呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

もう一度やりたい人、いるかな?
#呟怖
#呟怖朗読王

「この絵、どう思う?」
「どうって怖いなって」
「首の下から出てるのは?」
「花、だろ?薔薇かな」
「足は?誰のだと?」
「さぁ、彼女自身のとか」
「...彼女?」
「え?」
「悪いが売れない、帰ってくれ」
今日も売れなかった。私は女など、そもそもヒトなど描いてはいないのだから。 #呟怖 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1009992064300273664 

ライブの開演を待っていると声をかけられた。席がわからないと言うので番号を聞くと丁度自分の列の端だった。
「この列の奥ですね」そういって顔を上げるともう居らずその席を見やるがそこにも居ない。そして確かに見たはずの顔が思い出せない。
生き霊って奴か?余程来たかったのだろう。 #呟怖

誰かといる時、絶対に自分ではドアを開けない奴がいた。曰く「飛び出してくる」とのこと。意味を聞いてもはぐらかすばかり。印がつくとかなんとか。
ある日室内で轢死体という妙なニュースが。「飛び出されたんだな、気の毒に」奴はそう言って拝むような仕草をした。
だから一体なんなんだよ... #呟怖 https://twitter.com/rakto1124/status/1008707232937066498 

#呟怖 私が務める病院には出る。死神と呼ばれるソイツが出ると必ず入院患者が一人亡くなる。そして今夜も出た。「510号室のYさん、末期だしもしかすると...」相勤のFとそんな話をした。
翌朝仮眠から目覚めるとFが事務机で冷たくなっていた。患者に限った話では無いらしい...

#呟怖
爺ちゃんの家の庭に木が植えてある。夏場でも雪囲いしてるもんだから聞いたんだよ、「取らないの?」って。そしたら「アレは牢屋だ。悪い奴は閉じ込めないと」って言うんだ。意味わからないだろ?後で親父から聞いたんだけど、婆ちゃん若い頃その木でさ...
許せないんだろうな木も自分も。

目の前に止まっているタクシー、屋根のランプが消えているが客など乗っていない。恐らくメーターの戻し忘れか何かなのだろう。
ただ、もしも。運転手にしか見えない「ナニか」が乗っていると考えるとどうだろう...
何気ない日常のほんの片隅に、異界への扉はあるのだろう、気付きにくいだけで。 #呟怖

#呟怖
「いっけなーい☆遅刻遅刻お化粧する時間なくなっちゃった今日はこの前剥いだ人間の皮を被ってお出かけしちゃおペロッと舐めて貼り付けるだけで簡単変身!」
「切手じゃないんだから」 https://twitter.com/knk_shirogane/status/1004725663171874817 

#呟怖
「駅での仕事は気をつけにゃ、痴漢と間違えられたら洒落にならん。用心深く観察しな、ホームの隙間や人の背中なんかをだ。見落としがちだがよく観れば居る。そういうやつらを...いや、殺しはしない。ワシをなんだと思ってる。無賃乗車させないのが依頼だ、J◯からのな。」
せっこ。 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1003655621009264641 

「音」
死の音を聴いたことは?そこら中に溢れてる。泣き声だったり笑い声だったり、隣人の足音や友人のいびきもだ。知らないうちに死を纏ってる。
耳を澄ましてごらんよ、わかるはずだ。瞬きの音、心臓が脈打つ音。これは...君から聴こえるな?
#呟怖

#呟怖 #返怖
「いやぁ参った参った」
「どうした、ってうわ!お前手ぇどうした!」
「ちょっと脅かそうとしたら指を唐揚げにされちゃってさ、逃げてきたよ」
「最近の人間は気が強いねぇ。写真とか動画に映り込むのが無難だねやっぱり」
「ダメダメ、フォトショとか言われて誰も怖がらないよ」

#呟怖 #返怖
「隊長、生きてます?」
「んー、死んだ」
「元気そうで何より」
「ホントにやりやがったあの馬鹿、しかも障壁ごと吹き飛ばしちまった」
「...これで世界が“汚染地帯”ですね」
「忙しくなるぞこれから。ほれ、カメラマンも撤収だ」
『実録怪奇ハンター』、次回は世界の再建後に。

#呟怖 #返怖
「ちょっと待って...去年?」勿論覚えなどない。最後に一枚、白紙が入っている。「もう少しなのよ。」背後から母の声がした。振り返ると手に墨汁と筆を持っている母が...いや、違う。似ているが若すぎる。「もう少しで追いつくの。私は貴女に...」頭の中が墨で塗られたように真っ黒く...

#呟怖 #返怖
「今でも笑ってるのかい?」
「うん。どうして?」
夫が娘と例のクローゼットの話をしている。
「やめてよアナタまで...子供が笑っているというの?」
「...子供は子供なんだけど、後ろ姿なんだ。顔なんか見えやしない。君は本当に何も?」
もしかしていつか私もナニかを?

