呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

夢を見る
家に知らない親子がいる
ママと姉と弟って感じ
まったく私が見えていないようである
でも弟には私のたてる音が聴こえているよう
また夢を見た
広い野原
またあの姉弟
弟くんは「これ見て」ってカエルや花などを見せにくる
水もらってくるといった友人が戻らない
これからどうなる?
#呟怖

東京で珍しく雪が降った
何気なく撮った雪景色
写りこんだマンションの全ての窓にこちらを見る姿が
#呟怖

ショッピングモールのトイレに入る
あとから来た人たちが両隣に入る
「ねぇ何か聞こえない?」「男の人の声が聞こえる」「ヤバいよ、このトイレ」「何かいってる!」
ええっ?! 間の私には何も聞こえないんですけど
やめてよ
#呟怖

クリスマス、いきなり上司から「今日は定時で帰れ!」で一応彼に電話してみた
「自分が暇だからって俺も暇だと思うなよ」そうだよね、ごめん
それっきりでもう1月も半ば
突然の連絡は動画
イケメンの彼が笑顔で繰り返す「あけおめ ことよろ あけおめ ことよろ…」
彼に何が
#呟怖

今日も大好きなYouTuberの動画を見ながらだらだら過ごす
最近寒くなくなったな
春になったのかな
ってか腹も減らなくね?
何? この花? 好みじゃないなー
煙? この匂い?
あれ? 俺死んじゃったんだっけ?
まあいいわ、このままだらだら過ごすわ
#呟怖

団地に向かうバスから電話ボックスが見える
まだあったんだ
よくあそこから電話したっけ
「ねぇ暇」っていえば「しょうがねぇな」っていいつつ、いつも遊んでくれた
でもあの日電話に出たのは知らない女の人
それっきりかけたことはない
もう一度見直せばそこには電話ボックスなどなかった
#呟怖

某県ショッピングモールに行く
途中見た風景が田舎で不安になる
到着するが友人はまだ
店内をぶらぶらするが、みんなじろじろ見てくる
ついてくる
気味が悪い
ようやく到着した友人と数時間過ごし解散
家に帰ると鞄の中で財布に入っていたはずのカード類が散乱
ガチャで取ったものが行方不明
#呟怖

コンビニ手前でニット帽の男とすれ違う
買い物を済ませ、戻りかけると暗がりにニット帽の男が立っている
男のほうまで行かず角を曲がり自宅方向へ
男も歩き始める
つけられてる?
ゆっくり歩くと向こうもゆっくり
さらにゆっくり歩くと抜かしていった
が、明るい道に出る寸前で男は消えた
#呟怖

深夜の街を歩く
えっ電柱の影に誰かいる
こんな時間に?
マンションを見上げる小学生男子
彼もこちらに気づき驚くのであった
#呟怖

猫が行く
写真を撮ろうかとついていってみると他にも猫が
「にゃー」などと声をかけつつ近づくとペチャペチャと音がする
電柱と塀の間の暗い部分に長い髪の女がペチャペチャ音をたてながら突っ立っていた
猫は皆こちらをじっと見ていた
俺は慌てて立ち去った
#呟怖

正月である
新築中の家は工事中のままのはず
張られた幕の中から声がする
「ここの部屋、僕の部屋にする」
「わかった、わかった!先にご飯にしなさい」
「はーい」「え~、○○くんだけずる~い!私の部屋は」
楽しげな家族の声
どう見ても工事中の家である
そんなバカな
#呟怖

小さいころ外で遊んでなさいってよく出されてた
知らないおじさんがきて、いつもアイスくれるんだよ
「はい!」って
渡すといってしまう
友だちと遊んでたら、友だちのぶんも買ってきてくれた
カップのアイス買ってもらったのが最後だっただろうか?
ポンプ式の井戸を見かけると思い出す
#呟怖

世界は破滅するはずだった
俺は傍観者
知っているが、誰にもいってはいけなかった
直前にある男が現れ「そんなことしていいと思ってるの?誰が決めたの?何の権利があるの?」と騒ぎ立てる
瞬時にスイッチを押すものに伝わり中止となった
俺は心底がっかりした
そんな夢
止め方も見たが、忘れた
#呟怖

クリスマスソングの流れるなか私は待ち続ける
「絶対行くから」「絶対大丈夫!」っていったのに
足が冷たい
凍りつきそう

ここ、なんだか寒い
あの人、またいるね
おまえ視えるんだ
毎年このシーズンはずっといるんだよ
#呟怖

コンコン!窓ガラスを叩く音で目が覚めた
「ねぇ誰かきたみたい」彼氏は起きない
コンコン!
ここは彼氏の部屋なので私が出るわけにもいかない
コンコン!「なっちゃん、なっちゃん」小さな声
「ねぇ!誰か呼んでるよ」
ん~何?
やっと彼氏が起きた
窓を開ける
誰もいないぞ、ほら
#呟怖

