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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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漁師町にいた頃 必ず守らなくてはいけない掟があった。「日没時に 浜には近づくな」ある時 掟を破り 逢魔が時に浜を歩く。気付くと女が2人。1人の女が私を襲い 手に咬み付いた。それをもう1人の女が止めた。私は逃げ 思い出す。女の手には鰭 首には鰓が...咬み付かれた手から 鱗が1片落ちた。 #呟怖 https://t.co/spPpgJpx8X

時折 実家の夢を見る。私には歳の離れた姉がいて 幼い頃は よく遊んでもらったが 酷い癇癪持ちで 私を折檻し物置に閉じ込めた。出して!と物置の扉を叩き泣き叫ぶ私を見る姉の目は人の目ではなかった。姉は後に 実家で首を括った。私の目の前で。姉 その人は 私の母であった。父は誰かは判らない。#呟怖 https://t.co/2jtYeolilk

日光浴 散歩 公園に行って外の空気で深呼吸 こういう事を繰り返すことで貴方の病気は治るの!頭ごなしに喚くなBBAそんな事がすぐ出来んならやってる!不眠が続くと日常的にTripしたみたいでヤバイけどそれももう苦痛無理眠って意識を失いたい外は恐怖だ騒音と刺激臭と光ああ今はいつ俺は誰なんだ #呟怖 https://t.co/ZyOWUtfLEy

ひなぎく いっぱいさいてた ママにあげる いいこ いいこ しずかに ねんねよ?パパがきちゃう あたし おこられたくないの パパは あたしと 2人でくらしたいって!ママ いらないって だから ママを みはってて って!しずかに ねんねしててね ゆかのしたの ねずみさんと なかよく ねんね しててね #呟怖 https://t.co/ZWktqEfqMl

うわっ!なんだこれ汚れた...!これ何だ?小さく動く羽が うわ飛ぶっ!気持ち悪!映像で観たことはあったが...湿気と何の臭い?うっぷ!耐え切れん!もう過去の世界体験はいいっ!もう戻してくれっ! 眼の前に光が現れた。ゲートだ...やっと還れる 無菌無機質に全てが制御管理された現在の世界に #呟怖 https://t.co/1fJ6pTCNOZ

あぁ
こんな感情 知りたくなかった
何も知らない 無垢な時が 一番 幸せだった

中途半端は 厭だ
だから 私は 自身を黒く染めることにしたんだ

何も考えなくていい
何も見なくていい
何も聞かなくていい

闇に身を投じた_。

#呟怖 https://t.co/Y04nsj85my

カチッ カチッ...と時計の秒針音が急く クチャクチャ...主人が朝食を食む咀嚼音 ゴロゴロと雷鳴と稲妻の閃光 雨が...黒い雨が ザァザァとあらゆるものを叩く その中で 窓の外に音も無く唐突に現れる黒い影 雨の度にアレが来る 今は外にいるが 何時かその日が来る 私は それが 恐ろしい #呟怖 https://t.co/OpECNTouU5

子供が置き去りになっているらしいぞ お前 見て来い。上司に言われ渋々来た。子供なんていないぞ?...目の前に 大きなバスケットケース。蓋を開けると 小さな手が伸び出て来て 「このおててにあう てぶくろ くださいな」新美南吉かよ!狐か?取り敢えず まだ秋だからな。冬に来い。蓋を閉めた。#呟怖 https://t.co/Gu8SYDuv0P

線路上を歩いている ずっと 此処が何処か解らない 歩いている 不意に踏切警報機が鳴った 電車が来る 私は正面を見据え眼を瞑る 僅かな振動が 風が 躰の中を突き抜けていく 嗚呼 何時になったら本当の死を迎えられるのだろうか苦痛だ 苦痛?感覚など とうの昔に無いと言うのに 思念とは厄介な #呟怖 https://t.co/y84cjuFmVJ

逃げて 逃げて バスに乗る
それでも 目の前に現れ脳内に声が響き渡る

何故 来なかった?
今日も待っているから
どうせ抗えないのに 無駄だ
そうか わかった 俺から 見舞ってやる

もう嫌だ...厭だ...顔を覆い 目を瞑る

もう大丈夫だ。安心しろ。

目を開けると 病院のベッドに拘束されて_。

#呟怖 https://t.co/RibW2olZYi

一時の快楽と征服欲を満たせる時間は僅かなものだが 満足させている自信はある。だが幸福感は与えられるが それは 永遠に続くものではない。組み敷いた女が 貴方も同じなのね と寂しげに 微笑む。俺の手から 毟り折られた羽が舞い散らばる。 #呟怖 https://t.co/NXZGcwFsiT

