呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
参加メンバーはこちら
呟怖.ORGと参加についてその空き家の屋根に配置された鳥の置物は、時々違う位置に移動していたり、違う方向を向いているらしい。
何日か観察したが、そんなことはなかった。
「あんなの噂だよ。あの黒い鳥、ずっと同じところにいたよ」
友人にそう報告したら、首を傾げられた。
「あの鳥の置物、白じゃなかった？」＃呟怖 https://t.co/dYwoLMM5tu
その池の鯉達は、餌を撒いてやるとそれを求めて池の縁ギリギリまで泳いできてバチャバチャと大騒ぎする。
だが時々、何の餌も撒いていない人の側に泳いできてバチャバチャやることがある。
何故なのかは分からない。分かっているのは、そうされた人が数日中に必ず命を落とすということだけだ。
#呟怖 https://t.co/1IrtAxEEZz
「カマキリみたい」と言われている人が近所にいる。
でも、外見がそれっぽいわけでもないのに…… と疑問に思っていた。
ある日、お隣さんに聞いてみた。お隣さんは、声を潜めてこう言った。
「旦那さんを食べちゃったからだよ」
#呟怖
病気で入院した友人を見舞いに行った。友人はAという看護師に教えてもらったという、元気の出る歌を歌っていた。
闘病の甲斐なく苦しみながら友人が亡くなった数カ月後、ふとあの歌を思い出し調べてみた。
歌えば歌うほど病気が悪化するという噂があった。あの病院にAという看護師はいなかった。＃呟怖 https://t.co/gkqV0SCYQ8
何だろう、なんか今日、コロコロにやたらと大量に髪が付いてる。
もうこれ剥がそう。
……ああ、だからか。
あいつの頭皮を剥いで、コロコロに貼り付けたんだった。忘れてた。
#呟怖 https://t.co/rKh06d9vl8
ハロウィンの日、カボチャを抱えてやって来た見知らぬ子どもを、嫌な予感がして思わず追い返した事がある人はいないだろうか。
その時は罪悪感を覚え、後悔したかもしれない。
けれど、恐らくそれで正解だったのだ。
その子を家に上げたという証言が、一つもないから。
#呟怖 https://t.co/Iznl0WMqpi
ひまわりを大切に育てていた知人が亡くなった。
葬式の後、ひまわり畑を眺めながらこいつらも主人がいなくなっちゃってかわいそうに…と思っていたら、一つのひまわりがゆっくりと俯いた。
続いて、他のひまわり達もどんどん俯いていき…
以来、この畑に咲くひまわりは、どれも常に俯いている。
#呟怖 https://t.co/XoaI5BHDIe
「なあ、◯◯！」
知らない人に話しかけられた。
「私は◯◯じゃありません」
「じゃあ誰？」
首をかしげるその人。
失礼だな、私は……
あれ、誰だっけ？
#呟怖 https://t.co/svpUUznHgR
この国には使うと抹殺される差別用語があるが、それが何で、どうしてダメなのか誰も教えてくれないので、毎日老若男女問わずたくさんの人達が死んでいる。
#呟怖 https://t.co/P4h4ZQt1mn
鴉視点
「今年もあの季節が来たな。避難しないと」
「うん。でも人間共ってなんで『あいつら』来ても平気にしてるの?」
「『あいつら』をご先祖様の霊と思ってるらしい」
「うわー、バカだな。あんな年々ヤバくなっていく奴らを…」
「人間もそろそろ滅びるな」
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1294184284446654467 …
「ああいうのを蝉の抜け殻っていうんだよ」
「へー、僕もいつか抜け殻ができるの?」
「はは、人間には無理だよ」
「そうなの?猫にはできるのに?」
「え?」
「さっきね、真っ赤になったうちのタマの抜け殻が庭の木にしがみついてたんだよ」
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1288297593538138112 …
そのスーパーで万引きをしようとすると、上半分しかない顔に棚の上から凝視される。
そんな噂のためか、その店舗で万引きがあったという話は聞かない。
でも、その顔は正義の味方ってわけじゃないと思う。
この前急に具合が悪くなって倒れたお客さんを、棚の上からニヤニヤ眺めてたから。#呟怖 https://twitter.com/misa_funeral/status/1281578458708152320 …
「嫌な予感がするから」と言って母が家にある茶碗を全て叩き割った翌日、祖父が亡くなった。後で聞いたが、母は自分のしたことを覚えていないそうだ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280140763154640896 …
卒業式の集合写真。見るたびに写ってる人数が増えていく。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280524901007294464 …
廃校になった学校の、全校生徒が写った集合写真。
