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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

「なー300万あったら、どーする?」

友人が指差すのは、指名手配のポスター。懸賞金の話だった。

宝くじよりも当たりそうな話に、俺達は不謹慎にも盛り上がった。

後日、金欠病だったはずの友人が新作ゲームを買ったから遊びに来いと誘われた。

「親? 二人とも刑務所にいる」

#呟怖

悪戯盛りの弟が、祖父の逆鱗に触れて蔵に閉じ込められた。
重厚な観音扉を叩く音がしばらく続いた。

蔵から出てきた弟。
しおらしく頭を下げていると、おしりから尻尾が出てきた。慌てて引っ込ませる。

せっかく入れ替われたんだから、ワタシみたいに上手く化けてよね! http://pic.twitter.com/rrJRvwP44p

「こっくりさんとかいないから!」
「エンジェル様とか厨二www」

10円玉が動かなかったから馬鹿にした奴が、大怪我した。
そういや「お帰りください」ってお願いしてないや。

…………え? まだ、いる?

#呟怖

#呟怖
 浮気がバレた。
 彼は静かに、物凄く怒っている。

ごめんね、もうしないから。

「僕は嘘を吐く人は嫌いなんだ」

う、嘘じゃないよ! 私、死ぬまで一緒にいるから!

 次の瞬間、男は女で拳銃を撃ち殺した。

「もう一緒にいたくない。それじゃ、さよなら」

さっきまで下書き無しで書いていた、#呟怖 が
Twitterのエラーで消えた!!( ;∀;)

そういう唐突な恐怖、やめて!

#呟怖

「『赤い紙、青い紙』って怪談知ってるか?」

「どっちを選んでも死ぬ話ッスよね」

「あれ、近頃バリエーションが増えてるらしいぜ?」

「……へへへ! 何スか、それ!」

 並んで便器の前に立つ、男子生徒達の頭上から

『赤い紙か、青い紙か、
 黄色い紙か、白い紙か、黒い紙か……』

#呟怖

《おたべ処》という店に空腹の旅人が訪れると、奥から女童が出迎えた。

「お食事は奥でしまし。
 殿方は、あちらでございまし」

幼い存在は顎が外れ、頬が裂けるほど、大口を開けて嗤う。
恐れ、震える旅人を力で抑えつけた女童は低い声音で言った。

「此処は――――《男 食べ処》でしから」

#呟怖

『白鳥の■返し』

清純という言葉が具現化したような、美しい彼女の正体が白鳥だった。

そうとも知らず、心底惚れてしまった。

僕の気持ちは変わらない!
それを伝えようとしたが……

「私の夫を殺した罪、死んで贖え」

短刀を俺の胸に突き立て、彼女は歪に嗤った。

#呟怖

姉が嫉妬で狂いそうになってるのを、私は知っている。

ある日、私に悪魔が取り憑いて、成功者に仕立てあげた。

姉が現状を嘆き、私を妬み嫉み、憎悪する度に

悪魔は満足して、ますます私を幸福にする。

姉は、何も知らない。これから先もずっと。

それがあまりにも哀れで……愉快だった。

#呟怖

漫画を描くことが唯一の趣味である私の真似をしていた妹が、新人賞を受賞した。

少し前は、絵すら描けなかったのに。
だから私が教えてあげたのに。その私を差し置いて?

社会人の私は、日々の仕事で手一杯。
とてもじゃないが、大好きな趣味に没頭できない。

妹が憎い。死ねばいいのに。

#呟怖

ニャアッ、ニャアァ~

ドア越しの愛猫の鳴き声に、笑みがこぼれる。
仕事を終わらせないといけないから、構うのは後でね~!

ヴー! ギャウゥゥ!

「……にゃああああぁお」

聞いた事のない鳴き声に、慌ててドアを開ける。
四つん這いの見知らぬ男が入ってきて、ニヤリと笑った。

#呟怖
とうとう殺してしまった。
幼少時代から僕をいじめていた男を……。

死体を処理しないと。
幸いなことに近場に、忘れられた空き地がある。
そこに死体を埋めよう。

死体を担いで空き地に向かうと。
土管の裏で必死に深い穴を掘る若い女と、横たわる死体。

誰にも言えない、嫁とのなれそめ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114813168193167361 

何とかまとめてみた。

早起きが得意で、
皮肉が口癖で、
素性が不憫で、
平成生まれで、
ホラーが大好きな彼。

まさかと思った。
彼が「ずっと見てます……」なんて急に言うから。

しかも、蟲のような目になって。

私は、タチの悪い物語だったら良かったのに……と頭の片隅で思った。
#呟怖

#呟怖
「次から次へとラブレターが届いて困っちゃうぜー(笑)」

そう言って笑う友人の周りには、散らばった無数の広告紙。
裏側には、書き殴られた文字が。

ずっと前から好きです。好きです。
好きです好きです好きです好き好き好き好き好き好き好き好き

僕の前で、友人は広告裏にペンを走らせる。

#呟怖

コンビニから帰宅したら
自宅前にボロを纏った少女が、うずくまっていた。

やせ細った少女に同情を覚えたので、俺はパンを差し出しながら

「食べるか?」とたずねた。

すると少女は満面の笑みを浮かべ、俺に抱きついた。

「いただきまぁす!」

少女が、俺の首筋に噛みついた。

#呟怖
弁護士 と 死刑囚

弁「俺には理解出来ない。
  どうして……四人も女性を殺して、食べてしまったんだ!?」

死「え~? ホントに愛してたし、人を食べたくって」

弁「愛していたんだったら、死体を永久保存しておけよおぉおおおお!!」

死(……コイツ、ヤバイ奴だったんだ)

