呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

事故で重体に陥った彼女が奇跡的に回復し退院した。婚約を交わし1か月後は挙式だ。桜の花が散る中で彼女が言う。ねぇ覚えてる?貴男が私に鎌倉の海岸で桜貝をくれた時の事!あぁ覚えて...あれ?君と鎌倉には行ってない...あれは妹...そう!覚えててくれたんだねお兄ちゃん!妹はこの世には居ない #呟怖 https://t.co/vGp0mHNOea

鼠が嫌いだ。妻はどの動物も好む。妻は怪我をしていたからと鼠を飼い始めた。手洗い消毒では飽き足らず寝室を別にした。ある日 頬に蕁麻疹が出始めた 妻は心配どころか笑っている きっと原因を知っているだろうとカメラを仕掛けた 映っていたのは 私の上に馬乗りになり 頬を撫でカメラに嗤う妻 #呟怖 https://t.co/kJzODewxDw

親友と廃墟を見つけ勇んで潜入。落書きも物も少ない。突如 赤く染まった部屋に2人の人影!逃げようとしたが余りにも静かで恐々近寄ると人形だ。なんだ脅かすなよ...ヒィッ! 友人が悲鳴を上げた。何だよ!友人は声が出ず指で人形を指し示す。俺達と今着ている服も何もかも瓜二つの精巧な蝋人形... #呟怖 https://t.co/TZ8xCkiAB0

希望 暖かい光 笑顔...春だから嬉しい?ヤバイ薬でもやってんのか...気温が上がる今辺りから考えねぇとな。桜...散るだけのモンなのに何がイイんだ。コンビニで氷を買い込み家に向かう 冷凍庫に詰めながら 女の唇の霜を拭う 冷凍庫 買い替えるかぁ...だから春は厭なんだクソッ! 唇が弧を描く #呟怖 https://t.co/vGp0mHNOea

見晴らしのよい高台に男 トレンチコートを着た背中に足早に近づき 刃物の柄を握り直し 一気に勢いと自分の全体重をかけ脇腹に刺し込んだ スローの感覚 幾重もの衣服の布 皮膚 脂肪層 筋肉 臓器...感覚が手と腕に響く 刃物を捻り 手を放した所で目が覚めた 夢にしてはリアルで手が震えた... #夢 #呟怖 https://t.co/lIRYMk3Zam

嗚呼!見つけたわ!やっと...やっと貴男を!モニターから流れる声にウットリと耳を傾ける。逢いたい 貴男に...ねえ 語りかけてくれているのは全部 私に向けてでしょう?嬉しい!私だけを見て欲しい!ねぇ今夜は此処まで移動出来た...その内に 貴男の所まで 飛んで行くわね 女は艶っぽく笑った。 #呟怖 https://t.co/fozQhc1uQU

荒い息遣い 息苦しさで目覚めた 隣の男が汗を散らし必死の形相で藻掻く口にはガムテ 拘束され逆さに吊るされ...自分も同じ状況と気づき暴れ 助けになる物はないかと探す 奥にぶら下がっているのは 膨らんだ黒い死体袋 そして床から直立する受話器 出せる声は呻き声 必死で出す声は何処へ届く? #呟怖 https://t.co/8newgpGLaJ

ホームで時間潰しに足下を見る。同色のタイルの中で色が違う...ここだけ?辿るとある!気分が上がるが ある地点で途絶え無性に腹立つ 白線の向こう線路の先に色タイル!興奮し近くで見ようと 足を踏み出すと腕を掴まれた 駅員はパンッ!と僕の背を叩くと そんなの無いです と言って立ち去った #呟怖 https://t.co/Oz8deUje0a

#呟怖 作品のネタバレ裏話
祝・呟怖王2020 猫獄山賞 戴きました!
https://t.co/yWSebFLx8I

さて 今年も 残り時間が少なくなって参りましたが #呟怖 の楽しさを実感した年でございました。読む楽しさ お題をもとに創る楽しさ 朗読して頂けた嬉しさ 呟怖や怪談 Twitter上でfollowして下さった皆様に そういった楽しさを教えて頂き ありがとうございました!また来年もよろしくお願いいたします!

