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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

その白い梟は、とても美しい声で歌った。

その白い梟は、とても醜い声で罵った。

その白い梟は、とても優しく母の愛を説いた。

その白い梟は、とても厳しく母の悪業を語った。

その白い梟は、二つの顔を前と後ろに持っており、両の口でちぐはぐな事を告げる。

ただ、どちらも真実なのだ。 https://twitter.com/Clematis_sen/status/1197505949319094273 

#呟怖

貯水池は金網でぐるりを覆われ内側にちょっとした森があり、池と呼ぶほど小さくもなく、湖の装丁をなしていた。

この貯水池の水が濾され、水道水になるのだが、ここいらの水道水はとても臭い。

理由は、貯水池の水が汚いだけではない。

毎日、私が自分の血を貯水池に流し込んでいるからだ。

#呟怖

ピンポーン……

チャイムに目が覚め、時計を見る。

3時半。

何事だろうとスコープを覗くが、誰もいない。

迷惑だなとベッドに戻るとどうしたのと聞かれたので、チャイムで目が覚めた事とどうやらうちではなく隣か下だったのかなと答えると、首を傾げられた。

「そんな音しなかったよ?」

#呟怖

魚影が見えるのに実態は無いという魚を見に来た。

害の無いものは放っておけば良い。

呼び出さないで欲しいものだ。

果たして、魚影はあった。

そして、実態だが、空を泳ぐ魚群を指差す。

あれらが影を落としているだけなのだ。

どうにかしろと言われてもあれらは現象なのでと笑う。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193361530760249345 

#呟怖

「君がどんな境遇でもそばにいるよ」

そう言ってプロポーズをした夫は、今日も蕎麦をうっている。

「あたしゃあんたのソバが良いってね!!」

ソバうち用の棒って殴りやすそうだなと思ってもう何年経つのだろう。

何度殴っても元気にソバを打ってるので、どこか壊れたのかもしれない。

#呟怖

今日のフライトは終了し、荷物受取所には自分達しかいない。

今日も1日よく働いたなとベルトコンベアの下から出る。

ただ歩くだけだが、これがなかなかきつい。

ダイエットをかねて始めたが、すぐに目標値に達した。

問題は、どうやって辞めるか。

係員に餌を貰って部屋の隅で丸まる。 https://twitter.com/WildGeese1991/status/1194886047844331522 

#呟怖

ここらは少し掘ると湯が湧き出る。

昔、『阿房』と言う男が海程の広大な風呂を作ると言い出した。

「だがね、あれ以上広くできなんだ」

一堀すると小鬼達が石を投げ込む。

小鬼もいるさ。ここは地獄だから。

死んだ事にも気付かず今も掘り続けてるから、丸で湯が移動している様だろう? https://twitter.com/ahomaja/status/1195965417103093760 

#呟怖

珍しい紫のピンポンマムを頂いた。
こんな年になっても、というより年をとってからの方が花の美しさに感動できる気がする。

餌は一週間に一度、赤ミミズは赤味が強くなりすぎる。雨の日は飛んで跳ねていってしまう事があるらしい。

生き物を飼うなんて久しぶり。水槽を用意しなくちゃ。 https://twitter.com/Take_irakusa/status/1194206291742228480 

#呟怖

母が不治の病に侵された。

お百度参りで母の病の完治を願う。

体力をつけさせねばと母に食事をさせる。

百日目の朝、夢を見た。

『四足を食す事を禁ずる』

母が倒れてから半年、ろくに食事をしていない事を思い出す。

お腹…すいた…。

目の前に、美味しそうなお肉が母の顔をしていた。

#呟怖

「ち●こ植えてみたんだ」

たまたま乗ったタクシーで小さなサボテンを渡された。

「え?」

聞き返そうとした時、タクシーが止まる。もう駅だ。

サボテンは「あげるよ」の言葉につい受け取ってしまった。

翌日、連続してタクシー運転手が局部を切り取られるというニュースが流れた。 https://twitter.com/1o1o1298/status/1195466248730992640 

#呟怖

この踏切?
開かずの踏切でね、ずーっと開かないよ。
本当は年に二回だけ開くんだけれど。
夏至と冬至の時だけ、日暮れから夜明け迄は開けっ放し。
夜明けまでに帰って来れなかったら?
その時は半年アチラ側さ。
他の道?
探せばあるかもね。
僕が知ってるのは『黄泉比良坂』て言ってね……。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1193384862759051264 

#返怖
#呟怖?

