呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

「それでね、それを見た人はみんな闇に引きずり込まれて二度と戻ってこないんだって」
「またそんな話かよ。二度と戻ってこないならじゃあその話はどうやって広まるんだ」
「ソレハ僕ガ広メテイルカラダヨ…」
振り返るとさっきまで友人だと思って話していたそれは、消えていた。
#呟怖

幼いころ森で見つけた廃寺で遊んでいた。
建物の床下に入って探検していると、誰かが上に入ってきた。
ゆっくり歩を進めるたびにかかる体重で床板がきしむのを息を殺してきいていた。
やがて真上に来た時に床板の隙間から見えたのは、全身が黒い毛でおおわれ目を赤く光らせた猿のような生き物。
#呟怖

放課後の学校、誰もいない廊下に開かずの扉が現れる。

でも開かずの扉なんてどこの学校にもある噂で、実際に開かなかったことなんてない。
だからこの目の前のあるはずのない扉もそういうものではないんだ。



ほらやっぱり。
中で誰かが扉をゆっくり開けて、その中の暗闇から無数の赤い目
#呟怖

昔からの友人が初孫ができたと喜んでいた。そうか、俺たちもうそんな歳か…
その家に久しぶりに遊びに行った。談笑していると友人は妙な道具で背中を掻き始める

「…それはなんだ?

よく見るとそれは小さな人間の腕のミイラに見える…

「ああこれ?孫の…

やめろそれ以上聞きたくない

#呟怖

同じ試合のビデオを何度も見返していたら「なんど見たって、勝敗は変わらないよ」と笑われた。

だがその夜、本来はないはずのエラーで得点が入り、勝敗が逆転した。
さすがに500回以上見るとビデオの中の選手たちにも疲れが出るらしい。

#呟怖

自分の部屋のドアが開かない。
鍵などないはずなのに。
かすかに音が聞こえた気がしたのでドアに耳を押し当てるとつぶやき声が聞こえた。誰かいる。
ドアをけ破り中を確認すると…そこにいたのは私だった。
#呟怖

仲間たちとカラオケへ
一番歌のうまいあいつが歌い始めると、妙なイメージが頭をよぎる
なんだろうこれは?曲調も、歌詞もそのイメージと全く関係ないのに
周りを見ると皆落ち着かない様子だ
歌っているあいつだけがやけに楽しそうで、やがて一人が立ち上がり叫び声をあげると私たちは一斉に… #呟怖

私は数km先まで見通す強力な透視能力を持っている。

友人と出かけた帰り道、友人と別れてからポイントカードを借りたままなのを思い出し、すかさず透視。
建物や人々を透過して友人を発見、急いで追いかけ…何かに跳ね飛ばされた。
近くが透過して見えないまま車道に飛び出したらしい…。
#呟怖

私は時間を止めることができる。
数秒間だけだし連続してはできないが。

ある日道を歩いていると向こうから悲鳴が。
暴走車が歩道を人を跳ね飛ばしながらこちらへ突っ込んでくる!
すかさず時間停止。
安全な場所へ退避…しようとしてつまづいた。
起き上がったところで時間が動き出し…。

#呟怖

「これが点いたらこのボタン
「はい
「こっちの場合はこれだ
「なるほど
ボタン一つを残して狭い制御室の操作盤の説明が終わった
「これは?
「…押してみな
押すと天井からパイプがのびて前任者を吸い込む
残されたマニュアルの最後に走り書きが
"後任が来るまでは出られない。俺は24年待った
#呟怖

「俺はいつも、誰かの人生をそっくりなぞっているのではないかと思う」
「私はいつも、誰かの人生をそっくりなぞっているのではないかと思う」

彼らの遺した手記に記された人生は、自分のそれにそっくりだった。

#呟怖

写真を撮られると、魂をぬかれるという話が昔あった。
祖母の死の間際に写真を撮ってみると、体の上にモヤのような祖母の姿が。
それ以来写真から出しておくれと祖母の声が聞こえる。#呟怖

私がテレビを見ている傍らで友人がずっと「のどが渇いた」と言っている。
確かに海水を飲むとのどが渇くというが、それにしたってしつこいよ。
去年の夏、重しをつけて海に沈めてからずっとじゃないか。

#呟怖

「次は、辛呪苦(しんじゅく)、辛呪苦。
人生のあらゆる不幸と困難が降りかかります。お降りになる際は、十分なお覚悟が必要になるでしょう。」

#呟怖

ある文献に水鏡占いの方法が記されていたので試してみる。
うまく行けば近々不運に見舞われる人の顔が浮かび上がるらしいが…。
どうやら失敗のようだ。ずっと私の顔が映ったままだ。

