呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

珈琲の臭いと
貴方の匂い

比べるにのには
時間がかかる

細かく刻んで
トイレに流す

さながら私は魔法使い

肩に被さる
後悔は重い

これが全ての答えなんです

貴方が私に言った

『お前は俺を束縛してる』

そんな些細な言葉で

嫌いになった貴方を

ただ、殺してみたの
ただ、それだけなの http://pic.twitter.com/bamouoAxR5

#呟怖

憎んで咲いた
曼珠沙華

殺して枯れた
月下美人

夜になり肺いっぱいに
ため息を吸った

裸足で忍び込むは波の中

広がる星屑の水面を
肩で押し退け進むは海中

これは冷血な
天国への散歩なの

体中の毛穴が悲鳴を
上げているのが分かる

首まで届いた海

おやすみなさい
私のつまらない人生 http://pic.twitter.com/FFC0hTgoEP

#呟怖

これは分かり会えない展開

私の悪戯の心が
貴方を傷つけてしまったとしたら

愛を引き裂けば戻れたの?

床に染みて浮き出る

私の肉塊

寂しさの現れ。
後悔の情愛。

愛してたのなら言葉にしろよ

もう。
もう駄目なの
もう、手遅れないの

諦観の魂の歪みだから

私は、孤独と共に死んだの

お久しぶりです。夢野です。
久しぶりにログインしてみました。

またコツコツと #呟怖 に
挑戦してみようかと思います。

#呟怖

ジャズを片耳で聞いた
六法全書を指先で裂いた
枇榔土を目尻で砕いた
心を両手で握り潰した

私は失恋しました

貴方の見える世界のピントに
私は写っていなかった

大好きだったのに
大嫌いになりました

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

私は私に謝り続け
手首を二つに切り裂いた。

#呟怖

感度

ウサギの自信を
ぶちまけろ

『会いたい』
『寂しい』
『苦しい』
『エキセントリック』
『雨降らば』
『小石』

亀の持論を
ぶちまけろ

『長生き』
『行きたい』
『生きたい』
『ソクラテス』
『空の色に』
『打ち負かされ』
『雑草』

底に広がるは
醜く奪い合う

ゴールテープ

感動

#呟怖

自分の事を“不幸者”と
名付けた貴方

それは違うわ

だって貴方は言うじゃない

『ただいま』

そして私はこう言うの

『おかえり』

貴方の帰りを待つ人がいる

それ以上の幸せは
どこにあるの?

は、表の顔

裏の顔

余所の女に惚れた
貴方は『浮気者』

その女の子宮に
帰ればいいのに

#呟怖

ナイフとか

カッターとか

包丁とか

拳とか

それよりも
どんな事よりも

言葉で傷を付ける方が

傷の跡は残りやすいんだよ

貴方の口から出る言葉

凶器になっていませんか?

#呟怖

神が私に土下座した

瞳に涙を掻き集め

私に向かって土下座した

あの時の過ちは

全て私の責任だから

どうか
頭を上げて下さい

私はズットこれからも

晴れぬ空を
思い浮かべては

生きていくのございます

だからズットこれからも
貴方はズットこれからも

落ち葉の如く歩んで下さい。

#呟怖

闇夜の光はヒシヒシと
僕の五感をムシリ取る

どこまで続くか
聖者の行進

いつの間にか
歩みを忘れ

右往左往と酔いしれば
フワリフワリと空中散歩

現実が『悲しみ』と言うならば

どうか寂れた吟遊詩人よ

しばしの間だけでもいい
僕の腐った涙の余白で

渇ききった声を
潤してはくれまいか

#呟怖

私は月下美人
ここで香る我が誇り

金平糖の甘露求む
まだ知らぬ顔の半兵衛 

百式快楽先手必勝
骨の髄まで溶かして魅せる

カラクリ乙女の四十八手

さぁ酔うなら
酔いが増し

あえぎあえいであげき返して

おいでまし
さようならの繰り返し

浅き夢見し恋人モドキ
幕引きまでは生き絶えないで

#呟怖

愛する貴方へ

私の影は何色ですか?

貴方の唇に重ねた私の
口紅の味を覚えてはおりますか?

私は貴方を今でも
愛しております。

体が朽ち果て
身寄りのない魂ですが

いまでも一途に
貴方を愛しております

なのに貴方と言ったら

新しい口紅の味を
覚えてしまったのですね

呪います

#呟怖

未来と拒絶して
過去と対話する

純白なコーヒーに
船を浮かべて難破する

夢は私選と孤立して
神は私に下さった

考える手を
考える口を
考える子宮を

血で染まる空に弓を沈めて
怒りのボトルに火をつける

お前のイイナリに
なんてなるものか

私は私だけの者であって
私は貴方の物じゃない

#呟怖

本当にあったお話です。

突然、私の目の前に大男が表れたんです。大男は手に鎌を持っていて私に近づき、その鎌を私のお腹めがけて振り落としました。お腹からは大量の血と胎児が流れでて

階段から落ちた妻は、誰かに詫びるように担架の上で、天を仰ぎながら一辺倒に呟き救急車に乗せられた。

#呟怖

よそ見をシテシマッタ

その一瞬の出来事

愛する息子は

肉塊になりました

ゴムの焼ける音と
息子の私を呼ぶ悲鳴が

鼓膜にこびり着きました

これは

息子なのかしら?