毎夜 女が夢枕に立つ 濡れた手で俺を弄る 気が狂いそうだ その女を沈めた池のボートに乗り 成仏しろと手を合わす その手を握る濡れた手...転覆したボートが遠くに見えた 腐り果てた女がしがみつき 生臭い泥交じりの水がガボリと喉を通る そう睡蓮の学名は「Nymphaea」 ギリシア神話のニンフの意 #呟怖 https://t.co/0uvhsXD9TX

毎夜 女が夢枕に立つ 濡れた手で俺を弄る 気が狂いそう だ その女を沈めた池のボートに乗り 成仏しろと手を合わす その手を握る濡れた手...転覆したボートが遠くに見えた 腐り果てた女がしがみつき 生臭い泥交じりの水がガボリと喉を通る そう睡蓮の学名は「Nymphaea」 ギリシア神話のニンフの意 #呟怖 https://t.co/0uvhsXD9TX

あの時の空へ。白布を纏った人に言うと 瞬く間に光の珠となり木蓮の梢から空へ翔び立った。俺の番?今の空で。白布の人は頭を振り もう今を生きていない それは無理だ 記憶に残る空は?空なんか見上げた事あったか?まぁ時間は無限にある ゆっくり探せ。俺は逝けるのだろうかアノトキノソラマデ #呟怖 https://t.co/cl6P1Dqhle

「息子の命を どうか助けて下さい!私の命と引き換えて!」妻が泣き叫ぶ 「いや 君が居なくなったら子供が可哀想だ 俺の命で」「貴男が居なくなったら生活が」「保険金が かけてあるから十分に暮らせるはずだよ」「よかった。じゃあ 予定通り お願いします」「え?」悪魔は嗤って俺に牙を剥いた #呟怖 https://t.co/P5oRDClNdL

何時から俺は彷徨っているのか記憶が無い これか?それか?あの子か?その子か?...痛ってぇ!踏むな!なんだよっ!伸ばすな!はぁ...何の因果で影なんかに...お!寂しいのか?...ふふっ...可愛いじゃん いいねぇ...うん 決めた!ずぅーっと寄り添ってあげよう ああ!一生ね?#呟怖 https://t.co/3IZXlH8z3I

え?道が...地面が陥没し 板でも渡さなければ行けない どうにもならず途方に暮れる どうした?同い年くらいの男性2人とお爺さん 訳を話すと ヨシ!じゃあ怪談を3つ話せ! 混乱しつつ ありきたりの怪談を話し終えるとボン!という音と共に3人は消え 重機が出現 木を2本倒すと橋の様に渡して消えた #呟怖 https://t.co/BpP6zSEfWZ

幼少期 東京から移住した田舎の集落に 鬼を祭っている寺があった 余所者扱いで馴染めなかった私は その寺で1日中過ごした 赤鬼と青鬼の像に勝手に喋り続け遊ぶ 逢魔が時 見知らぬ男が私を連れ去ろうとした 目の前で青い巨大な影が男を潰した 気付くと家の前に私はいた 私は節分に豆は撒かない #呟怖 https://t.co/IEQOrkLPcY

僕等は双子 弟が干し首に興味があるらしい 悪趣味と言いつつ 呪いには興味がある 親から相続した莫大な金に肖ろうと知らぬうちに増える親戚共 実際に作った方が 呪詛力 上がんじゃね?返り血を拭いながら 兄さん頭いいね!僕等は そっくりな顔見合わせて ほくそ笑む 足下に撲殺された叔母の遺体 #呟怖 https://t.co/jm9Ga3mgaS

記念日に訪れるBARで妻と結婚記念日を祝う。旧知のバーテンが店からです と俺の好きな酒を出した...あれ?酔いが回ったか...テーブルに不倫相手の女の姿が映る。私が知らないと思った?悪いけど 私も貴男のこと要らないのよ 妻は席を立つと バーテンに撓垂れ掛かり 二人ほくそ笑む 意識が霞む... #呟怖 https://t.co/gD9KbqDJzp

