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夢にいなくなった猫が出てきた。
香箱座りでこちらを睨んでいる。
「なんで怒ってんの?」と聞くと「人間が幽霊には足がないと思ってるから、これでしか出てこれん」と。
そこからとりとめのない話をして、「言いたいことあったけど忘れた」じゃあな、という声とともに目が覚めた。
泣いた。
#呟怖

昔から、死ぬ人が分かることがあった。死ぬ直前に出くわすと走馬灯というか、その人がとてもゆっくり動くように感じるのだ。
今日、道を運転してると時が止まったような感覚に襲われた。上を見ると工事中の橋桁が落ちてきていた。

…何秒たったのだろう。
いつになったら俺は死ねるのだろう。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121396243802886144 

親父が見も知らぬ女をつれて帰ってきた。汗だくで顔色なんか真っ青どころか真っ白。
お袋もすごい顔になってる。
もう家ん中めちゃくちゃ。
女の方は「ごめんなさいごめんなさいもう奥さんと別れてなんて言いません」とかぶつぶつ言ってる。
うるせえよ。
殺されてから言ったって遅いんだよ。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1120706515415867392 

今日は一日、遠くから
波も高くないのに打ち上げられてくる西瓜のようなものと、
それが打ち上げられる度に悲鳴をあげながら海に放り投げる海水浴客をボーッと眺めていた。
海水浴客が立ち去ったあと、西瓜どもは転がりながら彼らのあとを追っていった。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117163978302427137 

子供の頃、ご飯を一人分、籠に詰めて収納のスペースに入れ、一時間して回収するのが私の仕事だった。
事を問い質す前に両親が事故で死んだので迷った末に警察に電話した。
収納のスペースの下には予想通り部屋があったが人の気配はなく、かわりに届けたご飯の数くらいの百円玉が残されていた。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117164251406163968 

幾多の羽を毟り取り、
大きな翼を作ったあいつは空に消えた。
きっと願いの通り身も心も鳥になったのだろう。
だってその証拠に、見覚えのある腕が二本、空から落ちてきた。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114813065281728512 

猿夢を見るようになった。
こちらにはモノの名前を言うと一つだけ出現するというルールがあるようだが、どんな武器も通用せず結局殺された。
ある日、順番の来た男が「ママ!」と叫んだ。すると女性が彼の前に現れ、彼の代わりに殺された。
それから毎日、男は他人の命を差し出して生きている。 #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1115482550447693824 

祖父のお葬式。「大往生だったな」「お母さん迎えに来てるんじゃないか」などと空を見上げて話をする親を尻目に、孫たちは皆無表情に真下を見続けている。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114137308653998081 

連れていってもらった彼の田舎でまず目についたのは墓だった。
なんでも、この村には決まった墓地がなく、死んだ人はその場で埋葬されるらしい。
家の隅、川の畔、崖の下。特に数が多く目についたのは村の入口にある墓だ。
「ねえ、あれは何?」
「ああ、あれは逃げようとしたやつらの墓だよ」

#呟怖 https://twitter.com/iBuKi0346298/status/1114501864303747072 

体は昨日、無くしたばかりだという人にあげたそうです。 #呟怖 https://twitter.com/Nekozou_kuro/status/1109606654801117184 

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