呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#このお題で呟怖をください #呟怖
風呂

湯沸かしの故障で風呂に入れず、仕方なく銭湯を検索
ナビに従って行くとこんな立派で昔ながらの銭湯が近所にあったとは
昔ながらの脱衣所、タイル張りの湯船、立派な富士山

週末友人と行くとマンションがあった
検索してもその店は二度とヒットしなかった

怪物の炎が私の全身を焼く
皮膚が焦げてめくれ上がり、炭化していく
炎で視界が遮られ何も見えないが、その目もすぐに焼けて何も見えなくなった
私は力尽き倒れ…次の瞬間、明るく清潔な城の謁見の間でにいた

「勇者よ、死んでしまうとは何事だ…

私はあと何回こんなことを繰り返すのだろう

#呟怖

暗闇の中私を追ってくるのは、自ら命を絶った者たちの霊
いずれも私への恨みの言葉を吐きながら迫ってくる

逃げる先に突然差し込む光の柱の中に立つ妻は微笑みながら手を差し伸べる
そうか、お前だけは私を助けてくれるのか…

妻は私の手を取り微笑みながら言った

「そんなわけないでしょう?

#呟怖

うんざりするほど長い入院生活から解放され、家に戻ると様子がおかしい

家人の気配はするがどこかに隠れている
探し回って見つけても悲鳴を上げて逃げ出す
やっとのことで捕まえると怯えた様子でうずくまり何か呟いている

「あなたは死んだのよ、あなたは死んだのよ、なんでここにいるの!?

#呟怖

「この間彼女がなんか見たこともない肉料理を作ってくれて「食べたいって言ってたでしょ」っていうんだ。こんなの食べたいと言ったかなと考えたんだけど全然わからなくて
「へー、それで?
「うん、最近「食べたい」って言ったので唯一思い出したのが「君の膵臓をたべたい」ってあれなんだよね
#呟怖

一面の雪原で、僕と彼女は出会い、その偶然を運命だと感じた。
しかし満たされた一時のあと、彼女は忽然と姿を消してしまう。
まるで幻だったかのように…。

翌年の春、雪に埋もれていた用水路に転落し足を骨折、そのまま凍死した彼女の遺体が発見された。

#呟怖

鍵を拾った
ドアのカギだろうか、引き出しだろうか、それとも車?

考えながら、なぜそんなことをしようと思ったのだろう、何とはなしに自分の胸にカギ穴があるかのように当て、そして、回す。

…やらなければよかったと後悔する。
胸が蓋のように開き、中身が見えている。

#呟怖

ドアをノックすると中から「どうぞ」と声が聞こえる
だがノブを回せずドアが開かない

しばらくして中からドアが開いた
顔を出した人はしばらくあたりを見回し、何か呟いてドアを閉めた

気が付くと私はまたノックをしている
何か用があったはずだが、それも思い出せないまま

#呟怖

暗闇に連なる長い列
前の人たちが手続きを終え次々はけていき、次は私の番になった
私の手続きは時間がかかったが、これでようやく進むことができる

どこかでニュースが聞こえる
「…の衝突横転事故で意識不明の重体だった最後の1名の乗客の死亡が確認されこれで乗員乗客全員が…」

#呟怖

学会から異端視されながらも革新的な発明を行うものとして知られている、そんな私が今回発明したのがこの"時間を止める装置"だ!
ボタンを押せば私以外のすべての時間が止まり、もう一度押せば動き出す
ただ困ったことに、実験したら装置の時間も止まり、ボタンが押せなくなってしまった…
#呟怖

私は願望を口にしない
なぜなら私が口にした願望は現実になってしまうから
便利?とんでもない!
確かに現実になるが、それに伴う変化が連鎖し、そしてそれらを完璧に制御できないので、とんでもない結果を招く
今の状態に至るまで、さんざん苦労したのだ
できればこのまま平穏な日々が続けば
あっ
#呟怖

最近自宅周辺を夜中に変な奴らがうろついているらしく、真夜中に物音で目が覚めることが度々あった
うまくすれば警察に提出できるかと思い監視カメラを家の周りに設置する
翌日録画された映像を見ると、黒い影のような人物が現れ、カメラに近づき、ずっとレンズを覗き込んでいるのが映っていた
#呟怖

