独り言』複数アカウントで自らのツイートにコメント、リツイ、イイネを繰り返す。その数99アカウント。TLに流れるのは絶え間なく続く99人の喧嘩。 #呟怖

『bot』私の彼はbotに呟き続ける。 #呟怖

『#命残時間』ハッシュタグ #命残時間 をツイートに入れると
死ぬまでの残り時間がリツイートされる。 #呟怖

『京乃離』京都の奥座敷と言われる町。旧家の敷地の奥の奥、華やかさとはかけ離れた薄暗い竹林に、ひとつの蔵がある。そこにいるのは女。艶やかな長い黒髪を床まで垂らす。女には、目鼻口は元より両の手、両足の指も無く、棒のような手足がぐらり伸びている。それを見た者は二日後に死を迎える #呟怖

『別垢』「別垢10個持ってるよ」と自慢する彼のフォロワーは全部13人 #呟怖

『狸鼓』徳島には、狸祭りと言う祭りがある。阿波踊り程、有名ではないが地元民には愛される祭りだ。だが、一部地域では狸祭りの日には一歩も家から外に出ない。狸の腹鼓が一日中聞こえ、その大音響で鼓膜が爆ぜると言うからだ。だが、地元民以外、小鳥の囀りすら聞いた者はいない。 #呟怖

『ヒキガミ』友人が福島の地元で体験した話。夕方七時には、そこを通るなと言われていた辻があった。夜のバイトに送れそうになった友人は、近道になるその辻を走り抜けようとした。「グッグググイィ」長い髪を引っ張られ、その場に尻餅を着いた。以来彼は長い髪をバッサリ、今では髪なしの禿 #呟怖

『屋根裏酒』会津にいた祖母の話。「離れの屋根裏部屋には入るな」と念を押されていた祖母。ある夜離れ近くで「ピチャピチャ」と聞こえた。祖母は好奇心に負け屋根裏部屋へ。部屋の真ん中に鎮座する大樽。強烈な酒気で目が染みた。そっと樽の中を覗く。そこには、無数に浮かぶ眼球があった。 #呟怖

『逆盆(さかぼん)』うちの実家には逆盆と言う風習がある。夏の終わりの風習で、先祖を敬う為の儀式らしい。その日は、衣服を表裏逆に着て、寝る時は布団カバーも裏表逆。枕の位置も逆にする。三十年程前に、逆盆の決まりを守らなかった一家が全員死んだ。全身の皮膚を捲られていたそうだ #呟怖

『呪いのクソゲー』私が開発していたゲームには、呪いがかけてあった。プレイ中には見ることのできないソースコードの中に、延々と刻み込まれた呪い。まったくのクソゲーにも拘らずひっとして、未だにシリーズが続いている。が、開発会社は次々と潰れ、毎回別の会社がゲームを作っている。 #呟怖

『蝦蟇憑』蝦蟇の油は切り傷刺し傷が瞬く間に治る軟膏だ。私が、藁をも掴む思いで手に入れたそれは、まさに奇跡の薬であった。一生動かないと言われた手足は元気に踊り、全身に活力もみなぎる。ただ、肌のヌメリがある事と、生きた小動物の摘み食いが止まらない事に対しては難儀している。 #呟怖

『スイ布団』半値で買った高級布団。肌触りが良く馴染むがジワリと熱を感じる。目を閉じて、かなり経つが眠れない。起き上がろうとしても動かない。布団は水を含んだように重くなり、力が抜けた。目覚ましの音で、目を開く。視覚はなく黒いまま。あったのは眼球に張り付くボロボロの瞼の感触。 #呟怖

『お後ろ様』四国の、とある農村の話。峠に地蔵様がいる。無病息災のご利益があるそうで遠方からの参拝客も多い。お地蔵様に正面に顔がない。顔は後頭部に彫られているらしい。顔を見たものは七日以内に死ぬ。背後に回らなくても振り向く事もあるり、飢饉の前には首が転がった記録もある。 #呟怖

『蝉時雨』音楽など聞きもしなかった友人がヘッドホンをしていた。絶叫のように漏れるデスメタル。理由を聞くと「ミーンミン、ジージジジー」としか言わない。それから音信不通。秋も近づいた頃、彼は死んだ。発見された時、衰弱した体には水分が無く、乾燥した肌は蝉の抜け殻のようだった。 #呟怖

『引換の腐幸』身籠の妻とお詣りに行った。その夜、夢を見た。二本の角が生えた赤黒い狒々が睨み「子をくれたら、願いを叶える」と言われたが、私は断固拒否。翌朝、妻の腹の子は流れた。夫婦仲は急速に冷え離婚。その後、私は全てを失い放浪生活。引換、彼女は大企業の社長と再婚して幸に。 #呟怖

『電車待ち』やけに人が多い田舎の最終電車。ラッシュ時の込み具合。「あっ」声が出た時には遅かった。バラバラになったサラリーマン、女子高生、オジサン、いったい何人……フェードアウト……目覚めて朝、既に電車待ち。グラリと崩れ落下。肢体を掴む無数の手。目前に迫る鉄の車輪。 #呟怖

『ファンからのDVD』ファンから送られたDVD。アイドルは事務所の人と一緒に恐る恐る確認してみる。ノイズの後、映し出されたのは赤い海と化した自室。そこには雄叫びを上げ乱舞する巨漢が映っていた。アイドルは、すぐさま警察に連絡し、急いで実家へ向った。 #呟怖

『ルカちゃんヨ』死んだ元カノのスマホに残されていた、彼女が受け取ったメッセージ「ルカちゃんヨ。今、玄関にイルノ」「ルカちゃんヨ。今、押入れにイルノ」「ルカちゃんヨ。今、アナタノお腹の中にイルノ」読んだ後、俺はスマホを地面に叩きつけて笑った。 #呟怖

『消えゆくタクシー客』タクシー運転手は自慢げに言う「客の女が池の近くで消える。俺好みの美人だったよ」何度か同じような体験をしたようで「また会いたいな」と怯える様子は微塵もなかった。しばらくして新聞に彼の顔を見た。連続殺人犯として。 #呟怖

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