呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
 朧月夜
 まだ、少し冷たい夜風
 背後に感じた気配

植込みに隠れる様にしゃがみ込み頭を抱えた
ゆっくりと近づく足音
心臓の音が、相手に聞こえないかと不安になる

ザッ

痛みに思わず頭を上げた

薄紅色の花は、真っ赤に染まり
月の光は、鈍く細く銀色に… https://t.co/9RAQc1RsST

#呟怖
 ワープゾーンに突入します!

A太は、両腕を翼の様に広げ、そう叫びながら、光に、吸い込まれて行った

そしてそのまま、戻らなかったけど

15年後、ブーンとか言いながら、出て来たらしい

あの頃の姿のまま

ワープ、成功したんだ!
って上機嫌だった https://t.co/vyKvLzuFTu

#呟怖
 ハロウィンの家を見に行こう!
 
何を、季節外れなと思いながら着いて行くと
イルミネーションが見えてきた

大きな木の枝中に、かぼちゃのランタンや電球が飾られている

ん?

違う、違う!
バカ!アレ!

人の頭じゃん!
人魂?だし!
廃墟だし!

誰が飾るんだよ! https://t.co/EfSOnfwBMr

#呟怖
 家まで送ってくれませんか?

交際3ヶ月
やっと、この時が来た

その角を右に曲がってつき当たりです

彼女のナビに違和感を感じた

この道…知っている 
俺の…家
俺が捨てた…

おかえりなさい

助手席の彼女が嗤う
枯木の様な指が、腕に食い込んで来る

なん…で? https://t.co/EfSOnfwBMr

#呟怖
あ、あのぉ
ありったけの勇気で話しかけました
初めての大都会でしたので…

道ゆく人達は、立止まりもせず、一瞥もくれず、去っていきました

フゥ、時代は変わりました
 いいえ、大丈夫です。
子供達が、頑張ってる証ですからね
私も田舎で頑張りますよ

あぁ忙しい❣️ https://t.co/GQTJLnAFY4

#呟怖
 コンコン

私を呼ぶ声に、導かれてここまでは来た。

もっと、大きな声で呼んでちょうだい!

もう少し、もう少しで、
辿り着きそうなのに…

 あの子の声がするのに…

私は、毎夜、ノックして廻る。
あの子を抱きしめる事が出来るまで

返して…あの子を… https://t.co/dCBPgUXWRV

#呟怖
 さぁ、選びなさい
 あなたの自由です

 向こうに 幸せ が待ってます。

どこだ 何処だ ドコダ
どれだ 
どれを選べば良い?

よし、と覚悟を決めてドアを開く。

ブッブー!
正解は、
この場から逃げるでした❗️

あいつの高笑いが聞こえた
様な気が… https://t.co/dCBPgUXWRV

#呟怖
 一目惚れ
というものが、本当にあると知った。

 視線を絡ませ、微笑まれ…

もう、抜け出せない

 よそ見しては駄目よ
と耳元で囁く

 心を掴まれ、身体を鷲掴みにされ、彼女の波に飲み込まれる。

嫉妬の女神よ

 連れて行け

海の底
地獄までも https://t.co/0ZjkGJtE5i

#呟怖
気を付けてな、ぼうず。
今、帰りかい?ぼうず。
ランニングにステテコ。
打ち水のあと。

坊主じゃないよ!
と、走り去る。

 いつの間にか、こっちの方が、歳上になってしまった。

坊主じゃないよ、嬢ちゃんだよ。

そろそろ、わかってよ。
 もう、ばあちゃんだよ。 https://t.co/N21H2DaThQ

#呟怖
 大丈夫ですか?
うずくまる背中に声をかけた。

 幾分かの下心を隠して。
 
大丈夫じゃ無いです。

振り向いた女が嗤う。

 知ってる。この女はあの時の…

  グシャグシャの泣き顔
 クシャクシャの四肢

 世界が、紅く染まって
 
迫ってくる
 大丈夫じゃ… https://t.co/laRe5jScZe

#呟怖
 スポットライトを浴びるかの様に、彼女は、
そこ にいた。

しばらく見惚れていた。

2人だけの空間を引き裂く様に、酔っ払いが千鳥足で、彼女に、突っ込む。

あっ!危ない!

