呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

目の前に僕が居るのですけど、あの人は誰でしょうか?

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友人が出てこない。
仕方がないので、私はずっとずっと待っている。
時々、人が見物に来る。私は話しかけるが、皆私を無視する。

友人を待っています。ご存じないですか?
#呟怖 https://t.co/F1R7SVzTVj

旅先で見る海は静かで、珍しく蜃気楼が浮かんでいた。と──、背後からザラついた声と共に、僕の肩越しに白い腕がにゅっと伸び、海を指差した。
僕は驚いて振り返ると、輪郭のブレた男が「ゆうれいせん」と呟き、消えた。
以来、僕の網膜には、あの日に見た幽霊船が焼き付いて消えなくなった。#呟怖 https://t.co/VSznPJQ9rl

『貴方に
殺されてから
私は
笑い方を
忘れたの』
と曰うので、もう一度殺してあげました。
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無数のカラスが鳴いた
亡き子を貪ったカラスを捕まえ貪り食べる、人の母の姿を見ながら鳴いた

その日からカラスはもう見なくなった

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君の生まれ故郷なのに、何故そんなに嫌がるのですか?

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男は煙草をやめられない。
なんせ、愛したあの人の、枯れた体と共に吸っているのだから。
だから、やめる必要なんか無いのだよ。
無くなったら?大丈夫。
次は、君が居るからね。

#呟怖 https://t.co/m2M8ZjO9y3

大きな目が有ったから包丁を突き立てたのさ、と友人が畳を指差して笑った。
#呟怖 https://t.co/DbCzAtNo3v

先生、私は夢を毎日見るのです。
私は夢で牛となり、車を曳いております。懸命に車を曳き、山を川を越え遂に合戦場に辿り着きます。
私は一息つき、何気なく車を振り返りますと、車は実は朧車で、般若の様な恐しい顔で悲しげにこう言うのです。
「死は間も無く」

先生、私はもうすぐ死にますか?#呟怖 https://t.co/EhcOdr4V7e

可愛いなぁ。
可愛いなぁ。
可愛いナァ。
可愛イなぁ。
可愛イナァ。
可愛イイイイイイイイナァ。
カワイイナァカワイイナァ。

と──、今朝から嫁が炊飯器の釜をずっと撫で続けている。
#呟怖 https://t.co/R3MgLjP7fk

近所に廃車が放置されている。その窓は、墨汁で塗りつぶした紙のようにうねり、黒い。
僕は、その車の中が無性に気になった。
額を着けて覗き込む。何も見えない。
と──、突然中から真っ黒い手がずずずと黒い窓を這いづった。
その時にぷんと、焼け焦げた臭いが漂った。
翌日、僕の家が焼けた。#呟怖 https://t.co/H68I2sjD4a

毎晩、天井から母の首を抱えた腕が、私の元へ降りてくる。
母は、私にこの世の末を伝えるべく、こうして天井から下がってくるのだ。
私はそれを、人間共に伝えようと試みるが、私の首が牛なので残念ながら忌み嫌われた。

私は件と呼ばれた。
いつかあなた方が母の言葉に耳を貸す事を祈っている。#呟怖 https://t.co/1vWjTxUldg

今夜も……生きてる人間の邪魔をするのは……心地が良い

#呟怖 https://t.co/8D3qNGjSDO

右上には右目がみっしりと詰まってます。
左上には左目がみっしりと詰まってます。
真ん中には心臓が、左右には肺が、腕が足が臓物が、みっしりと詰まってます。

そんなロッカー売って〼
ご連絡くださxxxx
Tel070-419xxxxxx

#呟怖 https://t.co/NHRzjDJM8S

私はワタシを忘れた。東京から帰る途中、忘れてしまった。私は永遠に彷徨い歩き、やっと私を見つけた。
『忘れ者お預かり所』の中でワタシは所在無く座っていた。ワタシの周囲は淡く光っている。
私はやっとワタシを見つけた。

その日、駅の倉庫で忘れられた古い骨壷がパキリと──割れた。
#呟怖 https://t.co/9HV9cLt07D

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