呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
これは怪談ではない。
たしかに、得体の知れない話ではあるし、恐ろしい話でもある。
また、その話を知る者はいるし、私も知っている。
だが、語ることはできない。語ろうとしても、誰も、何もすることが出来ない。
語られなければ、怪談とはなり得ない。故に、これは怪談ではない。 https://t.co/xnZYuFsyPv

#呟怖
毎年、お盆の時期になると、玄関先に蝉の死骸が落ちている
ベランダなどに落ちていたことはなく、毎年一匹だけ、ピクリとも動くことなく転がっている
ここで死ぬことが決まっているのか、それとも、誰かが置いていっているのか
今年も玄関先にいた蝉の亡骸に聞いてみるが、答えてはくれなかった

#呟怖
著:とく茶@tokucha_ladio
BGM:FREE BGM DOVA-SYNDROMEより
   「残滓念」by かずち
朗読:MUK@mukuro17http://pic.twitter.com/9i5m9gZJ8y

#呟怖
著:とく茶@tokucha_ladio
BGM:FREE BGM DOVA-SYNDROMEより
   「残滓念」by かずち
朗読:MUK@mukuro17http://pic.twitter.com/UAoicftetC

#呟怖

私はいつもここにいる
ここから道行く人を見つめている
道行く人を見つめながら、
いつか通るあの人を待ち続けている
雨にも、風にも負けず、ただひたすらに、待ち続けている
ただ、それだけ

…だから、どうか…どうか、抜かないで!引っ張らないで!離れたくない!死にたくない!

あ。 https://twitter.com/tokucha_ladio/status/1155462068004257792 

#呟怖
父親が亡くなった。
もう何年も疎遠で、特に思うこともなかった。

翌日、数年続けている海水アクアリウムで、
初めて、ウミケムシを見た。
文字通り、毛虫のような生物が、
砂地から顔を出していた。

そして、父親を火葬して以降、
ウミケムシが姿を現すことは二度となかった。

※実話

#呟怖
まずは断りを入れなくてはならない
この文が最初で最後の呟怖である
全ての内容に意味はなく
これまで苦労して考えてきた
天才的な題名にこそ意味がある
全てを調べるのは手間なので
画像に全てを示す http://pic.twitter.com/jI1DFzro9c

#呟怖
待ちに待った席替えの日
誰もが期待に胸を膨らませ
その時を待っていた

絶対に、絶対に、あの席だけは座りたくない

何もわかっていない担任は、
無理に盛り上げようとおどけてみせて、
お手製のくじを用意する

どこの席でもいい
ただ、あの席だけは、座ってはいけない

#呟怖
自宅を出る時と帰宅した時の2回、
必ず、鞄の中身を確認される
毎回確認しなくてもいいのでは、と毎回思うのだが、
それを口に出すことはない

この持ち物検査は儀式だ
だから、私は黙って鞄を広げ、
あなたは自分の頭が入っていることを確認する

目が合うと、あなたはいつもの様に微笑んだ

#呟怖
これは始めから意味のない物語だった
もし意味があるとすれば、
それは全てが終わった時だけだ
だから、私は最後まで進めなければならない
途中では終われない
本当に意味のないものになってしまうから

だから、私は打ち続ける
何度も 何度も 何度も
全てを終わらせるために

#呟怖
ただひたすらに
あの人への想いを 願いを込めて
『ゑ馬』に書き綴る

『ゑ馬』とは『閻魔』への使い
その人物の悪行を綴ることで
『閻魔』へ申し立てるもの

赤黒く染まった木の板に
あの人の悪行を あの人への怨みを書き綴る

「せめて、あの世では正当な裁きを受けられますように」

#呟怖
それは些細な違和感から始まった
いつもは右手でスマホを持つのに
今日は左手で持っているといった程度の違和感
始めは友人、次は兄弟、そして両親
ひとり、またひとりと、
「新人」に入れ替わっている
そのことに気付いた頃、
不意に、後ろから肩を叩かれた

あぁ、そうか
あなたが「新人」か

#呟怖
ずっと、水の音が聞こえる

始めは、断続的に落ちる音だった
今では、濁流のような音をたてている

一体、この音はどこから聞こえてくるのだろうか
頭痛に耐えながら考えを巡らせていると、ふと気が付いた
この音は、自分の中から聞こえているのだと

だから私は、自分の首筋に包丁を突き刺した

#呟怖
目覚まし時計が鳴っている
だが、なかなか起き上がることができない
それにひどく身体が冷たい気がする
指先ひとつ動かすことも億劫だ
もしかしたら、風邪でもひいたのかもしれない

目覚まし時計が鳴り続けるなかで、
ふと、あることに気が付く

目覚まし時計の秒針と、
私の鼓動が止まっている

#呟怖
あなたは特別なひと
わたしの特別なひと

だから、わたしは『指』を切る
昔のひとはそうしていたから

約束を守らなかったら「拳万」で、
「針千本」飲ませる
昔のひともそうしていたから

・・・でも、もう駄目だ
切る『指』が残ってない

あなたも、わたしも、もう『指』切れない

#呟怖
例えば、雑誌のアンケートハガキなんかに
雑誌から切り離すための「切り取り線」ってあるだろ?
あれと一緒だよ
何かの拍子に「視える」んだ
そこのコップとか椅子とかに 「切り取り線」が

