呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
夢にシャコだの蟹だのが出てくるんですよ
嫌いじゃぁないんですがね
でも、それがなんだか悲しそうな雰囲気で、
あーって思いもしたんですが、まぁもうどうしようもないじゃないですか
そうこうしてたら最近は数も増えるわ、怒ってる感じもするわで
見てくださいよコレ、夢で齧られちゃいましてw

#呟怖
唐突にポールモリアのCDをかけだす母
こんなCDあったっけかと思いながらも聴いていたら、途中で耳をつん裂くような子どもの叫び声が入った
声はコンポからだったが、
家族全員で一斉にリビングとは別のキッチンの床を凝視していた
数瞬して目を合わせたが、未だに何故そこを見たのかは分からない

#呟怖
オートロックのインターホンが鳴り
誰もいないのに、ボタンも押してないのに
扉が開いて

次に玄関のインターホンが鳴って
鍵があいて
ドアが開いて

ぽかーん
としてたら
窓が勝手に空いて
下が騒がしくなって

窓から下を見たら死体があって

多分知ってる顔だけど、見たらダメなヤツだこれ

#呟怖
あなたの肩に女性がいます…
目の前の胡散臭い占い師のおばはんがほざく
おまけに強くて祓う事はできないと
嘘をつくなと言うと、見えるようにしてあげますと言う

信じてなかったが、シャワーを浴びる時に俺にも見えた
右肩にタトゥーのように女の痣が

ウザい事にこいつがすごく良く嗤うんだ

#呟怖
ああ 束の間 彼女はツバメになった
本当にそうなれたのであればそれが良かったのだろう
多くの人がその姿を見ていた

落ちる

はためくコート

落ちる

満面の笑み

落ちる

降りしきる雨

その場にいた人々が口を揃えて「私の知り合いだ」と言う彼女の姿は茂みに消えたまま以来見つかっていない

#呟怖
彼は聡明だった
彼は美しかった

そんな彼と仲良くなり
いつしか惹かれ合った

彼と深く愛し合った次の朝
彼は忽然と消えてしまった

違う、消えたのは私の方だった
もう何度目だろう覚えていない
私は今、彼の人生を歩んでいる

#呟怖
何故か私が死んだというニュースが流れている
殺人を犯して3日目に逃走中に2人巻き込み事故で死亡だそうだ
食卓を囲んでいた母も唖然として私の顔を見ている
このテレビが狂ったのか、この世界がズレたのかは分からないが、
とりあえず今ニュースで言ってる私の部屋にある計画書は燃やしておこう

#呟怖
まだ30代だった頃
本格的に川で釣りをしていた
人なんかいないと思っていた渓流で、不意に上流から下着姿の女性が大きめのポリバケツだけを片手に樹々の間から現れた
川に入り頭にバケツを被ったと思ったらそのままバケツが水面に浮いた
川が赤く染まり流れてきたバケツの中には虫が詰まっていた

#呟怖
朝起きたらテレビが点いていた
皺々の婆が画面越しにこっちを見てた
明らかに放送でも録画でも無い、いる

婆が嫌な笑みを浮かべ始めたのを見て慌ててリモコンに手を伸ばした、が
婆の手を伸ばす仕草と共にリモコンが消えた

笑顔の婆のお辞儀に合わせブレーカーが落ちた

テレビは友人へ売った

#呟怖
古い友人と飲んで、飲み足りんからソイツん家に行ったのね
なんか小さめの段ボールがあって、真ん中に缶ビールがタオルに包まれててさ
なんぞ?て聞いたら
「孵るんだよ〜ぅ」だと
ソイツが先に潰れたから開けちゃったんだよね
中からまじで卵の中身っぽいのが出てきたんだけど

色が

青 白 黒

#呟怖
「ヲジサントっアソボゥ♪」
何だこの男は、こんな街中で、私の方が年上の爺ではないか
周囲の人間の視線が痛い
逃げるように電車に乗り込む
車窓越しに悲しむ男と目が合った

何とかなったか…

降車駅
ドアの外
息を切らした男

「アソボゥ?」

この世の者ではないのだな…
尚更意図が読めぬ

#呟怖
明日は運動会だからてるてる坊主だな
父はそう言って家族の髪の毛と爪を丸めた新聞紙と共に白いシーツに包む
梁に紐で吊るした後、柱に1人一本太い釘で頭を打ち付ける
絶対に間違っているのだが、終始張り付いた笑顔の父に逆らえず毎年行なっている

そして釘を打つ時は皆父と同じ顔になる、私も

#呟怖
久々に帰った実家
出迎えてくれた家族
豪華な晩餐
美味い酒

お盆だったからかな……

不思議な体験だった…、廃墟と化した屋内で目を覚ます
もう10年も経ったんだな、今まで帰って来られなくて申し訳ない…

手を合わす

しかし、膨れた腹とこの猛烈な二日酔い、吐いたら何が出てくるのだろうか

#呟怖
塩もダメ、御神酒もダメ
そりゃそうだよ塩も酒も防腐剤からの発想な訳で超常的な存在に効くわけないでしょ
塩盛るのなんて牛車止めて客寄せの名残なんだから魔除けの効果とか無いの
変なことはには殴ってみて当たらなかったら勘違い
だから日に日に濃くなる俺の首の手形のアザも勘違いなんだよ

#呟怖
観光でT県のK橋に行った時、
高所が苦手な私の横をタッタッタッと男の子が走り抜けて行って
私の少し先でツルっと転んで手すりの間をスルリと抜けて落ちたんです
周りの人は気づいてなかったので、霊かなと思ったのですが、
私の後ろで満面の笑みでニヤついてる夫婦は何だったんでしょうか…

