祖父は厳しく、幼い頃はよく叱られた
『甘ったれるんじゃない。』
ガキのように
泣きながらその背中を追った
『お前にはまだ、責任がある。』
あの人はそう言い、霧の立つ川の向こう側へと消えた
目を覚ますと、真っ白の天井
隣には俺の手を握る妻と娘
また叱られちまったな
じいちゃん
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