呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
断頭台で頭を跳ねた瞬間、別の人間の頭に変わった。
毒薬を飲むと周りの人間が泡を吹いて倒れる。
他の方法を試したが無駄だった。
絶対に殺せない死刑囚。その死刑囚の写真を撮ると、死刑囚の代わりに死んだ者たちが死刑囚に群がる心霊写真が撮れる。 https://t.co/TqQW8yTESz

#呟怖
海水の露天風呂なんて初めて。ワクワクしながら湯に浸かる。程よい湯加減に満足し、目を閉じる。
すると、頭の中に知らない記憶が浮かんだ。肺の中まで海水が入ってくる。藻掻いても藻掻いても体は鉛のように重くて、そのまま暗闇に……。
慌てて風呂から上がると、風呂から舌打ちが聞こえた。 https://t.co/uXnXk8qxTV

#呟怖
私の家には大きな魚が住んでいる。私の家に来た客の上を、優雅に泳ぐのだ。だが、私にしか見えない。
しかし、魚の体に赤い斑点が浮き上がると、客の身内や親しい者が数日以内に亡くなるのだ。
客本人の死が近い時?……簡単だ。その時には魚は見えない。それ以外に害はないので、放っている。 https://t.co/60SKqZb9XS

#呟怖
壁についた掌のシミに触れる。途端に頭の中に流れ込んでくる、記憶の濁流。
血、
天使、
断末魔、
カミソリ、
こちらに来る
バケモノ、
チガウ、
アレ、
闇。
全ての記憶を見て、壁から手を離す。今日の分はこれでお終い。まだまだストックはある。
ナニカに殺された人の記憶を食らう僕は何だ? https://t.co/ypJ7wjSmDP

#呟怖
私が初めて恋に落ちたのは、15の時です。受験勉強に追われ、心身ともに疲れきった私は、何を思ったのか校舎の屋上に向かいました。彼女はそこにいました。私の目を見つめて、彼女は落ちていきました。地面を見ると、黒髪が血で赤く染まっていきました。あの瞬間、私の全身を電流が走りました。 https://t.co/pQxNcD19d1

#呟怖
「あの日、あの人と出会って私の全ては変わった。私たちのせいで、あなたを辛い目に遭わせてしまった。私たちにあなたを止める資格はない。あなたのしたいことをやりなさい」
母の最期の言葉を思い出す。両親を殺した天使と悪魔の骸の上で。
天使の血と悪魔の血が流れる私は、今から世界を潰す。 https://t.co/4DIY44BnKt

#呟怖
「ああ、机の上にいる」
主の声が微かに聞こえ、本を踏まないように気をつけながら足を進める。机までたどり着くと、机の上に置かれた本の表紙を開く。しばらくすると部屋の片隅に主が現れた。
「いやー、楽しかった」と笑う主にため息をつく。主は文字通り、本の世界に行くことができるのだ。 https://t.co/I9By2esdSd

#呟怖
妹を殺したカルト教団に復讐するため、私は悪魔を召喚する儀式を行った。そのために多くの生け贄を捧げた。長い年月をかけて悪魔を召喚し、カルト教団を潰すことに成功した。死んだカルト教団の長の仮面を剥ぐ。下には妹の顔。悪魔が嘲笑う。
「妹はお前から逃れたかったんだな」 https://t.co/4WueyUaqqy

#呟怖
一ヶ月に一度、満月の夜に死者と会える橋がある。
数年前に事故で亡くした婚約者と会うために、私はここに来た。
向こうから歩いてくる人影。婚約者の名を呼ぶと、人影は月明かりに照らされた。
現れたのは、血まみれで手足が折れ曲がった醜い死体。
急激に愛が冷め、私は踵を返した。 https://t.co/4qt8M7EgR2

#呟怖
「姉貴!狩りの時は目立たないような服着ろよ!なんでよりによって白なんだよ!」
「まだまだ未熟な弟よ、これは私の一張羅であって、私は50年以上この服で狩りを……」
「その一張羅を毎回洗ってるの俺なんだけど!」 https://t.co/ETy2YdlilX

#呟怖
──こんなにも穏やかな風景を壊そうとするなんて。やれやれ、最近の若者はひどいことするね。

『……本日未明、○○建設会社社長の○○さんが自宅で殺害されているのが発見されました。○○さんは××山の開発を行っており、地元住民からは「祟り」との噂も……』 https://t.co/Vhw88yr5XS

#呟怖
子どもを虐待していた両親が失踪する事件が全国で起こった。保護された子どもたちは引き取られ、幸せに暮らした。数年後、失踪した両親の死体が次々と見つかった。胎児のように体を丸めた、骨と皮だけの姿で。「赤ちゃんからやり直させたかったけど、手遅れで無理でした」という手紙と一緒に。

#呟怖
なぜお前はいつも泣いている?
お前を今まで虐げていたあの村の連中を殺してやったのに。
お前が手に入れられなかった以上の愛情をこんなにも注いでいるのに。
……よく見ると、お前の首輪につながる紐が解けそうだ。
そうだ、今夜はたっぷりお前を愛して、その間に紐を頑丈なものにしようか。 https://t.co/R698gcYxvR

#呟怖
少し不思議な力を持つ私は、村の人から忌み嫌われていた。
「お前が生まれたことが間違いだ」と言われて、生贄になった。
だけど、村は滅んだ。村の人たちは惨殺された。
「あいつらは間違ってたんだよ」
今日も、神様は私を愛おしそうに抱く。
「俺が生贄を愛したのを見抜けなかったんだから」 https://t.co/ncriVXwEvS