皆の背後に得体の知れない何かがハッキリ写っているが、「最後の思い出を汚したくない」という皆の無言の了解により、そのことに触れるのはタブーとなっている。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280524901007294464 …
新種の生物? いや、我々は何千年も前から地球で暮らしていたよ。あなた達人間が知らなかったってだけ。
ただの一種類の生物にすぎない人間が、地球の全てを知ってると思っちゃいけないよ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280628359890755584 …
今は亡き祖父は子どもの頃、夜に自転車で帰宅する途中、墓地を漂う青白い火の玉を見たことがあるそうです。
#呟怖
#実話https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1278540529056141312 …
右手を上げた招き猫はお金を、左手を上げた招き猫は人を招いてくれるって言われてるんだけど…… この子は何を招こうとしているんだろうね?
友人は、両手が下げられている代わりに両目部分から無数の小さな手が生えている招き猫を見てそう言った。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1276326310910980096 …
「人間の言葉では言い表せないほど美しかった。私のような醜悪な下等生物が戻ってはならない場所だと思った」
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277097653524824065 …
「うちの子、手で食べるのやめてって言っても全然聞かなくて」
「小さい頃はそうだよね。お箸が上手く使えなくて」
「え……? ああ、ごめん、言い間違えた。手を食べるのやめてって」
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277077546815778822 …
幼い頃から、森に囲まれた白い家のイメージが頭にあった。どこなのかは分からなかった。
ああ、ここだったのか。
恋人に連れられやってきた避暑地。木々と誰かの別荘を霞んでいく視界に捉えながら、先程刺された腹をおさえ、目を閉じた。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1275132465363869696 …
幽霊なんていない。だから今私の後ろをふらふら歩いてる、首から上がない人もいない。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1274761380889980928 …
ある日、知人が変な生物を見たと言い出した。その時はそいつを変な目で見て終わった。
けれど徐々に目撃者は増えていき、見たことがない人の方が少なくなっていき…… 目撃したことがないのは私だけになった。
今では、私が変な目で見られている。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1274218393877413889 …
物にも記憶がある。特に印象に残っている記憶を具現化させて懐かしがったりすることもあるようだ。
とあるベンチが、自分に座っている間に殺された人のことを思い出していたおかげで、犯行がバレて捕まった犯人もいるくらいだ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1272871034895519744 …
ここ三週間、ああして全く同じ形の雲が全く同じ場所にずっと留まっている。
#呟怖 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1272828337086316545 …
きれいな花と一緒に咲いたきれいな顔。
今では花と一緒に枯れて、茶色くガサガサからっから。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1273221245299912704 …
私は、近いうちに誰かが怪我をする場所が赤く見える。予知、なのだと思う。
このブランコの近く、赤いな。子どもたちが怪我しないように気を付けないと…… あれ?違う!
いつの間にか、ブランコの近くどころか見える景色全てが真っ赤になっていた。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271394289142992896 …
「このつぼみが咲いたら、ママとパパが迎えに来てくれるって言ってたよ!」
その子がそう言って差し出したのは、造花だった。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271406381195644928 …
左右をよく確認してから発車した。地面から飛び出してきた子供をはねてしまった。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1267744355361546246 …
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