5歳の夏 朝食を食べてから 近くの廃病院に毎日行った。ある部屋に入り古びたベッドの上に立つと キィッと軋んだ金属音がした。隣のベッドに射し込んだ陽があたり そこに女性の片眼が浮かぶ。怖くはない。ただただ不思議で長い睫毛や眼球を眺めていた。ソレは あの夏だけの出来事だった。#呟怖 https://t.co/ZIjpP8bFK9

気になる事がある 深夜2時頃 家の前の道を必ず走る女が居る 何故女と分かるのか ハイヒールで家の前のマンホールの上を駆けるので音が一際 響く 在る夜 残業帰りに私は後ろに気配を感じ 逃げた 走って走って気付く マンホールを踏む音 全身に痛みが走り 薄れる意識の中で思う あれは私... #呟怖 https://t.co/5s2H6NIn4k

昔、武士は縁起担ぎをした。小豆は煮ると割れてしまうので切腹を連想する。だから大角豆を好んだ。と講義で話した。とある学生が 市販の小豆の赤飯に椿の花を添えて 私にくれた。これはどう読み解けば良いのだろうか。そもそも 私のゼミの生徒だっただろうか?悪意を持たれる覚えはないのだが... #呟怖 https://t.co/MJnSfPIbml

子供にせがまれ雨の中 公園へ。雨だと心寂しい。ママぁ〜!傘落ちてる!子供の指差した先。傘が開いたまま地面に。2人で見てる前で突然 傘は勝手に閉じて直立した。え!?親子して固まる中 傘はピョンと跳ねた。ママ!傘オバケっ!興奮気味の息子。傘は一瞬止まると リズムよく跳ねて消えた。#呟怖 https://t.co/DZrL7kBx8O

雨の中 気分転換に公園へ向かうとウッドデッキ上に女物の傘が開いたまま...周囲に誰も居ない。近寄り 傘の先を持って動かそうとするが動かない。え?と持ち手を見ると 板の隙間から青白い手が柄を掴んでいた。耳元でアタシの傘だよっ!という怒りの篭った声。驚き 自分の傘も投げ飛ばし逃げた。#呟怖 https://t.co/DZrL7kBx8O

愛猫が死んでしまった。三毛猫で長く家族と暮らしてきた猫であった。私の家は田舎なので 庭に埋めて猫を弔った。何年かして気が付くと スダジイの木が 猫の墓から芽吹き育った。スダジイの実殻は三つに裂けて シイの実を落とす。その殻の中には 滑らかな毛が生えていて 我が愛猫を想い出す。 #呟怖 https://t.co/vUjVwm3A5s

大抵 私は夜勤勤務で 基本 夕方からは 事務所で一人作業。会社には誰も居ない。パソコン作業をしながら 21時を回ると パーテーションの向こう側の給湯室から ガタッ!と何かがずれて着地した様な音が 何回かする。だが 給湯室にそんなものは 無いんですよ。だって私が 全て片付けた後なので... #呟怖 https://t.co/GNzp4Dt6wY

お集まりの皆様 此の世に未練はない?優しい家族・恋人・友人 可愛いペット 楽しかった想い出も?スマイルカードで顔を隠した主催が言う。おや?未練のある方が。生きる?はァ?スマイル?コレが?...コレは皿に乗った2ツの生首ダヨ!嗤いながらカードを投げ捨てた男の刃物が次々と首を刎ねる。#呟怖 https://t.co/3ESeQsLIeu

ぼくのいえに ゲンガーがいる。ポケモンに でてくるやつとにてる。ゲンガーは ひっこしてきたときから かべに かいてあった。さいしょは ぼくを たべようとしたけど ぼくじゃなくて いつも じゃまばっかりする いもうとを たべてもらった。こんどは うるさい おとうさんを たべてもらうんだ!#呟怖 https://t.co/DF6vucqTU9

好奇心を抑えられず 私は ある部屋に忍び込み 隠し扉と座敷牢を見つけた。痩せ細った女が出してくれと懇願する。壁にあった鍵で錠前を外してやると 動けないので支えてくれと云う。牢の外に出してやると 思い切り突き飛ばされ牢の鍵をかけられた。やっと身代わりが来た!と女は歓喜に震え嗤った。#呟怖 https://t.co/zigi8QlnCk

