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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
見知らぬ寂れた駅のベンチにいた。オカルト作家のA先生がいた。先生は「渡し舟は廃止になりましてね。今は列車です。スマホあります?」先生に見せると「どれどれ、餓鬼界行です。今世は食べ過ぎましたね。」と微笑み「私はまだやることがあるので失礼」と先生は駅から出て行ってしまった。 https://t.co/EcU0RPTz8w

#呟怖
映画のラストは深紅の飛行艇がホテルのそばに浮かんでる場面だった。映画館から出ると空から何か塊が落ちてきた。だんだん近づいてくる。塊は肉片のようだ。あっと思うと肉片が顔に貼り付いた。自分の顔をショーウィンドウに映す。意識が遠のいていく..。遠くで「ポルコ」と呼ぶ声がする。 https://t.co/jtm2SKVbim

#呟怖
彼女に血の吹き出すような思いで告白した。笑われてお終い。その頃、金八先生で再ブレイクしていた海援隊の曲『石に刻め』を聴いた。この曲の歌詞の通りだった。だから愛しい思いと怨みの言葉を石に刻んだよ。
あれから40年。彼女は幸せに暮らしてる。俺はといえば、ご覧の通りさ...。 https://t.co/sRTbtxi2qo

#呟怖
僕は妻の誕生日に赤ワインを傾ける。「こうして悠々自適に暮らせるのは君のお陰だよ」と感謝の言葉を添えて。結婚した翌年の誕生日に妻は急逝した。莫大な遺産を残して。「君は少しも悪くない」妻がワインアレルギーなんて知らなかったんだ。神に誓ってもいい。
神がいればの話だけど...。 https://t.co/dq5kcRw1rY

#呟怖
山奥に行列の絶えないラーメン屋がある。オペを見ていると最後に何かの粉を振りかけている。どうやらこの粉が味の決めてらしい。「大将、最後に入れているのは何の粉?」「それは企業秘密です。」店の裏山にある地蔵が次第に小さくなっていることは店主しか知らない。 https://t.co/2BnlLZWKY0

死様書
#呟怖 
明治の初め、死刑囚が死刑執行後に生き返るという事案があった。それ以来、死刑執行官は執行の朝から執行後の遺体を遺族に引き渡すまでを「死様書」につぶさに記録している。そこには想像通り様々な怪異も記録されている。執行官以外の者が見ると自ら命を絶つという禁断の記録である。 https://t.co/ttbmGqY4j4

#呟怖
ばあちゃんちには古い茶釜がある。ひいひいばあちゃんが子狐を助けた時にお礼にもらったらしい。ひいひいばあちゃんは99年待てといい遺して亡くなった。ばあちゃんは九尾の狐が現れて良い事が起きると信じているが、俺は大きな炎に包まれないことを願ってる。99年前は関東大震災があった年だ。 https://t.co/s0EElfJZ6v

#呟怖
Kさんには子供がいない。Kさんが結婚して間もない頃、仲間と森の奥にヤマメ釣りに行った。小川の畔で綺麗な女に出逢い、家でもてなされた。目を覚ますと他の人は血を吸われて死んでいた。Kさんは助かったが、子種が無くなってしまった。ヤマメを釣るはずが山女に精を抜かれたと話してくれた。 https://t.co/c30AqROiMD

#呟怖
山ガールのA子さんは友達と鳥取の山に登った時のこと。見晴らしの良い場所で休憩していると向こうの山から「ヤッホー」と声がする。友達の誰も言葉は発していない。不思議や怖いというより悲しくなってしまった。涙を拭いふと足元を見ると朽ちた簑笠が落ちていた。 https://t.co/J9PHxlbb4D

#呟怖
梅雨になるとA子さんはお母さんとゴキブリ駆除のホウ酸団子を作る。ある年、大量のホウ酸団子を作ったが、大半の団子が無くなっていた。翌日、近所で耳のない寸胴の青い猫の死体が発見された。それ以来、A子さんちではどら焼き状のホウ酸団子をやめて、白いホウ酸団子にしたらしい。 https://t.co/0k7MTSIoBH