「やーだぁー。もうちゃんとしてんじゃなーい」

物置を見上げ、縦も横も大きな……女性? が野太い声を上げる。

「御神力充分じゃないのー。あ、でも、相性とかあるものね。うちのも使ってみてよ」

胸にマツモトの刺繍の制服。

「あたし? 祭神やってます。松姫で良いわ」

#返怖
#呟怖

「現在お使いの物と同じ尺の物置が此方ですね」

鮫のネームロゴの営業マンがカタログを開く。

「うちは他所よりも頑丈な作りでして。深海にも対応しており、塩害や海や水のモノにも強いのが特徴です。何せ当社の御祭神は美しくも恐ろしいですからね。口八丁の兎なんぞとは…いやいや」

#返怖 #呟怖

「我が社の御祭神は縁結び」

父がお得意さんに口上を並べている。

「成仏、浄霊と御縁の無いモノでも暫くすれば御神力に寄って御縁が結ばれるでしょう」

白兎の紋の入った物置のカタログを広げる。

「さて、松竹梅のどれになさいますか?」

#呟怖

私には人の体にキノコのような物が生えているのが見える。幼い頃、母のソレを抜き、肩凝りが治ったと喜ばれた。

整体師になった私の元に今日も全身キノコだらけの人が来る。
私は指定された場所のキノコを抜く。

最近、抜いたキノコの活用法を思い付いてしまって困っている。

#呟怖

「入れて」
公園で鬼ごっこ中、知らない子が声をかけてきた。
「いいよ」
みんなで笑って答えた。
「ゆっちゃんが鬼だから逃げて」
「きゃあーははは」

「誰もいない公園で「入れて」と言った途端消えたんです。本当なんです!」
女性は警察に訴え泣き崩れる。
「お願い。息子を探して」

#呟怖

ずっと迷っている。
これで良かったのか?
隣で花嫁が微笑む。
これで良かったのか?
息子の出生。成長。結婚式。
これで良かったのか?

老衰で息を引き取った妻を見つめる。
「あなた後悔していたでしょう?」
妻の声の幻聴。
唇が震える。
人が彼女を人に貶めた。

天女は天に帰れたろうか? https://twitter.com/moon04cat/status/1193352204607877120 

#呟怖

祖父宅には蔵が二つある。一つは『表の蔵』と呼ばれ物置として使い、もう一つは『裏の蔵』と呼ばれ何百年間施錠され見るのすら禁じた。

祖父の葬儀で訪れると『裏の蔵』が半壊してた。探検気分で入り込むと、座敷牢があった。朽ちた着物を纏ったやけに艶かしい白い腕が闇から此方に伸びる。

#呟怖

友達の弟が、遊んでいて釘を踏み抜いて救急車で運ばれた。
隣のおじさんが、寄っ掛かった居酒屋の壁の釘が飛び出て手に刺さって病院に運ばれた。
裏の犬の餌に釘が入っていて、犬が口の中を怪我したらしい。
お婆ちゃんが、糠に釘を何本も入れているのを、僕は見た。
次は、僕かも知れない。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193352669206732801 