ああ、そうか。

僕は、毎日、通う。
彼女だけの舞台に。
たった1人の観客として。 https://t.co/laRe5jScZe

#呟怖
「ただいま」
声をかける。

 おう
新聞から目も離さないで父親が応える。

 おかえり
料理中の母親の背中。

2階から降りてくる足音。
姉だ。 
窓から手を振っていた。

この家には、
まだ、
家族が居る。

 そして、弟 を待っている。 https://t.co/OEeGN09HII

#呟怖
この道は、いつか来た道。
 父母と、恋人と。 
 そして、妻子と。

 夏休みの思い出は、いつも、この道から。
 幸せの象徴。

あぁ、失った者たちがミラーの中から手を振る。

 いや、手招きしているのか?
 
 待ってて。今から、行くよ。 https://t.co/mDm9vQv2IS

#呟怖
 私有責で離婚したい夫が、半年ぶりに帰宅。

 深夜、家を抜け出す私に気付いて、ニヤニヤしながら、着いて来ている。

スッと木陰に隠れてやり過ごす。

彼は慌てて鳥居を潜って行った。

バカね。

飛んで火にいる夏の虫。

満願成就。
 
昨夜で
ぴったり… https://t.co/qmBVyWNVdd

#呟怖
可愛さ余って、憎さ100倍とは良く言ったもので。
 貴方に想いが伝わらない。

 貴方のお気に入りのあの子の事も。

 何度、お参りすれば届くのだろう。

 私の物にならなくても良い.けど、誰の物に、ならないで。
あと何回?あと少し? 
この先に、何があるの? https://t.co/qmBVyWNVdd

#呟怖
7時13分の快速。

あの日、彼女は、遮断機をくぐり抜けて逝った。
笑ってたあいつら。

ヤバっ、目があった
そう言って笑っていた。

まだ、目が合うんだって。

笑いが、戸惑いになって
、戸惑いは恐怖になった。
「ごめんなさい、ごめんなさい。」って

遅いよ。 https://t.co/QCOZgySELJ

#呟怖
落ちない線香花火だよ。
 
そう言って、彼岸花の球根を、彼に持たせた。
 下を向いた花が、綺麗でしょう?
「そうだね」
ぎこちなく笑う彼は、浮気も、下手だ。

 小さな毒が、心の中で大きくなる。

本当に綺麗。
血飛沫が、花びらのよう… https://t.co/rlzN7f8Q42

#呟怖
「はい、お母さん。」
小さな手に、真っ赤な花束を渡される。
あら、ダメだよ。この花には、毒があるの。
そう言って、手を拭いてあげる。
 ありがとうと言われて思い至る。
 
この子は誰?

チッと舌打ちの後
満面の笑みで
「残念」
そう言って走り去って行く。
誰? https://t.co/rlzN7f8Q42

#呟怖
目を、手を、
離したのは、一瞬。

全て失ってしまった。

一年振りに、夫と歩く。あの頃と同じ様に、2人の間に、小さな隙間。

同時に立ち止まる。

 車のライトに照らされた影。
 私の右手、夫の左手。
真ん中に小さな両の手。

「ごめんね。もう、離さないからね」 https://t.co/cUhQalWXSO

#呟怖
 思い出って、美化されるって言うけど…
こんなだったっけ?
 この町を出てだいぶ経ってるし、仕方ないのかな?
 あの頃は、もっと綺麗で、もっと…

目の前に転がる女を見下ろす。
その気が無いなら、声掛けて来るなよ

 時間って、残酷だよな。みる影もねぇや。 https://t.co/QkxtTQN0kN

#呟怖
 で、君。何が出来るの?
溜息混じりには質問した。 

夏休みの短期バイトの面接。
(あ、いや、まあ、雇えないよなぁ)

な、波を

(波?)

