あの子は朧な影の様に、消え入りそうな佇まいでいつも電車に乗っている。地下鉄の窓は鏡のようで、僕はその四角く切り取られた景色の中を、絵を眺めるようにじっと見た。彼女は座らず、吊革さえ使わずただ虚空を見つめる。鏡越しに合いそうになる視線を逸らすと、車内には僕以外誰も居なかった。#呟怖
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