呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

おはようございます。
今日は平熱!よし!

そういや、私の体どこいきました?

#呟怖

見知らぬ人から鍵を渡された。
正確には押し付けられた。

鍵を差し出す人間の前など通った記憶はないが、気付けば持っていた。

「荷物を取りに行かなきゃ」

使命感の支配から解かれ意識が戻ると、ロッカーに鍵を挿し回している。

そこで、夢から覚めた。
いや、真っ暗だ。ここはどこなんだ?
#呟怖 https://t.co/RcuJ5fcMGf

#呟怖
屍を超えて行け、とはなんたる暴言だ。踏み弄れば、災いとなり身を滅ぼすと理解できないのだろうか。
自身も死すれば、同様に棄てられる運命を辿ろうと言うに…

おやまた増えたか。

此度は如何程か…野に返すもよいが気に入った。
我が寝屋にて濯ぎ永く使うてやるか。
なぁに誰も我を拒めんよ https://t.co/5ZsBI6lLCT

#呟怖
今日、我が子が産まれた。
立会いこそ出来なかったが、それでも嬉しいものだ。

妻は「生まれてきてくれてありがとう、愛しているわ」と微笑み、この子を迎えてくれるだろう。

しかし気になるのは、看護師が隠すように服を着せていた事だ。
ふと見えた無数の紅葉のような痣はなんだったのだろう https://t.co/gScxKCTo3b

#呟怖
重い瞼をあけると見慣れた天井。
「また、ここなのか…」
気付かぬ内に、運ばれている。

「もう、何度目だか考えたくもねぇな」

そう呟くと同時に、いつものように身体が動かない事を確認。

「最近、頻度ガ上がっテまスネ」
そう語りかける何者かの奥、天井の黒い滲みが一層濃く見えた。 https://t.co/1fDT3F6J3g

#呟怖
朽ちた神社には、神霊ではなく邪霊が集まるといいます。
貴女は、どちらなのでしょう。

私を導いてくれますか?
不幸の子と蔑まれ、関わる者に死を振り撒くと忌まれる私でも、救ってくれますか?
神霊ならば私に触れれば邪霊と化すのでしょう。
どうかその笑みが邪を喜ぶものでありますように https://t.co/ElmnOWtGtW

#呟怖
山に誘われるとは、今の私がそのものだろう。

気持ちが晴れず気儘にドライブに出たが見知らぬ土地まで来ていた。

山間の村…いや、規模にすれば集落か。
廃れてはいるが、何か気配はある。妙な温かみだ。

微かに見える校舎からだろうか。
「懐かしい」
伸びる無数の手に掴まれ、そう感じた… https://t.co/pxPoYsMQ4f

#呟怖
私は、時期に拠らず寝る前にベランダで酒を煽る。
「今日は何にしよう」
そう悩むところからが楽しいのだ。

最近は楽しみが増した。
向かいの住人と、話が弾むのだ。
独身貴族…古い呼び名だが、そんな私にとっては有意義だった。

だが、最近はガラスに反射するばかりで何も答えてくれない。

#呟怖
酒豪の友人が、酒を薦めてきた。
「旨いんだ。飲んでくれ。感想を聞きたい」

疎遠でも付き合いの長い間柄。
予期せぬ展開をもたらすと実感した。

「お前が言うんだもんな。どれどれ」
注がれたソレに口をつける。
「うん。旨いな」
そう言った瞬間、あいつが故人であることを思い出した。

夕暮れ時にこの道を通るのは避けてきた。
やむを得ず通ることになったが、異常なまでに暗い。夕暮れ時の暗さでは無い。
通り一つで明暗の差が瞭然だ。
人の姿も全くない。気持ち悪いと思うのは皆同じなのだろう。

この地域は新築が多いはずだが、全ての家が朽ちているのはどうしてだろう。
#呟怖 https://t.co/biwYWTRWxa

鳥居には2種類ある。
祀るための寺社の入り口としてのもの。
もう一つは、其処に居る者を外界と隔てるためのもの。

似たような意味合いに聴こえるが、意図は大きく違う。

さて、これはどちらかな。
壊せば分かるだろうか。
ワタシも、ここから動くには目障り極まりない…

#呟怖 https://t.co/msJOM2LN1N

#呟怖
ストーカーに悩まされていた頃、影を喰らう異形の話を聞かされた。

影を喰らい、成り代わる。
影となり、全てを喰らい闇に消えるのだと。

当時はなんて事もなく、被害妄想という事で完結した。
しかし、今此方を見るアレはなんだろう…見ているのは俺か?
いや、その後ろ…?
まさか…そんな… https://t.co/TsWsjQlAh4

#呟怖
彼岸と此岸の淵。
進めぬ故、魔の戻り淵。
潜り寄るモノの姿は、水面に映る。
赦し、触れる勿れ。揺蕩う勿れ。
終ぞ名残とならん。唯消えゆくのみ。

嫡子にのみ口伝されてきた。更には口外する勿れとさえ。
我が家の庭より続くそこは不可侵の地。

何も悟られぬよう、伝え残していかなければ https://t.co/lqLGKncYAG

#呟怖
呪詛を撒き隠れる。
的確に拡散される。
ほら、厄の坩堝の完成だ。 https://t.co/HTVQV3Pf89

#呟怖
母校が廃校になると聞き、久方ぶりに出向くと正門に級友がいた。

「当時、靴箱に髪が入ってると呪われるなんて噂あったよな」と誰かが言い、靴箱へと向かった。

そこにいた懐かしい顔に「さっきまで一緒だったよな」と声をかけると、皆の顔が青ざめるなか耳元で「死ね」と複数の声が囁いた https://t.co/IuPwRm0G2R