へぃ、大波、小波。自由自在でさぁ。

(給料は日本酒?)

採用❕

今年から、波のプールが目玉だぞ❕ https://t.co/GHJHqaALbE

#呟怖
 だからァ、ここから突き落とされたんだって!
傷だらけの男は、興奮して怒鳴り声をあげた。

 で、犯人の顔は見たんですか?
俺が聞くと、
 いや、急だったし、背後からだし
トーンダウンして頭を抱える。

なんだ、覚えて無いのかよ
 もう一回、○んどけよw https://t.co/eJ0pcmT3hd

#呟怖
 着席すると、背筋を伸ばし、1度微笑む。
 それが、ルーティン。
その姿は、自信に満ち溢れ、さながら女王だ。
 あの日、
落ちてきた照明、悲鳴、怒号。
紅く染まったドレス。

それでも、彼女は弾き続けた
 腕が、指が、つま先が
今も… 今でも…暗闇の中でも… https://t.co/VCmJWe6SqI

#呟怖
 懐かしいなぁ
古いポケットアルバムをめくる。
この頃は、焼増しした写真を、仲間達にこうやって、送っていた。

 ふと気付く
どの写真にも、不自然に1人分程の空間が空いていた。  

最後の1枚に君を見つける。
 少し離れた小さな後姿。

やぁ、親友。 https://t.co/V2s7rw50P2

#呟怖
 青い空、白い雲。
爽やかな風に揺れる、ビニール。
 枝に、引っかかってしまったのか?
 ゴミ?
そう思って近寄った。
 あれっ、布?
腹帯? ふんどし?
 処分しようと枝から外す。

「おおきにぃ。助かりましたわぁ」
そう言うと、嬉しそうに飛んで行った。 https://t.co/dOMrDMV0xW

#呟怖
歌が聞こえる?

欄干から覗き込む。
 にん…ぎょ…?

岩場に座る女が、歌っていた。
綺麗だ。心地よい。
俺に気付いた女が、手を振る。
堪らなくなって飛び込んだ。

と、無数の白い手に囚われた。
助けてと、手を伸ばす。

女は、笑顔のまま
あぁ、確か、人魚って https://t.co/V2s7rw50P2

#呟怖
  いつも隣にいた貴方。
 気付くと、背中ばかり追っていた。  
待って 待って
私をおいて行かないで、1人にしないで
暗闇の中、何度も何度も声を掛けた。

じゃあね
突然、振り返って笑顔で手を振る。

あの日からきっちり、49日目の朝
律儀な所は変わらない。 https://t.co/V2s7rw50P2

#呟怖
傷だらけの体を引きずる様にして、やっと、ここまで逃げて来た。

 いつか、本物の両親が、迎えに来てくれる。そんな日が、心の支えだった。

夕焼けの空に希望を見つけた。

 やっと、迎えに来てくれたんだ。
お〜い! 僕はここにいるよ!

僕を見つけて! https://t.co/KMMgoz7FuR

#呟怖
すき 嫌い 好き キライ
結果が変わらない。
 スキ 大好き アイシテル
私の気持ちは変わらない。
  
 花占いは終われない。
今日は、薔薇風呂にでもしようか。

貴女の気持ちも、変わらないのね。

この2人きりの暗闇の中でも

愛しい人。でも、今は… https://t.co/s85Z25t8ZI

#呟怖
あいつ、花束なんて持って、何処に行くのだろう。
 嬉しそうな笑顔、軽やかな足取り。
彼女でもできたのか?

おい、馬鹿❗️行くな❗️やめろ❗️
僕の声は届かない。
もっと早く、声をかければ良かった。

 ある筈の無い扉をノックして…
笑顔で…消えた… https://t.co/NdizXNwpbk

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