呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
北海道に引っ越し、タクシーの運転手をしていた時に降り際に客が『さっき通った竹薮、あれ、首吊女の霊が出るからね』と言ってきた
震えながら帰ると出たんだよ、熊が
そう営業所で話すと皆が笑った
曰く
「道内に竹藪なんてねえべな(無いよ)」
え?
じゃあ……
あの竹藪は……?

#呟怖
友人4人のうち3人が殺された
必死に逃げる後ろから
ー 逃げられると思ったか
声が追って来る
それを振り切り命からがら廃屋から逃げ、僕は自分の家に飛び込んだ
「まあ、どうしたの!?」母さんは目を丸くする
『あ、あのね』口を開くと母さんは
ー 逃げられるとでも思ったか? https://t.co/2dHT4ZZZMZ

#呟怖
「これは世紀の発見だ!」
教授が叫ぶ
古代人がこれで仲間を殴り殺し、その血液が壺に残っていた
「これで私の名声もーー」
浮かれる教授
発見したのは私で、今までも私から多くの物を奪ってきた
赦せないーー
はっと我に帰った時、件の壺を握っていた https://t.co/lG0qOcnc9k

#呟怖
可哀想に……彼女は彼が見えていないんだろう
ー 僕はずっと傍にいるからね
彼女の両親が死んだ時も彼女の傍にいた
ー 僕はずっと傍にいるからね
彼氏が死んだ時も傍にいた
ー 僕はずっと傍にいるからね
きっと彼女に近づく者は全ていなくなるのだろう
ー ボクハズット、ソバニイルカラネ https://t.co/5GAzOEIA6d

#呟怖
ある日、怖い噺ができたので投稿サイトに載せた
『⚪⚪のパクリだ』と言われ似た話が貼られた
ある日、体験談を投稿サイトに載せた
『⚪⚪のパクリだ』と言われ似た話が貼られた
全てに絶望し首を吊った
『⚪⚪のパクリだ』と同じように首を吊った投稿者達の写真が貼られた https://t.co/BmupcJoXyP

#呟怖
「頭は猿で胴体は狸、手足は虎で尻尾は蛇、声はトラツグミのようで立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は豚の鼻なんだ」
彼の彼女は全く彼の言うとうりの姿であった https://t.co/1XDoaE0JGM

#呟怖
「もうすぐでできるからイイ子でまっててね」
台所からママの声
もうすぐパパの手料理が食べれるみたい https://t.co/SuddlNJJmw

#呟怖
祖父の日記を見つけた
『私の祖父も父も屋敷の地下室に行くと言ったきりある日突然行方不明になった、恐らく私も……』そう言えば俺がまだ子供の時、俺の親父も似たようなことを言って失踪した
代々続く俺の実家を取り壊した時
地下室なんて無かったのに…… https://t.co/UYHT0wVRWn

#呟怖
ゲームで遊んでいるといつもは「やられた~」みたいな感じのキャラが『嫌だ、死にたくない、死にたくない……』という悲鳴を上げた
怖くなってその日はもうゲームをやめた
次の日そのキャラに声を当てていた声優が亡くなったとニュースが流れた
買値の付かないそのゲームは今も手元にある

#呟怖
火星で幽霊が発見された
「コレで火星に生命がいる事がわかった!」ある学者が言う
「いや、本当に人が死んだら幽霊になるのかかどうか証明する方が先だ!」
そうある学者が言う
世界中がその発見に沸き立つその頃、火星で寂しく死んだであろうその生命の為
一人の少女が
少しだけ
泣いた https://t.co/c9bjHc52Tk

#呟怖
「さっちゃんとあそんでるの」
娘が言った
娘が夜中よく独り言を言うので聞いたらそう帰ってきた
それを聞き夫が泣き出した『それは小さい頃死んだ俺の姉の名前だ』
後日夫の死んだ姉は『ヒロミ』だと知る
なぜ夫はあんな嘘をついたんだろう…… https://t.co/WlbV5VCnxH

#呟怖
「あんパンと食パンに話しかけました、返事をしなかったのはどっちだ?」
ー う~ん、わかんないなあ
「正解はあんパン! 耳が無いから」
ー え? うちは両方喋るよ
「え?」

#呟怖
「オカエリナサイ」
今はもう無い筈の小学校に俺はいた
あの時と変わらぬ笑顔の先生が
「辛い事は色々あるだろうが君なら大丈夫だ」
あの時と変わらぬ優しい声で先生はポンポンと俺の頭を叩き、言う
「ここにいてはいけない、さあ、早くお帰りなさい」
気が付くと病院のベッドの上に俺はいた https://t.co/WhMQecztsX

#呟怖
夏休みに有名な怪談のマネをしている少年
「おいてけおいてけ」とやっている内に妖怪達が集まる
『お前も今日から俺達の仲間だ』妖怪の一人がそう言って来る
泣き叫ぶ少年、だが助けを呼ぶも誰も彼に気が付かない
それ以来そこでは子供の声が聞こえる
「僕をおいていかないで」と
という話し https://t.co/PNHCL6XrZQ