#呟怖
バイクで山道を走ってたら首吊り死体を見つけたんだ
もちろん警察呼んだよ
警察がきて発見時の話をしてたらいつの間にか死体が消えてたんだ
みんな訳がわからない分からないまま解散になってね、
死体?憑いてきて今オレの家で揺れてる
同じ霊障に悩まされてる警察の人達と仲良くなっちゃったよw

#呟怖
消防に旅客機が落ちたとSOSが複数件入った
駆けつけたレスキューは怪我人の手当てをする内に変な事態に気がついた
落ちたという旅客機が無い
怪我をした乗客がいるのだが10人程とやけに少ない
そして乗客だと言っている人たちが何処から何処へ向かおうとしていたのか誰も覚えていないと言うのだ

#呟怖
目の前で人が死んだ
いや、私が殺したのだ
私が殺したはずだったのだが……

目の前にあるのはどう見ても私だ

そして私は誰を殺そうとしていたのかを思い出せない
何もおもいだせない、なにもだ

視界の端にチラつく人影はきっと鏡だろう、そう、鏡だ
しかし今はそれが鏡である事の方が怖い

#呟怖
彼女が寂しいと思えば側に座り
彼女が甘えたそうにすれば悦ばせ
彼女の雫が滴れる前に飲み込んだ

しかし彼女が私に対して苛立った時だけはどうにも手がなかった

今日はいつもの苛立ちから見たことの無い表情に変化した
初めて向けられたその彼女の一瞬の気持ちを察し、私はその首を結んだ

#呟怖
この前婆さんの葬式があったんです
泣きながら葬式に行ったら婆さんが居たんです、生きて
えっ…?ってなってたら親父が
「あー、婆さんの双子の人だから」って言われて…
それ以降その双子の人が以前の婆さんと同じようにオレに接してくるようになってきたんです、何が起きてるんですかね一体…

#呟怖
「こんばんは」

後ろから急に話しかけられ背筋が凍った
こんな時間に、こんな所に人が?
一体何をやっているのだろうか
……いや、さっきまでこの辺りには誰もいなかった
近づいてくる足音も聞こえなかったではないか

…幽霊か?

幽霊ならばいいだろう
私は振り返りながら金槌を振り上げた

#呟怖
渇きがひどい
忙しい、やりたい事にも手が回らない、金は常に足りない、最後にゆっくり眠れたのはいつだろうか
焦燥感が募る、娯楽にすら手を伸ばせない、楽しめない、
…いや、やりたい事はあるのだ
やってはいけない事なだけで、無気力な訳ではないのだ分かっているダメなんだ

ダメだったんだ

#呟怖
自宅に帰ったはずだったのだが…
もぬけの殻だ

え?何これ?
パソコンとか家具とか…え??

何にも無い

玄関から入れないでいるとすぐ後ろから
「ここの家の人ねぇ…夜逃げなのか突然居なくなっちゃったのよ」
と大家の声

「見学?とりあえず空いてるからアナタ契約してもいいわよ?」

え?

#呟怖
同窓会に行った時、卒アル持ってきてたヤツがいてさ、みんなで見たわけよ
で、どういうわけか私が映ってないの
運動会や修学旅行の写真とかだけじゃなくて集合写真にもないの、くり抜き窓も無くて
その時「お前誰だよ」って一人が言い始めて、皆んなも変な目で私の方見始めて…
待って、私、誰?

#呟怖
ついてきている……

誰だろう、昔棄てた男?騙して金を巻き上げたアイツ?それとも旦那を奪っちゃったあの奥さん?
恨みを買ってるのはわかってる
でも好きに生きたいの

心当たりが多すぎて誰だかわかんないけど、逆恨みもいいとこ、ホントやめて欲しい、マジ迷惑

いい加減憑いてくるのやめて

#呟怖
私の出身の集落では神社さんが強い権力を持っていて、何か悪い事が起きると神主さんが来てお祓いをするんです
お祓いをするとふわっと黒い靄みたいのが出てきて神主に乗るんですよ
こっそり神主の後をついていったらそれを祓うでもなく大切そうに境内の奥にしまったんです
あれが土地の神……?

#呟怖
十月十日が近いのだろうか
よく腹を蹴っている

しかし私は男と交わった記憶がない
そもそも引きこもりであり、もう1年以上家族とすら顔を合わせていない

気持ちが悪い、こうなるならもっと早くに処理してしまえば良かった

でも…フフ
これが人の形をしていれば聖人ってことになるのかしら

#呟怖
前世の記憶がある
商社勤めのサラリーマンだった
いつでも思い出せるわけじゃなくて、大きな事件なんかのニュースを見ると、この時はこんな事してたなぁとぼんやり思い出す
で、この前その商社から内定貰ったんだけど、入社したら前世の自分がいる気がしてさ…
どうしよう、怖い

#呟怖
祖父の後ろにはいつも笑顔の人が居る
毎回違うが 誰かしら 居る
外でだけだと思っていたが先日遂に家の敷居を跨ぎ入ってきた、しかも出ていかない
日々増えてしまいもう10人を超えた
私以外は気がついていない
そして今 家族が出掛け私一人になった途端、怒りの表情で一斉に私を睨みつけてきた…

#呟怖
夜中、障子に影が映るのね、寝室で寝てるとタタタッて走ってる感じに
この家古いし座敷童かなって
で、この前走ってた影がピタッと止まって
障子に ぷすっ! って指で穴開けたのね
覗くのかなって思ってそっち見たら
ブスブスって30個くらい一斉に穴が開いてさ、しかも全部親指だったんだよね…

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