呟怖.ORG | 呟怖

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

夜中何度か、窓に何かがぶつかる音がした。

虫かな?一応確認のためカーテンを開ける。

そこには、顔が半分崩れた子どもがいた。

ニコニコと窓に向かって血だらけの頭を打ち付けている。

思わず「入れんよ」と呟いたら、一瞬泣きそうな顔をして消えた。

しばらく窓は開けないでおこう…

#呟怖

家の古い蔵の奥からボロボロのアルバムが見つかった。

中は全部モノクロかセピアの写真。
集合写真が多い。

ただ、写っている誰もが真っ黒な口を大きく開け、あり得ないほど顔が歪んでいる。

写真の人々は家人の関係者では無い。

誰が何の為にこのアルバムを作ったのかは不明である。

#呟怖

A氏は深夜に怪談の本を読んでいた。

ふと見ると、閉めたカーテンに隙間があり外が見えていた。

気持ちのよいものではない。
立ち上がりカーテンに手をかけた刹那、

ぬるん、と白い顔が隙間に現れた。
顔はニタリと笑って消えた。

以後、A氏は怪談本を読む際、窓を確認するようにしている。

宅配便と鍵の件、防犯上気をつけなきゃなって思うけど、すりガラス越しやのぞき穴でしっかり確認したのにドアを開けたら誰もいないって展開になったら気をつけようがないわな。もう部屋に入ってるよ。

#呟怖

#呟怖
電車が通るのを待っていたら、遮断機の向こう側で風船が飛んでいた。

くるくるくる、回りながら空に昇っていく。女の子の目と鼻と口を付けて、笑いながらくるくるくる…。
女の子の顔を見ようとした瞬間、電車が通った。

僕は元来た道を、走って逃げた。 https://twitter.com/marinegumi/status/1226804089196933120 

#呟怖
「この疵ねえ、昔サバンナでライオンに引っ掻かれたんですよw」

人に会う度、彼はおちゃらけてそう言う。

「本当はどうしたんですか?」
飲み会帰り、酔っててうっかり訊いてしまった。
真っ暗な路上で、彼は僕を見つめながらゆっくり微笑う。

「そんなの、自分でやったに決まってるじゃん」 https://twitter.com/no0_0128/status/1227217064999305216 

#呟怖
「今は何でも増税前セールで安くなってるねえ」
「そうだね、僕は増税後にしようかなあ」

どういうことだろう?と思った数日後、彼は亡くなった。
闇金から多額の借金をしてにっちもさっちも行かず、臓器を売ることが決まっていたらしい。

#呟怖

向こう岸から蓮の葉の上をピョンピョンと飛び越えながら、白い顔の女が笑顔で近づいて来る https://twitter.com/ahomaja/status/1175453928139317249 

#呟怖
とある小学校の噂

「あそこのね、電話ボックスに夜0時に入ると、血まみれにされてその血が郵便ポストに塗られるの」

ふざけてA君が猫を入れて閉じ込めた。
翌日、血だらけのA君の靴が片方郵便ポストの上に乗っかっていた。
猫はそれを舐めていた。
A君は電話ボックスの上でこと切れていた。 https://twitter.com/hiro_jake/status/1177227911222325250 

#呟怖
「幽霊は電化製品を狂わせる」という俗説を知ったのは、突然霊感が芽生えた最近のことだった

ああ、だからテレビの画面が突然消えたりするのか
まぁ命を取られるわけじゃなし、スルースルー

エレベーターの中へ入ったと同時に
ガコン!と大きな振動、浮く体

待ってくれ、ここは10階……

一日のうちで一番怖いのは、PCの電源を落として真っ黒になったディスプレイに、私以外の何かが写る瞬間だ
#呟怖

#呟怖
骨董市で買った人形を娘に与えた。
娘は喜んで毎日人形と遊んでいる。
ある日、娘が
「止まって、止まって…」
と頻りに人形に何かを貼り付けていた。
「どうしたんだ?」
赤いものが染み出した絆創膏がいくつも体中に貼られている。
「パパ…どうしよう…お人形さん、血が止まらないの」

#呟怖
イタズラがバレたので、罰として押入れに閉じ込められてしまった。
退屈なのでウトウトとしていたら、いきなり外で大きな音が。

何かが割れる音、母の金切り声、走り回る音…

急に静かになったけど怖くて出られない。
ガラッと押入れが開いた。
目の前に、包丁を持った男の人が…

#呟怖
思い込みの激しい友人がまだ生きていた頃、彼女の家に遊びに行った時の話。
「ねえ見て!この壁の染み、人の顔に見えない?私一人暮らしだし、寂しくて毎晩この人とお話してるの!」
「へえ…同居人だねw」