出社するとそこにいたのは顔も知らない人々
だがいつも通りに仕事は始まった

次の日、再び出社するとそこにいたのはまた知らない人々
昨日と同じ面々?それともまた知らない人々?彼らは皆私の記憶にない

だがやはりいつも通りに仕事は始まった

#呟怖

雑木林の古井戸は石を投げ込むとなにか恐ろしい怪物の咆哮のような不気味な声が聞こえる
石が井戸の底にあたった音ではありえない

ある時誰かが一抱えもある大岩を放り込んだ
聞こえたのはなにか生き物が押しつぶされるような嫌な音

それ以来、石を投げ込んでも音は聞こえなくなった
#呟怖

何者かが家に押し入り、家族が次々と殺される…。

そんなひどい夢を見て飛び起きた。
家族はそれを見て笑っている。
いつもと変わらない風景。

そんな平和な夢から目覚めた。
殴られた後頭部が痛む。
傍に家族の死体と、縛られ床に転がる私を見下ろして、歪んだ笑みを浮かべる殺人犯の姿。

#呟怖

古代遺跡から発掘された装置が修復され、稼働開始してから5年、それが宇宙に向けて発している信号の意味が判明した朝、宇宙船団が上空に現れた。
判明したメッセージは「この星の生物は食用に適す」だった。#呟怖

その人に生前「約束はするな。それは呪いだから」とよく言われた。
だが約束せずに生きるのは不可能だ。
なぜあの人がそう思ったのか、それを私が知ることはなかった。
しかしあの人はそれ自体が約束だったことに気づいていたのだろうか?
それはまさに呪いとなり、あの人自身を今も縛っている。
#呟怖

見える友達の助言で新居も決まり、引っ越し前にお礼のプチパーティー
一緒に料理してると実家から届いた野菜を思い出した
「取ってくるよ」と離れた友達の小さな悲鳴
見に行くと目で何か追いつつ「猫飼ってた?
「実家で飼ってたけど先月…
「そっか、ついてきたんだ…
困った、無下にもできない
#呟怖

一枚に一文字、複数並べて宣伝文句になる看板あるよね。
走っていたのはそのあたりにはちょっと不似合いな立派な道路。他に車もなく、ついついスピードが上がった。
そんなとき道路脇に看板が。こ,の,さ,き…。
なんかお店でもあるのかな。
み,ち,な,し…ええっ!?と思ったときは手遅れだった。
#呟怖

ドアをノックすると、返事が聞こえた。
冗談でノックしただけなのに。
ここは廃墟のはずなのに。
壁も崩れて、中には誰もいないのが見て取れるのに。
#呟怖

本日最後の物件。
今度は友人も一緒に部屋に入った。
「ここ、おかしいかも。
「どういうこと?
「ものすごく完全に除霊されてるみたいで、なんにもいないの。逆に何かあったのかも…。
来週別の不動産屋を見に行こう…。
#呟怖

次の物件。
また玄関前で立ち止まる友人。
「ここも?
「あ、ここは違うの。ただ見えてることに気が付かれると、ちょっとめんどくさいから…。
どうしよう。ここもやめておくべきだろうか?
#呟怖

アパート選びの内見に、見える友人を連れて行った。
外から見るとなかなかよさそうな物件だったが、玄関に回って不動産屋がドアを開けると、友人はそこで立ち止まってしまう。
「いるの?
「みんな玄関先で殺されてる…
中には入らず、次の物件へ案内してもらうことにした。
#呟怖

よく幽霊なんかが生前に受けた傷がそのままで現れるって話があるじゃないですか。
あれってどうなんですかね。だって傷が残っているってことは死後も痛みを感じてるってことじゃないですか。
てことでどうなるのか今実験中です。あと2秒くらいで地面に激突してs
#呟怖

肝試しの道中、脅かし役の連中はどれもちゃちな扮装でちっとも怖くない。

ゴールまでつくと人だかりができている。
脅かし役の一人がケガをして、私が出発した直後に中止になっていたらしい。

道中にいた脅かし役はそういうことなのか…。
本物と言っても慣れてなかったんだろうな。
#呟怖

「この程度の傷なら死んだりしないってw」
観光バス衝突横転事故で身動きできない私達を手際よく笑いながら手当てする男性。
そのおかげか事故の激しさに対して死者48名中1名。

後日その方の葬儀に出席。
亡くなったのは手当てをしていた彼だった。
彼の席は衝突箇所でほぼ即死だったそうだ。
#呟怖

いわゆる「見える」友人と一緒にスーパーへ買い物に行った時の話。

カートにやけにたくさんのお菓子を乗せた女性がいた。
(過食症ってやつかなぁ)
ふと見ると友人がうつむいている。
「もしかして見えるの?」
「うん、あの人、たくさんの子供を連れてる…」
あー…なるほど。
#呟怖

"無音"を"演奏"する楽曲というのがいくつかある。
実に酔狂なものだ。

友人が「俺も究極の無音の曲を演奏するぜ!」とピアノに向かう。
皆が静まって"演奏"が始まった。もちろん無音。

そして"演奏"が終わると友人は椅子から崩れ落ちた。
皆が慌てて駆け寄る。心音も”無音”だった。
#呟怖

「むやみに呼び出しちゃあいけないんだよ。コックリさんにだって都合があるんだから。生活があるんだから。わかるだろ?トイレの最中とかに呼び出された時のことを考えてみろよ、なあ」
わかったから帰ってください、コックリさん。
#呟怖

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