呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

“Make Up Room”の札を確認して鍵を開ける。
シーツを外そうとベッドに近づくと、大きなスーツケースが放り投げてあった。
見るとキーが掛かってない。

─不用心だな

横目にしながら作業を進めるが気になって仕方なく、そーっと鞄に手を伸ばすと、

「動くな」

静かな声と撃鉄の音がした。 https://t.co/lIkUHjJJG7

#呟怖

子供会で遊園地に。

お化け屋敷の前で子供達は入るか否か揉めていた。
後ろに若いカップルが来たので道をあけようとしたら、
「一緒に行こう」と誘われた。

お兄さんを先頭にキャーキャー言いながら奥に進んでいく。
出口に辿り着き「怖かったね」と笑い合うが、お兄さん達はいなかった。 https://t.co/PfyfvGDjJG

#呟怖
「おいで…」
みっちゃんは声のする方を探す。
トタンの割れ目を見つけ、恐る恐る覗いて見ると─

「それで、うちの子はどうなるんでしょうか」

ある廃墟で見つかった少女は1ヶ月もずっと眠ったまま。
心配した両親が私を頼ってきた訳だけど…
なんて答えたら沢山お金をくれるかな? https://t.co/yHeQqNbJ7o

#呟怖

「ママぁ、見て見てぇ~」

おぼつかない足取りの男の子が母親らしき女性に駆け寄った。

「見つけたの!」

誇らしげに微笑む子の小さな掌を見ると、それは羽根を持つ小さな金色の少女。
すると男の子はビッと羽根をちぎり、

「もう逃げないよ」と笑った。

彼女は小さく悲鳴をあげた。 https://t.co/3ekHOXk94E

#呟怖
廃墟へ逃げ込み身を隠す。
窓の隙間から外を伺うと、薄明かりの中を化け物が徘徊していた。
見渡すと部屋は雑然として、窓枠に貼られた新聞が風でひらひらしている。
ふと足元を見ると、人の形に灰が落ちていた。

─俺もこんな風に…

首の噛み傷に手を当て、生唾を飲み込んだ。
背には白む空。 https://t.co/Ko4FyQA7bT

#呟怖

ツーリングのあと、渋滞に巻き込まれイライラしていた。
目の前のバスの『すりぬけ危険』というステッカーについ魔が差した。

車線内側から追い抜くとき、突然視界に飛び込んできた板状のもの。

それはバスのトランクの蓋だということは、俺の首がヘルメットごと後方へ吹っ飛んだ後に知った。 https://t.co/zv0oH6gGuq

#呟怖

「尊師、これは何でしょうか?」

「昔ここに廟があったのじゃ。世が変わり、邪教とみなされ取り壊されたのじゃよ」

「そんな…酷いことを…」

「取り壊したのは儂らのご先祖じゃ」

「え!じゃあ私達が今追われているのは…」

「歴史は繰り返されるのじゃ。忘れてはならんよ」 https://t.co/qVHTYqmgDl

#呟怖

「ラーメン2丁!熱いうちに配達してくんな!」

この店は親父の宝物だった。
認知症になった今も厨房で調理してる。

「何もたもたしてんだ!伸びちまうだろ!」

「オヤジ、アレは2階の服屋のマネキンだってば」

「使えねぇヤツだな!ウチもうーばーいーつってのを導入するか!」

ボケて…? https://t.co/QWpoLNDIN8

#呟怖

「ようこそ。ここに3つの扉があります。1つは現在へ戻る扉。2つ目は未来へと続く扉。3つ目は過去へ遡る扉。どれになさいますか?」

私は何故ここにいるのか。
それを思い出すためにはまず過去へ行かねばなるまい。

「3つ目の扉ですね。どうぞ」

─ガチャ

「ようこそ。ここに3つの扉が…」 https://t.co/j1GxNZBisO

#呟怖

「毎度ヤケに綺麗なホトケさんだな。死亡推定時刻は?」
「詳しくは分かりませんが、鑑識によれば死後12時間は経ってると。ですが…」
「目立った外傷はないし、多分毒も検出されないだろう。今回も手掛かりは指だけ。何なんだ!」