7日間でダイエット!あの芸能人もやっている今人気のダイエット法!無添加の自然の恵み!今なら20%OFF!今がチャンス☆へぇ〜と思い 買ってみた。きしめんの様にコシがあって食べやすい!...説明書を読みながら 生麺の袋を手に取ると 平たい白く長いモノが蠢いていた。お好みの味付けでOK!#呟怖 https://t.co/ebOwaKdOPD

子供が学校で トイレットペーパーの芯を持って来るように言われたので 一定数集めた。私はトライポフォビアなので なるべく円形の物が集合しない様に 箱の中に横に寝かせ入れた。ある日 箱を見ると縦並びになっていて 更にその中に 眼球が詰め込まれ 円の集合を見た私は失神。当然 芯は処分した。#呟怖 https://t.co/VegK5H3l84

寝返りをうつと 額と首筋に浮いた汗が流れる感覚で目が覚め 扇風機のタイマーが止まっていたので ノロノロと起き上がり点けようとした時 鉄錆の臭いがした。鼻血?と確認するが違う。次第にその臭いが濃くなっていく。気味が悪い。扇風機を強風にすると 読みかけの怪談本の頁が風で捲れた。#呟怖 https://t.co/LsafZbNCMu

僕ヲタクだけどドン引きしない?それも含めて好きになった人だった。初めての彼宅!車で1時間程の一軒家。彼が茶の用意をしている間にトイレを借りた。何気なく開いていたドアを覗く。壁一面を覆う私の写真と 紛失した私物。背後から 僕さぁ 君のヲタで あ!これ動画撮ってるハァねぇねぇ笑って!#呟怖 https://t.co/0UDCpgMXn7

とある絵師が ある日を境に寝食を忘れ「違う!この色ではないっ!」と譫言の様に繰り返し 夢で視た女が忘れられないのだと云う。筆を離さず 日に日に窶れ往き 遂に描き終えた日 病床に伏し そのまま息絶えた。その絵には 絵師と瓜二つの男と その横に 消炭色の着物を着た骸が 寄り添っていた。#呟怖 https://t.co/Fwr3cTKlh3

廃墟へ行った。部屋に入るとラップ音が酷い。後退った拍子に転がっていた瓶を蹴飛ばし 瓶はコロコロと転がり 壁にぶつかると蓋がカランと音を立て開いた。音が止み誰かの笑い声。中身は透明なジェル状のモノ。流れ出そうなところを拾い 蓋を閉めた。途端に 唸り声と ラップ音が また鳴りだした。 #呟怖 https://t.co/Sdr8kkKrqY

知人が 飾りにどう?と娘を見て微笑み カボチャをくれた。だが 娘は私の後ろに隠れ 怯える。人見知りみたい ごめんなさいね? と御礼を言い 帰りながら娘に どうしたの?と聞く。あの おばちゃん ばあば の 家の鬼みたいな顔で怖い! 私には そうは見えなかったが... 母の家には 般若面がある。#呟怖 https://t.co/2ADyrdmJR0

ふらりと寄った村。案山子が沢山ある長閑な風景。堆肥や腐葉土それとは違う臭い。異臭。臭いの強くする方向 案山子の棒の腕の先に 軍手を嵌めた男の手首が刺さっていた。黒い羽虫が飛び交う。私は黙ってその村から離れた。案山子は久延毘古=崩え彦=体が崩れた男の意。それ以来 趣味の旅をやめた。#呟怖 https://t.co/Z6pRTfT0a6

どうして貴方が?なんで?私は 今迄 幸せだったのに!異形に変化した夫に問う。それを聞いてどうする?事実は変わらん。この血はオマエの子の物だ。前世に そして現世でもオマエの夢の中で 何度でも殺しているのに?私は絶句する。人間の幸せとは 安い物だな。そう言い 異形の夫は消えた。#呟怖 https://t.co/yV77FKikfd

布団をコロコロで掃除する。一通り終わり 粘着紙を剥がす時 キラキラ光るので よく見ると金髪。金髪?いや私は黒髪...飼っているハムスターを見ると 檻の中に同じ金髪。金髪の物って...あ!人形だ。なんだ!ハムちゃんが 悪戯したのね!もう〜!脅かさないで....いや待て...人形は箪笥の上だ... #呟怖 https://t.co/O9j65rL1gH

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。