目の前が

赤く

頭の中が

白く

私は何度も息子の名前を叫んで

黒い闇へと籠りました

私は死んだも当然です。

#呟怖

私は小説家

名前はまだない

無駄を極めた閑古鳥

インターホンが勝負の記し

原稿を受け取ったコイツの
脳をめがけて振り落とす

コイツを殺した意味は無い

これで作品は完成した

タイトルは『遺書』にしよう

私の作品の中で一番の
ベストセラーになるだろう

さて、と。

私は首を吊った

#呟怖

『呟コラリー』と言う
企画を考えてみました

呟怖の作家さん二人で、呟怖をリレー方式でラリーしあうのです。興奮の脳汁が出ること必須でしょう!(笑)だいたい一人5ラリーくらいで。これもある意味、呟コラでしょうかね?(笑)

どなたか試しに御一緒しませんか?
宜しくお願い致します!(^-^)

#呟怖

母は父を嫌いと言う
父は母を嫌いと言う

二人は私を好きと言う

滑稽な、嘘と真の背比べ

本音を煙草に巻く姿に被さり
包丁のリズムが胃に響く

どっちが好きかと
問う口内は

嘘が舌のヤスリで削られ臭う

この先が

漆で被れる人生ならば

二人は私を選べない

私はどちらも選ばない

#呟怖

私の死に戸惑う貴方へ

賛歌

微笑みをください

この世の最後の花に
水をあげる様な優しさで

眼差しもください

俯きながら泣くよりも
私を見つめて一緒に笑えば
良いじゃない?

私は貴方の側にいるからさ
ねぇ、手をとって踊りましょう

出会った頃の仕草で
優しい世界で舞りましょう

#呟怖

雪解けの腐臭が背骨に鬱を投じ

『小生、蜜にすがりたもう』

吸いませんと煙草を燻らせ

『世が明けちまうよ』と

婆やが目頭曇らせ勇ましく

なるほど現代社会の戯れた疾患

トワイライトは
月の裏の闇を照らす怪獣電灯

死して尚
現世に未練を残すならば
闇夜の間に現世坂



それは

罠。

#呟怖

孤独を肥やした
心の中の猛獣に
三つ葉のサラダを
鱈腹あたえて 悦

愛を紡いで燦々と
繭を潜めて悶々と

右を向かば左がお留守
左を向かば右がお留守

前を向かば心がお留守

母を殺したお前の心臓に
復讐の刃を渡しに参る

絶対に許さないは
問い飽きました

絶対に殺すで
手を打ちましょう

#呟怖

泡が 弾けて

泡となり

露骨に 哀れむ

割れた 絆

泡に 逢わせた

淡い 気持ちは

唾と 合わせた 発泡酒

人に 成りたいと

願う 心は 澱(オリ)の中

母と父の 哀れむ口に
放り込みたい 私の 林檎

舞ってるだけじゃ

駄目だ 殻

貴女の両足くださいな

貴女の血肉を屠りたい

#月が綺麗ですねを1番ホラーに書いた人が優勝

#呟怖

円が割れて 半になり
半が欠けて 椀になる

椀の中に団子を並べ
喜び勇んだ兎の群れが
腹鼓をポンポコポン

母が毎夜、私に
唄ってくれた子守唄

今は私が息子に唄う

息子が、、言った

『月が綺麗ですね』

他人行儀なその瞳は
赤く滲んでいた

#呟怖

春の麗らかな灯火に酔しれ

夏の曖昧な香りに溺愛しながら

秋の虚空に前泊して

冬を心置きなく咀嚼する

そんな結婚生活を
私は夢見ていました

でもどうでしょう?

旦那は私に言いました

『懐かしさに飽きたなら
遥かな富裕を愛していなさい』

こんなのいらない

だから殺すと決めました

#呟怖

自分の言葉に
嘘をつくくらいなら

いっそ業火と踊ればいい

自分の気持ちに
軽率になるくらいなら

いっそ極寒と笑えばいい

骸に魂を
胃袋に安酒を

今の自分に手紙を書いた
恥ずかしながらも結果は白紙

自分の事が好きならば
お座成りに誘う準備はイイかい?

死と私は
合わせ鏡の双子星

#呟怖

『頭の中で声がするんだ』

この患者が当院に入院して
120年が立つ

身体中に管を通された哀れな姿

俺は親父から病院と
この患者を受け継いだ

『ほら、また、声が、吉田洋一の体の中に針が残って..』

病院中のカルテから
吉田洋一の名前を探す

いた!

緊急手術だ

この病院は俺が守るんだ

#呟怖

盗んで 開いて
毛を 売って

盗んで 股 開いて

手を 打って その手を

飢えに

そして老婆は
地面に腰を突き

毛根から引き抜いた
餓鬼を懐に従え

私の体を喰らう

まんまと飯にありついた
その顔は

羅生門で生き急いだ
下人の様で 滑稽

ぁあ この運命

要らざるおえぬが

頼もしい

#呟怖

カタルシスばかりを
語り死んだ貴方の横顔に

心の底からかき集めた
瑠璃色の淡を吐きかけた

『ふざけないで』とは言ったけど
本当にふざけるのは罪じゃない?

私の心は振り子なの
メトロノームなんかじゃない

貴方の体を細かく刻み
便器に全てを落とし終えたとき

ようやく私は涙を流すの

#呟怖

『洗濯しなきゃ』

旦那の汚れた愛の形を

『選択しなきゃ』

彼とのお腹の子供の有無

『回答しなきゃ』

もう旦那を
愛していないと本人へ

『解凍しなきゃ』

彼と暮らしていく
未来の喜びを

『改心しなきゃ』

旦那を殺して
彼を選択した事を

『会心しなきゃ』

彼との此れからの生活を

#呟怖

『私が貴方に

キスをすると

世界が崩壊するのよ』

そう言った君の亡骸に
すがる僕に

君は

どんな言葉を
かけるだろう

涙と嗚咽を
だらしなく
出し続ける僕を

許してくれるだろうか?

僕の涙で濡れた

君の唇に

優しくキスをした

世界なんて崩壊しないさ

だって

君が僕の世界だから

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