呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖
同じ様で全然、違う。
得意な事、好きなもの。

君は僕のすべて…
でも、君は、彼と出会って、変わっていった。
 綺麗になって、世界が広がって。

 僕を1人にして、出て行こうとしている。
 駄目だよ。
この狭い世界が、僕らの全てだよ。
僕は、君の手を離さない。 https://t.co/QfjF71WttL

#呟怖
1人ぼっちだ。
友人の何気ない一言。
彼のちょっとした仕草。
 無性に淋しいと感じる。
誰か、誰か…

 何気なく覗いた路地に不思議な光を見つけた。
 何かの蕾だろうか。
伸びた枝に体を捕われ包まれる。
 暖かい。
優しい腕に抱かれている、そんな、安心感。 https://t.co/uUMPT4TPO3

#呟怖
 
 双子の私達は、いつも、一緒だった。

 顔も体型も、洋服も、アクセサリーも。
 好きになる男の子すら。 
 
でもね、私は、気づいたの。
選ばれるのは1人だけ。
 だから、私は…

背後から抱きしめられる。
枯れた細い腕。
懐かしい声。

ずっと一緒だよ https://t.co/s85Z25t8ZI

#呟怖
 貴女の背後に誰か見えるわ。
 花束を持った優しそうな男性よ。
自称見える子が、突然声を掛けてきた。
 えっ?
 ショボい花持った、辛気臭い男じゃ無くて?
 記念日に、金が無くてって安売りの花を持って来たつまらない男。

 何、死んでから見栄張ってんの? https://t.co/s85Z25t8ZI

#呟怖
 子供の頃さァ、人間飛ばしって流行ってさ。
ブランコ、めっちゃ漕いで、飛び降りるンだ。
 ビビリの奴はなかなか飛べない。
散々煽ってやったら、やっと飛んだけど 柵の上に落ちた奴いたな。
あいつ、どうしたんだろ?

僕だよ。

隣にいた息子が、袖を引っ張る。 https://t.co/a3UQbKf389

#呟怖
 浦島太郎なら、亀の背に乗り、竜宮城について行く。
 舌切り雀なら、小さい葛籠を選ぶ。

 でも、輝く竹は駄目。

もしも、かぐや姫が、出てきてしまったら、
 きっと、あの人を奪われれる。

 そんな事になったら、月に帰さず、
土に還してしまう事でしょう。 https://t.co/mC6SEwtgBr

#呟怖
このまま、歩いていく。
 振り向くことはしない。

 何故、手を伸ばすの?
 何故、私の名を呼ぶの?
ハッ、何で?
   
裏切ったのは貴方の方じゃない。
 だから、私は…

別れを告げる背中を押した。

なのに、何で?
 縋り付くの?今更? https://t.co/5Af95T4C71

#呟怖
 子供の頃、あの窓から見える世界が全てだった。
 振り向いてもくれない両親を、ただ、見送っていた。何をされても、全てだった。
 今は、君がその窓から見送ってくれる。
両親が横たわる、あの部屋。
 さよなら、あの頃の僕。
ざまーみろ、僕を踏み躙った奴ら。 https://t.co/RrAqE0EqNH

#呟怖
 ねぇ
声をかけられたと思い、辺りを見回す。
誰もいない。勘違いかしら。
そう思い歩き出す。

ねぇ

どこから?

ねぇ

この中?まさかね?と扉を開ける。

お、女?

ありがとうと言って彼女は出て行った。

私はそれを見送り、見知らぬ誰かに声を掛ける。
ねぇ https://t.co/ayYM4e6EjV

#呟怖
 3指の足跡は、獣のもの。
そう話してくれたのは、誰だっただろう。

 この眼の前に広がる暗闇の、更に、濃厚な影の中、薄っすらと浮かび上がる3本の爪痕。

 犬? 狐? 狗?

でも、だからって大きすぎる。

そして、私の背中に残る爪痕。
 
コレは一体? https://t.co/GxUk2yzpiN

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