#呟怖

「かごめかごめ」

友達4人と遊んでいて、ワタシが鬼役になった時
こっそり薄目を開けて、友達の靴を確認していた。

赤、ピンク、ピンク、白、はだし
赤、ピンク、ピンク、白、はだし
赤、ピンク、ピンク、白、はだし

歌が終わり、靴を履いてない友達じゃない「ダレカ」が後ろに立った。

#呟怖
昨日、帰国した友人の話。

留学先に、気になるストリートミュージシャンがいたという。

演奏はそこそこ上手く、陽気なメロディーは気に入ったが、問題は歌詞。

『俺は人嫌いだ。死ねばいいんだ全員。俺が殺してやる。お前も殺してやる』

……さっきから店の外で、ギターの音が聞こえる。

#呟怖

授業中、ムカツク同級生の似顔絵をノートに描いてみた。

なかなか似ているソレに太眉やヒゲを生やして憂さ晴らし。

その最中、ふと思いついて、シャーペンで目の部分に穴を開けてみた。

「ぎぃやあぁあああああああああ!!!」

 絶叫に驚いて落としたペンの先には、血がついていた。

なんか、ここ最近うまくいかないな。
なんか、頭の中がボンヤリしてるな。
なんか、全てが煩わしくてならないな。
なんか、生きているが大変に思えてきたな。

なんか、なんか、なんか、

↑膨大な下書きの中から見つけた病んでる呟き。
 書いたはずのワタシが、一番ぞわっとしました。
#呟怖

#呟怖
私は、私の事が好き。

明るくて、優しくて、賢くて、可愛くて……。

そんな私が、みんなも大好きなの。
だから今まで取り繕ってきたわ。

でもね。
本当の私は、

暗くて、冷淡で、嫉妬深くて、醜いの。

そんな私が、ここ最近好きになり始めたの。
あなたは、私を受け入れてくれるかしら? https://twitter.com/souichis2/status/1036043137011994625 

#呟怖
 自殺を決意した時、彼女は現れた。

「死ぬの? じゃあ、ワタシが殺していい?」

 嫌だと言ったら、彼女は怖い顔になった。

「どうして? 死にたいんでしょ?」

 僕は、逃げた。
 以来、彼女は僕が死のうとすると現れて、僕を殺したがった。
 殺されたくない僕は、まだ生きている。

#呟怖

少女「家に帰してください!」
男「………」
少女「どうしてこんなことをするんですか!?」
男「………」
少女「嫌だ、死にたくない! 殺さないで!」
男「………」

少女「……そう言いたいんでしょ? きゃははははははは!」

少女は、喋れない男に向かってナイフを振り上げた。

#呟怖
 僕は、隣でうなされている恋人が気になり、起こした。

「どうした?」
「……今、とっても怖い夢を見たの」
「どんな夢?」
「男の人に捕まって、生きたままお腹を裂かれて、内臓を取り出される夢」
「大丈夫だよ、他の奴にはやらせないから」

 僕が力強く言うと、彼女は震え出した。

#呟怖
悪魔を召喚する事が、合法になった。
とある男が呼び出した悪魔は、代償を要求する事も出来ず、悔しそうに願いを叶え続けた。
それから数日後、部屋でゴロゴロしていたら、いきなり世界が変わった。

「よぉ、人間。ヲレ達の願いをきいてもらおうか?」

 男の目の前には、嗤う悪魔達がいた。

#呟怖
教室の机と椅子は散乱、隙間を埋めるようにクラスメイト達の死体
最初に逃げようとした先生も、あっという間に殺された
皆、頭が面白いくらい綺麗に割れている
僕は、目の前に立つ女の人を見上げて言った

「僕をいじめてた皆を殺してくれて、ありがとう」

彼女の、真っ赤な右手が迫ってくる https://twitter.com/zakuroonna/status/1014872531055112194 

#呟怖
霊が見える人から聞いた興味深い話。

ある日、電車に乗っている時、死んでいる男の子が近づいてきた。

その男の子は、目の前に立つと死んだ直後の惨い姿に変わってみせた。
驚かせようとしたらしい。

慣れていたのでスルーしたところ、男の子は悲しそうに去って行った。

#呟怖
僕は、とある美術館にいた。
すると綺麗な女の人がやって来て、手を引いて奥へ連れていく。

奥には、グロテスクな絵画が並んでいた。
切断された人体を描いた絵は、身震いするほど美しかった。

「あなたも絵を描いてみませんか?」

女性は微笑みながら、赤い絵の具のバケツを差し出した。

#呟怖
 ホラー映画? そんなもん、パターンさえ読めれば怖くねえって!
 だからゾンビ映画なんか笑って見れるし、スプラッターだって平気!

 俺が怖いと思った時?

 例えば……テレビで心霊特集を見ている時に停電になって、
 電気が点いた途端、目の前に刃物を持った男が立っていた時。

#呟怖
僕の幼馴染が泣いていた。大きな瞳から、綺麗な雫が溢れている。
また嫌がらせを受けたの? 問うと彼女は、コクンと頷く。
連日、彼女の好きなモノが消えていく。

泣き続ける彼女を慰めながら、僕は考える。

幼馴染が、僕だけを好きになるには、
あとどれだけモノを捨てればいいのだろう?

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