呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
「ねえ、何してるの?」

蓑虫姿の童に話し掛けた瞬間、頭上から伸びた木の蔓が少年にとぐろを巻いた。蔓が体中に巻き付く。叫び声をあげる間もなく、少年は木の葉の中へと引き上げられてしまった。

木精……童の亡骸を蓑虫のようにぶら下げ、注意を引いた所で相手を捕食するという…… https://t.co/eR9iAa6DLf

#呟怖
#意味怖
ある日学校から帰った私に、弟のまさるが魔物に取り憑かれた、と母は言って高名な神主にお祓いを依頼した。

数日後、神主の神社に預けたまさるが姿を消した。
必死に説明を求める母に、血に染まる装束姿の神主が言った。

「魔物は去りました……」

#呟怖
貴方はさよならと言っていた。
電話がなると少しだけ期待してしまう。
もうすぐ貴方に会える。

二回目の着信が鳴った。貴方の奥さん、私の友人からだ。
貴方が突然病院に運ばれ死んだと聞かされた。
盛った毒がようやく……。

あちらで先に待ってて、私も直ぐに行くから……ね。 https://t.co/Xc0HpdvGLG

#呟怖
今日も素直になれなかった。次の日もその次の日も、私は素直になれなかった。交番の前に立ち尽くし、暫し考えその場を立ち去る。

漂う死臭。
積まれる四肢。
増え続ける行方不明者。

日々加熱する報道。
それを見て私は恍惚の笑みで今日も呟く。

嗚呼……私だよって、素直に言いたい……。 https://t.co/85AQK1Z9N1

#呟怖
大好きだよ……この世にはもう居ない貴方へ送るはずだった未送信のメール。
夜、ふと思い立ち送信ボタンを押す。

真夜中、目を覚まし通知を知って心躍らせメールを開いた。

──俺もお前が好きだ。だからお前もこっちに来い。

瞬間、鍵を掛けたはずの扉が、ギギィィッと音を立て開いた。 https://t.co/38YzMzAMMU

#呟怖
どけ……大きな顎を開き龍神が唸る。貴様こそ……と大蛇が爛々と色めく眼光を放つ。邪魔な奴らめ……白銀に輝く鱗を靡かせ、水神が水辺から姿を現した。氾濫する川、全てを薙ぎ払う濁流が三次川上から奔流していく。
それは正に、神々しくも己が意志を貫くが如く。 https://t.co/mx8KR6HJfM

#呟怖
妖の疵を治癒する医者がいるという。その噂は千里を駆け、古今東西数多の妖へと知れ渡った。ある晩の事、町民らのおかしな目撃情報か相次いだ。町外れの廃屋の門戸に、魑魅魍魎が列を成していたという……これを見た京の坊主か、後に絵巻を後世に残した。其れこそが、後の【百鬼夜行絵巻】である https://t.co/fhhnOsKUd8

#呟怖
ねえあの家にしようと少女は言った。もう次に住む家を決めたようだ。
今の家はどうするの?と聞くと、飽きちゃった……今夜食べちゃお。まるでお茶でもしようというノリだ。
二百年前、魔女の飼い猫だった私の血を呑んだ少女は、今なお当時の美しさのまま、私と共に旅をしている。これからも… https://t.co/R3K7hWQErJ

#呟怖
#短歌
うつし世の

白無垢姿

獣道

狐火灯す

人か妖しか……。 https://t.co/JoWUE34R1P

#呟怖
#妖怪
【妖怪物欲センサー】
あと一つ……そう思い既に六時間。
時刻は午前四時、明日も学校だと言うのに俺は一体何を。
溜息をつき目の前のゲーム画面を睨みつける。今度こそ……敵を倒し報酬を確認するが欲しい物はやはり出ない。
「えっ?」
一瞬、画面にニヤリと嗤う少女の顔が映った。 https://t.co/MzIfrx0LSn

#呟怖
#妖怪
【妖怪片一方】
靴下がない……いや、正確にはもう片方がない。探せど探せど見つからない。何処にいった?そう思った時だ。
「はい」
背後の声に振り向くと、探していた靴下が畳の上に転がっていた。
瞬間、何処からともなく、
「クスクス……」
と囁くような少女の笑い声が響く。 https://t.co/mJguQPHimr

#呟怖
#妖怪
【妖怪宿題やったの】
「宿題やったの!」
部屋でゲームをしていると隣の部屋から母の怒鳴り声。
「今からやるとこ!」
怒鳴り返し、なくなくゲームを切った。
「ただいまあ」
玄関から母の声。
「えっ?」
玄関に向かうと、帰って来たばかりの母と目が合った。 https://t.co/mJguQPHimr

おぉ、過去の #呟怖 妖怪が成就されとる……これはもう便乗するしかない……。 https://t.co/cnRvJDI048

#呟怖
#人形医
俺は人形医。人形に命を吹き込み生かすも殺すも自在に操る…だったはずが。
「お兄ちゃん今日の晩御飯、そこの雌猫の開きになりそうだけどいいかな?」
新しく雇った助手の女を紹介するとこの始末。
「あの…この人形は貴方が?」
「いかにも…」
「なぜ妹キャラなのですか?」
「…」 https://t.co/9bfRXu07kS

#呟怖
これは人の形をしたナニカだ、そう言って友人は男に馬乗りになり刃物を振りかざした。惨殺ショーの幕開け。男は殺人、強姦、詐欺と罪に罪を重ねた男。死んで当然の屑だが…「さて次は誰を殺る?もうこの際だから誰でもいいけどな…」そう言った友人の目は血走り、もはや人の形をしたナニカだった https://t.co/oYkJOuKCqr

