呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

その学校の体育館では、4:13になると時計から一筋の血が流れる。
4:15になると跡形もなく消える。
#呟怖

笑顔を浮かべた老婆が、半分だけ此方に向かってきている。
#呟怖

線路脇の真っ直ぐな道。
此方に手を振る影。
そちらに歩くが少しも近付けない。
ふと、足元を見ると一歩も進んでおらず、代わりにがくがくと震えていた。

あ、やばい。

そう思った矢先、影が此方に近付いてきた。
震える足を無理矢理動かし逃げた。
なんとか踏切を越えた。
影は嗤っていた。
#呟怖

数年前、電車の中でのこと。
乗客が10人にも満たない電車内。
ふっと、顔を上げると、社内の全員と目があった。
全員、何故か同じタイミングで顔を上げて、一箇所に目線が行ったらしい。
えっ?という感じでいると、電車が急停車。
アナウンスで次駅で人身事故とのことだった。
#実話 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1295755160119963648 

渦となった山に、母の骨を拾いにきた。
一歩、一歩、登り、散らばった遺骨の中から母の物を探す。
弓手(左手)には手足の骨を抱えている。
馬手(右手)で頭蓋を拾う。
一歩、一歩、登っていく。
もう、落とさないように。
ゆっくりと。
渦巻く山を登る。
母と一緒にいつまでも、どこまでも。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1294204608311488519 

耳元で声がする。
「雨が降るよ」
直後雨が降る。
「火が消えてないよ」
煙草の不始末があった。
「この先は事故に合うよ」
ひとつ先の交差点で事故があった。
「開けると刺されるよ」
部屋の前に不審な男がいた。
いつも助けてくれているのか。
そう思い、後ろをみる。
表情をみて悟る。
違う。
#呟怖

昔、学校で幽霊を見る方法が流行った
あるマンションのエレベーターを決まった階数の順に動かす
途中で誰かが乗ってきたら失敗
友達と試すが、途中、お婆さんが乗ってきた
失敗
その階で降りる
すれ違いざま、おばあさんが「もうやるんじゃないよ」そう言って、無いはずの上の階に昇って行った
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1288212358305726464 

とある寺のある山。
その中腹辺りに土木工事員の詰所があった。
そこの入口には何故か注連縄。
敷地の中にはお地蔵様がいて、全部山の方を向いている。
つられて山の木々の合間を見る。
ああ、なるほど。
そこにもビッシリと注連縄。所々千切れている。
如何に御仏のおわす山と言えども、か。
#呟怖

そのまま、見終えた。
現像した写真が継ぎ接ぎだらけになったらしい。
古いVHS。
つけてみると、いきなりエンディングだった。
映像は継ぎ接ぎだらけだった。
過去も現在もごちゃまぜな写真。
何だこりゃ?と見ていると、次は心霊写真特集のコーナー。
とあるテレビ番組の未公開映像らしい。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1293576136216023040 

夕方、某路線にて
電車の中を子供が駆けていた
何も言わず見送る
少ししてまた子供が駆けてくる
見送る
また駆けてくる
見送る
我慢
また駆けてくる
流石に一言、と思い振り返って気付く
子供は4回とも同じ方向から来た
また、子供の声が近づいてくる
私は知らないふりをした
#呟怖

憧れている友達がいた。
ずっと一緒にいた。
ある日、友達が死んだ。
突然の事故だった。
憧れがいなくなった。
それでも日常は続いた。
何も変わらずに。
あの子のいた意味は何だったんだろう。
憧れは渇きに変わる。
あの子を、あの子をもう一度。
墓を暴き、骨を貪る。
少し、満たされた。
#呟怖

この前、怪談やったろ?
あのときからさ。
ずっといるんだ。
何かが。
いるんだ。
ずっと、ずっとそこに。
いるんだ。
いるんだよ。
誰も信じてくれない。
けど、本当なんだ。
いるんだ。
いるんだ。
何かが。
いるんだよ。
なあ、見てくれよ。
後ろだよ。
あんたの後ろ。
振り返って。
いるよ。
#呟怖

この森を歩き回る夢を見はじめて、もう何日目だろうか。
目は覚める。
だが、眠ればまたこの森に戻ってくる。
少しの居眠りでさえも。
ぐるぐる、ぐるぐる。
偶に木々の合間から何かが此方を見ている。
歩き、見られる疲労。
遂に私は叫ぶ。
その瞬間目が覚めて…また、あの森にいた。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1289532697908404224 

ドタンッバタンッ、と、毎晩上の階から物音がする。
声は聞こえないが喧嘩のような音。
布団を深くかぶってやり過ごす。
次の瞬間だった。
ゴンッ!!ゴロゴロゴロ・・・。
何か重いものが床にぶつかり、転がる音。
流石に見に行こうかと思ったがやめた。
上の階はここ数年空き家だ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1288176072723329024 

