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#呟怖 最近肩こりが酷い。風呂に入ったり整体に行ったりしたが一向に良くならない。「取り憑かれてたりして。日頃の行い悪いからなぁ」と笑う同僚。「そんわけあるかバカ」とこちらも笑って返す。「もしそうなら肩こりですむ訳ないだろ」「それもそうか」。まったく、どうしたものかな。

#呟怖 誰かが言っていた、誰も居ない部屋の扉をノックするのはホントはいけないのだと。「人がいるかも」という思いが、居るはずのないモノに形を与えてしまうのだと。無人のハズの部屋に響き渡るノック音。貴方が入った時、果たして無人のままだろうか。

#呟怖 呟怖王決定!めでたいねぇ。なんでも応募作品は二百を超えてたって話じゃない。百物語二回分だ!ド偉ぇことさね。さて、その投稿者が全員「生きてる人間」てぇ言い切れるかい?だれも知らない分からない。さぁそこの貴方!貴方ですよ!貴方は人間?それとも...え?あたくし?どうだったかな

#呟怖 帰ってくると見覚えのないビデオカメラがテーブルに。中の映像を観てみると、見知らぬ女が部屋を物色した後押入れへ入りその後自分が部屋にと言ったベタすぎる展開。問題なのはそいつが入った押入れだ。開かないようにしてたのに入っちゃったかぁ...もうどうしようもないなぁ。

#呟怖 警備の仕事をしていると、特に曰く付きの物件でなくとも不思議なことが起こる、迷い込むのだろう。見間違いや気のせいが殆どだが中には本物が紛れ込んでいたりする。しかし報告書には書けない、相手にされないどころかクビが飛ぶ。どんなにヤバイ奴を見ても、「異状なし」としか書けないのだ。

#呟怖 全身が怠い、しかし食欲だけはある。いつからこうなったかは覚えていないが随分前な気がする。食料を調達しなければ、なるべく新鮮なヤツを。周りには自分と同じような症状の奴が大勢いる。どうやら向かいの建物にまだ活きの良いヤツが残っているとか。早く行かないとな、走れないけど。

#呟怖 「ちっ、またかよ」人身事故で電車が止まる。毎日のようにあることだがイライラする。「こんな汚く死ぬような奴は生きててもロクなことしないに決まっている」俺は違う、ロクデナシ供と違って綺麗に人生を終えるんだ。鞄に忍ばせた手製の爆弾に手をかける。「跡形もなく吹き飛んでやる」

#呟怖 ある山で行方不明だった登山サークルメンバーが遺体でみつかった。死因は転落、餓死、熊に襲われた等様々であった。そして全員が手にメモを握って死んでおり、それには「彼らが来る、ここにはいられない」と書かれていた。彼らとは?しかし一番の謎はその山というのが公園の砂山だったことだ。

#呟怖 俺が通う高校の視聴覚室には幽霊が出るらしい。ただどんな奴かは誰も聞いたことがないらしい。男なのか女なのか、そもそも人の形をしているのか。そして俺は今、猛烈に後悔している。意味を考えるべきだったんだ、「誰も知らない」ってことの。話してはいけない、俺は屋上へと向かった。

「こっちだ!早く!」気の違った男が白昼刃物を振り回している。俺は近くの民家に逃げ込んだ。「ありがとうございます!おかげで…」「いやいいんだ、あいつは下手なんだよ」「え?」「私なら苦しませない」そう言うとソイツも刃物を取り出した。「あいつには私からキツく言っておくよ」 #呟怖

#呟怖 「おーい」毎晩この時間になると上階の住人が何かを呼ぶ声が聞こえる。ペットでも飼ってるのか?と最初は思ったが、入居から1年ずっとこの調子だ。気味が悪いが安い家賃と好立地を理由に住み続けている。ある日「はーい」と返事をしてみた。それ以来ドアの前から呼ばれるようになった。

「お前んとこの馬は相変わらず気性が荒い、酔ってしまったよ」「いい加減慣れなよ」「去年は帰りもひどかったぞ?今年は大丈夫だろうな」「ちゃんと手配したよ心配すんなって爺ちゃん」笑いながら祖父が小言を言う。俺も笑いながらビールを注ぎ、遺影の前に置いた。「ちゃんとナスで作ったよ」 #呟怖

友人に妙な傘の差し方をする奴が。まるで隣に誰かいるように半分横にずらすのだ。曰く事故で亡くなった彼女を忘れられず今でも隣を空けているのだとか。感動的な話だ、視えない奴からするとな。俺には視えてしまう、筆舌に尽くしがたいモノが。あいつは知っててやってるのか?それとも… #呟怖

「いるわけねぇだろ、幽霊なんて。」「お前それ本気で言ってる?」「当たり前だろ、科学的にありえないんだよ、子供じゃないんだから。」「まぁ、お前がそれでいいなら別にいいけどさ。」「俺はお前とは違うの。」そう、俺は認めない。認めるわけにいくか…俺はまだ死んじゃいないんだ… #呟怖

「ご臨終です」傍らの医者が言う。(待ってくれ!まだ意識はあるんだ!)叫ぼうとするが声が出ない。周りでは家族のすすり泣く声が。(もしかして死ぬってのは…焼かれようが埋められようが意識だけこのまま…) あの世に行くでも、無になるでもなく彼は死に続ける… #呟怖

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