呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
親戚のお婆さんは亡くなる前いっぱい薬を飲んでいた。
先生に言われたから。そう言っていっぱい飲んでいた。
お婆さん亡くなった後、必要ない薬を処分しようとするとどうしても見つからない。
親戚ではあっちにも持っていったんだなって笑ってた。
私はなんだかそれは悲しいなと聞いていた。 https://twitter.com/ButaPonz/status/1102412700972244992 

#呟怖
隣人は常にそこにいる。
家でも街でも山でも海でも。

隣人は常に側にいる。
人がいる場所なら常にいる。
入浴中、勉強中、仕事中、嬉しい時、悲しい時。

隣人はすぐ側にいる。
すぐ側にいる例えば後ろに前に横に。
常に寄り添ってくれている。

隣人は居る。
人は美味しいから。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1097730021999820806 

#呟怖
夜中の公園にはおばけが出る。
そんな噂を聞いて一人で行ってみた。
「君、こんなとこで何してるの。」
おばけを待っていたら変なお兄さんに声をかけられた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1090609531745255424 

#呟怖
あの湖には龍神様が住んでいる。
そんな昔話がある。
龍神様は若い娘が好きで毎年生贄を捧げてたらしい。
特にご利益も災いもないけれど。
捧げてたらしい。

龍神様は死んでいて。
きっと人魚が住んでいる。

水底から見上げる月はきっと綺麗だから
人魚はきっと幸せに暮らしている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1089935051624607744 

一人しりとり。
私の趣味、というか精神集中と頭の運動だ。
つぶやくときもあればひたすら頭の中で続けるときもある。
答えが返ってきはじめてからが本番だ。
「ん」がついてもやめないお互いにストックはある。
それでもなくなったら終わり。
またねと言って終える。
小さい頃からの習慣
#呟怖

#呟怖 #呟怖bot可
幼い日近所の廃屋で。
風が吹いた。
ロープが軋む音。

いま電車に乗っている。
電車が揺れる。
吊り革が軋む音。

ギィ、ギィ、ギィ

ギィ、ギィ、ギィ

#呟怖
本家に嫁が来ることになった。
大層な美人でしかも働き者だった。
姑にも好かれていた。
だが、ある日いなくなった。
旦那と昼飯のあと、ふいと立ち上がって。
「ごめんねぇ。呼ばれたわ。」
と言って素足のまま庭に出た。
風がひょおんとふいた。
次の間には嫁ごの姿は消えていたという。

#呟怖
ある神社に伝わる話だ。
神主の息子が烏を見た。
神社の屋根に止まる烏。
その烏は人の目をしていた。
じっと息子を見ていた。
やがて烏は飛び立った。
その話を父親にすると直ぐに禊をさせられた。
その後、息子は神職を継いだが子はなさなかったという。
今は他所から来たものが継いでいる。

#呟怖
とある宿場で旅の僧が語ったという。
街道から離れた山寺で一晩の宿を借り、寝ていた時だ。
とてとてと軽い子供のような足音が近づいてきた。その寺には小僧はいないので、ああ、霊の類かな、と起き上がった。
そこには大人の顔に手足が付いたものがいた。
経を唱えて供養したら消えたという。

#呟怖
江戸の中頃、中山道のある宿場で薬売りが語った話である。
薬売りが道を歩いていると道端で踞る女がいた。
病かと思い声をかけると腹痛という。
薬を出してやると、それを飲んだ女の頭が、ごろり、と落ちた。
首はけたたましく笑ったと思うと藪の中に消えてしまった。体は朽ちた株となっていた。

#呟怖
怖くはないのだが…。
こんな夢を見た。
私は山の上の神社を目指し階段を登っている。
手をついたほうが登り易い階段だ。
階段には祭りの提灯がかかっている。
登り切るとそこには男の子がいる。
毎年見た。
その度彼は成長していた。私と同じように。
二十歳からその夢はあまり見なくなった。 https://twitter.com/wjy2_BEATBOX/status/1026478289353752576 

#呟怖
こんな夢を見た
そこはアメリカか何処か、現代ではなかった。
とある村に行くと村人はみんな色が病的に白く、目には瞼がない。中には口が八目鰻のようになっているものもいた。
村人にらしきりに寄生虫を体に入れるように言われた。
この村の住人になってほしい、と。
そこで目が覚めた。

#呟怖
鬼、とはなんであるか。
人が死んだものか。
怨念が形をなしたものか。
病の象徴たるものか。
死後に懲戒を与えるものか。
それとも…異形の何かなのか。
全て…全て…鬼と思え…。
人もモノも異形も、全ては鬼となる可能性がある。
怨むべからず、戒めるべらかず、踏み入るべからず。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1023768348448808960 

#呟怖
祭りには二種類あるのだと、近所の神主さんが教えてくれた。
1つは神様に感謝を伝えるもの。
1つは神様の祟りを鎮めるもの。
うちは後者らしい。
市内のどの神社でもお祭りでは必ず子供たちで詠う祝詞がある。
親を連れて行かないでと懇願する祝詞だ。
うちの市では30代〜50代の死亡率が高い。 https://twitter.com/gimatetu/status/1018467930445623296 

#呟怖 この夏は幽霊もバテるらしい。。
夏休みのこの時期、最初のプールでは毎年必ず誰かが足を引っ張られるのだが…今年は誰かがぐったりとして生ぬるい手を踏んだらしい。
気温40度、水温38度……そらばてるわ。