私の勤務する学校には4階の鏡という怪談がある。
曰く、4階廊下、突き当りの鏡はあの世と繋がっている。
だが4階の廊下の何処にも鏡は無い。
なら、作り話か。
違う。
廊下突き当りの窓。
そこから指す夕日が、廊下を反射して、鏡のようになる。
そこに、映り込むのだ。此方を見つめる少年が。
#呟怖

夜中に電話の音で目が覚めた。
固定電話のようだ。家のではない。
無機質な音にゾッとする。
だが冷静に聞くと、ダクトから聞こえてくる。
ということは別部屋のものか。
固定電話なら401号室だろう。
203号室も今ので目が覚めたか。お互い災難だな。
まあ、心霊現象じゃなくて一安心だ。
#呟怖

私の住む村では1年に一度精霊を送る祭りを行う。
深夜1時を過ぎた頃に、村の男達は山間に入り、武器を持って駆け回る。女達は弓矢を携え、篝火を炊いて川沿いにずらりと並ぶ。
一陣の風が吹いたら始まりだ。
山の中では木を切りつけ、川に向けて矢を放つ。
そうやって送る、いや追い出すのだ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1281827289789902848 

荷物が重そうな人がいた。
荷物を持ってあげた。
いじめられている人がいた。
いじめから助けた。
家族を大事にする人がいた。
家族が多いので減らしてあげた。
道を渡れず困っている人がいた。
道を一緒に渡った。
人を殺した人がいた。
相応の報いを受けさせる。
#呟怖

#呟怖
こんばんはー!僕はキュウっていうよ!
良い子の皆を、幸せを届ける良い大人する為に作られたんだ!
早速だけど今から君達とは正反対!
人を嫌な気持ちにさせる悪い大人を紹介するね!
[不法投棄をする老人の映像が流れる。]
[1/2] https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277086099702083585 

#呟怖
昔の恋人を未だに引き摺っている。
ズルズルと、引き摺りつづけて、結局墓場まで来てしまった。
せめて墓場に一緒に…。
そこで、いつも目が覚める。
夢を引き摺り、今日も一日が始まる。
あの人はどこにいるのだろう。
想いは重く、ずるり、ずるり。
なにかに、グイッと引っ張られた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1274218952424427521 

地元の小学校には立ち入り禁止の場所がある。
入学した児童や、赴任した先生は一番最初に教えられる。

大人になり、その小学校に配属された私は知っている。
あそはこは中にあるナニカを見なければ、問題ないことを。

そして、見せるために立ち入り禁止にしていることを。

部屋に鍵はない。
#呟怖

ノウマクーーーバサラダンカン
ノウマクーーーバサラダンカン
ノウマクーーーバサラダンカン
毎日毎日、教わった真言を唱えた。
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日……。
願いは成就した。
ああ…面白い面白い!
非日常が面白い!
様々な声が聞こえる!
面白い!面白い!
……飽きた、帰ろう。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265676570976370688 

#呟怖
地元には『逆さ戸』という風習がある。
襖や戸の引き手を重ねるように閉じるのだ。
葬式の時に死者が家の中を通れないようにするためらしい。
祖母の葬式の時のことだ。
夜中、玄関の扉が開いた音がした。
母を起こすと、「ああ、うちは襖がないから。」と言っていた。

小学生の時。
台風が来た。
学校の帰り道、用水路から声がする。
「こっちだーこっちだーこっちだー」
濁流から声。
絶対やばいと思って近づかなかった。
十数年後。
私は出身校で臨任の教師をしていた。
台風の日、道に立って安全確保。
子供に言われる。
用水路から声がする、と。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1252077378186047488 

2駅ほど、健康のために歩くことにした。
途中、大きな霊園がある。
突っ切ることにした。
他にも人はチラホラといるが、みんな足早で置いていかれる。
端まで行くと行き止まり。
そういえば何人かは途中で曲がっていた。
曲がらなかった人が多いからこっちにきたのだが…。
#呟怖

旧中山道沿いのある神社に一人の男が住んでいる。真っ黒な衣を着込んで日がな一日拝殿の隅でじっとしている。誰かが追い出しに来ると見つからない。生きているのか死んでいるのかもわからない。ただずっと拝殿の隅でじっとしているのだという。
■■県■■市にて
#呟怖 #怪談

夜中とある神社に行くと、「小銭をくれ、小銭をくれ」という声が聞こえる。その声を無視すれば事もなし。答えてしまったり、小銭をやれば、三日三晩、声はついてくる。明治の頃から噂される。狐狸の類かはたまた零落したる神か。 埼玉県北部☓☓市 #呟怖

#呟怖
こんな夢を見た。
とある地方の町。
開発され娯楽施設が立ち並ぶ一画にその神社はあった。
お社にはぽつんとお稲荷様の絵馬がひとつ。
寂れた神社だった。
その絵馬のさらに向こうには「四摩」と書かれた木札が打ち付けられていた。
神社を訪れたむこうみずな男はその木札をとってしまう。
続く

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