聴覚を奪い 体を拘束された男が床に転がる 藻掻いて逃れようと芋虫の様にのたうつ 覆面姿の人間が4人来て 向かい合わせに押さえ付け 鋭利な鋏で 片方の拘束された男の舌を斬った 千切れ飛んだ舌を虐待されて舌を失った猫が美味そうに食む もう片方の男の見開いた眼に猫が嘲笑う様に口を開けた #呟怖 https://t.co/YsAs0ZP6dB

こんな晴れた日に してはいけないことがあるのか?こんな晴れた日に何かをしなければならないのか?コンナハレタヒ ニ ナニヲスル?こんな はれたひ に なにをしている?寂れた稲荷神社 苔生した白狐達が四方から語りかけてくる 鬱蒼とした薄暗い山の中 光も届かない 独りで来るべきでは無かった #呟怖 https://t.co/LE3dPdX0vS

昔 酷い仕事をしていた。組織で邪魔になった者を拷問の末に 臓器を抜いた上消すか 手足を捥いで 海外に売り飛ばす。久し振りの大雪の日に 娘が孫を連れて帰省した。孫は大はしゃぎで雪だるまを作る。じぃじ!だるまよ!だるま! じぃじ いっぱいつくったのねー!私の周りを見て孫が嗤った。#呟怖 https://t.co/0WqO0tsqpM

「愛を詰めて作りました♡受け取って下さい!」と見知らぬ女に満面の笑みでチョコレートを渡された「いつも○○行きの7時のバスに乗ってますよね!○○町から乗って来るから この辺りがお住まいですよね?ワンちゃん可愛いですよね!お部屋に行ってみた~い♡」何で知ってるんだ?恐怖しかない。#呟怖

いつもの不気味な落書きの横 四歳くらいの男児がいる。誰も居ない こんな時間に子供だけ?迷子かな?と聞く。おとうさんとおかあさんとお話し!これが?ウン!僕に笑ってくれるの!なんとなく不憫に思え 男児に微笑んだ。わぁ!おにいちゃんできた!私の背後にじっとりと張り付く三人の気配... #呟怖 https://t.co/G8WbAMDOrh

母さん おはよ。あれ?アイツ何処行った?問いに応えず 母は台所で調理している。寸胴鍋で何か煮込んでる様だ。小さな鍋には卵が茹でられている。お!角煮かな?蓋を開ける際に母が叫んだ。中には胎児が煮えていた。跡取りになれない孫は要らない!足下の床下収納の扉に 妻の服の端が覗いていた。#呟怖 https://t.co/UMoXgTPIFP

よく見かける猫がいて餌を置くが ワタシに何の関心も示さず毛繕いなどをする程好い距離か あ!水を持って来るの忘れちゃった...何処かで飲めるよね? 興味無さげに此方を見た猫の瞳に映っていたのは 後ろの木の梢に留まる雀...ああ ワタシという存在は...僅かな思念が消える時 猫は短く鳴いた #呟怖 https://t.co/zdFDuTszk8

祖父が死んだ 喉に異物を詰まらせて。そして同時に 祖父が切ってはならぬと言っていた庭の桜の木が切られ 根の下から赤ん坊の骨が見つかった。骨は誰の物か不明で丁重に供養したのだが...僕の喉から桜の花弁が湧くようになった。祖父の死因は花弁(これ)ではないかと 僕は今日も桜の花弁を吐く。 #呟怖 https://t.co/vGp0mHNOea

幼少期 道端に落ちている物をよく拾っていた。石・団栗 カナブンの死骸・空気銃の弾...ある日 蛍光ピンクのビニールで絵の剥げたチャームを拾った。強烈な色に興味を覚えたが それを見ていると段々気分が悪くなり嘔吐した。それ以来 特定のピンク色に嫌悪感がある。何故か姉も同様である。#呟怖 #実話 https://t.co/aqAnSTa6nQ

桜散る 花弁散る中を歩く 繋いでいた手を放したのは何時だったか 嫌われたくない気持ちや寂しさから 誰にでも愛想を振り撒いた あの日もこんな陽気で 絞めた白い細い首筋から香水が薫った 独りになるのなら手を離すんじゃなかった と後悔している だから温い風が混じるこの季節が俺は苦手だ #呟怖 https://t.co/vGp0mHNOea

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