#呟怖

「なぁこれ日本製だって! 安心だろ。これにしようぜ!」

夫がタグを見て言う。

バカね。
そんな表示には何の意味もないのに。
アメリカ人が日本で作っても日本製だし、日本人がタイで作って輸入しても日本製だし。

「大事なのはどこ製じゃなくて、血統よ」

褐色の肌の幼女の頭を撫でる。 https://twitter.com/dancewithsky/status/1191624544517148672 

#呟怖

物心ついた頃から、瞼を閉じると雪景色が見えていた。
雪には縁の無い土地で生まれ育ったのに。

先日、友人の実家の雪国の温泉旅館へ行く事になった。

何処と無く懐かしい風景。
見知った気のする光景。
見覚えのある建物。

「あら。二人ともおかえりなさい」

老婆が笑う。 https://twitter.com/r_Okishima/status/1192740756349284352 

#呟怖

『白い馬』に乗った王子様が迎えに来ると信じていた。

彼が王子様だと思っていた。

真っ白な光に意識が溶ける。

瓶を体から生やした彼は、私の、私だけのモノになって、ここに居る。

もう殴らないし首も絞めない。もう浮気もしない。もうお金を持っていかない。

私だけの彼。

光に沈む。

#呟怖

『赤い馬』の描かれた酒の瓶を叩き割った。

彼が、私ではない女と結婚したと風の噂で聞いた。

聞いた直後に道端で倒れた私は救急車で運ばれ、医者に、長くは生きられない事を告げられた。

ぽこりと出た腹は、赤ちゃんではなかった。

彼が呑んでいた酒の瓶はとても鋭利な刃物の様になった。

#呟怖

『青白い馬』のような顔が鏡に映った。

出勤したら病院に行けと店から強制的に帰された。

ひどい顔。

爪が緑色に変色していた。

抜け毛もひどいし、こんなんじゃ彼に嫌われてしまう。

2ヶ月帰らない彼を思い、2ヶ月生理が来ていないことに気付く。

ぽこりと出た腹。

もしかしたら…。

#呟怖

『黒い馬』の鬣のようだった髪がだいぶ抜け落ちて少しハゲができている。

彼が帰ってこなくなって1ヶ月が経っていた。

ぽこりと出た腹が嫌で帰って来てくれないのだろう。
彼は痩せた女が好き。

食事をしなくなって三日目。

今日同伴のお客さんに食事に連れていかれる。

吐くの辛いな。

#呟怖

彼は私を『怠惰』だと罵る。

曰、月の給料が100万を切っている。
曰、昼間いつまでも寝ている。
曰、家事が疎かになっている。 
曰、自炊しない。
曰、生理になったら仕事を休む。
曰、すぐに疲れたと言う。
曰、彼との行為を嫌がる日がある。
曰、下腹が出てきた。
曰、咳がわざとらしい。 https://twitter.com/molmol299/status/1191581768463159297 

#呟怖

浮気旅行から帰った彼を責めたら、お前はどうなのかと責め返された。

愛する女が毎晩毎晩他の男に抱かれている。他に稼ぐ能力がお前に無いから仕事を選べない。それが俺をどんなに苦しめているのか嫉妬で狂いそうだ。わからないだろう。

知らなかった。

謝罪した私を彼は許してくれた。 https://twitter.com/molmol299/status/1191581768463159297 

#呟怖

彼が一週間の旅行を女と行ったと噂に聞き、怒りのまま同伴に向かい、お客さんと食事をした。

「珍しく良く食べるね」

嬉しそうに言うお客さんは、ぽっちゃりの方が好きだと、同伴をして食事をさせてくれるようになった人だった。

彼は痩せた女の方が好き。

こっそりトイレで吐いた。 https://twitter.com/molmol299/status/1191581768463159297 

#呟怖

彼が、私のお金で一週間の旅行に行ったらしい。

それを知ったのは、彼が帰ってこなくなって三日目だった。

毎月のお小遣いを貯めていた貯金箱が割られて捨てられていたのを、見つけて電話して発覚した。

「へそくりなんか汚え真似しやがって!」

そう罵られ、なんとも言えない怒りが沸く。 https://twitter.com/molmol299/status/1191581768463159297 

#呟怖

「お前は本当に『淫乱』だな」と彼が言う。

彼に愛されていると感じるのは行為だけだから、自然に行為をねだる事が増えた。

顔を見れば行為をねだった。

その時だけは首を絞められても髪を引っ張られても幸せを感じた。

「仕事で散々ヤッてても、俺じゃないと満足できないんだろ。淫乱め」 https://twitter.com/molmol299/status/1191581768463159297 

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