壁は真っさら。染みなんてどこにも無い。
私は笑って彼女に話を合わせるしかなかった。 https://twitter.com/ntksnb/status/1047826421014351873 

#呟怖
「毎年自殺が多い理由はね、皆産まれた時に自殺ホルモンを注射されるの!それはずっと体内に残ってて、成長して一定以上のストレスを受けたらホルモンが分泌して脳が自殺しろって命令するの!」
そう言って思い込みの激しい友人は逝った。
最後に会った時の彼女の目はどこか遠くを見ていた。

#呟怖
小さい頃、仏壇の中から黒い人間が出てくるのを見て以来、私が見る遺影は全て真っ黒になった。

先祖の写真も祖父母や両親も他人も真っ黒。もはや誰が誰だか分からない。

私が今手を合わせている人は誰なのだろう。

故人の顔が見えないことが、こんなに不安なことだとは思わなかった。

今さぁ、台風だし雨戸閉めようとしたら、カーテンの隙間から男の子が覗いてるのが見えたのね。
近所の子かと思ってカーテン開けたら、その窓とっくに雨戸閉めてあったんだわ…。
あれえ?さっきまでカーテンの向こう側明るかったよね…あれえ?
っていうか雨戸いつ閉めたっけ?
何この怪異(^q^)
#呟怖

#呟怖
頭巾を被った子どもが来やがったから、脅かそうと身を潜めていた。

ベッドの側に来た子どもは「…ナイ…ナイ」と小声で何か呟いている。

何を言っているんだと側に寄ると、子どもは顔を上げ、

「おじさん、私の顔、知らない…?」

俺は恐怖のあまりそこから逃げ出した。あの子どもの顔は…… https://twitter.com/astrono77153462/status/1037328529300512768 

http://ow.ly/5KmB30kDWLG  #一行怪談創作部 #呟怖
顔を洗い終わって鏡を見たら、鏡の中の私の後ろにいる私と目が合った。

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アソボウアソボウアリガトウ!…言ってない俺は何も承認してないよ!

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年々若返っていく、祖母の遺影。

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机の下の黒い顔と目が合う。

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彼氏が手を握ってきたから照れながら彼氏の方を向くと、腕組みしている。

#呟怖
台所の換気扇を回そうとしたら、能面をニタニタ笑わせたような顔が四角い換気扇全然にベタッと張り付いていた。
え?と瞬きを2、3回したら顔は消えた。
そのあと換気扇を回したが、ずっと生臭いにおいがしていた。
翌日庭で野良猫の死体を見つけたが、関連性があるのかは分からない。

#呟怖
どんなに暑い夜でも
どんなに寝苦しい夜でも
僕は布団から脚を出さない

うっかり出せば、触られる
酷いときには、引っ張られる

夏は嫌いだ
今年もあいつは現れる

#呟怖
押入れを開けると、老人があぐらをかいてギョッとした顔をしていた。
俺も驚いて咄嗟に襖を閉める。
今の、脚が透けてたような…幽霊か?
おそるおそる開けてみると、老人は正座をして薄気味悪く笑っていた…

いや、休憩中だったんだと思うが今更居住まいを正されてももう驚かんわ、出てって。

#呟怖
3歳の娘が和室を指差して
「ぶつだんのうしろ、くろいひとがこっちじっとみてる」
と怖がりだした。ついには
「ぶつだんのなかにもくろいひといるよお」
と泣きじゃくって手がつけられなくなった。

うちには仏壇なんか無いんだが、娘が見てるものは一体…

#呟怖
小さい頃、夜中の3時だというのに土砂降りの雨音で目を覚ました。
天気が気になりテレビを点けると、天気予報をやっている。女子アナがニコニコしながら言った。

「明日、身内の方が落雷に合うでしょう」

結果として誰一人落雷には合わなかったが、あの番組は何だったのか今でも謎のままだ…

#呟怖
駅に近い線路沿いの道を兄と歩いていたら、転んで眼鏡を壊してしまった。裸眼になったら兄の顔すらぼんやり。
ふいに線路側を見ると、半分に割れたスイカが落ちている。駅だけにSuica…wと笑ったら兄が震え声で、
「お前…絶対眼鏡かけるなよ」
駅から、人身事故のアナウンスが聞こえてきた…。

ちょっとしたイタズラ心で、近所の空家の壁に手形を付けた

両手を同時に合わせて、ぺたん、ぺたん、ぺたん…

5回やったら満足して、付け終わった手形を眺める

あれ?

3回目に付けた手形の間から、付けた覚えの無い…潰れた手形がひとつ…

#呟怖 https://twitter.com/keiji19990514/status/1007646958217859072 

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