#呟怖
毎日、20時37分頃になるとブランコが軋むような音がする。
音が聞こえるほど近くには公園はない。
車の音にしては甲高い。
なんの音かは未だに確かめにいけない。

#呟怖 小人を家で見つけた。
逃げたので追いかけると洗面所に行きおもむろに排水口に飛び込んだ。
ゴンッ
排水口の近くの壁には同じくらいの大きさの穴。
間違って飛び込んだのか。
ライトを使って奥を覗くとオロオロしてたのでロープを垂らしてほっておいた。
3日後、鼠の丸焼きが届いた。
叫んだ。 https://twitter.com/Manjusaka0622/status/1017311964781948930 

#呟怖
もう何年も前の話。
地元に雑木林があるんだけどさ、そこの前を通ったとき糞尿と肉の腐臭が混ざった臭いがしてきたんだ。
えっ、と思って雑木林の方を見るとコッチを見返している人がいた。
その人はただ黙って雑木林の奥を指さしてた。
怖くて逃げたからあとは知らないけど…あの先にはたぶん…

#呟怖
向日葵畑を見ると思い出すのは故郷のことだ。
その年も俺は実家でひまわりの収穫を手伝っていた。
そこであれを見てしまった。
ひまわりの向こう側からこっちを見下ろす子供…。
手と足だけが異様に長い…。
赤いキャップが印象的だった。
あれはまだ、あそこにいるのだろうか。 https://twitter.com/pakiene/status/1016665528134348801 

#呟怖
ある夏の話だ。
友達と肝試しに行くことになった。
出ると噂のトンネルに付き、一通り回って怖かったねと言いながら車に戻った。
すると、バックミラーやサイドミラーにゆらゆらと揺れる影がずっと映り込んでいた。
私は眼鏡なのだがそこにも。
映り込めるものには全て。
朝にはいなくなっていた https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1015986651238051840 

#呟怖
紫陽花が枯れはじめている。
メメント・モリ
死を想え
…ここまで書いて、これ詩の投稿になっていると気づいた。
呟怖は怖い話だった…。
怖い話、紫陽花で怖い話。
あ。
紫陽花の花の隙間から虫がうじゃうじゃと…これは別の意味で怖い話だ。
あとは紫陽花に取り憑いた…やめとこう。

#呟怖
電車の窓
外に忍者を走らせる。
障害物も走らせる。
敵の忍者!手裏剣!
倒木!ジャンプ!
幽霊!忍術!
そんな遊びを子供の頃から飽きもせず。
ただ、一度も忍者は家に帰り着かない。
最後にいつも黒い怪物に飲み込まれる。
いつも出てくる謎の黒い怪物。

忍者は次の日には復活するけどね。

#呟怖
「この前宗教の勧誘されてさ。」
「ああいうのしつこいよな。その後は?」
「信仰があるのでって説明したよ」
「どんな信仰だよ。」
「世界の成り立ちや旧き神々の事を魔術書まで使って説明したんだけど。いきなり舌噛み切っちゃってさ。」
「それ失礼だな。折角真理に近付けたのに」
「なー。」

#呟怖
日本には入ってはいけない山がかなりある。
まあ、それは有名な話だ。
では何故入ってはいけないのか。
迷いやすいから?事故がおきやすい?神域になっている?妖怪でもでるから?

どれも正解であり間違いかも知れない。
どの理由も人の「おそれ」を刺激する。
山はおそれ多い場所なのだ。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1011089023874433025 

#呟怖
離れの爺様言うことにゃ

一番上の姉様は
あっちのお山に嫁ごにいった

山の泉の龍神様の
嫁ごになった真ん中姉様

白く産まれた弟は
黄泉の国へと帰された

本家の婆さま言うことにゃ
私は穢れの子なので

どこにも行かず牢の中

今日も村人やってくる
穢のわたしにやってくる https://twitter.com/tsubukowa/status/1011089023874433025 

#呟怖
その子は虫を集めるのが好きだった。
ただ集めるのが好きだった。
捕まえては虫籠の中に詰め込んでいった。
その時に死ぬ虫もいた。
生き残った虫は死んだ虫を食った。
それでも詰め込まれた時に死ぬこともあった。
蟲毒になりかけているのに、なりきれない。
ただの地獄がその虫籠だった。 https://twitter.com/Yamanomu_Kou/status/1010520561397592065 

#呟怖
ーー以後、ビデオのメモリが切れるまで『悪魔祓い』が行われる。
〜〜記録終了

※当該ビデオはとあるビルが取り壊された時に解体作業員が見つけ、内容を確認後警察に提出してきた。

※ビデオに映る3人の身元は判明したが、姻戚関係や教会への登録は無かった。いまだ行方はわかっていない。

#呟怖
ーー激しく頭を振り違うと繰り返す。
「なんだ!何が違う!答えろ悪魔め!汝の名を答え神の御名の前に真実を語れ!!」
ーー少女は激しく体を動かしながらも、縛り付けられた手で神父の後ろを指差す。
「これを見ているやつら!!私は悪魔なんかじゃない!悪魔はこいつらだ!私をずっとこうし」

#呟怖
「ー!!!!!!ーーー!!!!!」
ーー少女さらに激しく動き意味の通じない言葉を叫ぶ。
「悪魔よ!汝の名を答えよ!!」
ーー悪魔の名を詰問しながら、聖水をふりかけ、ロザリオを突きつける神父。
「ああああああ!!!!!!」
ーー激しく動く少女
「違う違う違う違う違う違う違う!!」

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