#妖怪の日
#世界猫の日
#呟怖
「日ノ国世直りええじゃないか豊年踊りはおめでたい!」
京の都下で、世直しを訴える集団が踊り出した。
見る者も釣られるように踊り出す。困り果てた役人を他所に、一人の坊主が現れ声を張り上げた。
「正体を見せよ!」
瞬間、踊っていた民衆が一瞬で猫の姿へと変わった https://t.co/rLmv8OYlWT

#呟怖
ダサ子さん、学校で流行っている幽霊らしく娘が絵を描いてくれた。次の日、娘が血相を変えて家に帰ってきた。どうしたのと聞くと、ダサ子さんに昨日の絵を見せたら追いかけて来たという。「顔が怖いから可愛く描いてあげたのに…」玄関から大きな音がした。磨りガラスに、血だらけの女の顔が… https://t.co/nZmtoXIAoc

#呟怖
#朗読
久々に冬うさが読んでくれました。
結構これお気に入りだったんです。
良けれぼお聴き下さい。
イラスト※@nonokue_no_e 様

小説本編は此方↓↓↓
『死神~御後が宜しいようで』https://t.co/0WWh0zKMWq https://t.co/2Z0emLrACD https://t.co/l54L9MlBeC

#呟怖
#花の日
沼地一体に咲き誇る蓮の花。何故こんなに蓮の花が?気になり現地の人に聞いてみると、ここは昔人喰い沼と呼ばれ数多くの人が亡くなったそうだ。以来、ここで誰かが亡くなると蓮が一輪、また一輪と増えていった。花言葉は、救って下さい。助けを呼ぶ花は、これからも増え続けるのだろうか https://t.co/HdjEKGttE1

#呟怖
#花の日
私の人生は常に順調だった。邪魔な同僚、上司、気に食わない友人等が、相次いで不幸に見舞われいなくなる。
ただ、一つだけ気になる事がある。毎月差出人不明の人物から花が送られてくるのだ。夏水仙という綺麗な花だ。気になって花言葉を調べてみると……あなたの為に何でもします。 https://t.co/PMyv5SnvQa

#呟怖
#花の日
平日昼間の商店街、突如街中で悲鳴が上がった。血だらけになって地面に突っ伏す女性。逃げ惑う人々、日常が非日常へと変わる。血の海に立ち尽くす一人の少女、片手に血濡れの包丁を持ち、もう片方には花を一輪携えていた。花の名は撫子。純粋な殺意だと、後に彼女は供述している。 https://t.co/X2pRPbfaR5

#呟怖
#花の日
彼女は向日葵の様な子だった。燦々と輝くその笑顔に誰もが励まされた。然しそんな彼女が何者かに殺された。犯人は見つかっていない。葬儀に大勢の人が駆け付け、最後に彼女の妹が手を合わせた時だった。飾ってあった向日葵が突然鮮血を浴びた様に赤く染った。翌日、その妹が逮捕された。 https://t.co/4QEtE96H5R

#呟怖
離れて暮らす父からおかしな手紙が届いた。【母さんは俺の言う事を全くきかない、お前には悪いがもうこれしか方法がない】急いで家に帰ると、ニタニタと不気味な笑みで笑う父に「母さんだよ」と一枚の絵画を見せられた。私は驚愕し目を見開く。母に似た絵の中の女性の頬に、一筋の涙が流れたのだ https://t.co/jb1aJv2PtY

#呟怖
赤い橋…通話でそう言い残し妻は消えた。この辺りに橋など幾らでもある。警察は当てにならない。俺は独自に妻を探しに車を走らせた。手当たり次第に橋を通っている最中、突然車が悲鳴を上げ川底へと落ちてしまった。薄れる意識の中、川底に沈む雅な赤い橋と此方に手招きする骸骨達の群れが見えた https://t.co/1nDqDYrDpo

#呟怖
御盆の昼間、草むらで遊んでいると突然頬を撫でられた。懐かしい匂いと感触。間違いない、亡くなった母の手だ。その夜、家に帰り床に就くと、戸から「開けとくれ…」と女のか細い声が聞こえた。母だ、私は急いで戸を開けた。
耳まで裂けた真っ赤な口でニタリと笑う、知らない女が立っていた。 https://t.co/aNTzpZFOKO

#呟怖
とある有名画家の、亡くなった娘が描いたという代物。ではその画家は?と尋ねると、行方不明だという。
ただ、この画を部屋に飾ると時折話し声や物音が聞こえてくるらしい。
ガチャガチャとドアノブを回す音や、出してくれと言う男の叫び声、そして「ずっと一緒だよ」と、囁く少女の声が……。 https://t.co/YPnUdRMPES

#呟怖
瑕疵物件とは聞かされていた。入居三日目にして深夜、突然壁から現れた女の幽霊に驚愕し俺は部屋を飛び出した。すると隣の部屋からも凄い物音がし青ざめた顔の女性が部屋から出てきた。確か同じくらいに引っ越してきた人。「出ましたか?」そう聞くと女性は頷いた。これが今の妻との馴れ初め話。 https://t.co/s9DJ0SaoZI

#呟怖 花なんか別に好きじゃなかった。貴方が生前にくれた名も知らぬ花。もう見る影も無く枯れ果ててしまった。一思いに捨てようと手に取ると、花は突然息を吹き返したように芽吹いていた。「ずるいよ…こんな事されたら捨てれないじゃん」持っていた飲み物を口に含む。炭酸の強いラムネは涙の味がした https://t.co/AxPt5fVvhv

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