#呟怖
『駅にて。』という小説がある。
駅で見かけるサラリーマンや学生の様子を描いただけの作品だ。
だが、「登場人物たちの行動が、駅での朝の自分の行動と似ている」と売り上げは上々だった。
同時に行方不明者が増えた。
ある噂が広まった。
『駅にて。』の登場人物たちがどんどん増えていると。 https://t.co/bxFHOOEMlz

#呟怖
ああ、青い。
どこまでも青い。
美しい、青。
空がこんなにも青いだなんて、いつの間に忘れていたんだろう。
できることなら、空の一部になりたい。
あの青になりたい。

「真っ赤に染まったあんたにそんな権利があるとでも」
真っ黒な死神が笑い、大鎌を振りかぶる。
ああ、こんな晴れた日に。 https://t.co/RF1z3qVGjt

#呟怖
みんな、女の人に注目するでしょ?本当は、女の人の下にいる大きく膨らんだナニカが見えちゃう人が危ないんだよ。 https://t.co/snnT1Q413m

#呟怖
母を犯し孕ませ、私という化け物を産ませたお父様。
あなたの喉元に刃を突き立てる日を今か今かと待ち侘びております。 https://t.co/lwEhPb5d3Z

#呟怖
この映像をじっと眺めていると、まれに奥の扉に青い着物を着たおかっぱ頭の少女が見えるらしい。その少女を見られた人には幸運が訪れるという。
しかし、少女が着ている着物が青い着物だった場合、とてつもない不幸が訪れるそうだ。そして消息を絶つらしい。 https://t.co/ACuRNcvDwK

#呟怖
昔、祖母がぜんざいを作る様子を隣で眺めていた。
祖母がかき回す鍋の中を覗いてみた。
溶けかかった小豆と目が合った。
いくつも。
いくつも。 https://t.co/BC3amAIS4h

#呟怖
あなたのそばにいると落ち着かない。吐き気がする。しばらく私と会わないで。

ここ最近嫌悪感を抱いていたママ友に抱えていた思いを打ち明けた。ママ友は「そう」とだけ言い、その場を去った。

後にママ友は逮捕された。夫と子どもを殺した容疑で。私が思いを打ち明けた二日前の犯行らしい。 https://t.co/tJm68LPFtB

#呟怖
「怪談ではない、怖い話が聞きたい」
友人が僕たちに無茶ブリを言う。いい暇つぶしだと思った僕たちは色々な話を聞かせた。幽霊が見える少年の話、ある殺人鬼の話、曰く付きの骨董品の話……。僕たちの話を聞き終えた友人は満足げに微笑みその場を去った。
その友人の名前と顔が思い出せない。 https://t.co/AfKQnerSXj

#呟怖
毎日毎日、家の前にスノードロップの花束が置かれている。花言葉は確か、「あなたの死を望みます」だっけ?気味悪い……。
ある日、花束と一緒に手紙が置かれていた。中身はこうだ。『あなたと一緒になれることを望んで、希望の意味のスノードロップを置いたのに。僕のものにならないなら死ね』 https://t.co/t4tP38ps3q

#呟怖
煙突がある家なんて初めて見た。ぼんやりと家を眺める私に、隣にいた祖父が話しかける。
「煙突はな、外から悪いものが入ってくることもあるが、反対に外に悪いものを追い出すこともできる。今は煙突がない家が多いだろう?悪いものが家の中にたまりやすい。だから煙突は重要なんだ」 https://t.co/kq5ZiTUv7B

#呟怖
待つのは得意なの。親友の口癖。従順な親友は彼氏に弄ばれ、何度も待ちぼうけを食らった。ある日、待ち合わせ場所にいた親友に、トラックが突っ込んだ。その場所には半透明になった親友が彼氏を待っている。
──待ってて、すぐ彼氏を連れて行くから。
鞄の中の包丁を握りしめ、心の中で呟いた。 https://t.co/JWIpXYMRTN

#呟怖
「さっきまでそこにいたんだ!本当だ!そこに立って、じっと俺を見ていたんだよ!何人も、何人も……うわあああ!」
「また言ってんのかよ、あの囚人」
「子どもを十人も殺してたら、そりゃ恨まれるよな」 https://t.co/T3qvwXl6IY

#呟怖
これは、人の命を吸うイルミネーション。人の寿命を一年吸い上げ、こうして綺麗に輝くのです。命の光、美しいでしょう? https://t.co/dGLWk404GW

#呟怖
これはね、連続殺人犯が狙った獲物の後をつけている写真だよ。
なんで知ってるのかって?証拠が必要だったから、私も奴の後をつけたんだ。少女には悪いが犠牲になってもらったよ。 https://t.co/I8WYgPTYQ5

#呟怖
「この写真の中に、何が見える?」
「神様!」
「……そうか」

「あの子には見張りが必要だ」
「部長、どうしてですか?」
「……あの写真を見て、『神様』『天使』『マリア様』と答えた子どもは、残忍な殺人鬼になるという確実なデータがあるんだ」 https://t.co/QxXYbZw9ik

#呟怖
「一昨日、終電を逃して近くのホテルに泊まったんだ。その日見た夢の中で家のカーテンを開けると、窓の外から見える雑木林の中に、先月亡くなった妻が笑顔で手招きしてたんだ。でも、家から雑木林なんて見えないんだ」
そう言った佐藤君が失踪した。書き置きを残して。『アレは妻じゃなかった』 https://t.co/PMQWmjoprs

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