呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
電車に乗っていると男が叫んでいた
「窓に変な老婆がいる!」
如何やら頭のおかしい奴らしい
嫌な奴と乗り合わせてしまった、そう思っていたら
「本当だ!」「何あれ!」皆が口々に叫ぶ
あらためて窓を見ても
そこには何もなく
のどかな風景が広がるばかりだった https://t.co/lN9UwiVzGF

#呟怖
「本当はこんな事するつもりじゃなかったんだ」男は泣きながら女の首を絞め、殺し、埋めた
だが女は次の日何事も無かったかのように椅子に座りほほ笑んでいる
「もしかして許してくれるのか」男が言うと
そっと男の首に手を廻し言った
『許 す わ け 無 い だ ろ 』

と、言うお話です https://t.co/MKQkdVh85v

#呟怖
ー 殺した獲物は全部残らず瓶に詰めた
男は被害者の場所を聞かれそう答えた
被害者の数は一人二人ではない、まして男の言った瓶は酷く小さく入る筈など有るわけがなかった
果たして
見識の調べでは
男の証言通りであった https://t.co/cocvOd8gmv

#呟怖
イベント用のお菓子の家
小さく見えるが、だが実はかなりの大きさがあるのは造った私が一番よく知っている
私はもう一度スタッフに聞いた
「本当に頭に3本の毛が生えた生き物が、二口で食べたんだな?」 https://t.co/0lbUeUrWkS

#呟怖
八尺様が得物を求めていつもの様に彷徨っていると見慣れない生き物を見つけた
『あら貴方見かけない子ね』「おいらキムジナーっていうんだ、毎日此処にいるよ」『あらそうなの』「うん、時間に正確なんだキマジメ―なの」
次の日キムジナーの姿は其処には無く
八尺様の服は真っ赤になっていた https://t.co/6geWdlWwo6

#呟怖
タイトル『種も仕掛けもございません』
ー 16年前の6月2日覚えてるか? お前のせいで父さんと母さんが自殺した日だよ
マジシャンがそう俺の耳元で囁き
同時に
ギロチンの刃が落ちてきた https://t.co/jHpm7k0dbU

#呟怖
ー 裏の山田さんの所のたまゑさんが亡くなったから迎えに行くニャ
列の先頭の猫が言った
何しに行くのかと付いていくと『たまゑさん』と先頭の猫が呼ぶと棺桶から猫がぴょんと出てきた
家の人間達は誰も気が付かぬ様子であったが果たしてその後葬儀はどうなったのか?
私には知る術はなかった https://t.co/kKAkm37tOj

#呟怖
代々受け継がれて来たという箱を母から受け取った
箱を開けると中からギョロりとした目玉が私を睨んできたので思わず悲鳴をあげてしまった
「箱入り娘なのよ」
母は少し白く濁った目を細目
笑った https://t.co/woLOfg1Cnd

#呟怖
海岸で見つけたよくわからない生き物の骨
大学に持っていきよく調べてみようと思って持ち帰ったらそれを見たお袋が泣きだした
『お父さん! こんな姿になって……!』
どうやらいなくなった俺の爺ちゃんらしい
3年ぶりの親子の再会に
俺も
知らず知らず
涙が出た https://t.co/dQSiUT1GAt

#呟怖
注文が難しいといわれる拉麺屋に入った
取り合えず周りの様子を伺うと
注文の仕方が『足』『右目』と聞いた事も無い事を言っている
取り合えず『隣の客と同じで』と言うと親父が
「初見さんは全まし禁止です」と不愛想に言って来た
今考えてもアレは本当に拉麺屋だったんだろうか…… https://t.co/ZNG9WZq0UR

#呟怖
ー 私、二口女なの
結婚したその日に妻が唐突にそう言った
ー 何でもふたくちで食べちゃうの
ああそう言う意味か、と、安心した俺の目の前で彼女は後頭部の口を開いた
ー 大丈夫よ、貴方は不味そうだもの
そう言って二つの口が笑う https://t.co/gl6SdhiD7X

#呟怖
爺ちゃんが夢の中に出ると父さんが言った
「俺の祖父も言っていたが、死んだ親父が夢に出て『地中を這うのは辛いからかわってくれ』と言ってくる」
僕の父さんは『俺が死んでもお前にはそんな事言わないから安心しろ』と誓ってくれた
父さんが夢に出てきたのは
死んで2日目の事だった https://t.co/6XGLXYWb43

#呟怖
もう取り壊されるのを待つばかりの古いビル
電気も通って無い為に夜になると真っ暗なのだが、そんなビルに時折人が入っていくのを見かける
肝試しかとも思ったがどうやらそれも違うらしい
なぜなら
俺の両親が真っ黒な袋を持って時折入っていくのを何度も見かけるから…… https://t.co/ZiBCW7qTMU

#呟怖
病室を抜け出しこっそりと煙草を吸っていると先客がいた「ああ、貴方もですか?」私が聞くと彼は”どうせ短い希望ですから”と自嘲気味に笑う
ドキッとすると彼の姿は煙のように消え、跡には燃えさしのマッチと『ショートホープ』が落ちていた
その男が既に亡くなっていた事を後から知った https://t.co/SiA3vNXu9P

