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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖 #返怖可

どうにも催しパーキングエリアのトイレに駆け込めば、パラパラと。

とうとう曇天から雨でも降ったかとバイク旅に雨は面倒だ。

手を洗い外に出てみれば一面は晴れ。

そう言えばここは軍事工事の跡地と聞く。

あれは機関銃の音だったか。

道理で周りの皆さん。 https://t.co/lIkPHwlfdJ

@jvpz1UuNhEchCrc  #呟怖

不在宅票に書かれた元カノの名前。

アレはまだここにいる。

@matatabinbin48  #呟怖

猫は己の賢さをみせつけるかのように庭から飼い主だった妻の指を掘り起こして枕元に持ってくる。

#呟怖 #返怖可

子供の頃、たまたま深夜のCMを見たんです。

シャンプーのCMだったのか、長髪で後ろ向きの女性が手櫛を通すCMでした。

なんで突然、そんな話をですかって?

その時テレビ、故障してたんです。

女性なら今、ほら後ろの姿見に。 https://t.co/srjcznGCsZ

@Moto16353846  #呟怖

遊びに来る野良猫の中に低いオジサンの声で鳴く猫が混じる。

決して正面を見せてくれない。

@Mad8068  #呟怖

一等地にあって誰にも観測されず記憶にも残らない1畳分の空地に放置された社。

@r_disorder  #呟怖

白い車と黒い車しか走らないところを見るとこの街も終わりか。

@panda_bancho #呟怖

アパートに帰ると、部屋のスイッチが増えていた。

@_Osahiro #呟怖

庭の木に水をやる。

当たり前の日課だ。

随分大きくなった。

どうしてだったか?

木を植えたのは?

いつ誰が何故?

果樹でもない。

なんでもない。

こんな木を。

こんな。

「おいで」と

手招く。

赤い葉。

の木。

を。

@Kadimerc  #呟怖

久しぶに夜ふかしをしていれば、壁に掛けている鳩時計のカッコウと目が合った。

#呟怖 #返怖可

排水口の蓋をどんなに穴の細かい物に替えても朝になると排水口からリビングに向って水の足跡が続く。 https://t.co/NWZnzaZFTw

#呟怖 #返怖可

バイト先のカラオケ店には出ると噂の部屋がある。

それは曲の履歴が「苦しい」「助けて」になるだけで実害は無い。

「またっすよ。あの部屋の履歴、またです」

「またかぁ。まあ、慣れるとどうってこと無いな。ところで、今日のシフトって君のワンオペだよね?」 https://t.co/srjcznGCsZ

@Mari_NOVELDAYS  #呟怖

「神様、どうか私に言葉を授けて下さい」と願えば言葉が降ってきた。

質量を持って。

@KuromutaHatsuro  #呟怖

悪夢を見るチーズを鱈腹食べて寝れば、好物が目の前に山と積まれる夢を見た。

なんだ悪夢じゃなくて吉夢じゃないか。

ひとつ口に入れるとあのチーズの味がした。

朝はまだ来ない。

@Yuki_Maru1010  #呟怖

友達と来た幽霊が出ると噂のカラオケ店だが特に何もない。

とりあえず一曲とリモコンの履歴を見ると「苦しい」「寂しい」「たすけて」で埋め尽くされていた。

@suika_sheep #呟怖

点を上から下から360度ぐるりと見回し続ける生活を続けたせいだろうか?全ての物には繋がりたがる糸がたなびいて、中を見せたがるように丁寧にチャックが縫い付けられている。

@Hinata_Motthi #呟怖

亀が鳴く。
亀が鳴く。
万年先でも見てしまったか。

@hacca0505  #呟怖

命は巡り巡ってまた戻るのなら、このお肉を育てた飼料もかつての私だった原子が間違いなく結合していて、だから二人きりの食事で「まずい」と言ってしまったのはかつての原子の鼓動で、それが原因で埋められて「許して」と呟いた私の鼓動はいつか私を殺した奴が吐くと信じて逝く。

@usagamisousuke #呟怖

100体目のぬいぐるみには、綿に裂かれた御札が絡まっていた。

「これがいいの。これが欲しかったの」

私に裁縫の手解きをしてくれた母は、その綿を自室へ持ち去った。

@hosiizumi38  #呟怖

1ツイートの文字数内で終わる怪談の画像を募集した。

今、私の背後に広がる景色を画像にして1ツイートにも満たない「だ〜れだ?」で終わる怪談が届けられた。

@KuromutaHatsuro  #呟怖

ストレスだ。

全てはストレスが原因だ。

落選、審査員、締め切り。

全てが僕に眉毛を抜けと命じてくる。

眉毛を抜くのは快感だ。

痛みがストレスと思いを忘れさせる。

あいつ、こいつ、あれ、これ。

眉毛を抜けば忘れる。

姿見に映るこいつは誰だ?

#呟怖 #返怖可
「俺さ、心霊スポットっで助けてって声したから駆けつけたの。そしたらさ、白骨死体があってさ」

「先輩、嘘つくの下手ですね。私、まだあそこで待ってますから」

#呟怖 #返怖可

狸寝入りをしている私の隣で、友達たちが今夜の悪夢の配役の相談をしている。 https://t.co/srjcznGCsZ

#呟怖 #返怖可

机の上で怪談を流すスマートフォン。

椅子にもたれ掛かって読む怪談。

間から覗く存在に目を逸らす。 https://t.co/srjcznGCsZ

#呟怖 #返怖可

何処から見てもこの街の視界の奥は山。

平たい建物が軒を連ねて、錆びれて、飲食店は大体潰れている。

その癖、ビルだけは立派だ。

等間隔でピッタリ人一人が通る隙間が並んでいる。

ビルとビルの間に花束や食べ物が落ちている。

見上げてみれば、写真が壁一面に。

ビルは墓石。 https://t.co/f6s6BJCuI7

#呟怖 #返怖可

小鍋で煮られるひじきと針金。

母の得意料理で全部食べるまで殴られた。

仕返しに供える前は錆びた釘と髪を混ぜておく。 https://t.co/pbOi1GEek2

#呟怖 #返怖可

「お母さん、ムカデさんって百の足って書くんだよね?」

「そうよ坊や。賢いのね」

「じゃあこれは違うね」

息子が虫籠から取り出したものは、百手と呼ぶべきものだった。 https://t.co/srjcznGCsZ

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