「だから付いてくるなと言ったんだ。ここは巣だ、大家族のな、10や20じゃきかんぞ。生きて帰りたければワシに従え。撮影は...言っても無駄か、命だもんな。さぁ行くぞ、悪夢を見せてやる。」
寝静まったモノ達の中に私達は飛び込んだ。『実録怪奇ハンター』続きは生きて帰れたら。
#呟怖

歳を取らないのはどんな気分かって?いいもんじゃないよ。ただ居るだけ。逝こうにも、なぜ残ってしまったのかももう思い出せない。
良い奴も嫌な奴もみんな安らかに逝くっていうのに僕はそれをながめることしか出来ない。今年も、来年も。
君は良い人生を送ってね、こんな所にいないでさ。 #呟怖 #返怖

「元旦だからって休みはない。初詣に混じってるヤツを狩らなきゃならん。いい金になるんだ、神社はこの時期羽振りがいいから。山姥とか餓鬼とかがほとんどだから楽なもんさ。ただ乞食と物の怪を間違える時があってな、そこだけ気をつけにゃならん。ま、例え間違えても...」
新年早々物騒な話だ。 #呟怖

#呟怖 #返怖 「っていう話があるんだけど、どう?」
「どう?じゃねぇよ見に行くってか」「変態の死体なんてそうないぞ」
「理由になるか!つーかお前も人のこと言えないだろ一人でいけ!」
こいつは死体を見ると興奮するってんだから恐ろしい話だ。件の死体と相性いいかもな、何のとは言わないけど。

「ネッシー?大人しいし別に狩る予定はないよ。モケーレムベンベとかチュパカブラの方が問題だ!家畜を襲うからね。牛肉が値上がりしたのはアイツらが原因さ。お陰でしばらくステーキを喰ってない!今日こそ決着つけてやる、覚悟しろ畜生め!!」散弾銃を持って喚き散らすあんたが今は怖いよ。 #呟怖

「狼男ってのは何も満月の夜だけってわけじゃあない。毎晩、というか昼も出る。一番厄介な相手かもしれんなぁ。ただ銀製の武器さえありゃ簡単だ、分厚い胸板も豆腐同然よ。」そう言って彼は冗談みたいな大きさの鉈を取り出した。「まぁ俺は銀何て使わないがね。」どいつもこいつも... #呟怖

「あんた処女か?いや、変な意味じゃあない。ユニコーンの伝説くらい知ってるだろ?攫われちまう。その後のことは、まぁ知らんほうがいい。聞きたいか?あのツノで刺すんだよ、処女たる所以の...なんてぇツラしやがるお前が聞いたんだぞ?さて、害獣狩の時間だ。」霊獣ハンターの夜は長い。 #呟怖

「おい!撮影は後だ、どうせ映らん。下がれ、下がれって!お前も始末するハメになる。...よし、いいか、吸血鬼ってのは慣れると簡単なんだ、杭やニンニクや日光も要らん。コイツで十分さ。」ニヤリと笑いながら彼はメリケンサックを取り出した、恐らく銀製だ。どっちが化け物なんだか。 #呟怖

「ロクな仕事じゃあない。夜勤手当も残業代も危険手当も出やしない。結婚なんてもってのほか、それなのに何故続けるかって?誰かがやらなきゃならないからさ、ワシじゃなくてもいいが生憎誰もやりたがらない。」悪霊退治が生業という初老の男の最期の言葉だ。彼は仕事に取り憑かれていたのだろう #呟怖

「2万!?3LDKあるよねここ」俺は友人が引っ越した部屋の安さに驚いた。「うん、5人くらい死んでるみたい」「お前気持ち悪くねぇのかよ、なんも起きないの?」「起きるよ。夜中人がぶら下がってたりする」「は?」「血ぃ吐いて倒れてたり」「帰るわ」「おう、気をつけてな」こっちのセリフだよ #呟怖

動物嫌いの友人がペットショップに就職した。「なんで?」と聞いたらば、「嫌いな動物がさ、檻に閉じ込められてるっていい眺めなのよ。生殺与奪も俺次第だし。」とニヤニヤしながら話してくれた。
こういう奴をサイコパスって言うんだろうな。 #呟怖

#呟怖 #返怖 「花の根っこを見ようとは思わんことだ」最近噂の枯れない花、その秘密を知るという老人に話を聞く機会を持った。「上辺だけで楽しむ分にはまだいい、奥の方は悲惨だぞ?穴という穴から」私は最後まで聞くことができず席を立った。「死人に鞭打つのは辞めときな」老人が薄ら笑いで言う

#呟怖 #返怖 俺は見ちまった。ここのところ続いている変死事件をだ。夜散歩をしていたら、前を歩いていた女がいきなり自分の首を引きちぎりやがった!素手でだぞ?ああ、恐ろしくてその場から逃げ出しちまったが一体誰が信じるって言うんだ?クソっ考えが纏まらない、こんな頭いらねぇや...

「この時間はエレベータが遠隔操作で点検されるから勝手に動いても気にしないでね?」
「はい」
「その間人が乗るの出来るだけ止めてね、点検長引いちゃうから。あとなにか降りてきても声かけないでね。」
「え?」
「降りられなくなるから、君が。わかった?」
「...はい。」 #呟怖

#呟怖 「いてて、ああ、やっちまった。腕が折れてらぁ。でも車に轢かれてこれくらいで済んだのはラッキーか。あ、あんた運転手?頼むよもう。まぁ大した怪我じゃ無いけど警察と救急呼んでくれ。あ、その前に俺の下半身拾ってくれる?」

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