ここを撫でられたら俺のこと必ず思い出せよ、何があってもな
そんなこといっていたあなたは何処かへいってしまいました
もうずいぶん時が経った気がします
あなたはもうあの頃の形ではないのでしょうか?
あなたにはもう逢うことはないのでしょうか?
この呪を解いて…いえ放したくない
#呟怖

その声は聞き覚えがあった
窓からあなたを呼んでいたあの声と一緒
面識はない
でも、この電車で隣りになってしまった
本当にあなたのことをめっちゃほめてた
「うちのおにいさんはね」「うちのおにいさんはね」
ふっと軽くなって、私は青い空へと消えていく
本当に好きでした
#呟怖

ポケモンGo、ポケストップってあるじゃん
あるお店のショーウインドウの写真が使われてる
そしてそのガラスに今はもうない店が映ってる
店主が亡くなり、建物すらない店
よく補給に使うけど、いつの間にか人影が映るようになり、だんだん濃くなってる気がするんだ
これからどうなるんだろう?
#呟怖

父が入院してた頃である
隣りのベッドのおじいちゃんは静かにいつも眠っていたけれど、ある日家族の人がきていて賑やかだった
「お守り置いていくからね!よくなってね」と帰っていく
直後看護助手が現れ、「これ何かしら」と手に取って見始めた途端に急変
どこかへ運ばれ戻って来なかった
#呟怖

僕は大規模団地に住んでいた
小学校は第一から第五まであった
中学校はひとつ
なぜかどの小学校も元は墓場で、理科室の時計は止まっているのにたまに動き、音楽室のベートーベンはこっちを見ているらしい
なかなかシュール
でも自称霊感ありの友人は怖いのはここのハイドンだというのだった
#呟怖

深夜、寝ぼけながら『どうぶつの森』をやっていたら、突然「もういっぱいじゃん」と男の声
確かに画面のバザーの商品の箱は空きがなかったけれど、この部屋には猫と私だけのはず
#呟怖

父が入院していた病院の近くを通った
あの部屋だったなとふと見上げると男性の姿が…
まさかねと思いつつ実家にいったら、遺影・マッチ箱・蝋燭立てなどが不自然に横一列に並んでいた
#呟怖

間違えられている
わざわざ追いかけてきて顔のぞきこんで「全然違うじゃん!なんで間違えたんだろ」
「もっと細いんじゃないの?」
なんだよ!勝手に間違えておいてさ…と思いつつ歩いてたら、俺に似た男が俺を抜いていく
俺はみるみる吸い込まれて消えていった
#呟怖

文化祭
「あれっ?今の妹?紹介しろよ」「何いってんだよ!一人だよ」
え、俺も窓に映る赤いワンピースの子を見た
でもこっちには来ていない
曲がるところなんてない
そして冬
赤いワンピースの女の子と階段ですれ違う
友人は誰も来てないという
なぜ制服じゃないんだ?
上は行き止まり…
#呟怖

「彼を返してよ…お願いだから」
また深夜の電話
あなたがいないからって△が来て食事行っただけで、ここにはいないと何度もいってる
関わるのが嫌で引っ越しも転職もしたのに
友人に愚痴ると「結婚してN県で暮らしてるらしいよ」相手は執着してた△ではないらしい
えっじゃああの電話は…
#呟怖

後ろの木を切ってもらえないかしら
うちの雨どい詰まるし、粉が飛んできて洗濯物も干せないのよ
顔を合わせるたび、隣家の婆がいってくる
数年前に木は切ったし、隣りも改築して物干し台のある旧家は壊したではないか
なのに自治会費の集金に行くと「どこの方かしら?」
この町は狂ってる
#呟怖

4人部屋に入院した知人の見舞いへ
斜め向こうの老人の咳が止まらない
とても苦しそうだ
隣りの男の妻がナースを呼び出し「なんとかならないの!うちは明日手術なのよ!」
その夜、息ができなくて目が覚めた
点滴棒が見える
「苦情いれたの私じゃないですよ」
すっと息ができるようになった
#呟怖

深夜ふと目が覚めた
机の上が煌々と明るい
スマホ?
“Androidが起動中”
固まってるよ、これ
電源を切ろうとするが切れない
SIMカードを外してみたが反応がない
ど、どうしよう
とりあえず寝直すか
スマホを伏せて眠ろうとする
眠れない
#呟怖
…いつの間にか寝てた
検索して解決

電車から外を眺めていると建物の屋上にいた男が笑顔で手を振っている
思わず小さく手を振りかえす
その線に乗るたびに男はいた
時間帯が違っても
あの路線には乗らなくなり、すっかり忘れていたが、今ふと見上げた高層マンションのペントハウスから男が手を振ってる
#呟怖

空には細い月
緑色の屋根の家から白い影が登っていった
サヨナラ
#呟怖

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