#呟怖
家に入ると見知らぬ女がいた
『誰あんた!』私が怒鳴ると女は驚いた顔で出て行く
あーびっくりした
私の知らない女を連れ込んだのかと思った
わたしは彼の部屋の押入れを開け
そこから天井裏に入った https://t.co/yT7xSbnqSX

#呟怖
人間お断りとはずいぶん風変りだ
だが特に注意されるでも無く買う事が出来た
いったい何が?
そう思ったら突然巨大な真っ白な影が出てきた
だが影は注意書きを見るとスッと消えた
あれが都市伝説で聞く『ニンゲン』だと後から気が付いた https://t.co/08cYijACT1

#呟怖
『何もかも嫌になりました、さようなら』
その短い言葉が彼が最期に残した全てだった
さとりの化け物はみんなの気持ちが手に取るようにわかるのに
さとりの気持ちは
誰にもわからなかった https://t.co/5zZKDJO0St

#呟怖
何か見覚えのあるボロボロの箱を見つけた
「何だったかなぁコレ」箱を開けると随分懐かしい物が入っていた
すっかりと忘れていた
もう何年になるだろう
「捨てられた気持ちがわかった? 君が僕を捨ててあの男の所に行った時どんだけ悲しかったか」
すっかりと変わったあの子を、僕は拾い上げた https://t.co/GnvLBT1lyP

#呟怖
僕はきょう小学校で皆がウワサしていたバケモノの話をしたらパパは笑った
「そんなモノいる分け無いじゃないか」
パパの言葉に僕はホッとした
ママも言う
「いい? ニンゲンはね、とっくに滅んだのよ」 https://t.co/qlWW1lIEuT

#呟怖
『鐘が鳴りますピンポンパン』
その途端
「きたぞ!」
夕暮れの街に悲鳴が響く
家に逃げ遅れた子供を食べるため
赤と緑の化け物が
また今年も
やって来た…… https://t.co/IJKyBlT5ik

#呟怖
「やっぱり人間こういう所を買わなきゃ、地面を這いつくばってる奴らまるで蟻だな」
株で儲けたKが自慢する
「世の中のお前らみたいな殆どの連中は、俺を見上げて羨ましがるんだろうな」
はあ
じゃあ
あの窓の外の女は? https://t.co/AuZlYt91b3

#呟怖
『窓を開けなければ平気ですが、窓を開けたら終わりです』
滅茶滅茶家賃が安い部屋を借りる時にそう不動産屋が言っていた
そう友人が告げたのは
空気の入れ替えの為に窓を開けた後だった https://t.co/AuZlYsQRWV

#呟怖
毎年決まった日になると「苦しい……苦しい」と、女の声が聞こえて来る
それは私が何処にいても同じだった
だがある日「死にたくない、死にたくない!」という男の声を皮切りにピタリと止む
『あなた本当の父親に殺人の罪で死刑が下された』と、母から聞かされたのはある暑い初夏の日だった

#呟怖
ー この時計を今日までに壊さなきゃいけないの!
突然女が叫び店に飾ってあった腕時計にハンマーを何度も降ろした
女は病院に連れていかれ皆は女の頭が壊れていたと囁く
件の時計は今も変わらず其処にあり
女は
その日のうちに亡くなったと
後に知った https://t.co/9hTRAQwigR

#呟怖
ブラリと立ち寄った旅館はお世辞にもはやっていると言えなかった
夜中、ふと目を覚ますと障子に影が映っているのに気が付いた
「如何やら眠ってたみたいだな」そう言うとフト消える
翌朝、旅館を後にした
あの時の影は
確かに間違いなく
包丁を持った女将だった https://t.co/hk0rPJYJBj

#呟怖
「おい、呪いのビデオ手に入れたぞ」
『へえ~見て見るか、って何これ?』
「登場人物がゆっくりしてるだろ?」
『ああ、だからノロいのビデオかあ』
「『ハハハハハ』」
そのビデオは何故か早送りも停止も出来なかった

#呟怖
新三郎は家に投げ込まれたであろう石の灯籠で頭を割られていた
「流石に石の灯籠は御札では防げぬ」和尚が低く唸る
女の一念石をも投げる
お露の情念に
みな
そう怯えたと言う https://t.co/DmS8BBhbf2

#呟怖
『いがいにいかけそうかもとかんじたけどあやまりーおーい』
ー 意外に書けそうかもと感じたけど誤りが多い
だろうか?
何れにしろ何故彼はなくなる前に爪を剥がして自分の血でこんな物を書いたのだろうか……? https://t.co/a4PVbv12oN

#呟怖
小中高と一緒だった子に『駲袮 挧』君という子がいた
彼とは度々一緒のクラスだったけど彼が名前を呼ばれたのを誰も見た事が無いのにその事を不思議がる人間は誰もいなかった
彼が何という名前だったのか
未だに謎である

#呟怖
沖に船が見える
もしかして海で死んだ夫が帰ってきたのだろうか
私は慌てて遠く離れた浅瀬にかがり火を灯した
あの船は又かがり火を目指してきてくれるだろうか?
心配する私に「大丈夫だ」
私の恋人は言ってくれる
そうだ、きっとまた大丈夫だろう
あの
夫の船が難破した日と同じように https://t.co/W0uhkucvLW

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