呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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「ばあば天井にいるよ」
ある日3歳になる娘が言った。
母は痴呆が進み、数年前に行方不明になり今も見つかっていない。
夫にその事を話してみると
「天井裏、見てみるか」
と言って梯子を持ち出し、天井裏へ。
埃が積もった天井裏には母の姿はなかったが、代わりに無数の手の跡が残されていた。
#呟怖

自分の友人は赤鬼が怖いらしい。
なので節分の時期なんかはまともに街を歩けない。
何故そんなに怖がるのか尋ねると
「昔、頭に鹿の角を2本突き刺した女に追いかけられる夢をよく見て、その女の顔が頭から噴き出した血で真っ赤になってたんだよ」
と教えてくれた。
何となく怖かった夢の話。
#呟怖

初めて彼女を見た時から、影のある人だなと思っていた。
憂いを帯びた瞳、鴉の羽の様に暗い黒髪、青白い肌。
いつの頃からか僕は彼女に魅了されていた。
もっと近くで見たい。
彼女に触れてみたい。
僕は決意した。
そしてスルリと這い出して、彼女を影へと誘う。
彼女は僕と同じ、影になった。
#呟怖

近所によく遊んでくれる仲良いお姉さんがいた。
色が白くて綺麗な黒髪が印象的。
ある日お姉さんと神社でかくれんぼをしてた時、御神木の陰に白くて長い腕が見えた。
「お姉ちゃん、見っけ!」
引っ張ったら腕がドサっと落ちた。
「見つかっちゃった」
その日からお姉さんは腕が無くなった。
#呟怖

とあるライブハウスに凄く長身の女の霊が出る。
その女はV系が好きらしく、その手のライブは必ず上手側の前から三列目でずっと頭を振っている。
ただ、客席からは女は見えずライブをしているメンバーからしか見えない。
その女が気に入ったバンドのライブ後にはドリンク代が一人分多い。
#呟怖
#実話

旅行先から数週間ぶりに帰宅。
ドアの鍵を開けて中に入ると長い黒髪を振り乱して、女が踊り狂っていた。
一度外に出る。
気持ちを落ち着かせて、もう一度入る。
女の姿は無かった。
窓が開いてたからそこから出たのか。
…いや、あれだけ激しく踊ってたのに、物音一つしなかった…
#呟怖
#実話

「いーち、にーの、さんまの、尻尾、ゴリラの、息子ー」
庭で息子が数え歌を歌っている。
一体どこで覚えたのやら(笑)

「ななちゃん、八つ裂きー」
えっ…?

「食われたー、誰にー?」
ちょっ…

『父さん』
私の後ろで低く、くぐもった声がした。
#呟怖

「だるまさんが…ころんだ」
その瞬間、首だけが後ろに捻れてこっちを見ていた。
#呟怖

「スマホのアプリあるやん?」
「うん」
「画面タッチしたりするやん?」
「うん」
「最近タッチしてないのにアプリ起動したりするんよ」
「壊れたんちゃう?」
「そう思ってイラっとして、スマホを机に放ったんよ」
「うん」
「そしたら耳元で子供の声で「もうゲームせんの?」やってw」
「…」
#呟怖

「呪いの洗濯機ってあるじゃん」
「聞いたことねぇよ」
「洗剤入れてボタン押すだろ」
「うん」
「動くと思うだろ」
「思うな」
「動かないんだ」
「それ呪いじゃねぇよ」
「どうもおかしい」
「お前の頭がな」
「そう思って調べたら昔その中から死体が見つかったんだ」
「急展開」
#呟怖

肝試しに行った廃墟の一室。
床一面に埃が積もった部屋の汚れたベットに突っ伏して、スーツが汚れるのも構わず咽び泣く老紳士。
噂では結核患者の隔離施設だったらしい。
大切な人でも失ったのだろうか。
しんみりしながらの帰り道、一人が呟く。
「あれ?あの部屋の床に足跡付いてた?」
#呟怖

知り合いが住んでるマンションには、何度も何度も屋上から飛び降りる霊がいる。
そしてその霊が落ちた先には何度も何度も落ちてきた霊に押し潰される霊がいる。
知り合いは今日もその様を眺めながら酒を飲む。
至極愉快そうに。
#呟怖

寝付けないので夜中にベランダに出た。
皆が寝静まった中で2階から近所を見ていると少し離れた街灯の下に誰か立ってる。
その人が手を振りながら満面の笑みでこっちに向かって走り出した。
最近精神科に隔離入院したはずの、近所のおばちゃんだった。
手には包丁を握り締めて。(実話)
#呟怖

久しぶりに会った友人が妙な事を言い出した。
「私は近々死ぬ人がわかる。誰だかわからないくらい顔に黒いモヤがかかって見える。」と。
そんな事を突然言い出した友人に寒気を覚えながら席を立とうとすると、友人が一言。
「それで、あなた誰?」
単に自分の事を忘れてるだけと信じたい。
#呟怖

うちの姉は寝相が悪い。
隣で寝てて蹴られて目が醒めるなんて日常茶飯事だ。
その日も夜中寝てたら背中をドンッとやられた。
あまりの衝撃に目を覚ますと見慣れた天井。
隣には熟睡する姉。
その日は恐怖で眠れなかった。
#呟怖

毎日夜中になると聞こえる、窓ガラスを割れそうなほど叩く音。
毎日毎日聞いてて、もううんざり。
外にどんなお化けがいるか知らないけど、いい加減にしろと思いカーテンを開けた。
そこには身体中焼けただれた女が映ってた。
すぐに引っ越したのは言うまでもない。
#呟怖

子供の頃見えていた、半透明の男の人。
ずっと怖くて、いなくなれって思ってた。
でも大人になるにつれ見なくなった。
そんな時に両親から聞いた、私の出生の秘密。
実のお父さんの写真を見せてもらった私は泣き崩れた。
お父さん、ずっと見守ってくれてたんだね。
今はもう、見えない。
#呟怖

「お隣、今日はシチューか何かかな?」
「なんかいい匂いするね!」
お隣のおじいさんは風呂の中で発作で亡くなっていた。
熱湯を出したままで。
#呟怖

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