#呟怖
公園にある何の変哲もないすべり台
すべり台には『天に昇る気持ちです』と書かれ
すぐ傍の木の枝には
ロープがぶら下がっている…… https://t.co/VsqQJkG9N9

#呟怖
親友達と森の奥で怪しげな儀式を目撃してしまった
儀式をしている連中にバレないように逃げないと!
A(親父の顔を見られたかもしれないこいつらどこかで始末しないと…)
B(やばい、ココに埋めた死体がバレるかもしれない…)
C(神聖な森を荒らす彼奴等もこいつらも始末しないと…) https://t.co/XAZLAJ4ysz

#呟怖
夕暮れに、楽しく踊る、影法師
元の子達は、すでに無いのに https://t.co/ELGZvZzgcl

#呟怖
かくれんぼをしていた時、トシ君が車に跳ねられ公園には『トシ君の幽霊』が出ると噂になった
「見ぃつけた!」僕が叫ぶと,ミツケテクレテアリガトウと言う声が聞こえた
あのときの事を心残りに思っていたお爺ちゃんの声だ
これで成仏してまたトシ君達と遊んでいる事だろう
ー みぃつけた! https://t.co/xTDQ1XJdCt

#呟怖
延々と続く長い廊下を唯々ひたすら歩いていた
終わりは全く見えない
ー お客さん、こんな所で寝てたら風邪ひきますよ
急に声をかけられてふと目を開けると見慣れた駅員の顔
そうか、俺は寝てたのか
お礼を言おうと顔を上げたら其処にあの駅員の姿は無く
ただ
長い廊下だけがあった https://t.co/8c7sWMOXiK

#呟怖
ー で、これがその時に死神に見せられた件の蝋燭だ
「うっそだー」
そう私が言うと
ー いやいや嘘じゃない
そう言うと男は
フッと
消え
跡には蝋燭が残った https://t.co/6fpsePLPLx

#呟怖
ー なあ、例の公園の蛇口捻るとうどんが出るって知ってる?
「ああ、聞いた事ある」
ー あれ本当なんだぜ
友人に言われてくだんの場所の蛇口をひねると白い蛇が大漁に出てくる、そこで俺は友人の言葉を思い出した
ー いや、本当、美味かった https://t.co/oalBHFsfm7

#呟怖
江戸の中頃から明治にかけて女が門前に立ちケラケラと笑い声を立てるのは『凶兆』と云われ地方によっては夜中笑うのを忌事としたと云う
笑い声をあげる着物を着た女と、泣き声を上げるボロボロの服を着た女が玄関口に立つ家を見つけた
言い伝えが真なら
あの家はどんな業があるのだろう…… https://t.co/f8ycAEObwV

#呟怖
「私達あの世でも一緒になりましょうね」
ー 勿論だよ
計画通り女だけあの世に行った
片方だけ上がる煙突の煙を見ながら男はほくそ笑む
ー 心中で片割れが生き残るなんてよくある話だ
数日後の14時
もう片方の煙突からも
キチンと煙が上がった https://t.co/w1RsiFFow3

#呟怖
人気のない海岸で組手をしている人がいて『見慣れない人達だなぁ』と思って見ていたら組み手をしていたそのうちの一人と目が合った、その瞬間全員が凄い勢いで追いかけてきた
ー 命からがら逃げだしたけど捕まったらワシも…
祖父が訥々と語るその時
ミサイルが飛んできたニュースが放送された https://t.co/3e9Fn6poZY

#呟怖
思春期にありがちな事として『自分は人と違うのではないか?』と思い込む事が有る
だが往々にして人は皆成長過程で他者と同じだと気が付いていく物だ
だからきっと
血の海でハサミを持って佇む僕も
皆と同じなのだろう
と、言うお話です https://t.co/uMPSAslI3Q

#呟怖
生前葬を起った
見た事もない『友人』までやって来て空の棺に取りすがって泣いてる
ああ、こんなにも沢山の人が泣いてくれるのだなあと思っていたら急に胸が苦しくなり私はその場に倒れてしまった

葬儀は淡々と行われ
泣くものはいなかった https://t.co/bIH6EzXWLQ

#呟怖
ああ、あのウミガメは私なのだろう
群れからはぐれ、ただ一人生きる私と
私はウミガメを持ち帰るとパセリと一緒に煮込んだ
私のようだと感じたウミガメの味は
弟と同じ味だった https://t.co/d0VxzL0LZw

#呟怖
「右の道に進むといいわ」
左の少女が言う
「左の道に進むといいわ」
右の少女が言う
右にも左にも道はない
少女の奥の扉を目指し進む
扉に手をかけ開いた瞬間
『どこにもお前の道はないんだよ』
少女の声が同時に聞こえた https://t.co/mNYfntppPf

#呟怖
『呪われた肖像画』として有名な絵を鑑賞した
言われているような事もなく特にどうという事が無い絵だった
ただ
画家の話によると
3人の娘は皆
もう亡くなっているらしい https://t.co/N8pxYlGLW1

#呟怖
昔、椿の花はポトリと落ちる所から首が落ちる様で縁起が悪いと言われていた
その為にここは通称『屍の道』と言われている
椿の花がおちる度に事故で人が死ぬが
現在までに特に何かの謂れは無く
関連は
未だに不明だ https://t.co/aEkSGEp7G1

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