#呟怖
職場でたまに写真を撮る。
大抵は、休憩室からの風景写真だ。

ある時から、落下する何かが写るようになった。
曜日も時間も違うのにだ。

写真を並べてみた。
同じ高さの中で身体が徐々にこちらを向いている。
撮り続けたら、いずれ此方を向くのだろうか…何故か、写真を撮るのをやめられない

#呟怖
近くの商業施設でトイレに駆け込んだ。

急に催し焦ったものの、間に合った事に安堵した。
急ぎ鏡の前を通り過ぎるも、 ドアを潜った地点に巻き戻されていた。
疑問を抱かず再度鏡の前を過ぎるとまた戻された。

繰り返しに気づき鏡を見ると、連なった奥でほくそ笑む自分がいた。 https://t.co/GOErvBNDcG

#呟怖
無とはなんだろう…
全とは、壱とは…

友人が妙な宗教に嵌った。
会う度この言葉を呟いている。
別の友人から彼がこの言葉を呟きながら交差点の中央に居たと聞いた。
ビルの屋上等、あらゆる場所で目撃されている。

噂では実家から死装束を纏った血縁者全員の遺体が見つかったらしい。 https://t.co/dL483LCrun

#呟怖
「以上で、私の話を終わります」

今何話目だ?何人話した?

灯りのないこの場で、人と認識できるのは魂の放つ光のみ。その光も弱っていく。

「あぁ、そろそろか…」
誰かが呟いた。

「刈り取る準備をしようか」
また聞こえた。

無意識に立ち上がった暗闇で、ほくそ笑む私の影が伸びた。 https://t.co/sTHJnKWZ5A

#呟怖
話題になった心霊スポットがある。
それこそ、私の場合は歩いて行ける名所のやうなものだ。

何ガ出るという話ではなく、その地自体を忌まれた場所として心霊スポットと呼称シている。

朽チた何か、廃材。

今日もマた寄ってキた。

次ノ獲物ニしヨう。

噂ヲ流布しなイと。 https://t.co/2c7fkncq5t

#呟怖
異様な興奮に包まれている感覚がある。

目も開けられず、身動きが取れないなかでのソレは、収束するまで待つにもどれだけ待てはいいのか分からない。

歓声は聴こえない。

一体何が起こっているのか。

不意に戻った意識の先、身を焦す炎の中に夥しいほどの黒い何かが手を振っていた https://t.co/I8V0ldlSPi

#呟怖
「早く進んでよ。後ろつっかえてる」
「早くいけって!」
「お前先頭だろ」

後ろが騒がしい。
促されても困るのだ。
進みたくても一歩先は宙。
進めない。

「いい加減にしろ」
その一言と共に突き飛ばされた。

瞬間目を閉じたと思ったが、
眼前には沈みゆく自分と、繋がれた友人たちがいた。

#呟怖
電車を待ちながら呆けている。
すると、周囲の感覚が変わってくる。

ストン…
恐怖のない転落感に見舞われる。

落ちる…いや、落ちたところから浮いているのだろうか。

高い建物に囲まれた場所でもないのに、ありもしない高低差を感じる。
先日のあの人も、こんな感覚だったのだろうか… https://t.co/orpyQLFGhU

#呟怖
昼休憩に、ひょんな事からホラー好きだと話をした。
場所柄、昔から言われる七不思議の類について言及しようとした所で休憩が明けた。

職務中、便意を催しスマホを持ちトイレへ駆け込んだ。
カバーを開いた真っ暗な画面に、換気口から覗き込む輪郭のない見開かれた目が映り込んだ。

#呟怖

私は筆談しかしない。
言葉が話せないのでも、話すことが嫌な訳でもない。
ただ、「話すな」と幼少期から言われて育った。

ある時、茶化され不愉快になった私は反論した。

「何がわかる!」
そう言ったはずが、
「お前の代で終わる」
そう言い放ったようだ。

また、呪いを撒いてしまった。

#呟怖
幼い頃に、何も聞けないまま引っ越した想い人と偶然再開した。
半ば忘れかけていたものの、呼び止められた事で記憶が蘇ってきた。

古い約束。「大きくなったら…」

もう離さない、そう言葉にした。
泣いているのは喜びなのか、其れとも。
本当にもう離さない。
古い狂気もまた再燃した…

#呟怖

我が家の壁は薄いのかもしれない。
生活音が聞こえてくるのは仕方のない事と割り切っている。

あるとき男女の怒号ともとれる大きな声がした。
家を出てみると、両隣の家人も出てきた。
「どこですかね」と見合わせた末部屋に戻ると妻しかいない寝室から男の悲鳴がした。

#呟怖
さよならは言わないよ。
そう言って遠方に越した友人から手紙が届いた。

元気にしてるかい?
海洋学の勉強は捗っているかい?
だとしても無理は禁物だ。
さて、
宜しくとしめるのもらしくないな。
なんて
らしい言葉も浮かばないよ

そんな文面の書かれたそれは、1ヶ月後の消印ににっていた https://t.co/vF7g4Q1kc0

#呟怖
好きなチャンネル主が失踪した。
続け様に、他のチャンネル主が失踪。
いやいや、ありえないだろ!と恐怖を笑い飛ばすことで紛らわせる。
理由や原因の究明はされていないが立て続けに失踪しているようだった。
今日は、自分のチャンネルの生配信の日だ。付いたコメントは「消える」のみ。
きe… https://t.co/2hQM4gvR5U

#呟怖
先日、突然の腹痛でトイレを借りた。
ウォシュレットが妙に生暖かく、
僅かだが粘度を孕んだ様に纏わり付いた。

拭ってみれば赤く、酷く重い。
正体に気付いた途端、違和感は怖気に変わり店を飛び出した。

呪い、祟りの類か事故なのか。
最近は無いが、暫くそれが続いたのは紛れもない真実だ

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