一同は胸に組まれた指先の、紫に変色した爪を見下ろす。 https://t.co/JMd5Mzs87G

#呟怖

「もうそんな季節ですか」
「いつ見ても壮観だな。天と地と、天の川がいくつもあるみたいだ」
「人間達の想いが世界に通じるといいのだけど」
「そうだな。さあ我々も祈ろうではないか」
はるか上空─優しい瞳が灯籠の流れる様を見守った。 https://t.co/4ZEnHBp34w

#呟怖

「お母さん、聴こえてきたよ」
「まあ、もうそんな時間?ああ、今年もいい声ねぇ…」
祖父は夏祭りの櫓でいつも『種まき音頭』を謡っていた。
亡くなってもう20年。
人口は減り、夏祭りもなくなった。
しかし毎年この時期になると、どこからともなくあの声が聴こえる。

もう夏も終わりだな… https://t.co/hSIEpKQOZx

#呟怖

「これは実験なんだ」
─実験?
「人形達にはAIが搭載されている。そして体を動かすこともできる」
「ガラスの向こうには自由があるり、すぐそこには乗り物もある」
─それで?
「魂は宿るのか、乗り物を使って外に出たいという欲求が生まれるのか…実験だよ」

彼は愛おしそうにケースを撫でた https://t.co/4tKk8IcKxC

#呟怖

「さあ、これをお飲み」
彼は娘に口づけた。
しかし、彼の血は娘の薔薇の蕾のような唇から滴り落ちるだけだった。
「永遠の刻を一緒に過ごすと約束したじゃないか」
肩を震わせながら、娘を胸に抱き寄せる─飢えを満たし笑みを浮かべる眷属の前で。 https://t.co/hbOAvyrEYu

#呟怖

『これでアナタも字が上手くなる!』
というDMが届いた。
読むと付録の万年筆が弘法大師の分霊箱となっているらしい。
「へぇ…」

しかし─

弘法大師って万年筆使えるの? https://t.co/NTQ84dk0CV

#呟怖
#ダサ子さん

「テレビから人が…!うわぁぁ、近寄るな!」
腰の抜けた男にゆっくりと近づく。

─人間なんて滅んでしまえばいいのよ!

憎悪を両眼に集中させ、男を睨みつけた。

…ポロリ

「やーん、カラコン落とし…あ、そこ!動かないで!」

男は手に張り付いた三白眼カラコンを見つめた。 https://t.co/Qf1s6I4ZDi

#呟怖

「いいかい?」
そう言いながら車のライトをつけた。
「反射板が光って、まるで自分だけの橋に見えるだろう?」

「でもね」と彼は続ける。
「たまに僕の招待を拒絶する子がいるんだ。ほら所々結界の綻びが…ね」
「君は僕を受け入れてくれるね?さぁ行こう」

白い車は橋の奥へ消えて行った。 https://t.co/0ojISnh2io

#呟怖

「で、ヤツは何て言ってるんだ?」
「海賊ごっこをしていただけだと」
「海賊ごっこ?」
「はい、命令に従わない子を『板歩きの刑』に処しただけだと」
「それで手足が縛られてたのか」
「ええ。幸い軽いケガで済みましたけど、どうします?」
「…他の子が真似るとなぁ。暫くは立入禁止だな」 https://t.co/vknRHfFvnS

#呟怖
#ダサ子さん

「あのぅ、、もしもし?」
『出番だ!』とばかりに古井戸からTVまで張り切って這い出たのに、そこにいたのは酔いつぶれて眠っている3人のオッサンだった。 https://t.co/Qf1s6I4ZDi

深夜小腹が空いて、母屋のブドウを少しいただこうかなぁって思ってゴソゴソと。
屋外から男性と思しき声で「っくしっ」と聞こえ、手が止まった。
息子かしら?とも思ったけど午前2時に外に出るかなと思い、母屋に行くことを諦めた。
今朝息子に尋ねてみたが、やはり彼は「白」だった。