#呟怖

雪が積もった朝早く、友人が訪ねてきて言った。
「ほらほら!新雪の真ん中で突然始まる足跡!これ、怖くね!?」
お前、それをやるために雪が降る中一晩そこに立ってたのか。そのほうが怖いよ。

#呟怖

私は森で迷い何かに追われていた。
背後から草木をかき分けて追いつこうとする音がずっと聞こえている。
その時足元の木の根につまずいて転んでしまった。
万事休すかと思った脇を数匹のうさぎが走り去っていく。
安堵の声が漏れた瞬間、大きな黒い影が私に覆いかぶさるように飛びかかった。 #呟怖

祖父母の住んでいる町には車ほどもある大きな"石"があり、祀られているわけでもないが皆、"御石様"と呼ぶ
それだけならどうということはないのだが、訪ねるたびに石の位置が変わる
なんでも町を守っているのだとか
確かにここでの犯罪は聞いたことはないが、どうやって守っているのだろう? #呟怖

スマホのながら歩きで道を行く。
たまに顔を上げて位置確認、目的地の目印は見えない。
さらにしばらく歩いて顔を上げるが、まだ。
さらに歩いて…こんなに遠かったっけ?
見回すと見たこともない場所。
スマホで地図を出すが見たこともない場所を示している。
いったいどこに迷い込んだんだ?
#呟怖

最近妙なことが起こる。
ドアを開けるとその向こう側が思っていた場所と違うのだ。
ドアを戻って見直すと入ったはずのとは違うドアなので、どうも間違えたようなのだが…。

と、今またドアを開けて部屋に入ると、なぜかそこは空中で私は落下していく。振り返るとドアの開いた飛行機が見えた。 #呟怖

懐かしい番組のボックスを友達が買ったのでみんなで見ることになったのだがどうも憶えているものと違う。
序盤は同じで確かに昔見たままだが次第に展開がずれていき、何より当時好きだった人物が出てこない。
だが友達はそんなことはないという。
私が見ていたのは一体何だったのだろう?
#呟怖

通り魔事件が頻発しているという地域を一人で見回り。なに、格闘技経験者で空手柔道黒帯だ。
背後から走り寄る足音。その手に刃物を目視で確認、投技を決めると犯人は地面でのびてしまった。
ま、こんなものだろうと一息つくと、今度は四方から同じような足音が数十迫ってくるのが聞こえる…。
#呟怖

妻がベランダで何かをハンマーでたたいている。石を細かく砕いてプランタの底に敷いて家庭菜園を始めるつもりだそうだ。
昼飯時になり妻が台所へ向かう。
どれ、ちょっと手伝ってやるかと「石」を見てみるが、ちょっと違和感がある。手に取ってみて気が付いた。これ、石じゃなく、骨だ…。
#呟怖

通りの向こうの家の犬が、私に向かって吠えている。

その家の人や間を通る人が、怪訝そうにしてこちらを見ながら言う。
「何もいないよ」

あの犬だけに私が見えるらしい。

#呟怖

何もかもがうまくいかないと言っていた知人。しばらく音信不通になったと思ったら自殺していたらしい。

遺書には「リセマラ」と書かれていたそうだ。本当だろうか。

#呟怖

話の内容、既出のものにかぶってないよね?

#呟怖

木登名人の友達が、近所で有名な背の高い木を制覇すると登り始めた。
葉が生い茂り姿はよく見えなかったが、時々揺れる枝からもうすぐ登りきるのが解る。
だが突然叫び声を上げ地面まで落下して重症を負った。

警察の検証で、頂き付近にぶら下げられ白骨化した人間の遺体が発見された。

#呟怖

長年の友人が亡くなった。
ご家族に形見分けにと見せてもらった遺品の中の大量の写真の一枚が気になってそれを選んだ。
自宅で写真を見ているとその遠景に写りこんでいたはずの人物が近づいているように見える。
そういえば友人の死因には不審な点が多いと家族の方は言っていた…。
#呟怖

十数年ぶりに訪れた祖父母の家は定期便も出ていない離れ小島で細々と漁業を営んでいる。
散歩がてらに島を一巡りするとそこには何もかもが記憶の通りにあって…そういえばよく遊んだ近所の友達は…でもここは祖父母の家だけのはず?
ふと林の中を見ると暗がりから何かがこちらに出てきた…。
#呟怖

ほんとにたまたまだったのだが…。
細かいものを落とした時、なぜかそれが見つからないことはないだろうか。
その時も模型の部品を落としてしまい、ほんとにたまたまそれを見失わずに目で追うことができ、ほんとにたまたま物陰から飛び出しそれを持ち去ろうとする小さな生き物と目が合った。
#呟怖

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