その線をなぞれば、自然と切れる
当然だ 「切り取り線」なんだから
物でも、人でも、何でも切れる

#呟怖
桜が散る頃に
ここでもう一度会おう
精一杯のお洒落をして
まるで偶然出会ったかのように
まるで初めて出会ったかのように
私たちはもう一度出会い愛し合う

葉が全て落ちた桜の木の下で
地中に眠るあの人と
最初で最後の約束を交わしながら
緩んだ地面を踏み固めた

#呟怖
時々、空中に赤い糸が見えた
私以外には見えず、触ることは出来ない
どこからどこまで続くかもわからない

ある日、父と母の小指同士が赤い糸で結ばれていた
きっと良いことなのだと思っていた

数日後、帰宅すると、
母が父に包丁を突き立てていた

二人の間の赤い糸は、血溜まりに溶けていった

#呟怖
手の平をそっと窓へ押し当てる
あの人への気持ちを込めて

きっと言葉では伝わらないから
窓越しに手を当てるだけ

あの人への想いが伝わるように
ただひたすらに、願いを込めて

「朝起きたら、窓にびっしり手形が付いててさ」
「・・・あれ?背中のそれ」

#呟怖
ふらりと立ち寄った映画館で映画を観ることにした
客席には誰もおらず、後から誰が来ることもなく、
自分しか観る者がいないまま、映画が始まった

それは一人の人間の一生を追った作品だった
何の変哲もない、面白味もない、平凡な人生だった

「後悔しているのかな?」

…いや、満足だったさ

#呟怖
もし、手のひらに乗るような小人が見つかったら、
一体どうなるのだろうか

大々的に世間に発表されて、可愛がられるのだろうか
もしかしたら、実験と称して、解剖されるかもしれない

でも、きっと、人形を手にした子どもと同じことを
皆がするはずだ

私と同じことをするはずだ

#呟怖
まただ…また不在票が入ってる
何か注文した覚えはないし、
誰かが送ってくることもない

だが、3日ほど前から毎日、
不在票が入れられている
しかも、インターホンも鳴らさずに、だ
不在票に書かれた連絡先も繋がらない

死人しかいないこの家に、
一体、誰が不在票を入れているのだろうか

#呟怖
出会った頃から、よく言い合いをしていた
いつの間にか付き合うようになって、
同棲を始めてからも、喧嘩は絶えなかったし、
何度も別れ話になったけど、結局は仲直りしてきた

でも、もう喧嘩はしない
これからは、ずっと、仲良しだから

「暑いから、大分溶けてきちゃったね」

#呟怖
つまり、買い出しに出てからずっと迷い続けていると?
「ええ…たった200円の煙草を買いに出て、
 それからどれだけの時間歩き続けたか…
 でも、不思議と疲れたりはしないだよ
 何度か、出会った人に道案内をお願いしたが…」
どうだったんですか?
「…あなた、もう帰れないよ」

#呟怖
「大丈夫?無理しなくていいんだよ」
公園のベンチで一息ついていると、
突然、声を掛けられた
「もっとゆっくりしていったらいい。
 無理をしてもいいことないよ」
優しいひとだ
たしかに、このままずっと休んでいたい
「一緒に休もうよ」
だが、駄目だ
「何故?」

あなた、死んでるから

#呟怖
お前の所は子どもにどういう教育をしてるんだ!?
ちょっと注意しただけでぎゃあぎゃあ泣き喚くし、
「ママーママー」しか言わないで、人の話を聞きやしない!
悪いことをしたら「ごめんなさい」だろ!!

あとで箱に詰めて送り返しておくから、
次からはちゃんと教育しとけよ!

#呟怖
昔からお人形が好きだった

ある日、部屋でお人形たちと遊んでいると、祖母が悲鳴を上げた
祖母曰く、人形たちが一斉に祖母の方を向いたという

翌日、学校から帰ると、人形たちは全て捨てられていた

大人になった今も、祖母の墓参りは欠かさない
大事なお人形と一緒に、祖母の冥福を祈っている

#呟怖
昔から、親から「脳無し」と呼ばれていた
今では、上司から「無能」と呼ばれている
学生時代は運動も勉強も出来なかったし、
仕事も全然覚えられないから、
そう言われてしまうのは当然だと思う

だけど、本当になくなってしまうとは思わなかった
中身がどこかへ行ってしまうとは思わなかった

#呟怖
私が管理職に昇任したころから、
『それ』は私のそばに居つくようになった
いつも近くに居て
静かに腰をおろし
じっと動かずにいた
傍から見れば
私が引き連れているように見えただろう

ある日
ただ『ゐる』だけだった『それ』に
『ゐぬ』と名付けたところ
『それ』は姿を現さなくなった

#呟怖
「昔からこの辺りには『動く山』の話がありましてな
 昨日にはあちらに見えていたその山が
 今日はこちらに見え、明日にはそちらに見えると
 そして、その山に向かった者は二度と戻ってこないと
 そういう話が伝わっております」
「…それがこの山であると」
「ゆっくりしていってくだされ」

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