#実話 #呟怖

#呟怖
#ダサ子さん

TVから這い出た女にビビっていると、「最近ビデオデッキ持ってる人が少なくてさ」と語り始めた。
「片っ端から殺しちゃうとVHS利用者が減って私は帰る場所を無くすわけよ」
そう言いながら、酒を飲み干す。
「ねぇ、また来てもいい?呪わないから」
と言い残し、画面の中へ消えた。 https://t.co/Qf1s6I4ZDi

#呟怖

雪の夜。
コタツに潜り、有名なホラー映画を観ていた。
古井戸が映し出された(クライマックスなのだろう)が、恐怖のあまり一時停止ボタンを押し、「気分転換」と言い訳しながらそそくさと買い物に行った。

―くしゅん!
「あの…まだですか?あのぅ…」
誰もいない部屋で悲しげな声が響いた。 https://t.co/Qf1s6I4ZDi

#呟怖

「こんなに暑いとツラいっすね!お茶がもう空っぽだ」
「…本当に暑いな」
「元気ないっすね。大丈夫っすか?」
「なんでもない」
「あの手漕ぎポンプってまだ使えるんすかね?冷たい水が出たらチョー嬉しぃんすけど」
「やめておけ!」
「?」
「さっき俺は試してしまったんだ…」 https://t.co/0E3c6t1AoC

#呟怖

─手に取る者がいなくなって久しい。
─見向きもされなくて当然だ。
─儂の持つ知識はもう古い。
─いつからか書棚の奥に追いやられ、もう儂のことなど誰も覚えていまい。
─鎖に繋がれ、ただ朽ちるのを待つだけだ。

ジャラ…ジャラジャラ…

─おや、誰かが儂を…ああ… https://t.co/8aqwoTZHYu

#呟怖

「しかし増えましたね、そろそろ80億超えるんじゃないですか?」

「賞味期限切れが多すぎる」

「病気になって不味くなるヤツも増えましたし」

「トマトジュースの方がマシな時あるよな。隕石でも落とすか?」

「えっ、また作り直しですか?繁殖する前に俺ら飢えちゃうじゃないですか〜」 https://t.co/IIWuqwLxc1

#呟怖

「今日は一段と激しいなぁ」

「またゼウス様が女を追いかけてるらしいよ」

「しかしエロスの矢が当たらないなんて珍しいな」

「アルタイルも大変だよ。雷の矢をエロスに届けて標的も教えないといけないんだから」

「ヘラ様に見つかったらどうすんのかね?クワバラクワバラ…」 https://t.co/t46EfLSjZb

#呟怖

「おじいちゃ〜ん、忘れ物だよ〜」と一人の警官が近づいてきた。

「ああ、すみません。そこの店に用事がありまして。悪いとは思ったんですが、その…」

「そっか〜。でもお店に傘立てあるでしょ?ほら…」

「あれではウチの子をつなげないでしょ?」

「え?」

「え?」

「…え?」 https://t.co/NlWU6oHMYv

#呟怖

「落ちましたよ」とハンカチを渡す。
彼女は礼を言い立ち去った。
「これでいい」
ニヤリと笑い見送った。

「暑かったぁ。シャワー浴びよ」
彼女は衣服と共にハンカチを洗濯機に突っ込んだ。

「ご主人の命令でハンカチに付いてきたけれど、このままだと洗われてしまう」と御幣は思い悩んだ。 https://t.co/9fZaZ0kw9I

#呟怖

「無縁仏になってしまった墓石は、この崖から落とすんだよ。墓石が割れ、閉じ込められていた霊達が解放されるんだ」
と崖下に落とすと大きな音とともに「わぁぁ」というような歓声が沸き上がった。
「坊主がちゃんと魂を抜かないからこんなことになるんだ」
彼は寂しげにつぶやいた。 https://t.co/583MP9ZPG1

#呟怖

一番鶏が時を告げる。続けて二番鶏、三番鶏。
「朝だ!」
鬼達は我先にとその場を去る。山のような金銀財宝を残して。

お地蔵様の教え通り鶏真似をしてみたが、時告げ鳥につられた赤い球が闇より這い出て、逃げ遅れた鬼も全て飲み込んでしまった。

お爺さんは天井裏で腰を抜かしましたとさ。 https://t.co/0Mg2LaT4SO

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