呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

「おじいちゃ〜ん、忘れ物だよ〜」と一人の警官が近づいてきた。

「ああ、すみません。そこの店に用事がありまして。悪いとは思ったんですが、その…」

「そっか〜。でもお店に傘立てあるでしょ?ほら…」

「あれではウチの子をつなげないでしょ?」

「え?」

「え?」

「…え?」 https://t.co/NlWU6oHMYv

#呟怖

「落ちましたよ」とハンカチを渡す。
彼女は礼を言い立ち去った。
「これでいい」
ニヤリと笑い見送った。

「暑かったぁ。シャワー浴びよ」
彼女は衣服と共にハンカチを洗濯機に突っ込んだ。

「ご主人の命令でハンカチに付いてきたけれど、このままだと洗われてしまう」と御幣は思い悩んだ。 https://t.co/9fZaZ0kw9I

#呟怖

「無縁仏になってしまった墓石は、この崖から落とすんだよ。墓石が割れ、閉じ込められていた霊達が解放されるんだ」
と崖下に落とすと大きな音とともに「わぁぁ」というような歓声が沸き上がった。
「坊主がちゃんと魂を抜かないからこんなことになるんだ」
彼は寂しげにつぶやいた。 https://t.co/583MP9ZPG1

#呟怖

一番鶏が時を告げる。続けて二番鶏、三番鶏。
「朝だ!」
鬼達は我先にとその場を去る。山のような金銀財宝を残して。

お地蔵様の教え通り鶏真似をしてみたが、時告げ鳥につられた赤い球が闇より這い出て、逃げ遅れた鬼も全て飲み込んでしまった。

お爺さんは天井裏で腰を抜かしましたとさ。 https://t.co/0Mg2LaT4SO

#呟怖

「ちょ、ちょっと!」という声に振り返る。
「透明マントから靴がはみ出てるってば!」
眼鏡をかけた少年が息を切らせ追いかけて来る。
と、次の瞬間彼は躓き、私を車道に押し出した。

どん!

「すごい音がしたけどなに?!」
と周囲の人々が音の出処を探し出す。
少年は踵を返し走り出した。 https://t.co/Tk3GUVGOcH

#呟怖

やっと出会えた。

ママが君を落とすから、、
靴屋さんが断ってくれたから良かったものの、危うく他の番いの仲を割くところだったよ。

どうやってここまで来たかって?
ゴミ捨て場にいた僕を彼がここまで運んでくれたんだ。

さぁ紹介するよ、僕達の恩人のリッキーさんだ!
「うぉんっ!♡」 https://t.co/Tk3GUVGOcH

#呟怖

「もう、また降ってたわ」と母が言う。
彼女が洗濯物を外に出すと必ず雨が落ちる。
部屋干しに切り替えると晴れるのだ。
その法則に気付いてから、洗濯は私が干すことにしているのだが…
ご近所さんに迷惑かけられないからね。

「洗濯雨女」 https://t.co/PEx16vX9In

#呟怖

「あれぇ?この辺の筈なのになぁ?」

「十年も経たないのに、木がこんなに生い茂るなんてね」

「なんだか暗くなってきた。今日は諦めようか」

「せっかくここまで来たんだから、頑張って探してよ」

『また遊びに来てね』と約束した。
もう彼を手放さない。ここから出したくない。 https://t.co/5ZvkdHsp0P

#呟怖

足早に通り過ぎる人の流れをボーッと見つめながら、ふと我に返る。

私は何をしているんだろう?

確か何かを待っていたはず。
何かって?

ハッキリしない頭を横に振り前に視線を巡らせると、一人の男が近付いてきた。

「待たせたな」と言い、大きな鎌を持ち出した。
足元には動かぬ私の体… https://t.co/FZT3OM1M42

#呟怖

子供が泣いている。
どうも外国人の子供らしいが近寄って話しかけてみた。
「どうしたの?」
_AAAAAA!
日本語通じないか。

_What's wrong?
首を振る。
_What is your name?
_Face Hugger.
_Where is your mom?
_You will be the mother of my child.
眼前の顔が崩れ中から異形の者が出てきた。 https://t.co/kQbcbeZEYI

#呟怖

「わぁ、きれい」
との孫の声につい口元がほころぶ。
ホタルブクロの灯り。もうそんな季節か。
「触ってもいい?」と言うので、「そっとだよ」と応えた。
不思議気な顔で「何故光るの?」と訊く。
「そうだなぁ、教えてくれるかい?」と、孫の手の中で提灯を
手に震えてる小さな客人に尋ねた。 https://t.co/eTExQexa1R

#呟怖

お姉ちゃんはお婆ちゃんから七段飾りの雛人形をもらっていた。
「お雛様、2つもいらないでしょ?」ってことで、私は市松人形をもらった。

数年後からお雛様を飾ることなく、蔵に仕舞いっぱなし。
姉は出戻りだ。
私は...40過ぎてもお嫁に行けない。
この市松人形を飾り続けてるせいだろうか。 https://t.co/pxjw3aexVx

#このお題で呟怖をください
#呟怖
「60年に一度、生娘が海神様に舞を捧げねぇと不漁になるんだぁ」
「後は自由なのね?」と訊いたら、
「いや、娘を気に入ると海神様が連れてってしまうと聞いたぞ」と横から声が。
溜息をつく。
いきなり言われても…転生して来ただけなのに。海神様が私の王子様なの? https://t.co/YSANvEhEKZ

#このお題で呟怖をください
#呟怖

稲刈りのあと、いつも父が鎌を研いでいた。
「お父さん、包丁も!」と母が叫ぶのも毎年のことだった。

「もうこれもダメね」錆びた農具を片しながら母は呟く。
彼女の背後で、一年前に死んだはずの父が砥石の準備してる。
この光景を、私はいつまで見られるかな。 https://t.co/hKdXbtAOqi

#呟怖

「まだかしら?」
舞台袖で出番を待つ。
今日やっとあの方に選ばれた。
あの笑顔も素敵な声もひとり占めできる。
ふと後ろから声が。
「可哀想に。アイツ顔はいいけどマジシャンとしてのセンスは絶望的よ。成功すればいいけど…私みたいにならないことを祈るわ」
と、棚のマネキンが呟いた。 https://t.co/8J0NprHflp

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