呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖

「ここにある惣菜、まとめたら人間一人分くらいになるんじゃね?」
「まさか! 内蔵くらいしか使っていないのに」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1301813683773874177 

#呟怖

私を自殺に追い込んだ子たち。
その体の一部を、自殺させる度に奪って、私は生まれ変わることにした。でもあの子たちが私を見ないようにしていたせいか、どうしても気に入る目玉が見当たらない。
私を見ているあなたのなら、気にいるのかしら。 https://twitter.com/STR_reo8/status/1020635942082658309 

#呟怖

「すきま、と、すまき、って似てない?」「はいはい、良いから手を動かす」
二人組の女の子がテキパキと作業を進める。その手付きは手慣れたものだ。
「すきまがあると、臭いが漏れるからね」「ねぇねぇ、むしろとむくろって似てない?」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114386825211080712 

#呟怖

「禍草物語」「春の禍草」「禍草子」というように、前の世界の物語は全て禍草へと変換された。禍草と呼ばれ忌み嫌われる植物しか残らない環境では、これは必要なことだった。いつか我々の子孫は、植物という言葉を忘れ、禍草をその分類とするだろう。それまでこの脱出船がもてば、だが。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1298706623737692160 

#呟怖

ほう、君にはこの影絵が怪物に見えたのか。いいかね、幽霊見たり枯尾花、という言葉があるように、怖いと思うからこんな戯れにも怪物を見てしまうのさ。物がなければ影ささず、ともいうがね。
そのドアは内側からは開かないよ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1300238296010825733 

#呟怖

汚れているにもかかわらず、解体現場でその洗面台は異様に白く輝いていた。思わず作業の手を止めて近づき、コックを跳ね上げる。元栓が締まっているはずの蛇口から、どろりと何かが流れた。それがゼリー状だと気がつくのと、目玉がしぼんで視力を失うのとが、ほぼ同時に起きた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1299683749878091776 

#呟怖

神が隠しなさるから神隠し、それが言葉の由来のはずだ。神が隠れるのなら、神隠れというだろうし。
しかし昨今の神も仏も無いかのような世の中、本当に神が隠れてしまったのかもしれないな。だとしたら、そして神隠れではなく、神を隠した神隠しだとしたら、それは何者によって、だろうか。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1297033048534339587 

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