#呟怖
ここは昨日までKEEP OUTのテープが貼られていた。そう、殺人事件の現場だ。凶器は刃物で土には未だに血の染みた後がある。犯人のあいつをここで血祭りにしてやるのだ。眠っているあいつに刃を突き立てると「兄さん、やめて。A型とB型は拒絶反応が出るから」妹のお陰で殺人犯にならず済んだ。 https://t.co/dYNaTShL9X

#呟怖
ある児相職員の話。虐待の通報があった家を訪問すると全身に傷があり、痩せこけた女の子が倒れていた。まだ、息があることを確認して抱き上げると女の子の後頭部が胸に吸い付いた。後頭部を殴られた傷口が口のようになっていたのだ。女の子は胸から後頭部を離すと「チェ出ないや」と目を閉じた。 https://t.co/MntqzF4VTf

#呟怖
俺は好みの顔立ちが決まっている。今はマスクが当たり前で理想の女性を探すのは難しい。ところが、目だけで理想の人を見つけた。「付き合って」というと目元を綻ばせた。いつも彼女は喋らず、目で訴える。「何故喋らないの?」と聞こうとしたら転んで怪我をした。余計なことは思うまい。 https://t.co/65KH2pHtys

#呟怖
火の鳥の肉を食べ不死を得た男がいた。寿命がくると炎に包まれて死ぬが再び蘇る。男は成功を夢見て再生を繰り返す。しかし、あと少しで成功を掴めるところで寿命が尽きる。ブッダに再生した時は『これで」思ったが、悟りの手前で炎に包まれた。『不死の気分はどうかね」不死鳥はニヤリとした。 https://t.co/SpLdJyUNGC

夜道行く獣
#呟怖
今夜は月がとても綺麗だ。
後ろからA子が歩いて来る。
声をかけると「ぎゃー」と悲鳴をあげて逃げ出した。何故だ?まだ何もしてないぞ。
「行くぞ」カラフルな帽子を被った子供が命令口調でいう。
「おまえ誰だ」
「坊ちゃんに何てこというザマス。」
訳がわからん。 https://t.co/VR0eOVoR5E

#呟怖
「あなた、私もすぐ往くから」俺が死んだ時に妻は言った。
極楽へやって来た俺は死神に袖の下を渡して、名簿を閲覧している。極楽には時間がないとはいえ、妻はなかなか来ない。やっと妻が来たので閻魔帳を見ると地獄往きと書いてある。何度生まれ変わっても約束は果たされないだろう。 https://t.co/pCu7E092rB

#呟怖 
自分はいわゆる見える人で周りからは変人扱いを受けていた。
心スポへ無理やり連れて行かれた時のこと。「ここヤバいから逃げよう」と言ったが、みんな聞かずに入り心身に異常を来したらしい。
その後、同窓会で唯一入らなかった奴が「逃げて良かったよ。」と始めて友人と意見が合った。 https://t.co/GAxOkYlq5Y

白い花
#呟怖
ばあちゃんは何度か臨時体験したそうだ。そのばあちゃんがこの間亡くなって、夢枕に立った。
「三途の川の側にある花畑にいろんな色の花が咲いている時はこの世に帰って来れるんだ。白い花ばっかの時は三途の川を渡らにゃならん。」
ばあちゃんと行った花畑は白い花だけが咲いていた。 https://t.co/6UnwQr6ld0

#呟怖
上野公園でサバゲーをしている人々から血塗れになった兵士や砲火で焼け爛れた武者などが参加者に混ざっているとの目撃情報が相次いでいる。
公園管理事務所は上野戦争での彰義隊の浮かばれぬ霊だろうと認識しているが、公に認める訳にもいかずに公園内でのサバゲーを禁止にした。 https://t.co/okp8jFunyW

#呟怖
1932年白木屋百貨店の火災では「当時の女性は着物で下着を着けておらず、恥ずかしがって墜落死した。それから女性が下着を着けるようになった」という話がある。
当時このビルを放火しようとした男がいた。幸い計画は未遂に終わったが、女一人でいると未だに「ズロース」と男の声が聞こえる。 https://t.co/kERIgvlqpG

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